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グレイスニル王国 王都編
他の貴族との接触
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カケルの泊まることのできなかった宿の中では、カケルの話で持ちきりだった。
「あの小さな子ども貴族様だったんだな」
「なぁ俺たち失礼な態度取ってなかったよな? 大丈夫だよな?」
「ああ、だって俺たちは話しかけてないんだから関係はないだろ」
「いや、私たちが泊まってるからあの貴族様は泊まれなかったんでしょ? なら私たちのせいになるんじゃないかしら……」
一人の女性の一言で安心しきっていたみんなの顔が青ざめていった。
しかし、そんなみんなを安心させるように宿屋のお婆さんが一枚の金貨を見せて言った。
「あの貴族様は私たちに何かするような子じゃないよ。泊まる部屋がないって伝えた時にはしょうがないねって笑顔で言っていたし、あの従者の人にだってみんなと同じがいいんだって注意していたじゃないか。何よりお詫びにって金貨一枚置いて行ったんだ。何かしようって人がこんなことすると思うかい?」
お婆さんの言葉にみんなはあの時のことを思い出し、納得するように頷いた。
そんな中一人の男が疑問を投げかけた。
「その金貨一枚を盗んだって言いがかりつけられたり……なんて事は考えられないか?」
その一言で再びみんなは一気に不安になるが、お婆さんはすぐにそれを否定する。
「それはないよ」
「絶対にないなんて言い切れないだろ! 相手は子どもとはいえ貴族だぞ」
「あの子がこれを渡した時なんて言ったと思う? みんなに怖い思いさせてちゃったからこれでみんなで美味しいもの食べて! って言ったんだよ。断ったのに貰ってくれないと怒るよって笑って押し付けられたのさ」
「それは……」
「貴族様だっていうのにおかしな子だよ。他の貴族の子ならあんたの言う通り変な言いがかりもつけられたりするだろうさ。まぁそんな事する前にめちゃくちゃしてくるだろうけどねぇ」
「そうだな。そんなこと言うんじゃ何かする事はないな」
「それでも心配するなら明日町で会った時にお礼を言えばいいのさ」
話がひと段落したところで、みんなは再び宴会を始めた。ちなみに一枚の金貨は使わずに会った時に返そうということで話がまとまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日、朝の9時に僕とローマンは王都に向かう前に少し買い物をしようと宿を出ていた。
ローマンは王都には売っていない珍しいものを探し、僕はクッション的なものを探していた。
王都を目指すのに何度も休憩しては時間がかかってしまい、ローマンに申し訳ない。
それに長時間の移動はもう耐えられそうにないからね。
そんなわけで町をぶらぶらしていると、昨日泊まれなかった宿屋の前で何やら揉め事が起こっているようだった。
ローマンとそこに向かって歩いて行くと、宿屋のお婆さんが地面に倒れており、そこには一組の親子が立っていた。
周りを囲っていた野次馬の一人に何があったのかを聞くため、声をかけた。
「ねぇ、何があったの?」
「ん? あ、昨日の貴族様! すみません」
「ちょっと声が大きいよ! 謝らなくていいし、普通でいいから。それより何があったのか知りたいんだけど」
「すみません。実は先程ばあさんがあなたに金貨を返そうと宿を出たところ、あの親子とぶつかりまして。その際ばあさんが金貨を落としてしまったのですが、その金貨は私たちのものじゃないかと言いがかりをつけられまして困っていたところなんです」
「あの親子ってもしかして……」
「はい、貴族様です。なので誰も逆らう事はできなくて。でも昨日あなたにはよくしていただいたその恩があるので私たちも素直に言う事は聞けないんですよ。何よりあのばあさんのことだから余計に」
なるほどな。この場でどうにかできるとすれば僕しかいない。
たとえあの親子が僕よりも立場の上の貴族だったとしても助けないと。
真剣な表情で考える僕に、ローマンが小声で話しかけてきた。
