31 / 75
1章
31.とばっちりと噂
しおりを挟む
「はい、ただの生理&生理痛です」
カナトの案内でシリトがうずくまった河原の木陰まで来ると、アンラは事も無げに言いきった。
その聞きなれない単語に俺とカナトは固まるが、ルーイは「あぁ、なるほど」とすんなり納得している。
「大方、生理が来るの忘れて水遊びしてたらお腹冷やして痛くなっちゃったんでしょう。はい解決、問題ありません! お騒がせしました!」
そう言って「解決してない、お腹めっちゃ痛いっス」と弱々しく言うシリトに、アンラは持って来ていた予備の服と小さなポーチを渡して着替えてくるように促す。
「あのーアンラさん、せいりってあの女の子のですよね? あれ、シリトって女の子だったの?」
岩陰にヨロヨロ歩いて行くシリトを見送りながら、俺は何とも間抜けた質問をアンラにしてしまう。
「何言ってるんですかイオリさん、ドコをどう見てもお兄ちゃんは男ですよ。あっ薬の補充忘れてた。カナト悪いけど痛み止めになる薬草摘んで来てくれる?」
テンパる俺にアンラは落ち着いて答えつつ、カナトに指示を飛ばす。
「あっあぁ??」
カナトもまだ理解が及んでいない顔をしていたが、すぐさまアンラの指示に従う。しかし、動揺が足に来たらしく途中の木の根でつまずいて転んだ。
そんなカナトを見かねてルーイがカナトに付き添った。
「まったく、このお馬鹿さんってば私に一言も相談せずに生体手術受けて、女性機能を使えるようにしたんですよ!」
アンラはプリプリ怒りながら、着替えて戻って来たシリトの頭をげんこつでコツンと叩く。
「うぅ、アンラがいじめる」
「まぁまぁ」
俺は怒られて涙目になるシリトを庇いつつアンラを宥めながら、先ほどのアンラの台詞にあった“生体手術”と言う言葉について頭をフル回転させ、この世界での子供時代に養父から習った性教育を思い出す。
確か、この世界の人族とされる人間も獣人も古代種も、生まれた性と別に体内にもう一つの性を持っている。これは、この世界が安定する前に何度も絶滅しそうになった人族の大元のご先祖様が、いざと言う時はどちらの性の役割も持てる様にと進化した名残とされているが、実際のところはよく分かっていないらしい。
しかし、現に俺たちの体には男女どちらの性別も組み込まれていて、生体魔法や外科的方法を用いて眠っている二つ目の性を稼働させる事が出来る。故にこの世界は同性愛に寛容で、また、同性のパートナー同士でも子どもをもうける事が出来るのだ。
……と、確かに学んではいたが当事者を目の当たりにしたのは初めてであった。
まぁ外見上は判断がつかないので、今までもそういった人に会って居たのかもしれないが……。
「だって、カナトの子ども欲しいんだもん」
濡れた服から着替えて冷えた体を温めたおかげか、幾分か顔色の良くなったシリトがアンラに口ごたえをする。
「だもんじゃあないの! 私はね、まだ付き合っても無いのに先走って体いじる奴が居るかって言ってんの! しかも自分の生理日を忘れて水遊びとかお馬鹿さんも大概にしなさい!」
「うぅっ」
アンラがビシッと言い訳を許さない態度で言い放つと、シリトはメソメソと泣き出してしまった。
「アンラの気持ちは察するけどシリトは体調が悪い訳だし、今はその辺にしてやって」
「うっうっ。イオリさん優しいっス。好き」
みかねた俺が二人の間にフォローに入ると、シリトは俺の背に張り付く。
「ったく。お兄ちゃんってば、イオリさんに甘えて私が悪者みたいじゃない」
俺は怒りの矛を収めてくれたアンラの頭をヨシヨシと撫でる。
アンラはシリトの事を考え、心配しているからこそ怒っているのだ。それは付き合いの浅い俺にも十分伝わった。
「でも、子宮を稼働させることがこんなに体に負担がかかるなんて知らなかったス。イオリさんは生理の時とかどうしてるんですか?」
やはりまだ体がきついのか、地面に座り込みながらシリトは俺に生理の時の対処法を尋ねる。
「あぁ、俺の場合は……」
――ん?
