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「───っ、あ!」
ゆるりと腰を動かし、まだ自分は達していないということを主張すると、悠の瞳に怯えの光が宿った。
頭を振り、両手を映人のシャツにあて拒絶の意味で離れてほしいと訴えたが、なぜか内部の逞しさが増したような気がした。
こんな弱々しい抵抗など、映人にとっては最上の媚態。
ほんのり赤くなった上気した肌と、涙がこぼれそうな潤んだ瞳。
ベッドの上で益々可愛くなる悠に、映人の理性が飛んでいた。
悠の右脚を腕から下ろしてしまうと、左脚だけを深く折り重いひと突きを叩きつけた。
「ひっ!」
「─── あぁ、挿った」
正常位ではなかなか侵入できない深い場所。
躰の構造をよく知っている映人は、この体位がより一番奥に挿れることができる。
さんざん吐精した悠の躰は弛緩しきっており、簡単に受け入れてしまったが、呼吸をとめ唇はあまりの衝撃で開いたままだった。
腰を捕まれ身動きができないまま、腕だけで暴れ映人のシャツを掴む。
激しく頭を振り、声は鳴き声に変わっていた。
「いやっ!── これ、やだぁっ! ゆるしっ」
暴れようとしてもがっちり左脚を掴まれ、腰を小刻みに揺らされる。
そうすると酷く敏感な場所に映人のものが侵入し、狭いなかを穿つたびに悠がのたうった。
「ああっ!───あんっ───だめっ!」
もはや半狂乱といってもいい反応で、浅い呼吸を繰り返した悠は涙と唾液にまみれた顔で映人に許しを乞う。
「おかしく、なるっ!── か、らぁっ!」
「そんなこと言っても、お前のココ、俺にちゅうちゅう吸い付いている─── あぁ、最高だ」
わざといやらしい言葉でなぶりながら腰を入れると、そのたびに細い脚がゆれる。
悠にとってここまでくると、もはや拷問に近かった。
目の焦点は合わなくなり、映人が抽挿するたびにすすり泣くような声を漏らしていたが、ときおり艶めいた声をあげる。
苦しいはずなのに、最奥まで侵されるこの充足感に似た感覚は言葉では表現できない。
「や─── なんか、くるっ! 離しっ!」
切羽詰まった悠の声に、映人は艶めいた声でうながした。
好きな時に達して良いと言うと、再度悠の左脚を深くおり躰を密着させる。
ぷくりと勃っている悠の胸の飾りをひと舐めすると、きつめに歯を立てた。
それがスイッチになったのか、悠の内部が連動するように映人をしめつけ、ひときわ高い声をあげた。
「あ、ああっ!」
陰茎から透明な液体をまきちらし、凄まじい快感に身をゆだねひきつったような痙攣を繰り返すと、腹のなかで熱い奔流を叩きつけられる。
じわりと浸透する映人の熱に、もう一度身震いしていた。
指一本動かす気力もなくベッドに沈んだ悠は蕩けた瞳を一度閉じたが、はっとして身を起こした。
度重なる吐精と最奥をこじ開けられた荒淫で全身がきしんだが、先程自分が放ったものは、どう考えても精ではなかった事実に困惑し、上半身を起こすとやっと映人が腰を引いた。
ずるりと内部から抜かれる感覚に眉を寄せたが、粗相してしまったことに恥ずかしさと、映人をを汚してしまったことに消えてしまいたい心境になる。
いくら乱暴ともいえるセックスをされたといっても、それとこれとは別だ。
「ごめっ·········なさい、出·······ちゃ·········」
悠の言っている意味を正確に理解した映人は、消え入りような声に口角を上げた。
「あぁ、あれか───安心しろ。漏らしたんじゃない─── 潮だ」
「し···········お?」
吐精とはまったく違う、凄まじい快感だった。
それに内部だけでイく時とも違う、言葉に言い表せない深い悦楽。
ぐちゃぐちゃになって何も考えられなくなり、何を口走ったのかもぼんやりとしていた。
ただ、とんでもなく淫らなことを口にしていたような気もするが、映人は悠の髪を撫でながらとどめの一言をはなった。
「良かったな─── これで、コンプリートだ」
言われた意味に悠の全身が羞恥で赤くなり、ふるふると震えると感情の赴くままに怒鳴っていた。
「しらないっ!───ばかっ!」
部屋を出てしまいたかったが、脚に力が入らない悠はベッドから降りようとして床に座り込んでしまった。
珍しく声をだして笑う映人の声が部屋に響いていた。
END
────────────────────────────────────────
映×悠バージョンはこれで一応は完結ですが、残るは伊織×桃里。こちらもお仕置きになりそうです(^-^; ········すきだなぁ、と思いつつも桃里くんは生半可なエッチでは通用しないので、3P挑戦予定です。