「あの親子はカケル様よりもかなり階級の低い貴族です。この町にカケル様より偉い人間はいません」
そう言って苦笑いするローマン。僕のしようとしていることが分かっていたのだろうか。あとで聞いてみよう。
ともあれ有難い助言だった。
僕はお婆さんに駆け寄り声をかけた。
「こんにちは! お婆さん大丈夫?」
「あ、昨日の…… 申し訳ありません。あなたに金貨を返しに行こうと思っていたのですが、このような状況に……」
「もう大丈夫だから安心して!」
僕は話を終わらせるために視線を貴族の親子に移す。
「この金貨はあなたたち親子のものだという話らしいですが」
「そうだ! 私のポケットから落ちたんだが、このババアが盗んだんだよ! 全くこんな田舎に来るんじゃなかったよ」
「そうですね! 父上がこう仰ってるんだ! 早くその金貨を返せ!」
この親子はクズだな。早いところ話を終わらせるか。
「この金貨は元々僕のものだよ。昨日このお婆さんに渡したんだ。だからこの金貨は今はお婆さんのものだよ」
「おい! 何言ってるんだ! 大体父上にそんな口の利き方してどうなるか分かってるのか!」
「まぁ落ち着きなさいテス。この子はまだ幼いから礼儀というものを知らないんだ。君のお母さんはどこにいるのかな? しっかりと躾けないといけないってことを教えてあげないとね」
「僕の親はゴレイ領の領主邸にいるよ。僕の親に何か教えたいならそこに行けばいい。僕はカケル・ゴレイ。ゴレイ領の領主、ウール・ゴレイの息子だよ」
僕の言葉を聞いた瞬間、目の前の貴族の親子だけでなく、その場に居合わせた人たち全てが口をあんぐりと開けていた。
親子は手のひらを返したようにすぐさま態度を変えた。
「あ、あの、その何と申し上げたらいいのか、私たちはあなた様が領主様の息子だとは知らなかったのです」
「え、父上? どうしたの?」
「いいから黙ってなさい! あのどうしたら許していただけるでしょうか?」
「君たち親子はどうやら礼儀というものを知らないらしいね。人に悪いことをしたらまずは謝るのが筋じゃないの? 謝りもせずにどうしたら許してもらえるかだって? 悪いけど許すつもりはないよ」
するとテスと呼ばれていた子どもが顔を真っ赤にして言い返してきた。
「おいお前! 何偉そうに言ってるんだ! お前も貴族みたいだけどな、僕の父上は偉いんだぞ!」
見るからに僕より年上なのに、社会のことについて親から教わっていないのか?
隣にいる親は恥ずかしそうに顔を手で覆ってるぞ。バカな息子に何か言ってあげたらどうなんだ。
「いいからお前は黙っていなさい」
静かにキレる親を見てテスはようやくうるさい口を閉じた。
「それでその子が言うには僕よりあなたの方が偉いようだけど、どうなんだ?」
「それは間違いです。私よりも遥かにあなたの方が偉い立場にあります」
「僕は先程も言った通りあなたたち親子を許すつもりはないよ。僕だけでなく両親も侮辱したのだから。覚悟しておくといいよ」
その言葉にさらに顔を青ざめる親子。
僕はお婆さんの方に安心させるように言葉を掛ける。
「この金貨はお婆さんのものだよ。昨日も言ったけどみんなで美味しいものでも食べて! もし町で困ったことがあるならそれに使ってもいいし!」
「しかし……」
「今回のことは僕が金貨を渡したことで起こってしまったことだから、その責任としてって事で受け取ってくれると嬉しいな」
「申し訳ありません。このお金は町のために使わせて頂きます」
「僕は王都に向かうけど、またこの町に来させてもらうよ! その時はお婆さんの宿に泊まれるといいな!」
「是非いらしてください! その時は精一杯おもてなしさせていただきます!」
「ありがとう!」
僕はお婆さんと握手をしてローマンのところへ戻る。
「助言ありがとう! お陰でどうにかなったよ」
「いえ! それよりも私にはカケル様が子どもには見えませんでしたよ」
「そ、そうかな?」
そんな会話をした後、その場を後にして買い物を続け、僕はクッションを手に入れることができた。
あの親子はというと、ずっと僕たちの後ろをついてきて謝ってきたが謝るなら両親のところに行ってくれと言ったら駆け足で自分の馬車へと乗り込み、町を出て行った。
