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27話
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ロックドラゴンの飛行スピードは速く北の洞窟まではすぐに着いてしまうかの様にテラには思えた。
しかし半日程飛んだ所で食事の為荒地に降りる。
『テラよ!何か食べ物を取って来い!』
「ぜルマルさんはどの位食べるのですか?」
半日空を飛んでいる間にお互いの自己紹介を済ませロックドラゴンを名前のぜルマルと呼ぶ様になっていた。
『そうだなジャイアントボアなら2頭で良いぞ』
「1頭でも僕では持ってこれませんよ…」
『ではキラービーネなら空を飛んでいるから軽いだろう。
10匹ぐらい取って来い!』
「そんなに僕じゃ倒せませんよ…
それに倒したら空を飛んでるとか関係ないんじゃ…」
『なら何度も運べば良かろう!
ぐだぐだ言ってないで早く取ってこい!』
テラは荒地では食べ物になるようなモンスターを取れないと判断し近くの森へと入ってみる。
そこにはモンスターではなく果実が多く実っている木がいくつもあった。
テラは果実を試しに少しだけ齧ってみて大丈夫な事を確認するとそれを袋へと入れていく。
袋がいっぱいなりそれを持ってぜルマルの所に持っていく。
『待ちくたびれぞ!さあ早く出せ』
対して時間は経ってないのだがぜルマルが急かすのでテラは袋の中の果実をぜルマルに差し出す。
『ほう赤の果実か…
これは珍しい物を取って来たな』
「食べてみたら美味しかったので持ってきたのですが珍しいのですか?」
『この実は食べると痛みを麻痺させてくれる物だ。
人間が食べ過ぎると全身麻痺するからあまり食べ過ぎるなよ』
「そんな怖い実だったのですね…
違う物取ってきます」
『 そうだなこの実は美味しいがこれだけだと飽きてしまうから他のも取ってこい』
テラは先程とは違う方角に行きモンスターを狩る。
それをゼルマルと分けて食べ再び空の散歩を始めるのであった。
それから2日後ようやく北の洞窟へと到着する。
洞窟の前でテラとぜルマルはどうするか話し合っていた。
『この入り口以外にあっちの方向にもう一つ入り口があるがあちらは人間の町の中にあるので吾輩は行けん!
テラが向こうに行って両方の入り口を見張っておけば問題ないだろう』
「それだと僕はここで待つだけでメル達に更に差を付けられてしまいます。
だから中に入ってレベル上げをしながら探したいのですが…ダメですか?」
『ふむ良いだろう。
では吾輩が向こうの様子もなんとか確認してやろう。
もし出てきたらドラゴンストーンに知らせるからな』
「ドラゴンストーンで分かるのですか!」
『試しにやってみるか………フンッ!』
ぜルマルが念を送るとドラゴンストーンが光出した。
「これなら僕が洞窟の中に居ても分かりますね!」
『では吾輩はここで寝ながら見張っておくから気を付けて行ってこい!』
「はい!ありがとうございます」
テラはぜルマルに別れを告げ大事なことに気が付かないまま1人洞窟へと入っていくのだった。
「暗いな…これじゃどこからモンスターが出てくるか分からないぞ…」
洞窟内は真っ暗でジュニアから貰った使用者の魔力を使って光を放つ道具を使ってなんとか前方を確認する。
しかし左右や後方には光が及ばず暗闇が広がっていた。
テラは注意深く進みモンスターや罠を警戒する。
この洞窟内は様々なモンスターが出るだけじゃなく何者かが設置した罠も多数有り冒険者の行く手を阻むのだ。
危険なのだが洞窟内には価値の高いモンスターや誰が設置したか分からない宝箱もあるのでこの洞窟に挑む者は後を絶たない。
「それにしても暗いな…
師範の話だとある程度は洞窟内が光っていて周りを確認できるって言ってのに…
もう少し奥まで行けばそうなるのかな?」
寂しさを紛らわす為に独り言をぶつぶつ話しながらテラは洞窟を進んで行く。
しかしテラはこの時点で気が付くべきだった、ジュニアに聞いていた洞窟と違う事とそして入る者が後を絶たないと言われている洞窟内に誰も居ない事を…
テラが歩き始めて1時間が経った頃テラはモンスターを発見する。
モンスターは15匹程のゴブリンの集団であった。
(あんなに居るって事はゴブリンキングやゴブリンジェネラルが居るって事だよね…
もしキングだったら僕には勝てないから逃げよう)
テラはそんな算段を考えている時ゴブリン達はテラの持っている光に反応し戦闘態勢を整える。
ゴブリン達もたいまつを持っておりそれをテラに向かって向けてくる。
(もうバレた!どうしてバレたんだ?)
