19 / 24
19.傷
しおりを挟む
B棟の社会科準備室。
文化祭実施中のB棟は、荷物を置いたり、控え室になっているため日中はあまり人がいない。
みんなの声やBGMが少し遠くに聞こえる。
椎名と会ったあと、壮司に「少しだけ遅くなる」とだけ連絡を入れた。
「話がある」──椎名に言われたその言葉が、どうしても頭の中の嫌な記憶を思い起こさせる。
……話ってなんだろう。
社会科準備室の二つ並んだ丸椅子に、二人で隣り合って腰掛ける。少しほこりっぽい準備室はそれほど広くはなく、雑然と資料が山積みにされていて、触れると崩れてしまいそうだ。
ちら、と隣の椎名を見遣る。
中学の時の記憶よりも、背が伸びて体つきもがっしりしたように見える。小学校から短髪でツンツンと立っていた髪は、今は鮮やかな赤色に染まっている。
最初は、
嫌なことがたくさん思い出されて足がすくんでしまったけど、今は……なんだろ、椎名が、
「……泣きそう?」
「っ……え」
思わず口にしてしまった。だって、椎名がこんな顔してるなんて思ってもみなかったから。
「いや、椎名……なんか、泣きそうな顔に見えて。
どうしたの?何かあった?」
「っ……
おま、……お前って奴はよ……」
ぐ、と何かを飲み込むように、くしゃりと椎名の顔が歪められる。そのまま両手で顔を抱え込んで俯いてしまった。
「だ、大丈夫?」
思わず震えている背中をさすってやる。
触れた背中は、温かい。……当たり前だ。だって人間だもん。
でも、記憶の中の椎名はいつだって遠くでこちらを見て嘲笑っていたり、貶めていたり、まるで人じゃない何か得体の知れない怖いものだったから。
小刻みに揺れる背中に、少しだけ安心する。
「なんで、お前こんな……俺にまで優しくすんの」
「えぇ……優しい、か?」
「優しい……そもそも、話があるっつって、こうやって二人きりになるのも……
いや、優しいっつーか、……抜けてる? …危機感がない?」
「……ねぇ…椎名、それ悪口? 俺怒っていいやつ?」
ぷ、あははは、と突然椎名が笑い始める。目元は少し湿って、キラと光ってる。
……泣いたり笑ったり忙しい奴だな。
「……はは、っ悪い。青山が、なんか変わってて…安心した。」
「あんしん……?」
「青山、」
深く息を吸い込んでから、椎名がこちらを向いた。
その目は真剣そのもので、俺も目を逸らせなくなってしまう。
「小学校の頃から、俺、お前に酷いことばかりしてた。
本当にごめん。」
「え、何、……急に…」
「……高校に入って、お前のこと人伝てに聞いたんだ。
大きな黒縁メガネかけて、前髪すごく伸ばして、誰とも話さずにクラスの中で一人で過ごしてるって。」
たぶん、1年生のときの話だろう。あの頃は本当にクラスの中で、俺は誰とも話さなかった。誰も俺に興味を持つ人はいなかったし、それに……今思えば俺だって興味を持って接しなかった。いつ誰が不快感をぶつけてくるかもしれない。仲良く挨拶していた誰かが、今日突然に俺を蔑み、拒否するかもしれない。
そうやって、周りの人をみんな一括りに拒絶してきたのは俺だ。一人一人、どんな人なのか知ろうともせずに。
「……今は、違うよ。
クラスに、仲良い友達もできた。
俺のクラス、喫茶店やってて、そこのメニューもみんなで考えたんだ。
……ほら、これ食う? 俺がソースとか中身も考えたんだよ。」
お昼用に持たせてもらったサンドイッチを、社会科資料が積み上げられた机の隙間に広げる。
椎名用と俺用に少しだけ隙間を開けて置いた。
「あ、うま…ほら、椎名も食ってみろって」
「……うん、うまい」
椎名が眩しそうに目を細めて、こちらを見つめる。
「……そのメガネ、俺のせいだったりする?
