電波恋愛

真白みなと

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1:オタク少女と掲示板

02:元々オタクなんだよ悪いか

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 ネット掲示板というと。
 どうしても俗世間から見られるその目線には痛いものがあるのは避けきれない現実である。

 どこかのクソ野郎どもが、掲示板を犯罪予告に使ったりするからである。

 そのクソ野郎の年齢層が最近若年化してきているのもいただけない。
 ガキはガキらしくリアルを生きろと言いたい。
 言いたいけども実際私もそういうネットにどっぷりなガキだったから他人のことなんぞ言えないのだけれど。


 昔。私がまだ16歳くらいの頃、巨大な某掲示板に出入りしてた時期があった。
 今はその派生掲示板がいくつも乱立しているようだけれど、派生が出来る前はこの掲示板がクズニートの溜まり場になっていた。

 ニートと言っても本当にニートなのは半分くらいだろうか。もう半分は社畜で構成されていた気がする。

 とにかくアホな連中の巣窟だった。

 生活環境の変化に伴って私は一旦そんな掲示板でのやり取りを卒業したのだけれども、やはり馴れ合いというのは楽しくて。





 今朝、店のトイレで吐きながら泥酔状態の脳でブクマしたあの掲示板を私はブラウザから開いた。

 ネット=オタクのイメージは世間的に強いと思う。
 もちろん、掲示板なんていうとオタクスラングの発信地のようなところだと思われているに違いない。

 そしてそのネット=オタクというのは少なからず合っている。

 かく言う私もオタクの部類だ。

 アニメ、特撮、声優、アニソン歌手、ゲームもやればキャラもののグッズも買い漁る。

 今掲示板をPCから開いているが、そのPCが置いてあるこの自室だってなかなかのカオスぶりである。


 壁一面に好きなイラストをプリントアウトしたコピー用紙が、まるで写真館のように等間隔に貼られている。

 本棚には小説と漫画、そして大量のCDがズラリと揃い、その本棚の上を占めるのはいくつものクマのぬいぐるみ。

 一人暮らしだから出来るもので、前に母親が訪ねてきたときには発狂されかけたくらいである。

 発狂される部屋ってなんなの、とも思うけど。


 元々オタクなんだよ悪いか。
 男を作る気は、部屋の様相を見てもらってわかるとおりない。


 恋愛なんてしなくても生きていける。

 ただ、疲れたときに素顔で笑える場所は欲しいけれど。
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