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二 角蔵
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二日後の巳の刻( 午前五時)、
十兵衛は角蔵を伴って田所邸へ向かった。
田所邸は町外れの伝馬町にあった。
角蔵は六尺の杖を手にしている。
坂を上がると正面に邸の門がある。
門につけられていた太い竹の封印が外され、
十兵衛たちが通れるようになっていた。
早朝、役人たちが行なっていたのだろう。
門を入ると正面に大玄関があり、
左手の垣根の向こうに中庭が見えた。
田所は五百石取りの武士である。
血筋は城代にまでなれる家格である。
それがいかなる理由があれ上意討ちとは。
玄関へ向かおうとすると、中庭から声がかかった。
「用向きはこちらで聞こう」
田所だった。
垣根の枝折戸は開いていた。
十兵衛は角蔵を伴って庭へ入った。
手入れの行き届いた見事な庭園だった。
たすき掛けに袴姿の田所が
大刀を手に池の前に立っていた。
「世話をかけるな。上意討ちとは心外だが、
お主の知るところではない!」
田所は冷静だった。
家族はどうしたのだろう。
十兵衛は思った。
妻と十代の娘、あと十人近い使用人がいるはずだ。
疑問を見透かしたように田所は言った。
「家族は妻の実家へ帰し、使用人は暇を出した。
これで、心置きなく戦える」
大刀を抜いた。
常寸より少し長い。
二尺五寸はあると十兵衛は見た。
「まずは要件を済まそうか」
田所の声に十兵衛も大刀を抜いた。
初めての真剣勝負で抜く様はぎこちなかった。
「参る!」
田所は低くつぶやいて上段に刀を振りかぶった。
十兵衛のわずかな所作から、
その技量を見抜いたのだろう。
角蔵が杖を一振り振って構えた。
それを一目見て、田所の表情が変わった。
助太刀の下郎と見くびっていたが
こっちが本当の敵であることを悟ったのだ。
十兵衛は正眼に大刀を構えた。
田所はさすがだった。
最初から池を背にした優位な場所に立っていた。
これでは角蔵が背後に回ることは出来ない。
その気も角蔵にはないようだった。
一刀流遣い手の田所に、正面から立ち向かおうとしている。
気配で十兵衛にはすぐに分かった。
田所は構えを脇に移し、角蔵へ向かった。
十兵衛は取るに足らずと見たのか。
田所の気迫に対し、
角蔵はあくまで静だった。
いるかいないか分からないような気配だった。
仕掛けたのは田所だった。
脇構えのまま進み、
間合いを切ると上段に構えを移した。
ヒューッ!という鋭い風切り音とともに
角蔵へ斬り込んだ。
杖の先端でそれを受け、
回転させた杖の後端が田所の眉間へ飛んだ。
田所は大刀でそれを受け、
目にも留まらぬ速さで胴を抜く。
角蔵は鎬を杖で叩いて避けた。
乾いた高い音がした。
間合いを取って今度は正眼となる田所。
角蔵に言う。
「やるな!名ある杖使いと見た。名前を聞こうか」
「有馬十兵衛様中間、角蔵!」
今度は角蔵が仕掛けるように前へ出る。
田所は初めて出会う難敵だった。
攻撃の杖を受けると、後端が掬うように下から来る。
さらにそれをかわすと、前端の突きが来る。
二刀流と試合っているようなものだった。
しかもその動きが敏捷で驚くほど速い。
一瞬にして杖の前端後端が交互に出て来る。
噂の杖と勝負の怖さに鳥肌が立った。
もう十兵衛は問題ではなかった。
この角蔵と言う下郎の杖技を持て余した。
角蔵は息も切らさず平然と前へ出て来る。
このままでは危ない!
得意の秘術・竜尾剣しかないと田所は思った。
角蔵は脇から突き上げ、さらに顔面へ振り下ろして来る!
