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第9章 透視能力の終焉
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「こ、これだ…………! 間違いない、この途方もない魔力の奔流…………! この感覚…………!」
俺は、本能的に確信した。
疲労困憊だったはずの体に、新たな活力がみなぎってくるのを感じる。
「か、影時様! こ、これは…………!?」
俺のただならぬ様子に気づいたミーアが、肩の上から身を乗り出して、その針をまじまじと見つめる。
彼女の大きな青紫色の瞳が、驚きと好奇心で見開かれた。
やがて、彼女の表情が真剣なものへと変わっていく。
「これは…………『運命を手繰るエーテル針』…………! なんてものを引き当てたんですか! 信じられません…………こんな超々激レアアイテム!」
普段のポンコツぶりはどこへやら、ミーアはまるで古文書を読み解く学者みたいに、早口で解説を始めた。
その瞳には、女神としての知性と威厳が、確かに宿っているように見えた。
「この『エーテル針』は、所有者の強い意志と魔力に呼応して、対象の最も希薄な魔力経路――例えば、魂の根源や、チート能力の源泉といった、通常では感知すらできないような微細な流れに、まるで運命の糸を手繰り寄せるように、気づかれずに繋がりを作ることができる超希少な触媒アイテムですわ!」
「…………つまり?」
「つまりです! この針をマダム様にそっと刺すことができれば…………いえ、刺す必要すらありません! 彼女が最も集中して透視能力を使っている対象物――例えば、彼女が鑑定している水晶玉とか、あるいは彼女が覗き込んでいる機密文書とか――に、この針を介して影時様のチートスティールの力を流し込めば、間接的に、しかも絶対に気づかれることなく、能力を奪うことができるかもしれません!」
ミーアは興奮気味にそこまで言うと、はっと息を飲み、少し申し訳なさそうに付け加えた。
「た、ただし…………『エーテル針』はその性質上、極めて繊細で、一度使えばその魔力は霧散してしまいます。効果時間もごく僅か。つまり、チャンスはたったの一度きり、ということです…………!」
一度きり、ね。上等じゃねえか。
俺はミーアの解説に深く頷き、この「エーテル針」を使った能力奪取作戦の最終的なプランを頭の中で練り上げる。
マダムの注意を、俺が用意した「何か」に一点集中させる。
そして、その「何か」にこの針を打ち込み、そこから透視能力を吸い上げる。
これなら、あの女の鉄壁の「眼」にも気づかれまい。
「なるほどな。直接触れる必要はないが、『触媒』を介して繋がる必要がある、と。面白い」
俺は、指先でエーテル針の冷たく滑らかな感触を確かめながら、鋭い眼光でそれを見つめた。
針の周りにまとわりつく微細な魔力の糸が、まるで俺の意志に応えるように、静かに揺らめいている。
「マダム、あんたの『お見通し』も、ここまでだ」
決戦の時は、もう間もなくだ。
俺は不敵な笑みを浮かべ、最後の準備に取り掛かった。
◇
数日後。
俺は再び、あの黒市場の女帝、「全てお見通しのマダム」の店へと足を運んでいた。
懐には、苦闘の末に手に入れた切り札――『運命を手繰るエーテル針』と、マダムの注意を最大限に引きつけるための「最高級のダミー情報」を収めた記憶結晶。
ミーアはいつものように俺の後ろをふわふわ飛んでついてきている。
店の重厚な扉を叩くと、中から用心棒が現れ、俺の顔を見るなり無言で奥へと通した。
どうやら、俺の顔は覚えられたらしい。
それもそうか、ここ数日、散々店の周りをうろついて、マダムの「眼」を試すような真似を繰り返していたんだからな。
薄暗い店内を通り、奥のカーテンをくぐると、そこには妖艶な笑みを浮かべたマダムが、ゆったりと肘掛け椅子に腰を下ろしていた。
その瞳は、相変わらず全てを見透かすような、それでいて底の知れない光を宿している。
「またお越しですのね。今度はどんなお遊びを仕掛けてくださるのかしら?」
マダムは、俺の正体などとっくにお見通しだと言わんばかりの口調で、しかしどこか楽しげに問いかけてくる。
「遊びじゃない。本物の取引だ」
俺は懐から、外装だけは本物に見えるように巧妙に偽装した記憶結晶を取り出し、テーブルの上にそっと置いた。
中身は、どうでもいい風景画のデータだ。
だが、マダムほどの情報屋なら、この記憶結晶が放つ微弱な魔力のオーラ(ガチャ産アイテムで付与したものだ)に、興味をそそられないはずがない。
「マダム、これは貴女にとっても無視できない情報のはずだ。中身をその『眼』でとくとご覧いただこうか。ただし、細部まで見通すには、かなりの集中力が必要だろうがな?」
わざと挑発的な口調で言う。
俺はマダムの透視能力が、集中すればするほど、他のものへの注意が散漫になるという弱点を、女神の『天眼』から得ていた。
マダムは、俺の挑戦的な態度に面白そうに眉をひそめたが、すぐに記憶結晶へと鋭い視線を向けた。
「フフ……面白いことをおっしゃる。いいでしょう、その挑戦、受けて立ちますわ」
自信たっぷりにそう言うと、マダムはその瞳に全神経を集中させ、記憶結晶の奥深くにあるはずの「情報」を読み取ろうと、透視能力を最大限に発動させた。
彼女の瞳が、普段以上に鋭く、そして妖しい光を放ち始める。
――今だ!
