天念少女~スタート~

イヲイ

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前章

プロローグ

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~プロローグ~

 「…助けたかった」
 ――助けるから、だなんて自分に言い聞かせていたのに。
 ――そんなの、結局無理じゃないか。そうわかっていても、信じて頑張ったのに。

 「あーあ」

 ――ふと、声が聞こえた。
 ――その声は、エコーのように響く。
 ――耳には入るのに、頭には入らない。
 ――それでも口から音は飛び出る。
 ――やがて声は笑い声に代わり、それはやがて嘲笑のように聞こえる。

 「ようこそ――ガーディアン」

 ――そう言って、×××は笑った…

 ――視界が揺れる。
 ――涙のままに、笑顔を見せたからだ。
 ――それで良い。
 ――視界を揺らせ。思考を揺らせ。常識を揺らせ。ヒトを揺らせ。

 ――正しいを、揺らせ…
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