「いや俺、生理ないけどぉっ!?」
ごく自然な流れで話を振られて、思わず答えようとしたがもちろん俺に生理など無い。
と言うか、どうして俺に生理の話を振るんだこの子は!?
「えっ、イオリさんエドさんとお付き合いしてるんスよね?」
シリトは俺の反応に心底不思議そうな顔をする。
いやだからさっきから何なんだこの子は? 俺と、エドが何故にどうしてそうなる!?
「わーわー! 違う違うお兄ちゃん、あの話はデマだったのよ! さっきイオリさんが付き合ってないって言ってた!」
俺が呆気にとられているうちに、アンラがあわあわと誤解を解いてくれる。
しかし、俺がエドとお付き合いをしているとか、俺が生理を経験していると思われていたとは……正直、衝撃がデカいのですが!
「ふぇ? そっ、そうなんスか!? 俺てっきりイオリさんはエドさんとあの、えっと」
「……あの話って、教えてもらってもいいか?」
シリトが動揺している姿を見て逆に気持ちを立て直した俺は、とりあえず気になった「あの話」とやらについて二人に尋ねると、アンラがおずおずと口を開く。
「いや、あの、イオリさんは古代種――エドさんの恋人だから気安く声をかけるもんじゃないって暗黙の了解みたいな、私たち全然知らなかったんですけど、イオリさんと知り合って暫くしてから人間のハンターさん達に言われてたんです」
「えぇぇぇ!? 何それ地味に傷つく!」
衝撃の事実に思わず声量があがる。
いやね、以前から人間のハンターさんに距離置かれてるなーとは思っていたが、まさかそんな話になっていたなんて全然知らなかった。
これってもしかしなくても、エドのくっつき虫やってた頃の人払い効果なのか? それにしたって効果長すぎだろ~。
「あっ、俺たちはその時はもうイオリさんのお人柄とか知ってたので、特に気にしなかったスよ?」
「そうですとも! イオリさん仙人だし綺麗だからそう言うおさわり禁止と言うか、擦り寄り抜け駆け禁止みたいなローカルルールが出来ちゃったのかなーって話してましたし!」
ショックを隠し切れない俺に、すかさずシリトとアンラがフォローを入れてくれる。
この子たちは、同じ人間ハンターたちの話を鵜呑みにしないで、俺の傍に居てくれたのか……そう思うとちょっぴり目頭が熱くなった。しかし――
「なぁ、エドって第三者から見てどんな感じ?」
「そっ……、そりゃもう超絶高根の花ですって!! イオリさんはエドさんと仲良しだからピンと来ないかもしれませんが、AAA級の古代種のハンターなんて実力主義の高給取り、今の時代白馬の王子サマより人気ありますよ! しかも上級ハンターにありがちな傲慢な俺様でもなく、顔だけじゃなく性格まで良い爽やかイケメン! 超超超優良物件ですよ!!」
ふと、エドの人間へ印象が気になって尋ねれば、アンラが両手を握り込んでものすごい早口でエド評を捲し立て、俺は思わずその勢いに気圧されてしまう。
「なっなるほど、よく分かった」
何というか、エドって一歩引いてみると本当に凄いつーか、そりゃモテる訳だよな。
いやさ、何かにつけてハイスペックなのは知ってたし本人も気の良い奴だけど、でもあいつ俺に対しては少々悪ふざけが過ぎるトコとかあるからなぁ……。
「えー、でもイオリさんがエドさんと付き合ってないならもう一つ噂の方のお相手って誰なんだろう」
アンラが腕を組んで首をかしげると、シリトと同じ蜜柑色のおさげ髪が揺れる。
「もう一つの噂って?」
「はい、エドさんが本命さんを伴侶にするために沢山いた彼女さんと別れたって噂です! 私はてっきり本命はイオリさんだと思ってたんですが……イオリさんは何か聞いてないんですか?」
「いや、俺は何も……。でも確かに彼女全員と別れたって話は聞いたな、あと試験が終わったら何か話があるとも言われてる」
俺が答えると、アンラはポカンと口を開けたまま停止した。
「アンラ?」
名前を呼ぶと、アンラはじわじわと口角を上げ意味ありげに俺をみる。
「えっ、何? 変な顔になってるぞ」
「ふわぁぁぁお! じゃあ本当にエドさんはどなたかを伴侶にされる気なんですね! 良いなぁエドさんに選ばれるなんて幸せな人ですね~!」
言いながら俺の両手を掴んでぶんぶん上下に振り「いや~めでたい」と、アンラはどこぞのおっちゃんの様に「めでたい」を連呼する。
俺はきゃっきゃっとはしゃぐアンラに腕を振り回されながら思い出していた。