お前、ずっと目よかったよな。」
「あ、……これは…」
思わずメガネをしっかりとかけ直す。
図星だ。きっと椎名たちのことがなければ、メガネとは無縁の生活を送っていた。
「本当に、ごめん。
お前の目は、昔も、今も、ずっと綺麗だ。
宝石みたいにずっと綺麗だ。」
椎名が俺のメガネに手をかけて、外す。
突然のことで、びっくりしてしまった。
「しい、」
口を開こうとした瞬間、ガラッ、と勢いよく準備室の扉が開けられる。
そこに立っていたのは、
「ああ!!! ハル!!!!」
思わず扉のところまで駆け寄る。
昨日あれだけ探したのに!! こんなところに突然現れるなんて! この! なんて言ってやろうかっ!!
はぁはぁ、と大きく肩で息をする悠斗の顔が、どんどんと青ざめていき、その綺麗な目が限界まで見開かれる。
「っ!!
優李、こっちに来い!」
「えっ……」
「っ! おい!! 遠野!!」
ぎり、と骨まで掴まれるんじゃないかというくらい、悠斗が俺の腕を握り締める。そのまま引っ張ってずんずんと前に進むものだから、足が絡まりそうになってしまう。
後ろの方で椎名の声が聞こえたけど、どんどんとその声は小さくなってしまった。
「あいつ……っ! なんで来てんだ……っ! なんで…」
「なぁ ハル、お前どこ行ってたんだよ!
なんで…」
「優李、なんで眼鏡外してんの」
あ、そっか、さっき椎名に──……
ガンっと硬いものがぶつかる音が響く。
目の前で、悠斗が壁に自分の拳を打ちつけたのだ。
腕を引っ張られて来たから、ここからは悠斗の背中しか見えない。俺の腕を握りしめる手とは逆の手を壁に打ち付け、壁に赤いものがついている。
「! ハル、手……っ 血……
何やってんだよ」
「何やってんのはお前だよ!!」
こちらを振り返った悠斗に両肩を掴まれ、引き寄せられる。
「あんな奴と、二人きりで!
眼鏡まで取って……!お前何やってんだよ!」
「な、……っ」
悠斗の声が怒りのせいか震えている。
心臓が耳まで上がって来たみたいに、バクバクとうるさい。握られていた腕も、掴まれている肩もギリギリと痛みを訴えている。
悠斗にこんな怒りを向けられたのは初めてだ。
「そんな顔、あいつに見せてどうすんだよ!」
遠くの方で、キーンと高い音が鳴っているみたいだ。それ以外の音が消えて、その代わりに悠斗に言われた言葉が頭の中でこだましてる。
ここ最近、優しい人に囲まれすぎていて忘れていた。
『げぇっ お前の顔気持ち悪ーい』
『こっち来んなよ。その目気持ち悪いんだよ』
……違うよな、って思いたかった。
でも、悠斗の目は俺の目を見つめることなく、辛そうに伏せられている。
そうだ、俺の顔は……そうだった。
誰にも見せちゃいけない、気持ち悪いものだった。
そして、……そうか、
──……悠斗もそう思ってたんだな。
咄嗟に俯いた視界が白くぼやけていく。俺と悠斗の靴が歪んだかと思うと、パタパタと音を立てて、靴や廊下に水滴が落ちていく。
「! ゆう…」
「……っ、約束、破ってごめん。
予備のメガネあるから、取ってくる。」
息を、ゆっくりと吸い込む。なんとか、声が震えないように注意して伝える。
「……ごめん、 こんな顔、 さらして」
伝えることを伝えて、悠斗の腕を振り払って走り出した。
もう、誰にも見られたくない。
悠斗には、一番見られたくない。
ずっと、悠斗だけは違うと思ってた。幼馴染みだから、ずっと一緒に過ごして来たから、俺の顔なんてなんとも思ってないんだと思ってた。
だから僕の前ではメガネを取っても大丈夫だよって、そう言ってくれているんだと思っていたんだ。
俺はずっと悠斗に甘え過ぎてた。
もしかしたら、ずっと、悠斗は我慢してたのかもしれない。
「……優李?」
鞄や着替えを置いてある教室に駆け込むと、壮司がスマホをいじりながら机の上に腰掛けていた。
「壮司……」
「おま……悠斗と会ったんじゃないのか?
