上 下
2 / 12

Cup 2 ・本という待ち合わせ場所で、言葉があなたを待つ

しおりを挟む
突然ですが、まず最初に「ここに本がある」とイメージをしてみて下さい



どの大きさでも大丈夫です
薄くても厚くても、本という形状であれば問題ありません



さて、あなたはこの「本」をどうしますか?



ナイフとフォークで食べますか? 冗談ですよ(^^♪



まだ「本」を知らない赤ちゃんは
本の角をなめてみたり、かじったりしますが
その内、教えてもないのに、ページをめくるようになります



そう、「本」は、ページをめくって始まりますよね



それでは、次に何がありますか?



あなたに届けようとしている言葉が待っています



励ましの言葉・癒しの言葉・包んでくれる言葉etc



沢山の文字が並んでいる文章から



温かい毛布で包んでくれるような言葉
涙の蛇口を開けてくれる言葉etc



目で読んでいる文章から、何かを感じた言葉があったら
それは、あなたに届けたくて
言葉の方から会いに来てくれたのでしょう



メモを取らなくても覚えてしまうような言葉は
きっとあなたのこころにまで、届けてくれたのでしょう




もし誰からも言葉を掛けて欲しくない・・・、
一人になりたいと思ったら、本を読んでみて下さい



会話は・・・、時に言われたくない事まで
聞かなくてはいけない事もありますよね



向かってくる言葉は、選ぶ事が出来ず
直球で受け止める事しか出来ないかもしれません



でも「本の言葉」は違います



あなたが必要だと思った言葉だけに出合えます



言われたくない言葉・聞きたくない言葉などなく
そのままただ読むだけで良いのです



言葉にとって、ページをめくるという事は



舞台の緞帳が上がる瞬間のようでいて
カーテンを開け、窓から風を呼び込むように
胸躍ることなのです




いつあなたがページをめくって
どの言葉に出合うのか・・・、



まるで待ち合わせ場所で、恋人を待つかのように



今日も本という待ち合わせ場所で
言葉が、あなたを待っていますよ・・・☆彡



Cafeでしか出合えない「Cafe本」が
そっと話しかけてくれるように綴った
「こころメッセージ」をCupに注いで
またのご来店をお待ちしております



しおりを挟む

処理中です...