18 / 185
第二章「海神懐潮風(わだつみなつのしおかぜ)」
【魂魄・壱】『輝く夜に月を見た』17話「晴明の孫」
しおりを挟む
少年はボンヤリと海を見つめていた。
傍らには使い古した釣り竿と篭がある。その篭の中は彼の釣った魚で一杯だった。
近くを通りかかった猫がニャアと物欲しそうに見ているので彼は小さな一匹を指でつまみあげて投げてあげた。猫は勢いよく魚を咥えると嬉しそうに走り去っていく。
「ハァ……」と深く溜息をつき少年は再び水面を見つめる。
(どうしてボクは釣りなんかがうまいのだろう……)
小さな頃、少年は釣りが大好きだった。よく釣り竿を持っては川や海に出かけた。針を水面に投げると面白いほど魚が釣れるのだ。周囲が釣れなくても彼だけはいつも入れ食い状態。
そんな大好きだった釣りも今では……キライだ。
(釣りだけうまくても……お祖父さんのようにはなれない)
高い壁。理想。生まれた時から多くの人々が少年に彼の祖父を重ねて期待したが、彼にそれだけの実力がないことを知ると落胆し掌を返して離れていった。
本来であれば恙なく継承できたはずの祖父の名も受け継げず、祖父が創始し統括した軍部は分割され、一つは断絶しもう一方は見ず知らずの者が総長になったという。
そして、いつの間にか祖父の名前の一部を譲り受けた「ハル」という名前さえキライになっていたのだった。
(朝廷を追い出されてもう何年経つだろう……)
茫然と考える。天才と謳われた祖父とは似ても似つかず雲泥の差があると発覚したとき、皇子の落胆ぶりといったらなかった。
貴武の逆鱗に触れて処刑されなかったのは奇跡と言える。ハルは都を追放されたあとは目立たぬように小さな海辺の村でひっそりと暮らし始めた。
幸か不幸か、魚だけは容易に釣れるので自分の食べるもの以外は村人に売って生計を立てていたが、高貴な都育ちであることへのささやかな執着と偉大な祖父との差が彼から自信を奪うには充分だった。
(このままこの村で質素な生活をして一生を終えるのかな……それもいいかもしれない)
いっそ、このまま海に身を投げてしまえば楽かもと思った。しばらく水面を見てからフフッと自虐的に笑いユックリと立ち上がる。
(自分の命をムダにするなんてバカらしいよね……さてっ、そろそろ夕飯の支度でも)
「ちょっと待ちなさいっ」
「……え」
――バシャァァアン
大きな音と水飛沫を上げてハルは豪快に海に飛び込んだ。いや、飛び込んだのではなく何者かによって突き落とされたのだった。
「ガブガブガブ……」
溺れた。それも思いっきり。
体が鉛のように重くなって海に沈む。吸い込まれる。ハルはカナヅチなのだ。魚を釣ることは天才的に上手いけれど泳ぐのは……天才的に下手だった。足掻いて藻掻くほど水が肺の中に流れ込む。
(もう、このまま死んでしまうのかな……)
一瞬頭の中に絶望的な考えがよぎり目の前が白くぼやけてお花畑が見えてくる。
「これは大変だ……秘儀犬かきッ、とうッ」と最後に聞こえたのは中性的な男性の半獣が放つ声だった。
(……う、うん?)
次にハルが聞いたのは「シッカリシロ」「大丈夫ですか」と心配する男女の声だ。胸を強く押される度に肺に溜まった水がピューッと口から噴き出す。次第に目の前を塞いだ霧のようなものが薄れて視界が鮮明になる。
「ゲホッゴホッ……うぅ」
「キガツイタネッ」
「良かったですっ」
仰向けのハルを見下ろす大きな男と女性。二人は大きな布を被っていたが隙間から見える青い瞳はカッと大きく見開かれ、心配そうに覗き込んでいた。
ハルが弱々しく「だ、大丈夫……」というと、明らかに怪しい彼らは手を叩いて喜んだ。
ボーっとした意識が次第に鮮明になる。すると、この二人と少し離れたところで半獣が衣服を絞り「良かったですね。私の犬かきのお陰です」と麗しく微笑んでいるのが見えた。
彼の耳には動物のような耳が二つあり尻尾も嬉しそうに左右に揺れていた。犬のようにブルブルと震えるとその長く美しい銀髪が海風に靡いた。
「あなたは半獣……それに異人?」
「コノコ イジン シッテルッ」
「鬼だとは思わないんですね?」
「私の名前はフサ。この二人はシュテルンとイヴァーキです」
「僕は……ハルと言います」
ハルは自分の小屋で濡れた体を乾かそうと彼らを招き入れ囲炉裏に火を焚べた。ちょうど食事時だったので日中に釣り上げた魚を串に刺して塩をふり焚火の横に刺す。
新鮮な魚は一口大に切り分けて生で食すのも美味しいが、今は冷えた体を何よりもまず温めたい。
「異人の存在は知っています。なるほど……傷を治すために何某の太郎を探してるんですね」
「はい……ハルさんは彼について聞いたことがありますか」
屋内だから安心だろうと金髪を隠した布を取った異人二人は、青い瞳を輝かせて魚が香ばしく焼かれる様子を見つめている。
串に刺された魚の口から余分な水分が落ちる度に、ジュワッとなんとも言えない音がして美味しそうな香りがしてくる。その度に火に落ちた液体が煙となって魚を燻し風味をつける。
「その話は祖父から聞いたことがあります。この村から近い崖裏にある島。そこに永く住み着く奇妙な老人の話を。それが確か……何某の太郎」
「崖浦の島ですか……」
「はい。崖の裏からしか行けない地形にあり、間には大渦があるので誰も上陸できないそうです」
「なんと奇妙な」
「迷信とばかり思っていましたが……万病治療なんて本当に存在するのですか」
ハルがにわかに信じられないといった様子で尋ねる。けれどフサたちは希望をむやみに捨てることはできない。
「わかりません……けれど私達はそれを信じるしかないのです」
「……」
ハルは美味しそうに焼き魚にかじりつく異人の右肩を見る。片腕のない肩が包帯で巻かれて痛々しいが、彼は元気よくイヴァーキとともに次々と焼き魚を平らげていく。
「ハル殿には教養があり、とてもただの村人とは思えません」
フサは疑問を口にした。一般の村人は異人の存在を知らない。シュテルンとイヴァーキを見れば泡を吹いて卒倒するのが普通だ。
だが目の前の少年は微塵も臆することなく手厚く料理を振る舞ってくれている。
「実はボク……ずっと都で育ったんです」
「ダカラ イジン シッテタ」
「はい。亡き祖父はボクが幼い頃から色々な話をしてくれましたから」
「お祖父様とは?」
「晴明という……陰陽所の総長です」
「なんとっ、あの伝説の陰陽士ですか?」
「セーメイノマゴッ」
ハルの告白に驚きを隠せないフサ達。シュテルンやイヴァーキはムシャムシャと食べていた焼き魚を豪快に噴き出すと、目を丸くして目の前にいる品の良い少年を見つめた。
ハルは恥ずかしそうに俯くと自分の身の上を話し始めた。
傍らには使い古した釣り竿と篭がある。その篭の中は彼の釣った魚で一杯だった。
近くを通りかかった猫がニャアと物欲しそうに見ているので彼は小さな一匹を指でつまみあげて投げてあげた。猫は勢いよく魚を咥えると嬉しそうに走り去っていく。
「ハァ……」と深く溜息をつき少年は再び水面を見つめる。
(どうしてボクは釣りなんかがうまいのだろう……)
小さな頃、少年は釣りが大好きだった。よく釣り竿を持っては川や海に出かけた。針を水面に投げると面白いほど魚が釣れるのだ。周囲が釣れなくても彼だけはいつも入れ食い状態。
そんな大好きだった釣りも今では……キライだ。
(釣りだけうまくても……お祖父さんのようにはなれない)
高い壁。理想。生まれた時から多くの人々が少年に彼の祖父を重ねて期待したが、彼にそれだけの実力がないことを知ると落胆し掌を返して離れていった。
本来であれば恙なく継承できたはずの祖父の名も受け継げず、祖父が創始し統括した軍部は分割され、一つは断絶しもう一方は見ず知らずの者が総長になったという。