昔の奴にまたなんかされたのか?! どうしたんだよ」
「壮司……っ ぅ、」
「優李……!」
壮司が咄嗟に腕を広げてくれるものだから、思わずそのままその腕に抱きしめてもらう。
背中をさする壮司の温もりを感じながら、まるで子供みたいに泣きじゃくった。
文化祭実施中のB棟は、荷物を置いたり、控え室になっているため日中はあまり人がいない。
みんなの声やBGMが少し遠くに聞こえる。
椎名と会ったあと、壮司に「少しだけ遅くなる」とだけ連絡を入れた。
「話がある」──椎名に言われたその言葉が、どうしても頭の中の嫌な記憶を思い起こさせる。
……話ってなんだろう。
社会科準備室の二つ並んだ丸椅子に、二人で隣り合って腰掛ける。少しほこりっぽい準備室はそれほど広くはなく、雑然と資料が山積みにされていて、触れると崩れてしまいそうだ。
ちら、と隣の椎名を見遣る。
中学の時の記憶よりも、背が伸びて体つきもがっしりしたように見える。小学校から短髪でツンツンと立っていた髪は、今は鮮やかな赤色に染まっている。
最初は、
嫌なことがたくさん思い出されて足がすくんでしまったけど、今は……なんだろ、椎名が、
「……泣きそう?」
「っ……え」
思わず口にしてしまった。だって、椎名がこんな顔してるなんて思ってもみなかったから。
「いや、椎名……なんか、泣きそうな顔に見えて。
どうしたの?何かあった?」
「っ……
おま、……お前って奴はよ……」
ぐ、と何かを飲み込むように、くしゃりと椎名の顔が歪められる。そのまま両手で顔を抱え込んで俯いてしまった。
「だ、大丈夫?」
思わず震えている背中をさすってやる。
触れた背中は、温かい。……当たり前だ。だって人間だもん。
でも、記憶の中の椎名はいつだって遠くでこちらを見て嘲笑っていたり、貶めていたり、まるで人じゃない何か得体の知れない怖いものだったから。
小刻みに揺れる背中に、少しだけ安心する。
「なんで、お前こんな……俺にまで優しくすんの」
「えぇ……優しい、か?」
「優しい……そもそも、話があるっつって、こうやって二人きりになるのも……
いや、優しいっつーか、……抜けてる? …危機感がない?」
「……ねぇ…椎名、それ悪口? 俺怒っていいやつ?」
ぷ、あははは、と突然椎名が笑い始める。目元は少し湿って、キラと光ってる。
……泣いたり笑ったり忙しい奴だな。
「……はは、っ悪い。青山が、なんか変わってて…安心した。」
「あんしん……?」
「青山、」
深く息を吸い込んでから、椎名がこちらを向いた。
その目は真剣そのもので、俺も目を逸らせなくなってしまう。
「小学校の頃から、俺、お前に酷いことばかりしてた。
本当にごめん。」
「え、何、……急に…」
「……高校に入って、お前のこと人伝てに聞いたんだ。
大きな黒縁メガネかけて、前髪すごく伸ばして、誰とも話さずにクラスの中で一人で過ごしてるって。」
たぶん、1年生のときの話だろう。あの頃は本当にクラスの中で、俺は誰とも話さなかった。誰も俺に興味を持つ人はいなかったし、それに……今思えば俺だって興味を持って接しなかった。いつ誰が不快感をぶつけてくるかもしれない。仲良く挨拶していた誰かが、今日突然に俺を蔑み、拒否するかもしれない。
そうやって、周りの人をみんな一括りに拒絶してきたのは俺だ。一人一人、どんな人なのか知ろうともせずに。
「……今は、違うよ。
クラスに、仲良い友達もできた。
俺のクラス、喫茶店やってて、そこのメニューもみんなで考えたんだ。
……ほら、これ食う? 俺がソースとか中身も考えたんだよ。」
お昼用に持たせてもらったサンドイッチを、社会科資料が積み上げられた机の隙間に広げる。
椎名用と俺用に少しだけ隙間を開けて置いた。
「あ、うま…ほら、椎名も食ってみろって」
「……うん、うまい」
椎名が眩しそうに目を細めて、こちらを見つめる。
「……そのメガネ、俺のせいだったりする?