マダムの意識が、完全に記憶結晶へとダイブした瞬間。
俺は懐から、音もなく『運命を手繰るエーテル針』を取り出していた。
そして、目にも止まらぬ速さで、マダムが透視の焦点を合わせているであろうその記憶結晶そのものに、針をそっと、しかし確実に突き立てる。
まるで水面に吸い込まれるように、エーテル針は抵抗なく記憶結晶の表面に沈み込み、次の瞬間、淡い、ほとんど目に見えないほどの光の糸が、針の先端と俺の指先とを微かに結んだ。
『影時様、今です! エーテル針がマダムの意識と、記憶結晶を介して繋がりました! チートスティールを!』
ミーアの声が、脳内に直接響き渡る。
普段のポンコツぶりはどこへやら、女神としての的確なサポートだ。
俺は、その光の糸を通じて、全身全霊でチートスティールの力をエーテル針へと流し込んだ。
(あんたの『眼』、確かにこの手で塞がせてもらったぜ)
脳内に、チート能力『透視』の獲得を告げる、システム音声がクリアに響き渡った。
「……え? 見えない……? 私の眼が……どうして……?」
マダムは、突然、『見えなくなった』ことに気づき、呆然と目を見開いた。
彼女が状況を飲み込めず、混乱と恐怖に顔を歪ませている隙に、俺は「取引は成立したようだ」とだけ静かに言い残す。
そして、役目を終えてただの細い針に戻ったエーテル針を素早く回収すると、悠然と椅子から立ち上がった。
「ま、待ちなさい! あなた一体何を……!? 私の力が……!」
マダムが叫ぶが、もはやその声に威圧感はない。
俺は振り返ることなく、風のように店を後にした。
◇
路地裏に出ると、俺は早速、奪ったばかりの「透視能力」を試してみた。
意識を集中すると、目の前の分厚い石壁が、まるで薄いガラスのように透けて見え、その向こう側の様子が手に取るようにクリアに映し出された。
「ガチャで手間はかかったが、それだけの価値はあったな。これで、厄介な罠も秘密の通路も、全てお見通しだ」
思わず口元が緩む。
「影時様、お見事です! これでまた一つ、世界平和に近づきましたね!」
ミーアが、満面の笑みで無邪気に喜んでいる。
やれやれ、こいつの能天気さには、ある意味救われるぜ。
俺は、本能的に確信した。
疲労困憊だったはずの体に、新たな活力がみなぎってくるのを感じる。
「か、影時様! こ、これは…………!?」
俺のただならぬ様子に気づいたミーアが、肩の上から身を乗り出して、その針をまじまじと見つめる。
彼女の大きな青紫色の瞳が、驚きと好奇心で見開かれた。
やがて、彼女の表情が真剣なものへと変わっていく。
「これは…………『運命を手繰るエーテル針』…………! なんてものを引き当てたんですか! 信じられません…………こんな超々激レアアイテム!」
普段のポンコツぶりはどこへやら、ミーアはまるで古文書を読み解く学者みたいに、早口で解説を始めた。
その瞳には、女神としての知性と威厳が、確かに宿っているように見えた。
「この『エーテル針』は、所有者の強い意志と魔力に呼応して、対象の最も希薄な魔力経路――例えば、魂の根源や、チート能力の源泉といった、通常では感知すらできないような微細な流れに、まるで運命の糸を手繰り寄せるように、気づかれずに繋がりを作ることができる超希少な触媒アイテムですわ!」
「…………つまり?」
「つまりです! この針をマダム様にそっと刺すことができれば…………いえ、刺す必要すらありません! 彼女が最も集中して透視能力を使っている対象物――例えば、彼女が鑑定している水晶玉とか、あるいは彼女が覗き込んでいる機密文書とか――に、この針を介して影時様のチートスティールの力を流し込めば、間接的に、しかも絶対に気づかれることなく、能力を奪うことができるかもしれません!」
ミーアは興奮気味にそこまで言うと、はっと息を飲み、少し申し訳なさそうに付け加えた。
「た、ただし…………『エーテル針』はその性質上、極めて繊細で、一度使えばその魔力は霧散してしまいます。効果時間もごく僅か。つまり、チャンスはたったの一度きり、ということです…………!」
一度きり、ね。上等じゃねえか。
俺はミーアの解説に深く頷き、この「エーテル針」を使った能力奪取作戦の最終的なプランを頭の中で練り上げる。
マダムの注意を、俺が用意した「何か」に一点集中させる。
そして、その「何か」にこの針を打ち込み、そこから透視能力を吸い上げる。
これなら、あの女の鉄壁の「眼」にも気づかれまい。
「なるほどな。直接触れる必要はないが、『触媒』を介して繋がる必要がある、と。面白い」
俺は、指先でエーテル針の冷たく滑らかな感触を確かめながら、鋭い眼光でそれを見つめた。
針の周りにまとわりつく微細な魔力の糸が、まるで俺の意志に応えるように、静かに揺らめいている。
「マダム、あんたの『お見通し』も、ここまでだ」
決戦の時は、もう間もなくだ。
俺は不敵な笑みを浮かべ、最後の準備に取り掛かった。
◇
数日後。
俺は再び、あの黒市場の女帝、「全てお見通しのマダム」の店へと足を運んでいた。
懐には、苦闘の末に手に入れた切り札――『運命を手繰るエーテル針』と、マダムの注意を最大限に引きつけるための「最高級のダミー情報」を収めた記憶結晶。
ミーアはいつものように俺の後ろをふわふわ飛んでついてきている。
店の重厚な扉を叩くと、中から用心棒が現れ、俺の顔を見るなり無言で奥へと通した。
どうやら、俺の顔は覚えられたらしい。
それもそうか、ここ数日、散々店の周りをうろついて、マダムの「眼」を試すような真似を繰り返していたんだからな。
薄暗い店内を通り、奥のカーテンをくぐると、そこには妖艶な笑みを浮かべたマダムが、ゆったりと肘掛け椅子に腰を下ろしていた。
その瞳は、相変わらず全てを見透かすような、それでいて底の知れない光を宿している。
「またお越しですのね。今度はどんなお遊びを仕掛けてくださるのかしら?」
マダムは、俺の正体などとっくにお見通しだと言わんばかりの口調で、しかしどこか楽しげに問いかけてくる。
「遊びじゃない。本物の取引だ」
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だが、マダムほどの情報屋なら、この記憶結晶が放つ微弱な魔力のオーラ(ガチャ産アイテムで付与したものだ)に、興味をそそられないはずがない。
「マダム、これは貴女にとっても無視できない情報のはずだ。中身をその『眼』でとくとご覧いただこうか。ただし、細部まで見通すには、かなりの集中力が必要だろうがな?」
わざと挑発的な口調で言う。
俺はマダムの透視能力が、集中すればするほど、他のものへの注意が散漫になるという弱点を、女神の『天眼』から得ていた。
マダムは、俺の挑戦的な態度に面白そうに眉をひそめたが、すぐに記憶結晶へと鋭い視線を向けた。
「フフ……面白いことをおっしゃる。いいでしょう、その挑戦、受けて立ちますわ」
自信たっぷりにそう言うと、マダムはその瞳に全神経を集中させ、記憶結晶の奥深くにあるはずの「情報」を読み取ろうと、透視能力を最大限に発動させた。
彼女の瞳が、普段以上に鋭く、そして妖しい光を放ち始める。
――今だ!
マダムの意識が、完全に記憶結晶へとダイブした瞬間。
俺は懐から、音もなく『運命を手繰るエーテル針』を取り出していた。
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『影時様、今です! エーテル針がマダムの意識と、記憶結晶を介して繋がりました! チートスティールを!』
ミーアの声が、脳内に直接響き渡る。
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彼女が状況を飲み込めず、混乱と恐怖に顔を歪ませている隙に、俺は「取引は成立したようだ」とだけ静かに言い残す。
そして、役目を終えてただの細い針に戻ったエーテル針を素早く回収すると、悠然と椅子から立ち上がった。
「ま、待ちなさい! あなた一体何を……!? 私の力が……!」
マダムが叫ぶが、もはやその声に威圧感はない。
俺は振り返ることなく、風のように店を後にした。
◇
路地裏に出ると、俺は早速、奪ったばかりの「透視能力」を試してみた。
意識を集中すると、目の前の分厚い石壁が、まるで薄いガラスのように透けて見え、その向こう側の様子が手に取るようにクリアに映し出された。
「ガチャで手間はかかったが、それだけの価値はあったな。これで、厄介な罠も秘密の通路も、全てお見通しだ」
思わず口元が緩む。
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