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グッバイ童貞①
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外観にこれといった特色はなく、宿泊料金は高くも安くもない。そんなビジネスホテルが本日の宿泊場所に選ばれた。
愛想はいいが、不愉快なほど声が高い、嬢という尊称をつけるにはいささか歳を食いすぎたフロント嬢を相手に、一泊するために必要な手続きを行う。俺と三花がダブル、アリッサがシングル。
「三花とアリッサがダブルじゃないんだ」
「うん。だって友也と寝たいし」
恥ずかしげもなく即答してみせる。ストレートすぎる物言いに、言葉を返すのがワンテンポ遅れてしまう。
「まあ、俺たちはそれでいいとして、アリッサを一人にしても大丈夫かな」
「大丈夫でしょ。あの子はあたしの言うことなら何でも聞くから」
「それがいいことかどうか……」
「あたしと友也にとってはよくて、アリッサにとっては悪いから、多数決でそれでオッケーってことでいいんじゃない?」
「マジで自分勝手だよな、お前。人のこと全く考えてないだろ」
「よく分かってるじゃん」
「何時間も一緒にいればな」
アリッサに宛がわれたシングルルームの前まで来た。三花がキーを使ってドアを開け、マクドナルドのロゴが印刷された紙袋をアリッサに手渡す。
「アリッサ、よく聞いて。まず、部屋に入ったらドアの鍵を閉める。それから、この袋に入っているものを食べる。で、お風呂に入る。特に股間はよく洗うようにね、臭いから。お風呂から上がったらさっさと寝る。着替えがないから全裸で我慢すること。朝八時になったら迎えに来るから、それまでには起きておくように。オッケー?」
炭酸が抜けたような顔で頷く。……大丈夫なのか、これは。
「ほんとに? ほんとに理解できた? じゃあ、やることを復唱してみて」
「部屋に入る……。ドアの鍵を閉める……。入浴……。全裸で寝る……。朝八時までには起きておく……」
「股間は? 『股間をよく洗う』が抜けてるよ」
「おい、アリッサで遊ぶな」
「入浴して股間をよく洗う……」
「はい、よくできました。じゃあ、よく食べてよく寝てね。おやすみー」
背中を突いて部屋の中に入れ、ドアを閉める。歩き出した直後、ドアのロックがかかる音。
「大丈夫かな、アリッサ」
「子供じゃないんだから、大丈夫でしょ。さ、行こう」
二つ隣の部屋のドアの鍵を開け、室内に足を踏み入れる。これといった特色のない部屋で、中央にはダブルベッドが置かれている。
「二人きりになったし、遊ぼっか。友也だって、一秒でも早くしたくてうずうずしているんでしょ?」
「……暇を潰せるようなものは何もないけど」
「この期に及んでとぼけないで。ぶっ飛ばされたいなら話は別だけど」
両手の十指が素早くボタンを外し、ワイシャツを脱ぎ捨てる。『ハイツ・ジョニー』で見た、ボリュームたっぷりの乳房が露わになる。
右手がホックを外し、ミニスカートが落ち、エレベーターの中で少女の側頭部に擦りつけられた、水玉模様のショーツが再度お披露目される。両足から靴下を取り去り、両手を腰に当てて俺を見る。屈託のない、どこか子供っぽい笑顔だ。
「一緒にお風呂に入ろうよ。混浴だ、混浴」
「……そうだな。他にやることもないし」
「タオルで股間を隠して入ってきたら、一生笑い者にするからね」
ショーツを脱ぎ、ざっと丸め、俺に向かってアンダースローで投げる。方向は正確だが、勢いが足りず、三十センチほど手前で落下する。鮮やかなピンク色の髪と、整った形の乳房を揺らしながら、バスルームへ。最初は胸を、角度の問題から直視できなくなってからは尻を、俺は見つめた。
その尻が脱衣所に消え、バスルームのドアが開き、閉まる音。
「やれやれ」
腰を屈めて手を伸ばし、三十センチ先の床に落ちているショーツを拾い上げる。嗅いでみると、雌くさい匂いがした。ベッドまで歩み寄って投げ捨て、服を脱ぐ。あいつがこの場にいたら、にやにやしながら脱衣の模様を眺めたのかな、などと考えながら。
バスルームのドアを開けると、三花はバスタブに裸体を浸していた。目が合うと「おっ」という顔を見せ、俺の股間を凝視する。笑いを堪えたような表情で繰り返し頷く。
「……何だよ」
返事はなく、ひたすらにやついている。