お前、ずっと目よかったよな。」
「あ、……これは…」
思わずメガネをしっかりとかけ直す。
図星だ。きっと椎名たちのことがなければ、メガネとは無縁の生活を送っていた。
「本当に、ごめん。
お前の目は、昔も、今も、ずっと綺麗だ。
宝石みたいにずっと綺麗だ。」
椎名が俺のメガネに手をかけて、外す。
突然のことで、びっくりしてしまった。
「しい、」
口を開こうとした瞬間、ガラッ、と勢いよく準備室の扉が開けられる。
そこに立っていたのは、
「ああ!!! ハル!!!!」
思わず扉のところまで駆け寄る。
昨日あれだけ探したのに!! こんなところに突然現れるなんて! この! なんて言ってやろうかっ!!
はぁはぁ、と大きく肩で息をする悠斗の顔が、どんどんと青ざめていき、その綺麗な目が限界まで見開かれる。
「っ!!
優李、こっちに来い!」
「えっ……」
「っ! おい!! 遠野!!」
ぎり、と骨まで掴まれるんじゃないかというくらい、悠斗が俺の腕を握り締める。そのまま引っ張ってずんずんと前に進むものだから、足が絡まりそうになってしまう。
後ろの方で椎名の声が聞こえたけど、どんどんとその声は小さくなってしまった。
「あいつ……っ! なんで来てんだ……っ! なんで…」
「なぁ ハル、お前どこ行ってたんだよ!
なんで…」
「優李、なんで眼鏡外してんの」
あ、そっか、さっき椎名に──……
ガンっと硬いものがぶつかる音が響く。
目の前で、悠斗が壁に自分の拳を打ちつけたのだ。
腕を引っ張られて来たから、ここからは悠斗の背中しか見えない。俺の腕を握りしめる手とは逆の手を壁に打ち付け、壁に赤いものがついている。
「! ハル、手……っ 血……
何やってんだよ」
「何やってんのはお前だよ!!」
こちらを振り返った悠斗に両肩を掴まれ、引き寄せられる。
「あんな奴と、二人きりで!
眼鏡まで取って……!お前何やってんだよ!」
「な、……っ」
悠斗の声が怒りのせいか震えている。
心臓が耳まで上がって来たみたいに、バクバクとうるさい。握られていた腕も、掴まれている肩もギリギリと痛みを訴えている。
悠斗にこんな怒りを向けられたのは初めてだ。
「そんな顔、あいつに見せてどうすんだよ!」
遠くの方で、キーンと高い音が鳴っているみたいだ。それ以外の音が消えて、その代わりに悠斗に言われた言葉が頭の中でこだましてる。
ここ最近、優しい人に囲まれすぎていて忘れていた。
『げぇっ お前の顔気持ち悪ーい』
『こっち来んなよ。その目気持ち悪いんだよ』
……違うよな、って思いたかった。
でも、悠斗の目は俺の目を見つめることなく、辛そうに伏せられている。
そうだ、俺の顔は……そうだった。
誰にも見せちゃいけない、気持ち悪いものだった。
そして、……そうか、
──……悠斗もそう思ってたんだな。
咄嗟に俯いた視界が白くぼやけていく。俺と悠斗の靴が歪んだかと思うと、パタパタと音を立てて、靴や廊下に水滴が落ちていく。
「! ゆう…」
「……っ、約束、破ってごめん。
予備のメガネあるから、取ってくる。」
息を、ゆっくりと吸い込む。なんとか、声が震えないように注意して伝える。
「……ごめん、 こんな顔、 さらして」
伝えることを伝えて、悠斗の腕を振り払って走り出した。
もう、誰にも見られたくない。
悠斗には、一番見られたくない。
ずっと、悠斗だけは違うと思ってた。幼馴染みだから、ずっと一緒に過ごして来たから、俺の顔なんてなんとも思ってないんだと思ってた。
だから僕の前ではメガネを取っても大丈夫だよって、そう言ってくれているんだと思っていたんだ。
俺はずっと悠斗に甘え過ぎてた。
もしかしたら、ずっと、悠斗は我慢してたのかもしれない。
「……優李?」
鞄や着替えを置いてある教室に駆け込むと、壮司がスマホをいじりながら机の上に腰掛けていた。
「壮司……」
「おま……悠斗と会ったんじゃないのか?
