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五章『チーズ編』
第729話 大戦争92
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魔王が淡々とした口調ど言う。
「人型とはいえ我の龍鱗を裂くとは」
「うわわ!」
魔王が無造作に俺たちを払う。
距離を置かれた。
「バーガー様!」
「アイナ!」
空間から現れたのはアイナだ!
俺たちはヒシっとくっつく。いつもの定位置(肩の上)に乗る。
「クゥありがとう!」
「なに、弟子を助けるのは師匠の役目だ。それよりグレイブ、まだ戦えるか?」
「ああっ!!」
一番飛ばされたグレイブが仁王立ちのまま答える。
腹に大穴が空いているからヤバいと思うんだがその声色は一切の衰えを感じさせない。
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