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61~最終話
エピローグ3a、お楽しみはこれから ※
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剥き出しの熱がずしりと下腹に乗って、その質量に慄く。
こんなに大きなものが今から私の中に入ろうというのだ。
バスローブを脱ぎ去ったグレニスは、余裕ない様子でふぅぅと熱い息を吐いた。
「……最初のようには痛まないはずだ。力を抜いていろ」
「んっ……」
こくこくと頷き、努めてゆっくりと呼吸を試みる。
グレニスは私の膝を支え、もう一方の手で熱杭を握ると、ぬめりを纏わせるかのようににゅるにゅると切っ先で割れ目をなぞった。
「あぁ……やっ、やぁ……」
切ないくらいにお腹の奥が疼いて、じっとなんてしていられない。
自ら敏感な部分を押しつけるかのように、ひとりでに腰が揺れてしまう。
「おねだりが上手い、なっ」
「んんっ!」
ぐぷんと、太い切っ先が潜り込んだ。
初めての時の緩慢な動きとは違い、すっかりとぬかるんだ内壁を押し広げるように、遠慮なくぐぷぐぷと腰が進められていく。
「んぐっ……ぅん、っは……、あぁ……」
どうしようもなく切なさを訴えるその場所が、求めていたもので満たされていく感覚。
圧迫感はすごいけれど、覚悟していた痛みなんて少しもなくて。
ごりごりと中を抉られて感じるのは、思考が焼き切れそうなほどの強い快感だけ。
こんなに大きなものが今から私の中に入ろうというのだ。
バスローブを脱ぎ去ったグレニスは、余裕ない様子でふぅぅと熱い息を吐いた。
「……最初のようには痛まないはずだ。力を抜いていろ」
「んっ……」
こくこくと頷き、努めてゆっくりと呼吸を試みる。
グレニスは私の膝を支え、もう一方の手で熱杭を握ると、ぬめりを纏わせるかのようににゅるにゅると切っ先で割れ目をなぞった。
「あぁ……やっ、やぁ……」
切ないくらいにお腹の奥が疼いて、じっとなんてしていられない。
自ら敏感な部分を押しつけるかのように、ひとりでに腰が揺れてしまう。
「おねだりが上手い、なっ」
「んんっ!」
ぐぷんと、太い切っ先が潜り込んだ。
初めての時の緩慢な動きとは違い、すっかりとぬかるんだ内壁を押し広げるように、遠慮なくぐぷぐぷと腰が進められていく。
「んぐっ……ぅん、っは……、あぁ……」
どうしようもなく切なさを訴えるその場所が、求めていたもので満たされていく感覚。
圧迫感はすごいけれど、覚悟していた痛みなんて少しもなくて。
ごりごりと中を抉られて感じるのは、思考が焼き切れそうなほどの強い快感だけ。
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