昔の奴にまたなんかされたのか?! どうしたんだよ」
「壮司……っ ぅ、」
「優李……!」
壮司が咄嗟に腕を広げてくれるものだから、思わずそのままその腕に抱きしめてもらう。
背中をさする壮司の温もりを感じながら、まるで子供みたいに泣きじゃくった。
8
あなたにおすすめの小説
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
不夜島の少年~兵士と高級男娼の七日間~
四葉 翠花
BL
外界から隔離された巨大な高級娼館、不夜島。
ごく平凡な一介の兵士に与えられた褒賞はその島への通行手形だった。そこで毒花のような美しい少年と出会う。
高級男娼である少年に何故か拉致されてしまい、次第に惹かれていくが……。
※以前ムーンライトノベルズにて掲載していた作品を手直ししたものです(ムーンライトノベルズ削除済み)
■ミゼアスの過去編『きみを待つ』が別にあります(下にリンクがあります)
【BL】正統派イケメンな幼馴染が僕だけに見せる顔が可愛いすぎる!
ひつじのめい
BL
αとΩの同性の両親を持つ相模 楓(さがみ かえで)は母似の容姿の為にΩと思われる事が多々あるが、説明するのが面倒くさいと放置した事でクラスメイトにはΩと認識されていたが楓のバース性はαである。
そんな楓が初恋を拗らせている相手はαの両親を持つ2つ年上の小野寺 翠(おのでら すい)だった。
翠に恋人が出来た時に気持ちも告げずに、接触を一切絶ちながらも、好みのタイプを観察しながら自分磨きに勤しんでいたが、実際は好みのタイプとは正反対の風貌へと自ら進んでいた。
実は翠も幼い頃の女の子の様な可愛い楓に心を惹かれていたのだった。
楓がΩだと信じていた翠は、自分の本当のバース性がβだと気づかれるのを恐れ、楓とは正反対の相手と付き合っていたのだった。
楓がその事を知った時に、翠に対して粘着系の溺愛が始まるとは、この頃の翠は微塵も考えてはいなかった。
※作者の個人的な解釈が含まれています。
※Rシーンがある回はタイトルに☆が付きます。
【完結】おまえが可愛いのが悪すぎるっ。
塚銛イオ
BL
一目惚れしたハルカを何とかモノにしたいタイガ。
とにかく押せ押せで猛アタックするけれど、そんなタイガが怖くてしょうがないハルカ。
受を好きな攻が、頑張って恋人になるまで。
*特に何も事件などおきません。
*ゆるっとお読みください。
【完結】ネクラ実況者、人気配信者に狙われる
ちょんす
BL
自分の居場所がほしくて始めたゲーム実況。けれど、現実は甘くない。再生数は伸びず、コメントもほとんどつかない。いつしか実況は、夢を叶える手段ではなく、自分の無価値さを突きつける“鏡”のようになっていた。
そんなある日、届いた一通のDM。送信者の名前は、俺が心から尊敬している大人気実況者「桐山キリト」。まさかと思いながらも、なりすましだと決めつけて無視しようとした。……でも、その相手は、本物だった。
「一緒にコラボ配信、しない?」
顔も知らない。会ったこともない。でも、画面の向こうから届いた言葉が、少しずつ、俺の心を変えていく。
これは、ネクラ実況者と人気配信者の、すれ違いとまっすぐな好意が交差する、ネット発ラブストーリー。
※プロットや構成をAIに相談しながら制作しています。執筆・仕上げはすべて自分で行っています。
