21 / 45
☆ざまぁの時間です サスペンダー公爵令嬢視点+ガマちゃん視点
しおりを挟む
※こちらは読まなくても物語の進行じょうはまったく問題ありません。ガマちゃんファンに捧げます。ガマちゃんが読めるのはアルファポリスだけです。
私はシンシア・サスペンダー公爵令嬢。お父様はこのブリュボン帝国の皇帝の弟だ。ヴァルナス皇太子殿下とは従姉妹にあたる私は、彼にずっと憧れていた。
「お父様、お願い。ヴァルナス皇太子殿下のお嫁さんになりたいの。協力してちょうだい」
「うむ。しかし、ヴァルナス皇太子殿下は番に憧れを抱いていると聞いた。出会える確率などゼロに等しいが前皇帝(ヴァルナス皇太子殿下の祖父)が出会っているゆえ、自分も巡り会えると信じている」
「番なんて嘘だわ。だって私達は人間でしょう? 皇族の血に獅子の獣人の血が混ざっているなんて伝説よね? だって普通の人間と変わらない容姿よ?」
「獣人は番にしか本来の姿は見せないらしいが、儂も番には会えなかったゆえ、その仕組みはよくわからんのだよ」
くだらない! 番なんかクソ食らえだわっ!
私は物心ついてからずっと、ヴァルナス皇太子殿下だけを思ってきたのに邪険にされてばかりいた。
「シンシアのことは嫌いではないが好きではない。俺を追い回すのはやめてくれ」
何度も言われた残酷な言葉だった。私はこれでも美人と評判で胸の大きさだって誰にも負けないわ。
「私ってそんなに魅力がないのかしら?」
貴族の令息達に相談し始めたのがきっかけだった。
「いいや、シンシアは最高に素敵だよ。この国で、いや、この世で一番の美女だと思うなぁ」
そう言われれば悪い気はしない。私はお父様に内緒でいろいろな男の子達と遊んだ。構ってくれないヴァルナス皇太子殿下が悪い。でも私は彼を裏切ってはいない。だって、キスや手をつないだり抱き合うぐらいは誰でもしていることだわ。
たくさんの男の愛や羨望の視線が私に活力を与えるのよ。これはね、ビタミンなの。新鮮なフルーツと同じ。だから必要悪だわ。
❁.。.:*:.。.✽.
ヴァルナス皇太子殿下は相変わらず冷たい。でも彼の番は現れない。このままいけば、彼は私のものよ。身分も血筋も年齢も全てが、私こそがこの国の皇太子妃に相応しいと証明している。
権力と美貌をもった最高の男を逃したくない。私はヴァルナス皇太子殿下に愛されて、たくさんの侍女達にかしづかれて生きるべき選ばれた人間なのよ。
なのに、ある日、突然現れたヴァルナス皇太子殿下の最愛。顔立ちは繊細で美しい。立ち居振る舞いには品格が漂い、高貴な身分であることがひとめでわかった。この帝国の人間ではない、異国の高位貴族の令嬢だ。私は必死に皇太子殿下の最愛の居場所を探る。
そうしてやっと見つけて一芝居うった。私はその女の前で大泣きしたの。あの緑の髪の女は、私にすっかり同情の目を向けていた。初めて見た時は白い髪だったのに、今では鮮やかな緑に変わっていたのも気味が悪かった。
バカな女ね。恋愛に先も後もないのよ。両想いになったほうが勝ちに決まっているじゃない? けれど、あの手の女にはそれがわかっていない。だから、気持ちを揺さぶってやったの。きっと、今頃は身を引く準備をしているはずよ。
❁.。.:*:.。.✽.
