新世界VS異世界

黒木シロウ

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一章「四宝組編」

第一話 崩壊の拳・前編

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 季節は冬。トウキョウの繁華街。
 夜ということもあり、辺りは様々なモノから解放された人たちで賑わっている。

 そんな街の路地裏で、一人の男が、ごみ袋をクッションがわりにして、仰向けに倒れていた。

 二十代半ばくらいの男だ。金髪の髪は血が混ざりメッシュのようになっている。服装はスーツを着ているが、破れていたり土埃で汚れている。青タンがなければ精悍な顔つきだったであろう。
 名は崩紫真冬なぎしばまふゆ。文字通り、満身創痍である。

 追手が来る。ここから離れなければ。真冬は朦朧とする意識の中で考える。

 立ち上がろうとしたが、立てなかった。
 蓄積した疲労と激しい痛み、そして失った血の量を考慮すれば当然といえよう。体は鉛のように重い。起き上がるのを諦めた。

 どうしてこのような窮地に陥ってしまったのか。それはここに至る数時間前に所属していた組織を裏切ったからだ。

 『裏切り者には死を』という厳しいルールにより、真冬は仲間だった者たちから攻撃を受けたのだ。

 緊迫した状況の中。裏切りのキッカケとなった少女のことを思う。

 ちゃんと逃がすことができたのだから。今回はそれでよしとしよう。チャラだ。どうしようもない俺の命と引換だ。達者に生きろよ。真冬は達成感に浸ると、瞼も重くなってきたので、目を瞑った。

 死を覚悟したのもつかの間、気配を感じ薄ら目を開くと、いつからそこに居たのだろう一人の女が真冬の前に立っていた。

「誰、だ」

 真冬の意識はそこで途絶えた。




______




 次に真冬が目を覚ますと、そこは見たことのない部屋だった。
 キョロキョロと周りを見渡すが、他に人はいない。

 ふかふかのベッドに厚手の羽毛布団。白を基調とした清潔感のある部屋。そして何より女子の部屋特有の仄かな甘い匂い。

 ぼーっと、していると、ドアの向こうから足音が近づいてくる。
 真冬はとっさに上半身を起こし拳を構える。

「あら、起きたのね」

 入室したのは十代後半くらいの女だ、腰まである黒髪は纏めずに自由にさせている。服装は至ってラフだ。その表情はクールそのもの。凛とした美しい女性だ。

 思わず数秒間、その顔を眺めてしまった真冬は、ハッとなって現状を思い出す。

「誰だ」
「そう身構えないでもらえるかしら? 貴方は敵がこんなことをすると思うの?」

 始末しようと思えばいつでもできたはず。と、真冬は思い直し構えを解いた。

「ごめん、助けてもらったみたいだな、ありがとう」
「どういたしまして」
「俺の名前は崩紫真冬なぎしばまふゆ、君は」
「崩紫くんね。私は銀鏡心紅しろみしんくというわ」

 どうやら銀鏡と名乗るこの子が介抱してくれたらしい。

「それで傷の具合はどうかしら?」

 真冬は自身の腕を見て、次に頭を触る。
 驚くことに、どこも痛くないのだ。
 一升瓶で殴られた打撲傷や、ドスで切りつけられた裂傷も全部無くなっていた。
 流石におかしいと思い。布団をめくり、体も確認する。

「ひゃっ!」

 真冬は不覚にも高い声を出してしまった、それも仕方のないことだろう。現在、真冬は全裸なのだ。
 慌てて布団にくるまり、雪だるまのように頭だけを出す。

「お、俺の服はッ!?」

 心紅はその一連の動作を見てクスリと笑う。

「介抱の邪魔だったから、はいじゃったわ。スーツも手入れしておいたから安心してね」
「そ、それはどうも」
「やれやれ、それじゃあ、混乱状態に陥っている崩紫くんに、気になってるであろうことを、説明してあげようかしら」

 真冬が頷くと、心紅はこう続ける。

「一つ目は、そうね。なぜ助けたか。簡単な話、捨て猫とか拾っちゃうのよね」

 俺はペットかよ。

「二つ目は傷のことね。ちょっとヤバそうだったから、特別な薬を塗ったわ」

 傷を跡形もなく消せる薬なんて聞いたこともない。

「それと崩紫くんを拾ってから、丸一日が経過してるわ」

 これくらいかしらと、心紅は話終えた。

「助けてもらっておいてなんだけど、銀鏡さんは変わってるな」
「そうかしら?」

 得体の知れない男を家に連れ込んだ挙句、手厚く看病してしまうなど正気の沙汰ではない。一体彼女は何者なのだろうか。

「あの銀鏡さん、俺は追われているんだ。いつ追手が来てもおかしくない状況なんだ。巻き込んでしまって申し訳ないが、お礼はまた今度落ち着いたときにするから」

 もう出ていかないと。と、言う前に心紅が遮るように言う。

「そんなことなら心配要らないわ」

 「へ?」と、真冬は間の抜けた返事を返す。

「家全体に結界が張ってあるから、外からじゃこの家を見つけられないわ」

 「意識できないようにさせる『認識ずらし』という、結界を応用した小ネタだけど」そう心紅の補足が続いた。

「えーと、聞いていいのかな」
「何かしら?」
「俺は一日で傷を治す薬なんて知らないし、結界とやらも聞いたことのない技術なんだけど、銀鏡さんは一体何者なんだ?」
「あら以外ね。この手の人間には出会ったことがないのかしら? 私は魔女よ」