体を流し、湯に足を浸けると、股間を狙って両手を伸ばしてきた。払い除けたものの、三花はしつこい。やっとのことで追い払い、背後に腰を下ろす。尻の柔らかさを股間に感じたので、体を密着させてきたのだと分かった。両腕を回し、両手で胸を優しく掴む。
「何か久しぶりだなー。こうして誰かとお風呂に入るのも」
俺がバスルームに入ってきてからの三花の第一声だ。
「前回は誰と入ったんだ?」
「それは言わない方がいいかな。友也は初心っぽいし、ショックを受けると思う」
「あ、そう。じゃあ、別にいいや」
「友也はどうなの? 女の子ではないでしょ?」
「ああ、残念ながら。最後に親父と入ったのが小一の時だから、もう十年近く前の話になるのか」
そういえば、外泊するとまだ家族に伝えていない。うちの親は早まって警察に捜索願を出すような人間ではないが、まあ、それについては後で考えるとしよう。血の繋がりがある人間のことを考えたくない状況ナンバーワン、それが今だ。
「あたしは親じゃなくて、お姉ちゃんや妹とよく入った。子供の頃は割と仲がよかったけど、今となっては憎み合って、命を狙い合う関係だからね。うーん、時の流れって残酷」
殺したいほど憎んでいる、二人の姉。俺と同じ高校に通っているという、妹。彼女たちについてもっと知りたい好奇心はあるが、それ以上に怖さがある。
俺は勇敢な人間じゃない。早乙女四方子が、凄まじくではないにせよ嫌な思いをしていると知りながらも見過ごした男だ。自分自身も太鼓判を押す臆病者だ。
三花が自主的に語り出さないということは、積極的に話したい話題ではないのだろう。ならば、こちらから話を振るのは控えるとしよう。このまま勝ち進んでいけば、どうせいずれお目にかかることになるのだ。少なくとも、二人の姉には。
十指を総動員し、勿体をつけるような動きで胸を刺激する。柔らかな感触が両手に伝わり、指の動きに合わせて膨らみが形を変えるのが肩越しに見える。三花はこれといった反応を示さない。湯の表面が揺れて微かな水音が立ち、淫靡な雰囲気を加速させる。俺の股間に備わったものは、とっくの昔に醜悪なフォルムに変形している。
『セックス、しようか』
軽トラの助手席で、俺の膝の上に乗っかった三花はそう言った。
俺は本当に、セックスをするのだろうか。
本当に、今宵で童貞を卒業するのだろうか。
ひたすら行為を続けながら、三花とのセックスを想像してみたが、過去に見た、バスルームで男女が絡み合うアダルト動画の一場面が思い浮かんだだけだった。
愛想はいいが、不愉快なほど声が高い、嬢という尊称をつけるにはいささか歳を食いすぎたフロント嬢を相手に、一泊するために必要な手続きを行う。俺と三花がダブル、アリッサがシングル。
「三花とアリッサがダブルじゃないんだ」
「うん。だって友也と寝たいし」
恥ずかしげもなく即答してみせる。ストレートすぎる物言いに、言葉を返すのがワンテンポ遅れてしまう。
「まあ、俺たちはそれでいいとして、アリッサを一人にしても大丈夫かな」
「大丈夫でしょ。あの子はあたしの言うことなら何でも聞くから」
「それがいいことかどうか……」
「あたしと友也にとってはよくて、アリッサにとっては悪いから、多数決でそれでオッケーってことでいいんじゃない?」
「マジで自分勝手だよな、お前。人のこと全く考えてないだろ」
「よく分かってるじゃん」
「何時間も一緒にいればな」
アリッサに宛がわれたシングルルームの前まで来た。三花がキーを使ってドアを開け、マクドナルドのロゴが印刷された紙袋をアリッサに手渡す。
「アリッサ、よく聞いて。まず、部屋に入ったらドアの鍵を閉める。それから、この袋に入っているものを食べる。で、お風呂に入る。特に股間はよく洗うようにね、臭いから。お風呂から上がったらさっさと寝る。着替えがないから全裸で我慢すること。朝八時になったら迎えに来るから、それまでには起きておくように。オッケー?」
炭酸が抜けたような顔で頷く。……大丈夫なのか、これは。
「ほんとに? ほんとに理解できた? じゃあ、やることを復唱してみて」
「部屋に入る……。ドアの鍵を閉める……。入浴……。全裸で寝る……。朝八時までには起きておく……」
「股間は? 『股間をよく洗う』が抜けてるよ」
「おい、アリッサで遊ぶな」
「入浴して股間をよく洗う……」
「はい、よくできました。じゃあ、よく食べてよく寝てね。おやすみー」
背中を突いて部屋の中に入れ、ドアを閉める。歩き出した直後、ドアのロックがかかる音。
「大丈夫かな、アリッサ」