修道院からの帰り。馬車のなかでお化粧を始めた。すっかり嘘泣きで美しい顔が台無しになっている。白粉をはたき、さらには香水を振りかけ、御者に命令する。
「急いでちょうだい。アラン様との約束の時間に遅れちゃうわよ。今日はお忍びで劇を見に行く約束をしているのよ。もっと早く馬を走らせて!」
「はいっ。あっ、あぁーー。すみません、今なにかを轢いた気が・・・・・・カエルだ」
「カエルを轢いた? そんなものどうでも良いわよ、くだらない! 早く急いで」
私はデートに遅れないように必死だったわ。嘘泣き演技に気合いが入りすぎて、すっかり修道院に長居をしてしまったことを悔やんだ。
(ガマちゃん班長視点)
おいらは25班の班長ペーターだ。ルコント王国からこちらの帝国に引っ越しを済ませたばかりだった。慣れない道に、おいら達は戸惑いながらもこの街を探索していた。その時だ、暴走してきた一台の馬車が俺達めがけて突っ込んできやがった! 仲間の一匹がはねられたことが許せない。
「ソシモ隊員、大丈夫ゲコか? なんてことだ、足が折れている。あんな乱暴な馬車は初めてだケロ。おい、追いかけて飛び乗るぞ。行けぇーー!! 行け、行け」
「ほいきた、班長! 良いかぁーー? みんなで全速力で跳ねろ、跳ねるんだぁーー」
「はぁーーい」
「うっす」
「りょっ」
馬車の後ろのしがみつける部分に飛び移り、振り落とされないよう必死に足を踏ん張る。やがて目的地に着いたらしく、やたらに化粧の濃い香水プンプンの女に、小便を一斉に飛ばした。
「さぁ、行け、行け、行けぇーー。おいら達のど根性を見せてやれ」
「それぇーー!!」
「ついでに、ガマ毒ぴゅっ、ぴゅっ! こういう御者に暴走運転させるような奴は、きっと他にも悪いことをしているズラ」
「きゃぁーー!! なにするのよっ。この汚いカエルどもめっ! 絶対全部つかまえて丸焼きにしてやるわ」
おいらはそのうるさい女の口をめがけてションベンを狙い撃ち。見事命中、女は顔をしかめて必死に吐き出そうとする。
おいらのションベン飲んじゃったのかな、まぁ、いいか。死にはしない。だって、あいつはきっと悪い女ズラ。おいらの悪者を見つけるセンサーは正確なのだ。
「さぁ、引き上げるぞーー。念の為にそっちの三匹はこいつの家まで尾行しろ。また悪いことしたらお仕置きだ!」
「おぉーー!! 特に可愛いお姫さんを虐めていたら許さないゲコよ」
「あっははは! していそうだから怖いな」
「この女は要注意ズラ」
ションベンだらけでおまけにガマ毒まで浴びせられた女が、白目を剥いて口から泡をふいていた。
「天罰ゲコ。あんな乱暴な馬車は街を歩く子供達だって轢く勢いだったズラ。これに懲りたら真っ当に生きろケロケロ」
おいら達は捨て台詞を言ってその場を去ったのだった。
私はシンシア・サスペンダー公爵令嬢。お父様はこのブリュボン帝国の皇帝の弟だ。ヴァルナス皇太子殿下とは従姉妹にあたる私は、彼にずっと憧れていた。
「お父様、お願い。ヴァルナス皇太子殿下のお嫁さんになりたいの。協力してちょうだい」
「うむ。しかし、ヴァルナス皇太子殿下は番に憧れを抱いていると聞いた。出会える確率などゼロに等しいが前皇帝(ヴァルナス皇太子殿下の祖父)が出会っているゆえ、自分も巡り会えると信じている」
「番なんて嘘だわ。だって私達は人間でしょう? 皇族の血に獅子の獣人の血が混ざっているなんて伝説よね? だって普通の人間と変わらない容姿よ?」
「獣人は番にしか本来の姿は見せないらしいが、儂も番には会えなかったゆえ、その仕組みはよくわからんのだよ」
くだらない! 番なんかクソ食らえだわっ!
私は物心ついてからずっと、ヴァルナス皇太子殿下だけを思ってきたのに邪険にされてばかりいた。
「シンシアのことは嫌いではないが好きではない。俺を追い回すのはやめてくれ」
何度も言われた残酷な言葉だった。私はこれでも美人と評判で胸の大きさだって誰にも負けないわ。
「私ってそんなに魅力がないのかしら?」
貴族の令息達に相談し始めたのがきっかけだった。
「いいや、シンシアは最高に素敵だよ。この国で、いや、この世で一番の美女だと思うなぁ」
そう言われれば悪い気はしない。私はお父様に内緒でいろいろな男の子達と遊んだ。構ってくれないヴァルナス皇太子殿下が悪い。でも私は彼を裏切ってはいない。だって、キスや手をつないだり抱き合うぐらいは誰でもしていることだわ。
たくさんの男の愛や羨望の視線が私に活力を与えるのよ。これはね、ビタミンなの。新鮮なフルーツと同じ。だから必要悪だわ。
❁.。.:*:.。.✽.
