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第六話 幼馴染は欲望をさらけ出す
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シャロンは、謎の膨らみに首を傾げた後に、その正体に気が付いて一人焦ることとなる。
「大変! お兄様が怪我をしているわ。早く手当てをしないと!!」
そう、幼いシャロンの導き出した答えは、アイザックの股間の膨らみを怪我だと判断すると言うものだった。
当時のアイザックは、騎士学校に通う学生だった。もちろん、学生とはいえ、剣術の授業は本格的なもので、怪我をすることもあったのだ。
アイザックの剣術は、学生であるにもかかわらず、本職の騎士と比べても見劣りしないような腕前だった。
それでも、時には怪我を負うこともあるのだ。
股間の膨らみを怪我と勘違いしたシャロンは、将来有望なアイザックのことを考えて、怪我の具合を心配したのだ。
シャロンは、アイザックの怪我の手当てをするために躊躇いもなく彼の寝間着のズボンを下したのだ。
シャロンの目に映ったのは、下着を押し上げるようにして、アイザックの股間が大きくなっている姿だった。
そして、その先端は微かに下着を汚していたのだ。
しかし、朝勃ちを知らないシャロンにしてみれば、膿んでいるとしか思えない状況だったのだ。
だからこそ、慌ててアイザックの下着を下して怪我の具合を見ようとしたのだ。
下着を一気に下すと、アイザックの陰茎がふるんと飛び出した。
その先端からはてらてらと先走りが出ていたが、膿が出ていると思い込んでいるシャロンには一大事だった。
持っていたハンカチで優しく先端を拭っても、先走りはとめどなく溢れ続ける。
ハンカチをじわじわと汚す先走りを見つめるシャロンは、混乱の極致にあった。
アイザックの陰茎を優しく撫でれば撫でるほど、それは硬さを増し、先端からの先走りは止まることがなかったのだ。
どうしたらいいのか分からないシャロンは、涙目でアイザックの陰茎を撫で続ける。
流石のアイザックもそんなことをされれば、否応にも目を覚ますこととなる。
股間に感じる違和感に気持ちよさを感じながら目を覚ましたアイザックは、心臓が飛び出そうになったことは言うまでもなく、当初、アイザックは、自分のいやらしい妄想が具現化した現象なのかと現実逃避をしたのだ。
それでも、股間に感じるシャロンの小さな手と、微かに感じる吐息に、すでに爆発寸前だった。
しかし、状況は良く分からないが、幼いシャロンの手によって射精することだけは避けたかった。
だからこそ、股間に力を込めて、シャロンに静止の言葉を掛けようとしたのだ。
しかし、すでに何もかも遅かったのだ。
シャロン爪の先が偶然にもカリに引っ掛かり、アイザックの陰茎を刺激したのだ。
思わぬ刺激に、アイザックは呆気なく射精していた。
シャロンは、突然アイザックの股間から飛び出した白い液体を顔に被る羽目になり呆然となる。
訳も分からず、顔にかかった生温かいものを確かめるため顔に手を伸ばすシャロン。
手に触れたそれは、ヌルヌルとして生臭く、何が起きたのか全く理解できないでいるシャロンだったが、横から手を何かで拭われて驚きに顔を上げる。
そこには、寝間着の上着でシャロンの手や顔を拭くアイザックがいたのだ。
顔を赤くしたアイザックと目が合ったシャロンは、心からアイザックを心配し言うのだ。
「お兄様……。おちんちんが腫れています! 膿も出ています。早くお医者様に見てもらいましょう!!」
心底心配そうな表情でそう言われたアイザックはと言うと、死んでしまいたい気持だった。
好きな女の子の手によって、呆気なく射精してしまったのだ。
それなのに、アイザックの肉棒は、シャロンの「おちんちん」という言葉で、再び硬くなっていく。
そのことに気が付いたアイザックは、まだ初潮も来ていない幼いシャロンを裸にして、誰も触れたことのない秘所を肉棒で激しく突いてしまいたいと一瞬でも考えてしまったのだ。
そんな、欲望をシャロンに知られたくない一心で、アイザックは混乱するシャロンを部屋から追い出していたのだ。
それからだった。
シャロンを欲望の対象としてしまうようになったのは。
想像の中のシャロンの密口に思うさま自分の猛りきった肉棒を突っ込み、喘がせたいと。
思うさま、シャロンの子宮に子種を注ぎ、小さな胸を揉んで吸って、全身を舐めまわしたいと。
あの日のことは、誰にも言わないようにとシャロンに言うと彼女は笑顔でそれに頷くも、アレが何だったのかとアイザックを問い詰めて困らせるようなことはしなかった。
それでも、以前のようにシャロンは、アイザックにその身を無防備に寄せて「好き」「結婚しよう」と甘い言葉でアイザックを誘惑するのだ。
それには、アイザックも堪らずシャロンを避けざるを得ない状況となったのだ。
シャロンを守るためだと、距離を取っているうち、シャロンの方もいつしかアイザックを避けるようになり、あまつさえ「嫌い」だと公言するようにまでなるのだ。
これには、アイザックも心に深い傷を負うこととなる。
会えば、憎まれ口を叩くシャロンの服を剥いて、犯してやりたいと仄暗い感情が湧くこともあったのだ。
「大変! お兄様が怪我をしているわ。早く手当てをしないと!!」
そう、幼いシャロンの導き出した答えは、アイザックの股間の膨らみを怪我だと判断すると言うものだった。
当時のアイザックは、騎士学校に通う学生だった。もちろん、学生とはいえ、剣術の授業は本格的なもので、怪我をすることもあったのだ。
アイザックの剣術は、学生であるにもかかわらず、本職の騎士と比べても見劣りしないような腕前だった。
それでも、時には怪我を負うこともあるのだ。
股間の膨らみを怪我と勘違いしたシャロンは、将来有望なアイザックのことを考えて、怪我の具合を心配したのだ。
シャロンは、アイザックの怪我の手当てをするために躊躇いもなく彼の寝間着のズボンを下したのだ。
シャロンの目に映ったのは、下着を押し上げるようにして、アイザックの股間が大きくなっている姿だった。
そして、その先端は微かに下着を汚していたのだ。
しかし、朝勃ちを知らないシャロンにしてみれば、膿んでいるとしか思えない状況だったのだ。
だからこそ、慌ててアイザックの下着を下して怪我の具合を見ようとしたのだ。
下着を一気に下すと、アイザックの陰茎がふるんと飛び出した。
その先端からはてらてらと先走りが出ていたが、膿が出ていると思い込んでいるシャロンには一大事だった。
持っていたハンカチで優しく先端を拭っても、先走りはとめどなく溢れ続ける。
ハンカチをじわじわと汚す先走りを見つめるシャロンは、混乱の極致にあった。
アイザックの陰茎を優しく撫でれば撫でるほど、それは硬さを増し、先端からの先走りは止まることがなかったのだ。
どうしたらいいのか分からないシャロンは、涙目でアイザックの陰茎を撫で続ける。
流石のアイザックもそんなことをされれば、否応にも目を覚ますこととなる。
股間に感じる違和感に気持ちよさを感じながら目を覚ましたアイザックは、心臓が飛び出そうになったことは言うまでもなく、当初、アイザックは、自分のいやらしい妄想が具現化した現象なのかと現実逃避をしたのだ。
それでも、股間に感じるシャロンの小さな手と、微かに感じる吐息に、すでに爆発寸前だった。
しかし、状況は良く分からないが、幼いシャロンの手によって射精することだけは避けたかった。
だからこそ、股間に力を込めて、シャロンに静止の言葉を掛けようとしたのだ。
しかし、すでに何もかも遅かったのだ。
シャロン爪の先が偶然にもカリに引っ掛かり、アイザックの陰茎を刺激したのだ。
思わぬ刺激に、アイザックは呆気なく射精していた。
シャロンは、突然アイザックの股間から飛び出した白い液体を顔に被る羽目になり呆然となる。
訳も分からず、顔にかかった生温かいものを確かめるため顔に手を伸ばすシャロン。
手に触れたそれは、ヌルヌルとして生臭く、何が起きたのか全く理解できないでいるシャロンだったが、横から手を何かで拭われて驚きに顔を上げる。
そこには、寝間着の上着でシャロンの手や顔を拭くアイザックがいたのだ。
顔を赤くしたアイザックと目が合ったシャロンは、心からアイザックを心配し言うのだ。
「お兄様……。おちんちんが腫れています! 膿も出ています。早くお医者様に見てもらいましょう!!」
心底心配そうな表情でそう言われたアイザックはと言うと、死んでしまいたい気持だった。
好きな女の子の手によって、呆気なく射精してしまったのだ。
それなのに、アイザックの肉棒は、シャロンの「おちんちん」という言葉で、再び硬くなっていく。
そのことに気が付いたアイザックは、まだ初潮も来ていない幼いシャロンを裸にして、誰も触れたことのない秘所を肉棒で激しく突いてしまいたいと一瞬でも考えてしまったのだ。
そんな、欲望をシャロンに知られたくない一心で、アイザックは混乱するシャロンを部屋から追い出していたのだ。
それからだった。
シャロンを欲望の対象としてしまうようになったのは。
想像の中のシャロンの密口に思うさま自分の猛りきった肉棒を突っ込み、喘がせたいと。
思うさま、シャロンの子宮に子種を注ぎ、小さな胸を揉んで吸って、全身を舐めまわしたいと。
あの日のことは、誰にも言わないようにとシャロンに言うと彼女は笑顔でそれに頷くも、アレが何だったのかとアイザックを問い詰めて困らせるようなことはしなかった。
それでも、以前のようにシャロンは、アイザックにその身を無防備に寄せて「好き」「結婚しよう」と甘い言葉でアイザックを誘惑するのだ。
それには、アイザックも堪らずシャロンを避けざるを得ない状況となったのだ。
シャロンを守るためだと、距離を取っているうち、シャロンの方もいつしかアイザックを避けるようになり、あまつさえ「嫌い」だと公言するようにまでなるのだ。
これには、アイザックも心に深い傷を負うこととなる。
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