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産まれたのは双子の姉妹、そしてバイオレット女王の決意(最終回)
「「オギャーー。オギャーー」」
「「「え? 産声がハモってる?」」」
医師達の声が聞こえる。
私は、産むときの苦痛と疲れで、そのまま気絶するように眠ってしまったらしい。産声がハモっているって、どういう意味かしら?
夢から覚めると、二人の双子の赤ちゃんが、おくるみに包まれて眠っていたのだった。綺麗な銀髪とブラウンの髪の女の子だった。
銀髪の子は私の髪と目を引き継いでおり、アリアと名づけられた。ブラウンの髪と目を引き継ぐ子は、ノーラン様にそっくりで、リディアと名づけられた。
「あぁ、バイオレット! こんなに嬉しいことはない。可愛い娘がいっぺんに二人もできた! この喜びはどう表現しようか?」
ノーラン様は、とても喜んでくれた。私も、このかわいい娘達がとても愛おしい。
二人の娘は、すくすく育ちとても仲が良い。それでも、たまにケンカをしたり拗ねたりすると、私達のところにやってくる。
「おかぁしゃま、おねぇしゃまが酷いのです!ノラを独り占めするのぉーー」
「あら、リディアはディーを独り占めしているじゃない。おあいこだもん」
私とノーラン様が、絶対的に決めていることがある。それは必ず、二人の絆に傷をつけないことだ!
「二人とも、よく聞いて。ノラもディーも二人だけのものではないわよ。私達皆の大事なお友達でしょう?だから、争ってはだめ。一日おきに交換すればいいわ」
子供達は、カレンダーに順番を書き込んでいた。そのあとは、二人で笑いながらおままごともしていたようだ。
絶対に、この子達を反目させ合ってはいけない。
第2の私とアリッサ王女のようにはさせない。親になって、つくづく気づいたことがある。
忙しさにかまけて、つい子供に言ってしまう言葉の多くは親にとってはそれほど深い意味はない場合がある。
けれど、言われた子供の時の自分を考えてみる。簡単にその言葉に傷ついたことがあったではないか?
その積み重ねが、姉妹や兄弟の亀裂に繋がるとしたら、それはしてはならない!まして、王族であれば、それによって多くの血が流れる。
現実はおとぎ話ではない。結婚して子供ができて、ゴールではないのだ。これからが、本当の意味での幸せになる為の戦いだ! 私はこの戦いに、絶対勝ってみせるわ! ブロンディ王国とカルロス王国に永遠の栄光と祝福を!!
完
「「「え? 産声がハモってる?」」」
医師達の声が聞こえる。
私は、産むときの苦痛と疲れで、そのまま気絶するように眠ってしまったらしい。産声がハモっているって、どういう意味かしら?
夢から覚めると、二人の双子の赤ちゃんが、おくるみに包まれて眠っていたのだった。綺麗な銀髪とブラウンの髪の女の子だった。
銀髪の子は私の髪と目を引き継いでおり、アリアと名づけられた。ブラウンの髪と目を引き継ぐ子は、ノーラン様にそっくりで、リディアと名づけられた。
「あぁ、バイオレット! こんなに嬉しいことはない。可愛い娘がいっぺんに二人もできた! この喜びはどう表現しようか?」
ノーラン様は、とても喜んでくれた。私も、このかわいい娘達がとても愛おしい。
二人の娘は、すくすく育ちとても仲が良い。それでも、たまにケンカをしたり拗ねたりすると、私達のところにやってくる。
「おかぁしゃま、おねぇしゃまが酷いのです!ノラを独り占めするのぉーー」
「あら、リディアはディーを独り占めしているじゃない。おあいこだもん」
私とノーラン様が、絶対的に決めていることがある。それは必ず、二人の絆に傷をつけないことだ!
「二人とも、よく聞いて。ノラもディーも二人だけのものではないわよ。私達皆の大事なお友達でしょう?だから、争ってはだめ。一日おきに交換すればいいわ」
子供達は、カレンダーに順番を書き込んでいた。そのあとは、二人で笑いながらおままごともしていたようだ。
絶対に、この子達を反目させ合ってはいけない。
第2の私とアリッサ王女のようにはさせない。親になって、つくづく気づいたことがある。
忙しさにかまけて、つい子供に言ってしまう言葉の多くは親にとってはそれほど深い意味はない場合がある。
けれど、言われた子供の時の自分を考えてみる。簡単にその言葉に傷ついたことがあったではないか?
その積み重ねが、姉妹や兄弟の亀裂に繋がるとしたら、それはしてはならない!まして、王族であれば、それによって多くの血が流れる。
現実はおとぎ話ではない。結婚して子供ができて、ゴールではないのだ。これからが、本当の意味での幸せになる為の戦いだ! 私はこの戦いに、絶対勝ってみせるわ! ブロンディ王国とカルロス王国に永遠の栄光と祝福を!!
完
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