相性最高な最悪の男 ~ラブホで会った大嫌いな同僚に執着されて逃げられない~
柊 千鶴
BL
【執着攻め×強気受け】
人付き合いを好まず、常に周囲と一定の距離を置いてきた篠崎には、唯一激しく口論を交わす男がいた。
その仲の悪さから「天敵」と称される同期の男だ。
完璧人間と名高い男とは性格も意見も合わず、顔を合わせればいがみ合う日々を送っていた。
ところがある日。
篠崎が人肌恋しさを慰めるため、出会い系サイトで男を見繕いホテルに向かうと、部屋の中では件の「天敵」月島亮介が待っていた。
「ど、どうしてお前がここにいる⁉」「それはこちらの台詞だ…!」
一夜の過ちとして終わるかと思われた関係は、徐々にふたりの間に変化をもたらし、月島の秘められた執着心が明らかになっていく。
いつも嫌味を言い合っているライバルとマッチングしてしまい、一晩だけの関係で終わるには惜しいほど身体の相性は良く、抜け出せないまま囲われ執着され溺愛されていく話。小説家になろうに投稿した小説の改訂版です。
合わせて漫画もよろしくお願いします。(https://www.alphapolis.co.jp/manga/763604729/304424900)
溺愛系とまではいかないけど…過保護系カレシと言った方が 良いじゃねぇ? って親友に言われる僕のカレシさん
315 サイコ
BL
潔癖症で対人恐怖症の汐織は、一目惚れした1つ上の三波 道也に告白する。
が、案の定…
対人恐怖症と潔癖症が、災いして号泣した汐織を心配して手を貸そうとした三波の手を叩いてしまう。
そんな事が、あったのにも関わらず仮の恋人から本当の恋人までなるのだが…
三波もまた、汐織の対応をどうしたらいいのか、戸惑っていた。
そこに汐織の幼馴染みで、隣に住んでいる汐織の姉と付き合っていると言う戸室 久貴が、汐織の頭をポンポンしている場面に遭遇してしまう…
表紙のイラストは、Days AIさんで作らせていただきました。
【完結】自称ワンコに異世界でも執着されている
水市 宇和香
BL
「たとえ異世界に逃げたとしたって、もう二度と逃さないよ」
アザミが高校二年生のときに、異世界・トルバート王国へ転移して早二年。
この国で二十代半ばの美形の知り合いなどいないはずだったが、
「キスしたら思いだしてくれる? 鳥居 薊くん」
その言葉で、彼が日本にいたころ、一度だけキスした同級生の十千万堂 巴波だと気づいた。
同い年だったはずのハナミは、自分より七つも年上になっていた。彼は王都から辺境の地ーーニーナ市まではるばる、四年間もアザミを探す旅をしていたらしい。
キスをした過去はなかったこととして、二人はふたたび友人として過ごすようになった。
辺境の地で地味に生きていたアザミの日常は、ハナミとの再会によって一変し始める。
そしてこの再会はやがて、ニーナ市を揺るがす事件へと発展するのだった…!
★執着美形攻め×内弁慶な地味平凡
※完結まで毎日更新予定です!(現在エピローグ手前まで書き終わってます!おたのしみに!)
※感想や誤字脱字のご指摘等々、ご意見なんでもお待ちしてます!
美形×平凡、異世界、転移、執着、溺愛、傍若無人攻め、内弁慶受け、内気受け、同い年だけど年の差
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる