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五章『チーズ編』

第665話 大戦争40

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「普段なら断るがな、こういう場なら仕方あるまい」
「カカカ、素直じゃねぇな。ほらまず一本だ」
「『空間切断』」

 クゥが空いた腕を振り下ろす。するとその場の空間が切り裂かれる。クロスケがセミリオンの体をそこに押し込む。

 セミリオンは体を動かすが動きをクロスケに制御されている。

「無駄だ。力だけじゃ俺の技からは抜けられねぇ。来てもらうぜ」

 セミリオンの腕が空間に挟まる。

「『空間封印』」

 クゥの掛け声で切断された空間が閉まる。挟まっていたセミリオンの腕が切断された。

「ミッ!!!!」
「驚いたか?これには防御力は関係ねぇ」

 クロスケは取ったセミリオンの腕をクゥに向けて投げた。
 クゥがその腕を空間に入れて閉じた。

「神クラスとはいえ、力だけならばどうとでもなる。ここで羽化した事を後悔して滅ぶがいい」

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