 魔女? 今、魔女と言ったか。
 真冬は、それに近い能力者もいるというのは聞いたことがあった。しかし心紅のその姿は真冬のイメージする魔女とは随分とかけ離れていた。

「魔女にしては、服装が普通だな。本当に魔女なのか?」
「あら、崩紫くんに格好のことでとやかく言われたくないわね」

 全裸。布団にくるまった全裸。全裸だるまなのだ。
 返す言葉が見つからない。

「そんなものよ。三角帽子をかぶって、黒ずくめの格好をして、箒にまたがるなんてもう古いのよ」

 真冬はここまでの疑問を全て魔女だからの一言で済ませることにした。魔女だから特別な薬を持っている。魔女だから結界を張ることができる。魔女だから俺を助けたのだと。

「それで、ここが安全なのは分かったが、俺はいつまでここに居ていいんだ?」
「うーん、拾っちゃった責任もあるし。最後まで面倒見てあげるわよ」

 だからペットかよ。俺は。

「言い方が悪かったわね、ごめんなさい。好きにしてっていいわ。これも魔女の気まぐれ。でも、もしかしたら元の場所に戻してきなさいってお母さんに言われるかもね。私一人暮らしだけど」

 やっぱりペット扱いじゃねーか!

「大事なことだから繰り返すけど崩紫くん、私は魔女なのよ」
「もうそういうことで納得するよ」

 そもそも能力者の使う技は大体が荒唐無稽なものだ。俺の能力だって原理を口では説明できない。

「それで、崩紫くん、貴方はどうしてあそこに倒れていたのかしら」

 真冬はこれまでの経緯を説明することにした。
 と、その前に。

「とりあえず服を着たい」

 いつまでも布団だるまのままでは格好がつかない。

「わかったわ」

 心紅は部屋を出る。すぐに帰ってきた。

「はい、持ってきたわ」

 手渡されたスーツ一式を真冬は礼を言い受け取った。スーツは新品のようにクリーニングされている。下着も洗濯してあるのかいい匂いがする。

 十秒経過。
 真冬は無言で心紅を見つめる。

「ん?」
「······着替える」
「知っているわ」
「一旦出てくれないか?」
「嫌よ」

 何度かお願いして退室してもらった。

 真冬は着替え終わると体を軽く動かしてみた。ジャンプしてみたり、シャドーしてみたり。痛みは無い。むしろ、万全の体調といえよう。

 少しして心紅が帰ってきた。紅茶を持ってきた。

「別に浮世のことに興味はないけど、暇つぶし程度に聞いてあげるわ」

 真冬はどこまで話そうか思案する。深く話せば心紅にも被害が及ぶ可能性があるからだ。

「四宝組って知ってるか?」
「知らないわ」

 ここらでは有名な組織のはずなんだが。真冬は肩透かしを食らう。
 相手は魔女だ、常識が通用するほうがおかしい、と、気を取り直す。

「四宝組ってのは、主にトウキョウで活動している、能力者で構成された武力組織だ」
「へぇ」

 心底興味無さそうに、心紅は相槌を打つ。

「俺はその組織に所属していた」
「していたってことは、今は違うのかしら」
「昨日、裏切った」
「だから報復を受けてボロ雑巾になってたってわけね。それで、どうして裏切ったのかしら?」
「一年前に四宝組の組長が亡くなったんだ。それから跡を継いだ息子が組織のやり方を一新して、汚い仕事も請け負うようになった」
「それが原因?」
「そうだ、決意したのは昨日。能力者の少女を拉致していたから、逃がしたんだ」

 「へぇ」と、相槌を打ってから心紅は続ける。

「いい考えがあるわ、このまま死んだふりをしてどこか異国の地で静かに暮せばいいのよ」
「ダメだ、奴らは俺を見つけるまで探し続ける」
「ふーん、それなら全面戦争ね。崩紫くんが死ぬか、その四宝組? ってのが滅ぶか」
「簡単に言ってくれるな、無理だ」
「どうして?」
「四宝組の構成員は約五百人と少ない、だが、その全員が能力者なんだ。下っ端でも一般人とは比べ物にならない強さがある。それに一番厄介なのが幹部クラスの存在だ。十二人······いや、俺が抜けたから十一人の強者がいる」
「面倒ってことは分かったわ。幹部ね、すると崩紫くんも能力者なの?」
「ああ」
「見せて見せて」
「大したものじゃないが、何か要らない物あるか?」
「友達から貰った謎の像があるわ」