僕は初めて他の貴族と出会い、そのクズさを実感できたことはよかったと思った。
そして馬車に乗りあの親子とは反対の方向、王都へと向かうべく町を出て行った。
「あの小さな子ども貴族様だったんだな」
「なぁ俺たち失礼な態度取ってなかったよな? 大丈夫だよな?」
「ああ、だって俺たちは話しかけてないんだから関係はないだろ」
「いや、私たちが泊まってるからあの貴族様は泊まれなかったんでしょ? なら私たちのせいになるんじゃないかしら……」
一人の女性の一言で安心しきっていたみんなの顔が青ざめていった。
しかし、そんなみんなを安心させるように宿屋のお婆さんが一枚の金貨を見せて言った。
「あの貴族様は私たちに何かするような子じゃないよ。泊まる部屋がないって伝えた時にはしょうがないねって笑顔で言っていたし、あの従者の人にだってみんなと同じがいいんだって注意していたじゃないか。何よりお詫びにって金貨一枚置いて行ったんだ。何かしようって人がこんなことすると思うかい?」
お婆さんの言葉にみんなはあの時のことを思い出し、納得するように頷いた。
そんな中一人の男が疑問を投げかけた。
「その金貨一枚を盗んだって言いがかりつけられたり……なんて事は考えられないか?」
その一言で再びみんなは一気に不安になるが、お婆さんはすぐにそれを否定する。
「それはないよ」
「絶対にないなんて言い切れないだろ! 相手は子どもとはいえ貴族だぞ」
「あの子がこれを渡した時なんて言ったと思う? みんなに怖い思いさせてちゃったからこれでみんなで美味しいもの食べて! って言ったんだよ。断ったのに貰ってくれないと怒るよって笑って押し付けられたのさ」
「それは……」
「貴族様だっていうのにおかしな子だよ。他の貴族の子ならあんたの言う通り変な言いがかりもつけられたりするだろうさ。まぁそんな事する前にめちゃくちゃしてくるだろうけどねぇ」
「そうだな。そんなこと言うんじゃ何かする事はないな」
「それでも心配するなら明日町で会った時にお礼を言えばいいのさ」
話がひと段落したところで、みんなは再び宴会を始めた。ちなみに一枚の金貨は使わずに会った時に返そうということで話がまとまった。
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次の日、朝の9時に僕とローマンは王都に向かう前に少し買い物をしようと宿を出ていた。
ローマンは王都には売っていない珍しいものを探し、僕はクッション的なものを探していた。
王都を目指すのに何度も休憩しては時間がかかってしまい、ローマンに申し訳ない。
それに長時間の移動はもう耐えられそうにないからね。
そんなわけで町をぶらぶらしていると、昨日泊まれなかった宿屋の前で何やら揉め事が起こっているようだった。
ローマンとそこに向かって歩いて行くと、宿屋のお婆さんが地面に倒れており、そこには一組の親子が立っていた。
周りを囲っていた野次馬の一人に何があったのかを聞くため、声をかけた。
「ねぇ、何があったの?」
「ん? あ、昨日の貴族様! すみません」
「ちょっと声が大きいよ! 謝らなくていいし、普通でいいから。それより何があったのか知りたいんだけど」
「すみません。実は先程ばあさんがあなたに金貨を返そうと宿を出たところ、あの親子とぶつかりまして。その際ばあさんが金貨を落としてしまったのですが、その金貨は私たちのものじゃないかと言いがかりをつけられまして困っていたところなんです」
「あの親子ってもしかして……」
「はい、貴族様です。なので誰も逆らう事はできなくて。でも昨日あなたにはよくしていただいたその恩があるので私たちも素直に言う事は聞けないんですよ。何よりあのばあさんのことだから余計に」
なるほどな。この場でどうにかできるとすれば僕しかいない。
たとえあの親子が僕よりも立場の上の貴族だったとしても助けないと。
真剣な表情で考える僕に、ローマンが小声で話しかけてきた。
「あの親子はカケル様よりもかなり階級の低い貴族です。この町にカケル様より偉い人間はいません」
そう言って苦笑いするローマン。僕のしようとしていることが分かっていたのだろうか。あとで聞いてみよう。
