貴方のうなじ

ゆい

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α side

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【運命の番】なんて都市伝説だと思っていた。
でも実際【運命の番】が目の前に現れたら、充足感・多幸感など、ありとあらゆる喜びの感情で満たされた。
彼も【運命の番】に気が付いたのか、私に大量のフェロモンを出してくれた。
でも後で話を聞くと、彼はαのフェロモンも自分のフェロモンもわからないらしい。
何度も鼻の検査をしたが、異常はなかったと言っていた。
バースを研究している専門の先生に聞いたところ、男Ωは、生まれた時から子宮がある女Ωと違い、第二次性徴期で、子宮ができ始めるので、完全にできるまではフェロモンを感じにくいのではないかという意見をくれた。
だから、女Ωに比べたら、初めてのヒートが来るのが遅いらしい。
また、男だから、Ωということを受け入れたくなくて、心と身体が一致せず、苦しむものも少なくないと教えてくれた。



「君は、Ωになってどう思う?」

私はズバリ直球で聞いた。
変な言い回しは返って彼には通じないと思ったからだ。

「…ん~、どうと言われても、どう答えていいのか悩みます。」

「例えば、将来騎士とか文官になりたかったとか?Ωでなれなくて悔しいとか?」

「考えたこともないですね。体力はあんまりないし、物事を深く考えるのも苦手だし。」

「なら、もし普通に学園を卒業した後は、どうしようと思っていたの?」

「実家で父や兄の手伝いしながら、牧場で牛の面倒を見て、畑で野菜を作っていましたね。」

「…そのほうが君的には良かったのか?」

「…もしもの話なんでしょう?…もしかして離縁の話ですか?」

「いや、そうじゃない。離縁はしない。」

「ああ、良かった。…結婚して3日目で離縁は流石に辛いので。」

「離縁の話ではない。男だとΩということを受け入れたくなくて、心と身体が一致しないで苦しむものも少なくないと教えてもらったので、君はどうかなと思って。もし、その悩みとかあるのなら、少しずつ教えてもらいたい。…その夫夫になったのだから、1人で苦しんでもらいたくないし、すぐに解決できなくても、少しずつ改善できることもあるだろうし。」

「私のことを気にかけていただき、ありがとうございます。私は割とすぐに受け入れられましたよ。なんせ、考えるのが苦手なので、なるようにしかならないと思いましたし。バース性は自然の摂理なので。」

「ず、随分と楽天的なんだな。」

私は、彼のその考え方に大丈夫か?と思った。
もしかして詐欺被害にあっても、気付かないタイプなのかな?

「考えたところで、性を変えるなんて無理じゃないですか。なら、あるがままを受け入れるしかないじゃないですか。でも、そのおかげで、こうして素敵な旦那様ができたんだし。」

「え、あ、ありがとう。」

彼から『素敵な旦那様』と言われ、少し面映い思いをする。

「旦那様は反対にαでなかったらどうしましたか?」

まさかの質問をされると思わなかった。

「公爵家の嫡男だけど、αでなかったら、後継ぎにはなりえなかったので、騎士を目指していたかもしれないな。」

「騎士になりたかったとか?」

「いや、生計を立てるなら、手っ取り早く騎士になっていたってくらいかな。」

「なんだか、旦那様の方が楽天的ですね?」

「そ、そうなのだろうか?」

私はちょっとショックを受ける。

「旦那様の場合、ちょっと剣の扱いが人よりできるからの考えで騎士と言っているのかな?って、思いましたよ。でも、騎士は大変ですよ。今は国同士の争いがないですけど、戦争が始まったら、真っ先に行かないといけないじゃないですか。それに、街でも犯罪や争いごとに出張るんですから、怪我なんかして当たり前なんですよ?それに、第一無表情の旦那様が、街で起こった争いごとの仲裁ができると思えません。反対に『喧嘩売ってんのか、この野郎!』って言われそうです。」

「むっ、そう言われてみればそうだが。」

「だから、旦那様に騎士は無理です。ちなみに文官も同じ理由で無理です。上司に『喧嘩売ってんのか、この野郎!』と言われてクビになるだけです。」

「確かに。」

うむうむと私は話を聞いてしまう。
私の後ろで会話を聞いている従者やメイドは笑いを堪えている。
何処に笑える要素があるのだろうか?