ヴァルナス皇太子殿下は相変わらず冷たい。でも彼の番は現れない。このままいけば、彼は私のものよ。身分も血筋も年齢も全てが、私こそがこの国の皇太子妃に相応しいと証明している。
権力と美貌をもった最高の男を逃したくない。私はヴァルナス皇太子殿下に愛されて、たくさんの侍女達にかしづかれて生きるべき選ばれた人間なのよ。
なのに、ある日、突然現れたヴァルナス皇太子殿下の最愛。顔立ちは繊細で美しい。立ち居振る舞いには品格が漂い、高貴な身分であることがひとめでわかった。この帝国の人間ではない、異国の高位貴族の令嬢だ。私は必死に皇太子殿下の最愛の居場所を探る。
そうしてやっと見つけて一芝居うった。私はその女の前で大泣きしたの。あの緑の髪の女は、私にすっかり同情の目を向けていた。初めて見た時は白い髪だったのに、今では鮮やかな緑に変わっていたのも気味が悪かった。
バカな女ね。恋愛に先も後もないのよ。両想いになったほうが勝ちに決まっているじゃない? けれど、あの手の女にはそれがわかっていない。だから、気持ちを揺さぶってやったの。きっと、今頃は身を引く準備をしているはずよ。
❁.。.:*:.。.✽.
修道院からの帰り。馬車のなかでお化粧を始めた。すっかり嘘泣きで美しい顔が台無しになっている。白粉をはたき、さらには香水を振りかけ、御者に命令する。
「急いでちょうだい。アラン様との約束の時間に遅れちゃうわよ。今日はお忍びで劇を見に行く約束をしているのよ。もっと早く馬を走らせて!」
「はいっ。あっ、あぁーー。すみません、今なにかを轢いた気が・・・・・・カエルだ」
「カエルを轢いた? そんなものどうでも良いわよ、くだらない! 早く急いで」
私はデートに遅れないように必死だったわ。嘘泣き演技に気合いが入りすぎて、すっかり修道院に長居をしてしまったことを悔やんだ。
(ガマちゃん班長視点)
おいらは25班の班長ペーターだ。ルコント王国からこちらの帝国に引っ越しを済ませたばかりだった。慣れない道に、おいら達は戸惑いながらもこの街を探索していた。その時だ、暴走してきた一台の馬車が俺達めがけて突っ込んできやがった! 仲間の一匹がはねられたことが許せない。
「ソシモ隊員、大丈夫ゲコか? なんてことだ、足が折れている。あんな乱暴な馬車は初めてだケロ。おい、追いかけて飛び乗るぞ。行けぇーー!! 行け、行け」
「ほいきた、班長! 良いかぁーー? みんなで全速力で跳ねろ、跳ねるんだぁーー」
「はぁーーい」
「うっす」
「りょっ」
馬車の後ろのしがみつける部分に飛び移り、振り落とされないよう必死に足を踏ん張る。やがて目的地に着いたらしく、やたらに化粧の濃い香水プンプンの女に、小便を一斉に飛ばした。
「さぁ、行け、行け、行けぇーー。おいら達のど根性を見せてやれ」
「それぇーー!!」
「ついでに、ガマ毒ぴゅっ、ぴゅっ! こういう御者に暴走運転させるような奴は、きっと他にも悪いことをしているズラ」
「きゃぁーー!! なにするのよっ。この汚いカエルどもめっ! 絶対全部つかまえて丸焼きにしてやるわ」
おいらはそのうるさい女の口をめがけてションベンを狙い撃ち。見事命中、女は顔をしかめて必死に吐き出そうとする。
おいらのションベン飲んじゃったのかな、まぁ、いいか。死にはしない。だって、あいつはきっと悪い女ズラ。おいらの悪者を見つけるセンサーは正確なのだ。
「さぁ、引き上げるぞーー。念の為にそっちの三匹はこいつの家まで尾行しろ。また悪いことしたらお仕置きだ!」
「おぉーー!! 特に可愛いお姫さんを虐めていたら許さないゲコよ」
「あっははは! していそうだから怖いな」
「この女は要注意ズラ」
ションベンだらけでおまけにガマ毒まで浴びせられた女が、白目を剥いて口から泡をふいていた。
「天罰ゲコ。あんな乱暴な馬車は街を歩く子供達だって轢く勢いだったズラ。これに懲りたら真っ当に生きろケロケロ」
おいら達は捨て台詞を言ってその場を去ったのだった。
23
あなたにおすすめの小説
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
婚約者を奪った妹と縁を切り、辺境領を継いだら勇者一行がついてきました
藤原遊
ファンタジー
婚約発表の場で、妹に婚約者を奪われた。
家族にも教会にも見放され、聖女である私・エリシアは “不要” と切り捨てられる。
その“褒賞”として押しつけられたのは――
魔物と瘴気に覆われた、滅びかけの辺境領だった。
けれど私は、絶望しなかった。
むしろ、生まれて初めて「自由」になれたのだ。
そして、予想外の出来事が起きる。
――かつて共に魔王を倒した“勇者一行”が、次々と押しかけてきた。
「君をひとりで行かせるわけがない」
そう言って微笑む勇者レオン。
村を守るため剣を抜く騎士。
魔導具を抱えて駆けつける天才魔法使い。