それが好機だった。
田所はそれを外して、地面すれすれの低い位置から
斬り上げる伝家の宝刀竜尾剣を放った。
角蔵は間違いなくそれもかわすだろう。
だが、斬り上げた一の太刀は見せ技で、
頭上の二の太刀が勝負手だった。
一気に振り下ろす。
これをかわした者は未だかつていない。
ところが予期せぬことが起きた。
二の太刀を振り下ろすと同時に。
角蔵の杖の先端が田所の眉間を突いたのだ。
ほんの一瞬の差で角蔵の方が速かった。
軽く突いたように見えたが、
角蔵の手練の技は思わぬ威力を持っていた。
眉間を突かれた田所の体が吹っ飛んだのだ。
十兵衛は息を詰めて田所の動きを見ていた。
そうだ、この手がある!
これなら人を斬れる!
手練の角蔵だから逆にやられたが、
父の言った後の先にもなっている。
多分、新陰流の奥義なのだろう。
今度道場で試してみよう。
相手が刀を振りかぶった瞬間、
地に伏したこちの姿は消えている。
角蔵が叫んだ。
「若、斬り込みを!」
十兵衛は立ち上がろうとしている田所を斬った。
首から胴へ斜めに斬り下げたのだ。
田所は刀を構えようと、
必死で起き上がろうとしたがダメだった。
力尽きて崩れた。
「留めを!」
だが、十兵衛はそれを無視した。
田所は二度と起き上がることはない。
凄まじい死闘であった。
角蔵は身をもってそれを見せてくれた。
気配に振り向くと、
脇差を持った妙が枝折戸の前に立っていた。
「もしもの時は、私めが」
妙がつぶやいた。
「いい、終わった!」
十兵衛は角蔵、妙と屋敷を出た。
上意討ちは九割以上は角蔵がやった。
自分は最後の一刀だけだ。
でも肩の荷が降りた。
震えは止まった。
「ご苦労」
角蔵に声をかけた。
いつものように角蔵は、
軽く頭を下げただけだった。
これで、全てが終わったかに思えた。。
だが、事態は何も変わってはいなかった。
御上代への報告の場で、
十兵衛はさらなる窮地へと追い込まれていく。
十兵衛は角蔵を伴って田所邸へ向かった。
田所邸は町外れの伝馬町にあった。
角蔵は六尺の杖を手にしている。
坂を上がると正面に邸の門がある。
門につけられていた太い竹の封印が外され、
十兵衛たちが通れるようになっていた。
早朝、役人たちが行なっていたのだろう。
門を入ると正面に大玄関があり、
左手の垣根の向こうに中庭が見えた。
田所は五百石取りの武士である。
血筋は城代にまでなれる家格である。
それがいかなる理由があれ上意討ちとは。
玄関へ向かおうとすると、中庭から声がかかった。
「用向きはこちらで聞こう」
田所だった。
垣根の枝折戸は開いていた。
十兵衛は角蔵を伴って庭へ入った。
手入れの行き届いた見事な庭園だった。
たすき掛けに袴姿の田所が
大刀を手に池の前に立っていた。
「世話をかけるな。上意討ちとは心外だが、
お主の知るところではない!」
田所は冷静だった。
家族はどうしたのだろう。
十兵衛は思った。
妻と十代の娘、あと十人近い使用人がいるはずだ。
疑問を見透かしたように田所は言った。
「家族は妻の実家へ帰し、使用人は暇を出した。
これで、心置きなく戦える」
大刀を抜いた。
常寸より少し長い。
二尺五寸はあると十兵衛は見た。
「まずは要件を済まそうか」
田所の声に十兵衛も大刀を抜いた。
初めての真剣勝負で抜く様はぎこちなかった。
「参る!」
田所は低くつぶやいて上段に刀を振りかぶった。
十兵衛のわずかな所作から、
その技量を見抜いたのだろう。
角蔵が杖を一振り振って構えた。
それを一目見て、田所の表情が変わった。
助太刀の下郎と見くびっていたが
こっちが本当の敵であることを悟ったのだ。
十兵衛は正眼に大刀を構えた。
田所はさすがだった。
最初から池を背にした優位な場所に立っていた。
これでは角蔵が背後に回ることは出来ない。
その気も角蔵にはないようだった。
一刀流遣い手の田所に、正面から立ち向かおうとしている。
気配で十兵衛にはすぐに分かった。
田所は構えを脇に移し、角蔵へ向かった。
十兵衛は取るに足らずと見たのか。
田所の気迫に対し、
角蔵はあくまで静だった。
いるかいないか分からないような気配だった。
仕掛けたのは田所だった。
脇構えのまま進み、
間合いを切ると上段に構えを移した。
ヒューッ!という鋭い風切り音とともに
角蔵へ斬り込んだ。
杖の先端でそれを受け、
回転させた杖の後端が田所の眉間へ飛んだ。
田所は大刀でそれを受け、
目にも留まらぬ速さで胴を抜く。
角蔵は鎬を杖で叩いて避けた。
乾いた高い音がした。
間合いを取って今度は正眼となる田所。
角蔵に言う。
「やるな!名ある杖使いと見た。名前を聞こうか」
「有馬十兵衛様中間、角蔵!」
今度は角蔵が仕掛けるように前へ出る。
田所は初めて出会う難敵だった。
攻撃の杖を受けると、後端が掬うように下から来る。
さらにそれをかわすと、前端の突きが来る。
二刀流と試合っているようなものだった。
しかもその動きが敏捷で驚くほど速い。
一瞬にして杖の前端後端が交互に出て来る。
噂の杖と勝負の怖さに鳥肌が立った。
もう十兵衛は問題ではなかった。
この角蔵と言う下郎の杖技を持て余した。
角蔵は息も切らさず平然と前へ出て来る。
このままでは危ない!
得意の秘術・竜尾剣しかないと田所は思った。
角蔵は脇から突き上げ、さらに顔面へ振り下ろして来る!
それが好機だった。
田所はそれを外して、地面すれすれの低い位置から
斬り上げる伝家の宝刀竜尾剣を放った。
角蔵は間違いなくそれもかわすだろう。
だが、斬り上げた一の太刀は見せ技で、
頭上の二の太刀が勝負手だった。
一気に振り下ろす。
これをかわした者は未だかつていない。
ところが予期せぬことが起きた。
二の太刀を振り下ろすと同時に。
角蔵の杖の先端が田所の眉間を突いたのだ。
ほんの一瞬の差で角蔵の方が速かった。
軽く突いたように見えたが、
角蔵の手練の技は思わぬ威力を持っていた。
眉間を突かれた田所の体が吹っ飛んだのだ。
十兵衛は息を詰めて田所の動きを見ていた。
そうだ、この手がある!
これなら人を斬れる!
手練の角蔵だから逆にやられたが、
父の言った後の先にもなっている。
多分、新陰流の奥義なのだろう。
今度道場で試してみよう。
相手が刀を振りかぶった瞬間、
地に伏したこちの姿は消えている。
角蔵が叫んだ。
「若、斬り込みを!」
十兵衛は立ち上がろうとしている田所を斬った。
首から胴へ斜めに斬り下げたのだ。
田所は刀を構えようと、
必死で起き上がろうとしたがダメだった。
力尽きて崩れた。
「留めを!」
だが、十兵衛はそれを無視した。
田所は二度と起き上がることはない。
凄まじい死闘であった。
角蔵は身をもってそれを見せてくれた。
気配に振り向くと、
脇差を持った妙が枝折戸の前に立っていた。
「もしもの時は、私めが」
妙がつぶやいた。
「いい、終わった!」
十兵衛は角蔵、妙と屋敷を出た。
上意討ちは九割以上は角蔵がやった。
自分は最後の一刀だけだ。
でも肩の荷が降りた。
震えは止まった。
「ご苦労」
角蔵に声をかけた。
いつものように角蔵は、
軽く頭を下げただけだった。
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だが、事態は何も変わってはいなかった。
御上代への報告の場で、
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そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
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