「旦那さま、αで跡取りになれて良かったですね。βなら就職先見つからなかったですよ。それに私も見つけてもらえなかったですし。」

「そうだな。」

と、私がαで、彼がΩであって良かったということで、話が終わった。
私の後ろで会話を聞いている従者やメイドは更に笑いを堪えている。
だから、何処に笑える要素があるのだろうか?教えてほしい!





彼が嫁いで約半年後にヒートが来た。
結婚当初、医者曰く『ゆっくりと子宮が育ってきていますから、ヒートが来てもすぐに子供をつくらないでくださいね。【番】になるのは反対はしません。むしろ、Ωとしてきちんとそのように身体を作る上では大事だと思いますので、ぜひ【番】になってください。でも、子供はまだですからね』と、何度も念を押されながら、避妊薬を処方された。
彼も『旦那様の子供を産みたいので、お医者様の診断をきちんと聞きましょう。でも、子供ができるまでは、私だけを可愛がってくださいね』なんて可愛く言われたら、可愛がる以外の方法はないだろう。
学園を無事に卒業して、別邸で2人の暮らしが始まってから、彼にヒートが来なくても、ゆっくり優しく彼を抱くようになった。
日に日に彼を愛おしく思う気持ちは膨らむばかりなので、ヒートが来ないから抱かないなんてことはない。
彼も私を愛しむ気持ちがあるのか、声に甘さを載せて啼いてくれる。
初めの頃は、痛さ、苦しさもあったみたいだが、『ヒートで訳が分からない状態で抱かれているよりは、痛さ、苦しさが旦那様からのモノであれば、愛しさしかありませんから』と言ってくれた。
私には勿体ないくらいよくできた【番】で嬉しかった。いや、まだ番っていないけど。

彼にヒートが来たその日は、偶々父上の遣いで帰りが遅くなった。
別邸に近づくにつれ、彼のフェロモンがひどく漂ってくる。
彼にとっては二度目のヒートだから、無理をしないようにしないといけない。
頭ではそう思っても、本能が理性を焼き切るかのように、身体を熱くしていく。毎日のように彼を抱いている。
一度でも味わった甘露を手放せと言われたところで、手放せる人は10人中何人いるのだろうか?
私には無理だった。
別邸の執事が用意してくれた避妊薬を飲んだ後の記憶はなかった。

ぐっちゃん、ぐっちゃんや、パァンッ、パァンッと音が耳に届くころ、私は手放した理性を取り戻した。
彼は、身体中に鬱血痕、項周辺は噛み跡だらけ、下半身はお互いの体液だらけでぐったりとしていた。
彼に付けていた項の防護用のチョーカーは、無残な姿になっていた。