ともあれ有難い助言だった。
僕はお婆さんに駆け寄り声をかけた。
「こんにちは! お婆さん大丈夫?」
「あ、昨日の…… 申し訳ありません。あなたに金貨を返しに行こうと思っていたのですが、このような状況に……」
「もう大丈夫だから安心して!」
僕は話を終わらせるために視線を貴族の親子に移す。
「この金貨はあなたたち親子のものだという話らしいですが」
「そうだ! 私のポケットから落ちたんだが、このババアが盗んだんだよ! 全くこんな田舎に来るんじゃなかったよ」
「そうですね! 父上がこう仰ってるんだ! 早くその金貨を返せ!」
この親子はクズだな。早いところ話を終わらせるか。
「この金貨は元々僕のものだよ。昨日このお婆さんに渡したんだ。だからこの金貨は今はお婆さんのものだよ」
「おい! 何言ってるんだ! 大体父上にそんな口の利き方してどうなるか分かってるのか!」
「まぁ落ち着きなさいテス。この子はまだ幼いから礼儀というものを知らないんだ。君のお母さんはどこにいるのかな? しっかりと躾けないといけないってことを教えてあげないとね」
「僕の親はゴレイ領の領主邸にいるよ。僕の親に何か教えたいならそこに行けばいい。僕はカケル・ゴレイ。ゴレイ領の領主、ウール・ゴレイの息子だよ」
僕の言葉を聞いた瞬間、目の前の貴族の親子だけでなく、その場に居合わせた人たち全てが口をあんぐりと開けていた。
親子は手のひらを返したようにすぐさま態度を変えた。
「あ、あの、その何と申し上げたらいいのか、私たちはあなた様が領主様の息子だとは知らなかったのです」
「え、父上? どうしたの?」
「いいから黙ってなさい! あのどうしたら許していただけるでしょうか?」
「君たち親子はどうやら礼儀というものを知らないらしいね。人に悪いことをしたらまずは謝るのが筋じゃないの? 謝りもせずにどうしたら許してもらえるかだって? 悪いけど許すつもりはないよ」
するとテスと呼ばれていた子どもが顔を真っ赤にして言い返してきた。
「おいお前! 何偉そうに言ってるんだ! お前も貴族みたいだけどな、僕の父上は偉いんだぞ!」
見るからに僕より年上なのに、社会のことについて親から教わっていないのか?
隣にいる親は恥ずかしそうに顔を手で覆ってるぞ。バカな息子に何か言ってあげたらどうなんだ。
「いいからお前は黙っていなさい」
静かにキレる親を見てテスはようやくうるさい口を閉じた。
「それでその子が言うには僕よりあなたの方が偉いようだけど、どうなんだ?」
「それは間違いです。私よりも遥かにあなたの方が偉い立場にあります」
「僕は先程も言った通りあなたたち親子を許すつもりはないよ。僕だけでなく両親も侮辱したのだから。覚悟しておくといいよ」
その言葉にさらに顔を青ざめる親子。
僕はお婆さんの方に安心させるように言葉を掛ける。
「この金貨はお婆さんのものだよ。昨日も言ったけどみんなで美味しいものでも食べて! もし町で困ったことがあるならそれに使ってもいいし!」
「しかし……」
「今回のことは僕が金貨を渡したことで起こってしまったことだから、その責任としてって事で受け取ってくれると嬉しいな」
「申し訳ありません。このお金は町のために使わせて頂きます」
「僕は王都に向かうけど、またこの町に来させてもらうよ! その時はお婆さんの宿に泊まれるといいな!」
「是非いらしてください! その時は精一杯おもてなしさせていただきます!」
「ありがとう!」
僕はお婆さんと握手をしてローマンのところへ戻る。
「助言ありがとう! お陰でどうにかなったよ」
「いえ! それよりも私にはカケル様が子どもには見えませんでしたよ」
「そ、そうかな?」
そんな会話をした後、その場を後にして買い物を続け、僕はクッションを手に入れることができた。
あの親子はというと、ずっと僕たちの後ろをついてきて謝ってきたが謝るなら両親のところに行ってくれと言ったら駆け足で自分の馬車へと乗り込み、町を出て行った。
僕は初めて他の貴族と出会い、そのクズさを実感できたことはよかったと思った。
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