「子供じゃないんだから、大丈夫でしょ。さ、行こう」
二つ隣の部屋のドアの鍵を開け、室内に足を踏み入れる。これといった特色のない部屋で、中央にはダブルベッドが置かれている。
「二人きりになったし、遊ぼっか。友也だって、一秒でも早くしたくてうずうずしているんでしょ?」
「……暇を潰せるようなものは何もないけど」
「この期に及んでとぼけないで。ぶっ飛ばされたいなら話は別だけど」
両手の十指が素早くボタンを外し、ワイシャツを脱ぎ捨てる。『ハイツ・ジョニー』で見た、ボリュームたっぷりの乳房が露わになる。
右手がホックを外し、ミニスカートが落ち、エレベーターの中で少女の側頭部に擦りつけられた、水玉模様のショーツが再度お披露目される。両足から靴下を取り去り、両手を腰に当てて俺を見る。屈託のない、どこか子供っぽい笑顔だ。
「一緒にお風呂に入ろうよ。混浴だ、混浴」
「……そうだな。他にやることもないし」
「タオルで股間を隠して入ってきたら、一生笑い者にするからね」
ショーツを脱ぎ、ざっと丸め、俺に向かってアンダースローで投げる。方向は正確だが、勢いが足りず、三十センチほど手前で落下する。鮮やかなピンク色の髪と、整った形の乳房を揺らしながら、バスルームへ。最初は胸を、角度の問題から直視できなくなってからは尻を、俺は見つめた。
その尻が脱衣所に消え、バスルームのドアが開き、閉まる音。
「やれやれ」
腰を屈めて手を伸ばし、三十センチ先の床に落ちているショーツを拾い上げる。嗅いでみると、雌くさい匂いがした。ベッドまで歩み寄って投げ捨て、服を脱ぐ。あいつがこの場にいたら、にやにやしながら脱衣の模様を眺めたのかな、などと考えながら。
バスルームのドアを開けると、三花はバスタブに裸体を浸していた。目が合うと「おっ」という顔を見せ、俺の股間を凝視する。笑いを堪えたような表情で繰り返し頷く。
「……何だよ」
返事はなく、ひたすらにやついている。
体を流し、湯に足を浸けると、股間を狙って両手を伸ばしてきた。払い除けたものの、三花はしつこい。やっとのことで追い払い、背後に腰を下ろす。尻の柔らかさを股間に感じたので、体を密着させてきたのだと分かった。両腕を回し、両手で胸を優しく掴む。
「何か久しぶりだなー。こうして誰かとお風呂に入るのも」
俺がバスルームに入ってきてからの三花の第一声だ。
「前回は誰と入ったんだ?」
「それは言わない方がいいかな。友也は初心っぽいし、ショックを受けると思う」
「あ、そう。じゃあ、別にいいや」
「友也はどうなの? 女の子ではないでしょ?」
「ああ、残念ながら。最後に親父と入ったのが小一の時だから、もう十年近く前の話になるのか」
そういえば、外泊するとまだ家族に伝えていない。うちの親は早まって警察に捜索願を出すような人間ではないが、まあ、それについては後で考えるとしよう。血の繋がりがある人間のことを考えたくない状況ナンバーワン、それが今だ。
「あたしは親じゃなくて、お姉ちゃんや妹とよく入った。子供の頃は割と仲がよかったけど、今となっては憎み合って、命を狙い合う関係だからね。うーん、時の流れって残酷」
殺したいほど憎んでいる、二人の姉。俺と同じ高校に通っているという、妹。彼女たちについてもっと知りたい好奇心はあるが、それ以上に怖さがある。
俺は勇敢な人間じゃない。早乙女四方子が、凄まじくではないにせよ嫌な思いをしていると知りながらも見過ごした男だ。自分自身も太鼓判を押す臆病者だ。
三花が自主的に語り出さないということは、積極的に話したい話題ではないのだろう。ならば、こちらから話を振るのは控えるとしよう。このまま勝ち進んでいけば、どうせいずれお目にかかることになるのだ。少なくとも、二人の姉には。
十指を総動員し、勿体をつけるような動きで胸を刺激する。柔らかな感触が両手に伝わり、指の動きに合わせて膨らみが形を変えるのが肩越しに見える。三花はこれといった反応を示さない。湯の表面が揺れて微かな水音が立ち、淫靡な雰囲気を加速させる。俺の股間に備わったものは、とっくの昔に醜悪なフォルムに変形している。
『セックス、しようか』
軽トラの助手席で、俺の膝の上に乗っかった三花はそう言った。
俺は本当に、セックスをするのだろうか。
本当に、今宵で童貞を卒業するのだろうか。
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