暗闇に中で光を放つ道具を持っている事を忘れゴブリンに自分が見つかった事にテラは驚く。
テラは引き返すか戦うか悩むがゴブリン達と戦う事を選ぶ。
「クレイニードル!」
テラはクレイニードルでゴブリンを攻撃する。
ゴブリンはテラのクレイニードルを喰らうと次々に絶命していく。
瞬く間に15匹全てのゴブリンがテラに倒される。
「他には居ないのかな…?」
辺りを確認するがモンスターは居なかった。
「あんなにゴブリンが居たら普通はそれを指揮するのが居るんだけど洞窟だと違うのかな?」
周囲にモンスターが居ない事を確認すると再び歩を進める。
相変わらず洞窟内は暗いがテラはモンスターが出た事もあって先程よりも注意しながら先に進む。
すると下へと降りる階段が見つかり下へと進んで行く。
地下1階も真っ暗でテラの持つ光では奥まで照らせなかった。
「広いな…この明かりじゃ…ってこの明かりがあったらモンスターに見つかっちゃうじゃないか!」
テラは慌てて魔力を流すのをやめて袋へとしまう。
しかし今度は真っ暗で周りが全く見えなくなり困ってしまった。
(どうすればいいんだ…真っ暗で何も見えない…)
テラは何も見えずに適当に腕を差し出し壁を触る。
そこには不思議な突起がありテラはそれを押してしまった。
パチッ
音がすると辺りの壁が光出した。
「なんだ!いきなり辺りが明るくなった!」
一面の壁が輝きだして洞窟内を明るくする。
辺りが明るくなるとテラは近くに接近していたモンスターに気が付く。
「さっきの明かりで近づいて来たんだな!
クレイニードル!」
近寄ってきていたモンスターをクレイニードルで一掃する。
幸いにクレイニードルの一撃で倒せるモンスターだけだったのでテラは安堵する。
「どうして急に明るくなったんだろう?
このボタンが何か関係があるのかな?」
テラは試しにボタンを押してみる。
すると辺りは再び真っ暗になった。
「うわっ!
マズいもう一回点け!」
慌てて再度ボタンを押すと辺りは明るくなる。
「このボタンで明るくなったり暗くなったりするんだな。
もう押さないようにしよう…」
テラは恐る恐るボタンから手を放す。
そして明るくなった洞窟内を歩き出す。
明るくなった洞窟内ではモンスターが頻繁に襲ってくるようになりテラは徐々に疲労していく。
そしてテラが入ってから1日が経とうとしていた時テラは休憩に良さそうな所を見つけようやく休憩することにした。
「確かこれを使えばモンスターに見つかりにくくなるんだよね…
えっと…こうかな…」
テラはジュニアに貰ったモンスター除けの道具を使う。
透明な煙で辺りを包みモンスターから見つかりにくくするという代物だ。
「これで一息つけるな…」
テラは座り込み一息つく。
そこで持ち込んだ食料を食べ体力を回復させる。
そしてそのまま眠りにつくのであった。
テラが眠りから覚めると洞窟内は相変わらず明るいままだった。
そこで簡単な朝食を食べテラは再び洞窟を進み出す。
ようやく下へと降りる階段を見つけるとテラは階段を降りる。
降りた先はまた真っ暗でテラは手探りでボタンを探す。
ボタンを見つけテラはボタンを押す。
この階もボタンを押す事で明るくなっていく。
「この階も同じだった…
一体どうなってるんだろう?