「あ、あ、私は…なんてことを。」

酷い抱き方をしてしまい、彼には申し訳なく、自己嫌悪に陥ってしまった。

「だ、だん、な、さぁ…。」

彼の掠れたか細い声で我に帰る。

「大丈夫か?!!」

「み、水を…くだ…。」

「水だな!!」

用意された水差しから、水をコップに移して、彼に水を飲ませる。
彼はゴクゴクとあっという間に飲み干した。

「水はまだいるか?」

「もう、いらない、です。」

「大丈夫か?」

「は、はい、なん、とか。流石に、丸2日間、繋がり、っぱなしは、キツかった、です。」

「すまない。私は君のヒートになった姿を見て、興奮のあまり、君に酷いことをしてしまった。」

「謝らないで、ください。それだけ、私を求めて、いてくれた、かと思うと、嬉しいです。」

「君は本当に優しいな。」

「旦那様、限定、ですよ。」

「~~っ、ありがとう!…では、風呂に入って身体を清めようか。」

本当に私には勿体ないくらいよくできた【番】だ。

「それより、旦那様、約束を果たして、ください。【番】に、なりました、し。」

「ん?あ、ああ、そうだ、そうだった。」

彼が、私の項を噛みたいと言っていたのを思い出す。
彼にわかりやすいように、背を向けて項を見せる。

「では、旦那様、噛みます。」

項に彼の息がかかり、かぷっと噛まれる。
彼の優しい噛みかたは擽ったかった。
彼の口が離れたので、

「どうだ?」

と、聞いてみた。そしたら、

「全然、噛み跡が、ついていません。」

と、ちょっと涙声で彼は言った。
そりぁ、その可愛らしい噛みかたでは、跡はつかないだろうと思ったが、口には出さなかった。
でも、私は笑っていたようで、

「旦那様が笑っている!初めて笑顔を見ました!一瞬だけだったけど、表情筋が働きました!おじいちゃんになるまで、見れないと思っていたけど、こんな早く見れた!」

と言われた。
私が笑ったことが嬉しくて、疲れているはずなのに、子どものように、はしゃいで喜んでくれた。

「で、もう一度噛んでみるかい?」

彼が落ち着いた頃に聞いてみた。

「いえ。今のままでは跡がつかないので、次のヒートまで練習します。…次の時も噛んでもいいですか?」

「ああ、もちろん。」

ちなみに練習って何をするんだろう?
でも彼があむあむと何かを噛んでいる姿も可愛らしいんだろうなと、勝手に推測する。


その後の処理を執事に頼み、私達は風呂に入った。
彼を綺麗に洗った後、私自身もしっかりと洗い、一緒に湯船に浸かる。

「君はヒート中の記憶はあるのかい?」

「はい。私は、記憶を飛ばさないタイプのようです。」

と、彼から私が記憶を飛ばしている間の経緯を聞いた。
無残な姿に変えたチョーカーは、私が噛みちぎったようだ。
また新たに注文をしなくては。
今度はもっと頑丈なものにしないと。

「普段の旦那様からは考えられないくらい…物凄く激しかったです。」

彼は恥ずかしそうに教えてくれた。
私は、記憶を飛ばしたことに後悔しかなかった。
彼のあれやこれやで乱れた姿を覚えていないなんて、悔やんでも悔やみきれない。

「本当にすまない。私は君の項を噛んだことすら覚えていないのだから。こんなに噛み跡だらけにして痛いだろう?怖かっただろう?風呂から上がったら、手当てをしよう。」

「…痛かったけど、怖くはありませんでした。だから謝らないでください。私も旦那様が噛んだ分だけ噛みたいです。…旦那様は私だけのフェロモンしか分からないようにしたいです。」

「っ!!ダメだ!」

「えっ?!…ダメ、ですか?」

彼は悲しそうな顔をした。

「違う!そのダメじゃなくて!ああ、もう、可愛いすぎだろう!私も君だけしかいらないから!ああ、身体を休めてあげたいのに、また抱きたくなる!」

「そんな旦那様も、…好きです。」

「もう!」

と、彼の腰を掴み、まだ柔らかい後孔に私のモノを思いっきり奥まで穿つ。

「ひゅっ!!」

「煽ったのは君だから!ちゃんと身体に教え込むから!」

結局、彼が逆上せて目を回すまで、湯船で私は腰を振り続けてしまった。
これには執事から両親に話がいき、後日しっかりと2人から叱られた。




彼が私の項にしっかりと噛み跡をつけられるようになった頃には、彼の子宮もきちんと成長して、医者から子作りの許可が降りた。

私が22歳、彼が20歳の時に一人目を妊娠、出産してくれた。
生まれた子は、我が一族似の派手な顔だった。
両親、弟妹ともに、子供が無事生まれたことには喜んでくれたが、彼似でなかったことに少しガッカリしていた。
私の家族は、彼が好きすぎて困る。

この後2年おきに、4人も子供を産んでくれた。
これ以上の妊娠は、彼の負担が大きくなるからと、また避妊薬を処方されるようになった。

4人とも赤子ながら、一目でαとわかるくらいの存在感を持っていた。
上3人の息子は我が一族似であったが、末っ子になる息子は彼似であった。
そんな末っ子は、彼と共に我が家、我が一族のアイドルとなった。
親戚一同も彼が好きすぎて、本当に困る!






彼がヒート明けだった為、一人で出席した王宮の夜会で、友人達と会話を楽しんでいると、私の項の噛み跡を目敏く見つけた女Ωの婦人が、

「公爵閣下は、実はΩでしたの?」

と、下卑た笑いをしながら聞いてきた。
この婦人は、学園在籍の時に何度もアピールをしてきて、催淫剤まで使ってきた人だった。
私がαと知っておきながら、靡かなかった腹いせを、ここぞとばかりに仕掛けてきたようだ。

「貴女は何を言っているのでしょうか?私はαですよ?」

「あら?でも、項に噛み跡があるではありませんか?」

いやらしい笑い方には嫌悪感しかない。
帰ったら、すぐに彼に慰めて貰おう。

「ああ、これは私の最愛の番がつけた跡ですよ。私が他のΩのフェロモンを感知できないようにと。」

「まっ!Ωがαを噛んでもそんなことできませんでしょ?!」

「?なんで、できないとわかるんですか?既に実証済みですか?そんな論文読んだことありませんけど?彼らはそのことを実験中なのに?」

と、私の友人が婦人に問いただす。

「確かに彼らは専門医と共に検証中であるから、まだ結果がわかっていない。にも関わらず、貴女はできないと言う。その根拠は何処からきているのでしょうか?」

と、更に別の友人が婦人に言い募る。
彼らに迫られるように聞かれた婦人は、何も答えられずにその場から逃走した。
婦人が王宮の夜会に出れることはもうないだろう。
何故ならこの場に王族もいるのだから。
友人の一人が王族だから。
多分彼から婦人の婚家に通達が出るだろう。


「しかし、君の番は可愛らしい事をするね。」

「私も言われてみたいものだ。『私だけのフェロモンしか分からないようにしたい』って。」

私が散々惚気話をするから、友人らは一言一句を覚えてしまっていた。
それに友人らは、私が結婚して以降、我が家に遊びに来る回数が格段に増えた。
つまり、友人らも彼が好きなのだ。
恋愛で好きという意味でないのは分かるけど、…本当に彼は人誑しで困る!









「で、結局のところ、他のΩのフェロモンって感じるのかい?」

「……いや、それがわからないんだ。」

結婚して40年近くになった頃、彼は心の臓の病で、先に旅立ってしまった。
私と4人の子供とその番達、総勢14人の孫に看取られながら、苦しいはずなのに、穏やかな顔で逝ってしまった。
無事に葬式が終えた後、友人が私を慰めに来てくれた。

「なんで?」

「よくよく考えたら、私が彼以外に目移りなんてしないから。他のΩのフェロモンを感じる暇なんてなかったし。」

「…君は最期まで惚気そうだね。」

「それは勿論。彼が【運命の番】であってもなくても【番】にはかわりないから。」

「そこまで愛してもらえたら、彼も幸せだっただろうね。」

「…私も番解除されたΩのように、ゆるゆると衰弱していけたら、本望だね。」

「…本当に君達は、お互いがαであり、Ωだったんだね。」

「…多分、彼が私の項を噛んだ瞬間から、私は彼だけのΩになったんだろうね。」

「……論文にしていいかい?」

「勿論さ。私も一応記録は残してあるから、それを使うといい。それに簡単に番解除をするαに鉄鎚を!」

「ふはっ!いいね、それ!簡単に番解除したαで実験してみるのもいいね!」

「是非そうしてくれ。」


友人が実験をしているなか、私は願い通りゆるゆると衰弱していき、彼が亡くなってから半年後に旅立った。
子供達は少し呆れ顔をしながら、泣いてくれた。
『父上は本当に母上を好きすぎて困る!』って。













「来世も一緒になってくれるかい?」

「勿論です!」

「私がβやΩでも、項を噛ませてくれるかい?」

「ふふっ、私も噛ませてくださいね!」






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みんなの感想(2件)

みこねこ
2026.01.21 みこねこ

この話、何回読んでも好きです!
じわーの後にホロっときます。
先生の話は全部好きです。
これからも素敵な作品をよろしくお願いします

2026.01.21 ゆい

みこねこ 様

いつもお読みいただきありがとうございます。
好きになっていただけて嬉しいです。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

解除
内緒の話
2025.10.17 内緒の話

ショートショートで連載中になっていますが、続きを期待してもいいのでしょうか?
"どこかで読んだことのあるオメガバース作品"ではなく、とても面白かったです。
すみません。「それはよく弟妹に言われる。『兄上怒っている?』と、多々問われることが多い。·········」の{多々}は{度々}ですか?

2025.10.17 ゆい

内緒の話 様

お読みいただきありがとうございます。

α sideもありますので、まだ連載中です。

ご指摘ありがとうございます!この場合、『度々』のほうが良いですね。訂正させていただきます。

解除

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