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Cup 3 ・人生には、いくつかのソファがある ~orderⅠ~

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子供の頃、人生は歩き続けるものだと思っていた



正確には、歩き続けなくてはいけない



「休む」という事を、考えてはいけないと思っていた




誰かに教えられた訳でもなく
誰も休まないから、そう思ったのだと思う




でも・・・、休みたくなった



年齢を重ねると、嬉しい事や楽しい事はあるけれど
それ以上に耐える事が増えていった・・・。




それでも歩き続けようとした




立ち止まったら、負けだと思っていたからだ



誰も自分と勝負をしていないのに
自分は、負けたんだ・・・と思っていた



何て勝手なんだろう・・・、でも必死だった



前に進まない足を、どうする事も出来ずにいると
誰かが、いつの間にかソファを差し出してくれた



足を一歩も動かさなくても、ちょっと曲げてみると
ちょうど腰かけられるのだった



さぁ、ちょっと休んでみようか・・・。



さぁ、あなたが腰かけているソファは
どんなソファですか?



浅く腰かけて、スッと立ち上がれる程ですか?



寝っ転がって、しばらくウトウト寝てしまうような
ソファですか?



人生という道を歩いていて、立ち止まりたくなった時



それは決して負けた訳ではない



ちょっとソファに腰掛けて、休んでいるだけ・・・☆



何回腰掛けても良いし、色々なソファに腰掛けても良い



さぁ、cupを手に、ゆっくりお過ごし下さいませ(#^^#)



次のorderは、少々お待ち下さいませ☆彡




Cafeでしか出合えない「Cafe本」が
そっと話しかけてくれるように綴った
「こころメッセージ」をCupに注いで
またのご来店をお待ちしております




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