そして、いつの間にか祖父の名前の一部を譲り受けた「ハル」という名前さえキライになっていたのだった。
(朝廷を追い出されてもう何年経つだろう……)
茫然と考える。天才と謳われた祖父とは似ても似つかず雲泥の差があると発覚したとき、皇子の落胆ぶりといったらなかった。
貴武の逆鱗に触れて処刑されなかったのは奇跡と言える。ハルは都を追放されたあとは目立たぬように小さな海辺の村でひっそりと暮らし始めた。
幸か不幸か、魚だけは容易に釣れるので自分の食べるもの以外は村人に売って生計を立てていたが、高貴な都育ちであることへのささやかな執着と偉大な祖父との差が彼から自信を奪うには充分だった。
(このままこの村で質素な生活をして一生を終えるのかな……それもいいかもしれない)
いっそ、このまま海に身を投げてしまえば楽かもと思った。しばらく水面を見てからフフッと自虐的に笑いユックリと立ち上がる。
(自分の命をムダにするなんてバカらしいよね……さてっ、そろそろ夕飯の支度でも)
「ちょっと待ちなさいっ」
「……え」
――バシャァァアン
大きな音と水飛沫を上げてハルは豪快に海に飛び込んだ。いや、飛び込んだのではなく何者かによって突き落とされたのだった。
「ガブガブガブ……」
溺れた。それも思いっきり。
体が鉛のように重くなって海に沈む。吸い込まれる。ハルはカナヅチなのだ。魚を釣ることは天才的に上手いけれど泳ぐのは……天才的に下手だった。足掻いて藻掻くほど水が肺の中に流れ込む。
(もう、このまま死んでしまうのかな……)
一瞬頭の中に絶望的な考えがよぎり目の前が白くぼやけてお花畑が見えてくる。
「これは大変だ……秘儀犬かきッ、とうッ」と最後に聞こえたのは中性的な男性の半獣が放つ声だった。
(……う、うん?)
次にハルが聞いたのは「シッカリシロ」「大丈夫ですか」と心配する男女の声だ。胸を強く押される度に肺に溜まった水がピューッと口から噴き出す。次第に目の前を塞いだ霧のようなものが薄れて視界が鮮明になる。
「ゲホッゴホッ……うぅ」
「キガツイタネッ」
「良かったですっ」
仰向けのハルを見下ろす大きな男と女性。二人は大きな布を被っていたが隙間から見える青い瞳はカッと大きく見開かれ、心配そうに覗き込んでいた。
ハルが弱々しく「だ、大丈夫……」というと、明らかに怪しい彼らは手を叩いて喜んだ。
ボーっとした意識が次第に鮮明になる。すると、この二人と少し離れたところで半獣が衣服を絞り「良かったですね。私の犬かきのお陰です」と麗しく微笑んでいるのが見えた。
彼の耳には動物のような耳が二つあり尻尾も嬉しそうに左右に揺れていた。犬のようにブルブルと震えるとその長く美しい銀髪が海風に靡いた。
「あなたは半獣……それに異人?」
「コノコ イジン シッテルッ」
「鬼だとは思わないんですね?」
「私の名前はフサ。この二人はシュテルンとイヴァーキです」
「僕は……ハルと言います」
ハルは自分の小屋で濡れた体を乾かそうと彼らを招き入れ囲炉裏に火を焚べた。ちょうど食事時だったので日中に釣り上げた魚を串に刺して塩をふり焚火の横に刺す。
新鮮な魚は一口大に切り分けて生で食すのも美味しいが、今は冷えた体を何よりもまず温めたい。
「異人の存在は知っています。なるほど……傷を治すために何某の太郎を探してるんですね」
「はい……ハルさんは彼について聞いたことがありますか」
屋内だから安心だろうと金髪を隠した布を取った異人二人は、青い瞳を輝かせて魚が香ばしく焼かれる様子を見つめている。
串に刺された魚の口から余分な水分が落ちる度に、ジュワッとなんとも言えない音がして美味しそうな香りがしてくる。その度に火に落ちた液体が煙となって魚を燻し風味をつける。
「その話は祖父から聞いたことがあります。この村から近い崖裏にある島。そこに永く住み着く奇妙な老人の話を。それが確か……何某の太郎」
「崖浦の島ですか……」
「はい。崖の裏からしか行けない地形にあり、間には大渦があるので誰も上陸できないそうです」
「なんと奇妙な」
「迷信とばかり思っていましたが……万病治療なんて本当に存在するのですか」
ハルがにわかに信じられないといった様子で尋ねる。けれどフサたちは希望をむやみに捨てることはできない。
「わかりません……けれど私達はそれを信じるしかないのです」
「……」
ハルは美味しそうに焼き魚にかじりつく異人の右肩を見る。片腕のない肩が包帯で巻かれて痛々しいが、彼は元気よくイヴァーキとともに次々と焼き魚を平らげていく。
「ハル殿には教養があり、とてもただの村人とは思えません」
フサは疑問を口にした。一般の村人は異人の存在を知らない。シュテルンとイヴァーキを見れば泡を吹いて卒倒するのが普通だ。