物陰から見守る斥候は、相変わらず不器用で優しい。
彼らと力を合わせ、私は土地を浄化し、村を癒し、辺境の地に息を吹き返す。
気づけば、魔物巣窟は制圧され、泉は澄み渡り、鉱山もダンジョンも豊かに開き――
いつの間にか領地は、“どの国よりも最強の地”になっていた。
もう、誰にも振り回されない。
ここが私の新しい居場所。
そして、隣には――かつての仲間たちがいる。
捨てられた聖女が、仲間と共に辺境を立て直す。
これは、そんな私の第二の人生の物語。
【完結】すり替えられた公爵令嬢
鈴蘭
恋愛
帝国から嫁いで来た正妻キャサリンと離縁したあと、キャサリンとの間に出来た娘を捨てて、元婚約者アマンダとの間に出来た娘を嫡子として第一王子の婚約者に差し出したオルターナ公爵。
しかし王家は帝国との繋がりを求め、キャサリンの血を引く娘を欲していた。
妹が入れ替わった事に気付いた兄のルーカスは、事実を親友でもある第一王子のアルフレッドに告げるが、幼い二人にはどうする事も出来ず時間だけが流れて行く。
本来なら庶子として育つ筈だったマルゲリーターは公爵と後妻に溺愛されており、自身の中に高貴な血が流れていると信じて疑いもしていない、我儘で自分勝手な公女として育っていた。
完璧だと思われていた娘の入れ替えは、捨てた娘が学園に入学して来た事で、綻びを見せて行く。
視点がコロコロかわるので、ナレーション形式にしてみました。
お話が長いので、主要な登場人物を紹介します。
ロイズ王国
エレイン・フルール男爵令嬢 15歳
ルーカス・オルターナ公爵令息 17歳
アルフレッド・ロイズ第一王子 17歳
マルゲリーター・オルターナ公爵令嬢 15歳
マルゲリーターの母 アマンダ・オルターナ
エレインたちの父親 シルベス・オルターナ
パトリシア・アンバタサー エレインのクラスメイト
アルフレッドの側近
カシュー・イーシヤ 18歳
ダニエル・ウイロー 16歳
マシュー・イーシヤ 15歳
帝国
エレインとルーカスの母 キャサリン帝国の侯爵令嬢(前皇帝の姪)
キャサリンの再婚相手 アンドレイ(キャサリンの従兄妹)
隣国ルタオー王国
バーバラ王女
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香
ファンタジー
婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、
冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまう
リリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、
悪役令嬢として断罪された少女が、
「誰かの物語の脇役」ではなく、
自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、
彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
婚約破棄をされ、父に追放まで言われた私は、むしろ喜んで出て行きます! ~家を出る時に一緒に来てくれた執事の溺愛が始まりました~
ゆうき
恋愛
男爵家の次女として生まれたシエルは、姉と妹に比べて平凡だからという理由で、父親や姉妹からバカにされ、虐げられる生活を送っていた。
そんな生活に嫌気がさしたシエルは、とある計画を考えつく。それは、婚約者に社交界で婚約を破棄してもらい、その責任を取って家を出て、自由を手に入れるというものだった。
シエルの専属の執事であるラルフや、幼い頃から実の兄のように親しくしてくれていた婚約者の協力の元、シエルは無事に婚約を破棄され、父親に見捨てられて家を出ることになった。
ラルフも一緒に来てくれることとなり、これで念願の自由を手に入れたシエル。しかし、シエルにはどこにも行くあてはなかった。
それをラルフに伝えると、隣の国にあるラルフの故郷に行こうと提案される。
それを承諾したシエルは、これからの自由で幸せな日々を手に入れられると胸を躍らせていたが、その幸せは家族によって邪魔をされてしまう。
なんと、家族はシエルとラルフを広大な湖に捨て、自らの手を汚さずに二人を亡き者にしようとしていた――
☆誤字脱字が多いですが、見つけ次第直しますのでご了承ください☆
☆全文字はだいたい14万文字になっています☆
☆完結まで予約済みなので、エタることはありません!☆
実は家事万能な伯爵令嬢、婚約破棄されても全く問題ありません ~追放された先で洗濯した男は、伝説の天使様でした~
空色蜻蛉
恋愛
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の・・であった。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる