弟に執着する兄の話  ─執愛─

おーらぴんく

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快楽の糸 4

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 からみついていた掌は陰茎をゆるゆるとしごくと、先端からこぼれた蜜をすくいとり、そのまま前から双丘にまわされ、秘裂にはわされた。


「あっ!······ゃぁ······」


 まだ硬く閉じている場所をかたい指でなでられれる。

 入口をぬめりのある指で刺激されると、神経のあつまった場所はしだいにほころび、指一本をたやすくのみこんだ。


「ぁ·····ぁ······ゃ、ぁ······」

「───まだ、痛いか?」


 指を挿入されながらの質問に、悠はふるふると頭をふったが、いまは異物感だけだった。

 それでもぎゅっと映人にしがみついていたが、映人は確認するために悠の躰をひきはがし、ベットにおしつけるとズボンを下着ごと引きおろしてしまった。


「やっ!」


 中途半端にひきおろされ、完全に勃起している陰茎を兄に視られているはずかしさで、悠はぎゅっと眼をとじる。

 ぐっと膝をおられ両手で双丘をわりひらかれると、秘めた部分を検分された。


「無理矢理ひっぱったのか?───慎重に抜かないと駄目だと言っただろう····」


 眉をひそめながら映人が言おうとしているのは、金曜日のアナルプラグの件だ。

 このまえ視たときと変わっておらず、内奥の入口は少し腫れているようだった。


 自分でも見たことない場所を、真面目な顔で視られて検分されてしまうのは、悠にとってとんでもなく恥ずかしい行為だった。

 眼をそらし、ひたすらその目線に耐える。


「あ! ───やめっ·····」 


 いきなり濡れた感触の舌に動揺したが、映人にくぎをさされた。


「····透子さん、まだ居るぞ───声はひかえたほうがいいかもな·····」


 ひそめた声色でそういって、映人はふたたび秘裂に舌をはわせ、つつましい襞をほぐすようにたっぷりと唾液をおくりこんだ。

 舌先の感触にもれてしまう声を、自分のてのひらでおおい必死におさえこみ、くぐもったきれぎれの吐息がもれる。


 ぴちゃぴちゃと濡れた音がひびき、ときおり舌をさしいれられると、かすれた悲鳴のような声がもれたが、苦痛をともなうものではなかった。

 じんわりと、腰に甘ったるい痺れがひろがり、この行為に少し慣れてしまっている自分に驚愕してしまう。


 映人の舌は指ほど堅くなく、ふしぎな弾力があり、襞をくつろげるように内奥に抽挿ちゅうそうされると細腰がゆれた。


「······ふ·····ぁ·····っ······ゃ、だ·····」


 それでも口をついてしまうのは、拒否の言葉だが、反応してしまう自身の躰にたいしてだった。

 映人に隠すことができない陰茎は隆起し、ふるふるとふるえ先端から蜜をこぼす。


 如実に快楽をしめしてしまい、あさましい自身の反応にどうしてよいかわからなかった。


「痛いことはしない───悠、ココの感覚だけおってみろ」


 だっぷりと唾液をおくりこまれ、しだいにほころんだ蕾に指を一本挿入されると、異物感はあったが、痛みをともなうものではなかった。

 映人はひっかかっていた片側の綿のズボンを、片方だけ下着ごとはずしてしまうと、よりいっそう悠の姿を堪能することができた。


 うすいくさむらに、けなげに勃起したほそみの陰茎。

 まだ使いこまれていない悠のものは薄桃色で、映人は無意識に唇を舐めた。

────────────────────────────────────────
まだエロ続きます(^_^;) 映人の本格的な教育はこれからになります。
更新は一週間後くらいになります。
お気に入り登録等、よろしくお願い致しますm(_ _)m
とても、とても、励みになります(*^^*)


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