だが目の前の少年は微塵も臆することなく手厚く料理を振る舞ってくれている。
「実はボク……ずっと都で育ったんです」
「ダカラ イジン シッテタ」
「はい。亡き祖父はボクが幼い頃から色々な話をしてくれましたから」
「お祖父様とは?」
「晴明という……陰陽所の総長です」
「なんとっ、あの伝説の陰陽士ですか?」
「セーメイノマゴッ」
ハルの告白に驚きを隠せないフサ達。シュテルンやイヴァーキはムシャムシャと食べていた焼き魚を豪快に噴き出すと、目を丸くして目の前にいる品の良い少年を見つめた。
ハルは恥ずかしそうに俯くと自分の身の上を話し始めた。
0
あなたにおすすめの小説
剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末
松風勇水(松 勇)
歴史・時代
旧題:剣客居酒屋 草間の陰
第9回歴史・時代小説大賞「読めばお腹がすく江戸グルメ賞」受賞作。
本作は『剣客居酒屋 草間の陰』から『剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末』と改題いたしました。
2025年11月28書籍刊行。
なお、レンタル部分は修正した書籍と同様のものとなっておりますが、一部の描写が割愛されたため、後続の話とは繋がりが悪くなっております。ご了承ください。
酒と肴と剣と闇
江戸情緒を添えて
江戸は本所にある居酒屋『草間』。
美味い肴が食えるということで有名なこの店の主人は、絶世の色男にして、無双の剣客でもある。
自分のことをほとんど話さないこの男、冬吉には実は隠された壮絶な過去があった。
多くの江戸の人々と関わり、その舌を満足させながら、剣の腕でも人々を救う。
その慌し日々の中で、己の過去と江戸の闇に巣食う者たちとの浅からぬ因縁に気付いていく。
店の奉公人や常連客と共に江戸を救う、包丁人にして剣客、冬吉の物語。
江戸の夕映え
大麦 ふみ
歴史・時代
江戸時代にはたくさんの随筆が書かれました。
「のどやかな気分が漲っていて、読んでいると、己れもその時代に生きているような気持ちになる」(森 銑三)
そういったものを選んで、小説としてお届けしたく思います。
同じ江戸時代を生きていても、その暮らしぶり、境遇、ライフコース、そして考え方には、たいへんな幅、違いがあったことでしょう。
しかし、夕焼けがみなにひとしく差し込んでくるような、そんな目線であの時代の人々を描ければと存じます。
アブナイお殿様-月野家江戸屋敷騒動顛末-(R15版)
三矢由巳
歴史・時代
時は江戸、老中水野忠邦が失脚した頃のこと。
佳穂(かほ)は江戸の望月藩月野家上屋敷の奥方様に仕える中臈。
幼い頃に会った千代という少女に憧れ、奥での一生奉公を望んでいた。
ところが、若殿様が急死し事態は一変、分家から養子に入った慶温(よしはる)こと又四郎に侍ることに。
又四郎はずっと前にも会ったことがあると言うが、佳穂には心当たりがない。
海外の事情や英吉利語を教える又四郎に翻弄されるも、惹かれていく佳穂。
一方、二人の周辺では次々に不可解な事件が起きる。
事件の真相を追うのは又四郎や屋敷の人々、そしてスタンダードプードルのシロ。
果たして、佳穂は又四郎と結ばれるのか。
シロの鼻が真実を追い詰める!
別サイトで発表した作品のR15版です。
裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する
克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
対米戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
大本営から特命を受けてサイパン島に視察に訪れた柏原総一郎大尉は、絶体絶命の危機に過去に移動する。
そして21世紀からタイムリーㇷ゚して過去の世界にやって来た、柳生義正と結城薫出会う。
3人は協力して悲惨な負け方をした太平洋戦争に勝つために様々な施策を試みる。
小説家になろうで、先行配信中!
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
花嫁
一ノ瀬亮太郎
歴史・時代
征之進は小さい頃から市松人形が欲しかった。しかし大身旗本の嫡男が女の子のように人形遊びをするなど許されるはずもない。他人からも自分からもそんな気持を隠すように征之進は武芸に励み、今では道場の師範代を務めるまでになっていた。そんな征之進に結婚話が持ち込まれる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる