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鏡の魔法も解けて
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屋敷じゅうの鏡に映る私は、冴えない灰色の髪とよどんだグレーの瞳。
お父様が亡くなった時の悲しい気持ちで、全部をグレーに染めたんだ。
顔色も薄汚れた色合いに映る。もう、そんな色は消し去ろう!これからは、薔薇色の人生なのだから‥‥
「すべては、元に戻りなさい。私もあるべき姿に、私の周りにある全てのものが色を取りもどし、薔薇色に輝け」
私は、銀髪でアメジストの瞳の美女に戻り、庭園の薔薇はいよいよかぐわしい香りを放つ。
うん、ますますいい気分になって、マイケルの肩に身を寄せた私はゴロゴロと喉を鳴らした。
そういえば、もう一個忘れていたわ。私って、猫族の獣人だった。お母様は猫族の王の娘だ。
だから、嬉しいとぴょんと猫耳が、たまにとびだす。尻尾は魔法でいつも隠しているけれど、耳は隠せないんだ。
髪を撫でられる度に、耳をピコピコしていたらマイケルがその耳をちょっとだけ甘噛みしてきた。
「あんっ」
反射的に甘い声をあげると、マイケルがぞくっとするような色っぽい笑みを浮かべている。
「結婚式を早めようか?」
彼が、切ない声で囁いてきたから私は言ったの。
「今、これからでも良くってよ?」
マイケルは私を笑いながらそっと押し倒したのだった。
完
お父様が亡くなった時の悲しい気持ちで、全部をグレーに染めたんだ。
顔色も薄汚れた色合いに映る。もう、そんな色は消し去ろう!これからは、薔薇色の人生なのだから‥‥
「すべては、元に戻りなさい。私もあるべき姿に、私の周りにある全てのものが色を取りもどし、薔薇色に輝け」
私は、銀髪でアメジストの瞳の美女に戻り、庭園の薔薇はいよいよかぐわしい香りを放つ。
うん、ますますいい気分になって、マイケルの肩に身を寄せた私はゴロゴロと喉を鳴らした。
そういえば、もう一個忘れていたわ。私って、猫族の獣人だった。お母様は猫族の王の娘だ。
だから、嬉しいとぴょんと猫耳が、たまにとびだす。尻尾は魔法でいつも隠しているけれど、耳は隠せないんだ。
髪を撫でられる度に、耳をピコピコしていたらマイケルがその耳をちょっとだけ甘噛みしてきた。
「あんっ」
反射的に甘い声をあげると、マイケルがぞくっとするような色っぽい笑みを浮かべている。
「結婚式を早めようか?」
彼が、切ない声で囁いてきたから私は言ったの。
「今、これからでも良くってよ?」
マイケルは私を笑いながらそっと押し倒したのだった。
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ファンタジックで映画のようで楽しかったです!
薔薇の写真も綺麗ですね(*^-^*)
月澄狸様🌹
わぁーありがとう!
来てくれて嬉しいぃ〜😆
写真、物語にいれるの真似したよぉー✨😊
クリスマスにピッタリのファンタジーなお話💝🎄
魔法が解けて恋人と幸せになる💖なんて‼️
ネコ耳も可愛くて、とっても幸せな気持ちになりました🥰
鍋様ぁ〜🎄
暖かいお言葉、あるがとうどざいます🙇♀️
あれっ、またポンコツサチマルが抜けてないみたいで誤字しまくり……😢💧クスン
来ていただき感謝でございます😆
青空さま、筆が早いですね〜❗️
しかも、季節先取り( *´艸`)
タグで言えない秘密タグ←
いいですね〜!私も使いたいくらい😆
最初は流行りのアレな妹かと思いきや、魔法にお耳に驚きました💗
面白かったです〜♪
あめ様ぁ〜
わぁーーい
来ていただき、ありがとうございまぁす🙇♀️
なんか細かく区切りすぎて読みづらくしちゃった💧
秘密タグ……なんでもありな青空です😆