僕が考えたってどうせ分からないだろうけどね…」
この階は前の階とは違い狭い通路が続いていた。
曲がり角も多くその度にモンスターと出くわすほどモンスターの出現が多くなっていった。
しかもモンスターは先程までの階より強いモンスターが徐々に出るようになりテラに襲い掛かって来る。
テラは1人モンスターに立ち向かうのであった。
しかし半日程飛んだ所で食事の為荒地に降りる。
『テラよ!何か食べ物を取って来い!』
「ぜルマルさんはどの位食べるのですか?」
半日空を飛んでいる間にお互いの自己紹介を済ませロックドラゴンを名前のぜルマルと呼ぶ様になっていた。
『そうだなジャイアントボアなら2頭で良いぞ』
「1頭でも僕では持ってこれませんよ…」
『ではキラービーネなら空を飛んでいるから軽いだろう。
10匹ぐらい取って来い!』
「そんなに僕じゃ倒せませんよ…
それに倒したら空を飛んでるとか関係ないんじゃ…」
『なら何度も運べば良かろう!
ぐだぐだ言ってないで早く取ってこい!』
テラは荒地では食べ物になるようなモンスターを取れないと判断し近くの森へと入ってみる。
そこにはモンスターではなく果実が多く実っている木がいくつもあった。
テラは果実を試しに少しだけ齧ってみて大丈夫な事を確認するとそれを袋へと入れていく。
袋がいっぱいなりそれを持ってぜルマルの所に持っていく。
『待ちくたびれぞ!さあ早く出せ』
対して時間は経ってないのだがぜルマルが急かすのでテラは袋の中の果実をぜルマルに差し出す。
『ほう赤の果実か…
これは珍しい物を取って来たな』
「食べてみたら美味しかったので持ってきたのですが珍しいのですか?」
『この実は食べると痛みを麻痺させてくれる物だ。
人間が食べ過ぎると全身麻痺するからあまり食べ過ぎるなよ』
「そんな怖い実だったのですね…
違う物取ってきます」
『 そうだなこの実は美味しいがこれだけだと飽きてしまうから他のも取ってこい』
テラは先程とは違う方角に行きモンスターを狩る。
それをゼルマルと分けて食べ再び空の散歩を始めるのであった。
それから2日後ようやく北の洞窟へと到着する。
洞窟の前でテラとぜルマルはどうするか話し合っていた。
『この入り口以外にあっちの方向にもう一つ入り口があるがあちらは人間の町の中にあるので吾輩は行けん!
テラが向こうに行って両方の入り口を見張っておけば問題ないだろう』
「それだと僕はここで待つだけでメル達に更に差を付けられてしまいます。
だから中に入ってレベル上げをしながら探したいのですが…ダメですか?」
『ふむ良いだろう。
では吾輩が向こうの様子もなんとか確認してやろう。
もし出てきたらドラゴンストーンに知らせるからな』
「ドラゴンストーンで分かるのですか!」
『試しにやってみるか………フンッ!』
ぜルマルが念を送るとドラゴンストーンが光出した。
「これなら僕が洞窟の中に居ても分かりますね!」
『では吾輩はここで寝ながら見張っておくから気を付けて行ってこい!』
「はい!ありがとうございます」
テラはぜルマルに別れを告げ大事なことに気が付かないまま1人洞窟へと入っていくのだった。
「暗いな…これじゃどこからモンスターが出てくるか分からないぞ…」
洞窟内は真っ暗でジュニアから貰った使用者の魔力を使って光を放つ道具を使ってなんとか前方を確認する。
しかし左右や後方には光が及ばず暗闇が広がっていた。
テラは注意深く進みモンスターや罠を警戒する。
この洞窟内は様々なモンスターが出るだけじゃなく何者かが設置した罠も多数有り冒険者の行く手を阻むのだ。
危険なのだが洞窟内には価値の高いモンスターや誰が設置したか分からない宝箱もあるのでこの洞窟に挑む者は後を絶たない。
「それにしても暗いな…
師範の話だとある程度は洞窟内が光っていて周りを確認できるって言ってのに…
もう少し奥まで行けばそうなるのかな?」
寂しさを紛らわす為に独り言をぶつぶつ話しながらテラは洞窟を進んで行く。
しかしテラはこの時点で気が付くべきだった、ジュニアに聞いていた洞窟と違う事とそして入る者が後を絶たないと言われている洞窟内に誰も居ない事を…
テラが歩き始めて1時間が経った頃テラはモンスターを発見する。
モンスターは15匹程のゴブリンの集団であった。
(あんなに居るって事はゴブリンキングやゴブリンジェネラルが居るって事だよね…
もしキングだったら僕には勝てないから逃げよう)
テラはそんな算段を考えている時ゴブリン達はテラの持っている光に反応し戦闘態勢を整える。
ゴブリン達もたいまつを持っておりそれをテラに向かって向けてくる。
(もうバレた!どうしてバレたんだ?)