ほぼ構想は練ってますが、まだ手をつけていないので、読んでくださる方、しばしお待ちくださいm(_ _)m
ゆるりと腰を動かし、まだ自分は達していないということを主張すると、悠の瞳に怯えの光が宿った。
頭を振り、両手を映人のシャツにあて拒絶の意味で離れてほしいと訴えたが、なぜか内部の逞しさが増したような気がした。
こんな弱々しい抵抗など、映人にとっては最上の媚態。
ほんのり赤くなった上気した肌と、涙がこぼれそうな潤んだ瞳。
ベッドの上で益々可愛くなる悠に、映人の理性が飛んでいた。
悠の右脚を腕から下ろしてしまうと、左脚だけを深く折り重いひと突きを叩きつけた。
「ひっ!」
「─── あぁ、挿った」
正常位ではなかなか侵入できない深い場所。
躰の構造をよく知っている映人は、この体位がより一番奥に挿れることができる。
さんざん吐精した悠の躰は弛緩しきっており、簡単に受け入れてしまったが、呼吸をとめ唇はあまりの衝撃で開いたままだった。
腰を捕まれ身動きができないまま、腕だけで暴れ映人のシャツを掴む。
激しく頭を振り、声は鳴き声に変わっていた。
「いやっ!── これ、やだぁっ! ゆるしっ」
暴れようとしてもがっちり左脚を掴まれ、腰を小刻みに揺らされる。
そうすると酷く敏感な場所に映人のものが侵入し、狭いなかを穿つたびに悠がのたうった。
「ああっ!───あんっ───だめっ!」
もはや半狂乱といってもいい反応で、浅い呼吸を繰り返した悠は涙と唾液にまみれた顔で映人に許しを乞う。
「おかしく、なるっ!── か、らぁっ!」
「そんなこと言っても、お前のココ、俺にちゅうちゅう吸い付いている─── あぁ、最高だ」
わざといやらしい言葉でなぶりながら腰を入れると、そのたびに細い脚がゆれる。
悠にとってここまでくると、もはや拷問に近かった。
目の焦点は合わなくなり、映人が抽挿するたびにすすり泣くような声を漏らしていたが、ときおり艶めいた声をあげる。
苦しいはずなのに、最奥まで侵されるこの充足感に似た感覚は言葉では表現できない。
「や─── なんか、くるっ! 離しっ!」
切羽詰まった悠の声に、映人は艶めいた声でうながした。
好きな時に達して良いと言うと、再度悠の左脚を深くおり躰を密着させる。
ぷくりと勃っている悠の胸の飾りをひと舐めすると、きつめに歯を立てた。
それがスイッチになったのか、悠の内部が連動するように映人をしめつけ、ひときわ高い声をあげた。
「あ、ああっ!」
陰茎から透明な液体をまきちらし、凄まじい快感に身をゆだねひきつったような痙攣を繰り返すと、腹のなかで熱い奔流を叩きつけられる。
じわりと浸透する映人の熱に、もう一度身震いしていた。
指一本動かす気力もなくベッドに沈んだ悠は蕩けた瞳を一度閉じたが、はっとして身を起こした。
度重なる吐精と最奥をこじ開けられた荒淫で全身がきしんだが、先程自分が放ったものは、どう考えても精ではなかった事実に困惑し、上半身を起こすとやっと映人が腰を引いた。
ずるりと内部から抜かれる感覚に眉を寄せたが、粗相してしまったことに恥ずかしさと、映人をを汚してしまったことに消えてしまいたい心境になる。
いくら乱暴ともいえるセックスをされたといっても、それとこれとは別だ。
「ごめっ·········なさい、出·······ちゃ·········」
悠の言っている意味を正確に理解した映人は、消え入りような声に口角を上げた。
「あぁ、あれか───安心しろ。漏らしたんじゃない─── 潮だ」
「し···········お?」
吐精とはまったく違う、凄まじい快感だった。
それに内部だけでイく時とも違う、言葉に言い表せない深い悦楽。
ぐちゃぐちゃになって何も考えられなくなり、何を口走ったのかもぼんやりとしていた。
ただ、とんでもなく淫らなことを口にしていたような気もするが、映人は悠の髪を撫でながらとどめの一言をはなった。
「良かったな─── これで、コンプリートだ」
言われた意味に悠の全身が羞恥で赤くなり、ふるふると震えると感情の赴くままに怒鳴っていた。
「しらないっ!───ばかっ!」
部屋を出てしまいたかったが、脚に力が入らない悠はベッドから降りようとして床に座り込んでしまった。
珍しく声をだして笑う映人の声が部屋に響いていた。
END
────────────────────────────────────────
映×悠バージョンはこれで一応は完結ですが、残るは伊織×桃里。こちらもお仕置きになりそうです(^-^; ········すきだなぁ、と思いつつも桃里くんは生半可なエッチでは通用しないので、3P挑戦予定です。
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