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四章『トマト編』
第462話 最後の修行2
しおりを挟むゴキブリ、それはハンバーガーの天敵。
食い荒らされるのはもちろん、衛生面でも壊滅的なダメージを与えてくる。ハンバーガー最悪の相手だ。
それに見た感じ1メートルはあったぞ!
あれは無理! 生理的に無理ぃ!!
「バーガー様!」
「はっ!」
アイナの声で俺は正気に戻る。
「浜辺に出ましたよ」
「あ、そ、そうか」
アイナたちを下ろした筋肉の精霊は役目を終えて消滅する。
「目が回ったの!」
「悪かったよ、スー」
「バーガー様、さっきの魔物が苦手なんですか?」
「ギクリ」
直球どストレート。
「ああ、あれはダメだ、触れん」
「でも逃げてる途中に結構な数いましたよ。戦わないと、最悪あれを挟むーー」
「無理無理無理無理無理無理無理無理ぃ!! 絶対無理ッ!!」
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