暗闇に中で光を放つ道具を持っている事を忘れゴブリンに自分が見つかった事にテラは驚く。
テラは引き返すか戦うか悩むがゴブリン達と戦う事を選ぶ。
「クレイニードル!」
テラはクレイニードルでゴブリンを攻撃する。
ゴブリンはテラのクレイニードルを喰らうと次々に絶命していく。
瞬く間に15匹全てのゴブリンがテラに倒される。
「他には居ないのかな…?」
辺りを確認するがモンスターは居なかった。
「あんなにゴブリンが居たら普通はそれを指揮するのが居るんだけど洞窟だと違うのかな?」
周囲にモンスターが居ない事を確認すると再び歩を進める。
相変わらず洞窟内は暗いがテラはモンスターが出た事もあって先程よりも注意しながら先に進む。
すると下へと降りる階段が見つかり下へと進んで行く。
地下1階も真っ暗でテラの持つ光では奥まで照らせなかった。
「広いな…この明かりじゃ…ってこの明かりがあったらモンスターに見つかっちゃうじゃないか!」
テラは慌てて魔力を流すのをやめて袋へとしまう。
しかし今度は真っ暗で周りが全く見えなくなり困ってしまった。
(どうすればいいんだ…真っ暗で何も見えない…)
テラは何も見えずに適当に腕を差し出し壁を触る。
そこには不思議な突起がありテラはそれを押してしまった。
パチッ
音がすると辺りの壁が光出した。
「なんだ!いきなり辺りが明るくなった!」
一面の壁が輝きだして洞窟内を明るくする。
辺りが明るくなるとテラは近くに接近していたモンスターに気が付く。
「さっきの明かりで近づいて来たんだな!
クレイニードル!」
近寄ってきていたモンスターをクレイニードルで一掃する。
幸いにクレイニードルの一撃で倒せるモンスターだけだったのでテラは安堵する。
「どうして急に明るくなったんだろう?
このボタンが何か関係があるのかな?」
テラは試しにボタンを押してみる。
すると辺りは再び真っ暗になった。
「うわっ!
マズいもう一回点け!」
慌てて再度ボタンを押すと辺りは明るくなる。
「このボタンで明るくなったり暗くなったりするんだな。
もう押さないようにしよう…」
テラは恐る恐るボタンから手を放す。
そして明るくなった洞窟内を歩き出す。
明るくなった洞窟内ではモンスターが頻繁に襲ってくるようになりテラは徐々に疲労していく。
そしてテラが入ってから1日が経とうとしていた時テラは休憩に良さそうな所を見つけようやく休憩することにした。
「確かこれを使えばモンスターに見つかりにくくなるんだよね…
えっと…こうかな…」
テラはジュニアに貰ったモンスター除けの道具を使う。
透明な煙で辺りを包みモンスターから見つかりにくくするという代物だ。
「これで一息つけるな…」
テラは座り込み一息つく。
そこで持ち込んだ食料を食べ体力を回復させる。
そしてそのまま眠りにつくのであった。
テラが眠りから覚めると洞窟内は相変わらず明るいままだった。
そこで簡単な朝食を食べテラは再び洞窟を進み出す。
ようやく下へと降りる階段を見つけるとテラは階段を降りる。
降りた先はまた真っ暗でテラは手探りでボタンを探す。
ボタンを見つけテラはボタンを押す。
この階もボタンを押す事で明るくなっていく。
「この階も同じだった…
一体どうなってるんだろう?
僕が考えたってどうせ分からないだろうけどね…」
この階は前の階とは違い狭い通路が続いていた。
曲がり角も多くその度にモンスターと出くわすほどモンスターの出現が多くなっていった。
しかもモンスターは先程までの階より強いモンスターが徐々に出るようになりテラに襲い掛かって来る。
テラは1人モンスターに立ち向かうのであった。
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