そう言えば、故郷の話が出た時も伴侶がどうとか言っていたから、もしかしたらエドは結婚する為に故郷に帰る気なのかもしれないな……。
「あっカナトとルーイが戻って来たっス!」
途中からアンラに会話の進行を任せ、おとなしくブランケットにくるまりお腹を温めていたシリトが嬉しそうな顔を向けた方を見やれば、カナトとルーイが小走りでこちらに戻ってくるところだった。
カナトの案内でシリトがうずくまった河原の木陰まで来ると、アンラは事も無げに言いきった。
その聞きなれない単語に俺とカナトは固まるが、ルーイは「あぁ、なるほど」とすんなり納得している。
「大方、生理が来るの忘れて水遊びしてたらお腹冷やして痛くなっちゃったんでしょう。はい解決、問題ありません! お騒がせしました!」
そう言って「解決してない、お腹めっちゃ痛いっス」と弱々しく言うシリトに、アンラは持って来ていた予備の服と小さなポーチを渡して着替えてくるように促す。
「あのーアンラさん、せいりってあの女の子のですよね? あれ、シリトって女の子だったの?」
岩陰にヨロヨロ歩いて行くシリトを見送りながら、俺は何とも間抜けた質問をアンラにしてしまう。
「何言ってるんですかイオリさん、ドコをどう見てもお兄ちゃんは男ですよ。あっ薬の補充忘れてた。カナト悪いけど痛み止めになる薬草摘んで来てくれる?」
テンパる俺にアンラは落ち着いて答えつつ、カナトに指示を飛ばす。
「あっあぁ??」
カナトもまだ理解が及んでいない顔をしていたが、すぐさまアンラの指示に従う。しかし、動揺が足に来たらしく途中の木の根でつまずいて転んだ。
そんなカナトを見かねてルーイがカナトに付き添った。
「まったく、このお馬鹿さんってば私に一言も相談せずに生体手術受けて、女性機能を使えるようにしたんですよ!」
アンラはプリプリ怒りながら、着替えて戻って来たシリトの頭をげんこつでコツンと叩く。
「うぅ、アンラがいじめる」
「まぁまぁ」
俺は怒られて涙目になるシリトを庇いつつアンラを宥めながら、先ほどのアンラの台詞にあった“生体手術”と言う言葉について頭をフル回転させ、この世界での子供時代に養父から習った性教育を思い出す。
確か、この世界の人族とされる人間も獣人も古代種も、生まれた性と別に体内にもう一つの性を持っている。これは、この世界が安定する前に何度も絶滅しそうになった人族の大元のご先祖様が、いざと言う時はどちらの性の役割も持てる様にと進化した名残とされているが、実際のところはよく分かっていないらしい。
しかし、現に俺たちの体には男女どちらの性別も組み込まれていて、生体魔法や外科的方法を用いて眠っている二つ目の性を稼働させる事が出来る。故にこの世界は同性愛に寛容で、また、同性のパートナー同士でも子どもをもうける事が出来るのだ。
……と、確かに学んではいたが当事者を目の当たりにしたのは初めてであった。
まぁ外見上は判断がつかないので、今までもそういった人に会って居たのかもしれないが……。
「だって、カナトの子ども欲しいんだもん」
濡れた服から着替えて冷えた体を温めたおかげか、幾分か顔色の良くなったシリトがアンラに口ごたえをする。
「だもんじゃあないの! 私はね、まだ付き合っても無いのに先走って体いじる奴が居るかって言ってんの! しかも自分の生理日を忘れて水遊びとかお馬鹿さんも大概にしなさい!」
「うぅっ」
アンラがビシッと言い訳を許さない態度で言い放つと、シリトはメソメソと泣き出してしまった。
「アンラの気持ちは察するけどシリトは体調が悪い訳だし、今はその辺にしてやって」
「うっうっ。イオリさん優しいっス。好き」
みかねた俺が二人の間にフォローに入ると、シリトは俺の背に張り付く。
「ったく。お兄ちゃんってば、イオリさんに甘えて私が悪者みたいじゃない」
俺は怒りの矛を収めてくれたアンラの頭をヨシヨシと撫でる。
アンラはシリトの事を考え、心配しているからこそ怒っているのだ。それは付き合いの浅い俺にも十分伝わった。
「でも、子宮を稼働させることがこんなに体に負担がかかるなんて知らなかったス。イオリさんは生理の時とかどうしてるんですか?」
やはりまだ体がきついのか、地面に座り込みながらシリトは俺に生理の時の対処法を尋ねる。
「あぁ、俺の場合は……」
――ん?
