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五章『チーズ編』
第784話 大戦争147
しおりを挟む「不死身を相手にするのは後回しだ」
魔王はアイナに視線を向ける。
ふ! そう来ると思ってた!
「アイナ!」
「はい!」
アイナは特大の深緑矢を放つ。魔王から僅かに外れる。
「ふん、どうした。精度が落ちたぞ?」
「おらあ!!」
「ぐ、なに」
アイナが外すわけがない。アイナは俺を狙って射っていたんだ!
俺はアイナから受けた矢を魔力変換してMソードに纏わせ魔王に突き刺す。
「刺さった!」
これが本来のMソードの力なのか!?
「小賢しい真似を」
「はあ!!」
魔王の動きが鈍る。アイナが飛びかかる。足の先から矢を魔力生成。深緑装甲の各関節から魔力を大量噴射して超加速。勇者矢蹴(ブレイブアローキック)りだ!
背中と正面から魔王を貫く!
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