 そう言って心紅は蛙と蝙蝠が合体したような。こぶし大の像を取り出した。
 正しく謎の像だな。つかなんだこれ、きめぇな。
 というか、友達から貰った物を要らない物として出すなよ。

「まぁいいや、ほら」

 真冬が右手で拳を作る、すると拳から暗緑色のオーラが溢れ出る。
 そのまま像を小突く。小突いただけなのにヒビが入った。
 すると、暗緑色のオーラが像につき、ヒビが全体に広がっていく、次第に崩れ、最後には一握りの砂となった。

「俺の能力は殴ったものを崩壊させるーー」

 真冬が説明し終わる前に心紅が叫び声をあげる。

「なんてことしてくれたのよ! 友達からもらったキモい像が! 粉微塵じゃない!」
「ええ······、俺は要らない物って聞いたじゃないか」
「なによ! やるっての! いいわ! 相手になってやるわ!」
「悪かった、説明する前にやっちゃったもんな。ごめんなさい」
「友達になんて言えばいいのよ!」

 心紅にぽかぽかと殴られていると、真冬は違和感に気づいた。
 何かが顔の横を後ろへと通り抜けたのである。
 真冬はバッと振り返る。しかしそこには何も無かった。

「なによ! 話すらしたくなくなったの? 上等よ!」
「なんか今、横切ったような?」

 心紅の手がピタリと止まる。

「お、オバケかも、ゴーストバスター呼ばなきゃ、ヒヒ」

 口笛を吹き、そっぽを向く心紅。
 凄いあやしい、絶対何か隠している。と、真冬は思ったが命の恩人相手に詮索もすまいと、話を戻すことにした。

「ま、そんなわけで俺は明日の朝一番にここを出て行くよ」
「どんなわけよ、さっきのことなら気にしなくてもいいわよ? 実はそんなに怒ってないし」
「悪いとは思っているが、そういうことじゃないんだ。どっちにしろ、俺が大手を振って外を出歩くためには、四宝組の連中とやりあわなきゃならないしな」

 『狂ったように走り続ける狂犬みてぇなガキだなコイツはよ』真冬は先代組長、伯龍の言葉を、そして笑顔を思い出す。

 どうしょうもない俺を拾ってくれた。家族のように接してくれた。あの人のことを。真冬が四宝組に属していたのは、先代がいたからであった。

「もし、ダメだったら。またここに転がり込むかもな」
「結界の効果で、ここを見つけられないと思うから、電話番号を教えなさいよ」
「ダメだ。捕まったときアドレス帳に銀鏡さんの番号が残っていると被害が及ぶかもしれない」

 「はぁ」と、心紅はため息をつく。
  そして、不機嫌そうな態度で言う。

「あのね、私を侮らないで。私は魔女なの。迷惑をかけてもスルリと抜けていくわよ」
「それでもさ、これ以上命の恩人を危険に晒したくないんだ。助けられた俺からすればね」
「貴方、絶対早死にするわ」
「実際、昨日死んでただろ」

 真冬は笑いながらそう言った。
 素直に生きていけていること。譲らずに生きていること。自由に生きていること。
 なんて幸せなんだろか、先代に拾われ、魔女に助けられた。
 もう十分に、この世界の正義を見た。

「はいはい、好きにすればいいわ。せっかく助けてやったのに、この私が助けてやったのに、わざわざ死にに行くやつのことなんか、知るもんですか」
「······俺はこれしか知らないからな」

 拳を突き出す。空間に少しヒビが入りすぐに消えた。




______




 時を同じくして、銀鏡宅前。
 二人組の男がいた。

「見つかんないなぁ、ちゃんと探してんのか?」

 一人目は、サラリーマンを絵に書いたような特徴の無い男だ。名を久乗伝法くのりでんぽうという。

「へ、へい。臭いはここら辺からしてるんですが、何故か見つからなくて」

 二人目は、大きな鼻が特徴的な大男。オレンジ色のアロハ服を着たチンピラ。通称ピッグマン。

「ピッグマンよぉ。おめぇの能力信じて俺ァ、崩紫の死体を真っ先に見つけてポイント稼ぎしようとしてんだ。期待裏切るような真似すんじゃねぇぞ!」

 伝法の蹴りは四つん這いで地面の匂いを嗅いでいるピッグマンの横っ腹に命中した。

「プぎぃっ! ほがっ、す、すいません。け、蹴らないでください!」
「蹴られたくなかったらしっかり探せぃ」

 伝法は懐に手を入れタバコを取り出す。

「く、久乗さん、タバコは、ちょっと······匂いが混じって探しにくくなります」

 伝法はもう一度、ピッグマンを蹴り飛ばした。ブヒっと下から悲鳴がする。
 腕を擦りむいたのか血が滲んでいる。伝法はそれを見て微笑する。

「向こうで一服してくる。何かあったら連絡しろ!」
「へ、へい!」

 離れつつライターを探すが、無かったようだ。

「チッ、こいつライター忘れてやがる」

 自分自身にそんなことを言い、夜の街に消えた。

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