「いや俺、生理ないけどぉっ!?」
ごく自然な流れで話を振られて、思わず答えようとしたがもちろん俺に生理など無い。
と言うか、どうして俺に生理の話を振るんだこの子は!?
「えっ、イオリさんエドさんとお付き合いしてるんスよね?」
シリトは俺の反応に心底不思議そうな顔をする。
いやだからさっきから何なんだこの子は? 俺と、エドが何故にどうしてそうなる!?
「わーわー! 違う違うお兄ちゃん、あの話はデマだったのよ! さっきイオリさんが付き合ってないって言ってた!」
俺が呆気にとられているうちに、アンラがあわあわと誤解を解いてくれる。
しかし、俺がエドとお付き合いをしているとか、俺が生理を経験していると思われていたとは……正直、衝撃がデカいのですが!
「ふぇ? そっ、そうなんスか!? 俺てっきりイオリさんはエドさんとあの、えっと」
「……あの話って、教えてもらってもいいか?」
シリトが動揺している姿を見て逆に気持ちを立て直した俺は、とりあえず気になった「あの話」とやらについて二人に尋ねると、アンラがおずおずと口を開く。
「いや、あの、イオリさんは古代種――エドさんの恋人だから気安く声をかけるもんじゃないって暗黙の了解みたいな、私たち全然知らなかったんですけど、イオリさんと知り合って暫くしてから人間のハンターさん達に言われてたんです」
「えぇぇぇ!? 何それ地味に傷つく!」
衝撃の事実に思わず声量があがる。
いやね、以前から人間のハンターさんに距離置かれてるなーとは思っていたが、まさかそんな話になっていたなんて全然知らなかった。
これってもしかしなくても、エドのくっつき虫やってた頃の人払い効果なのか? それにしたって効果長すぎだろ~。
「あっ、俺たちはその時はもうイオリさんのお人柄とか知ってたので、特に気にしなかったスよ?」
「そうですとも! イオリさん仙人だし綺麗だからそう言うおさわり禁止と言うか、擦り寄り抜け駆け禁止みたいなローカルルールが出来ちゃったのかなーって話してましたし!」
ショックを隠し切れない俺に、すかさずシリトとアンラがフォローを入れてくれる。
この子たちは、同じ人間ハンターたちの話を鵜呑みにしないで、俺の傍に居てくれたのか……そう思うとちょっぴり目頭が熱くなった。しかし――
「なぁ、エドって第三者から見てどんな感じ?」
「そっ……、そりゃもう超絶高根の花ですって!! イオリさんはエドさんと仲良しだからピンと来ないかもしれませんが、AAA級の古代種のハンターなんて実力主義の高給取り、今の時代白馬の王子サマより人気ありますよ! しかも上級ハンターにありがちな傲慢な俺様でもなく、顔だけじゃなく性格まで良い爽やかイケメン! 超超超優良物件ですよ!!」
ふと、エドの人間へ印象が気になって尋ねれば、アンラが両手を握り込んでものすごい早口でエド評を捲し立て、俺は思わずその勢いに気圧されてしまう。
「なっなるほど、よく分かった」
何というか、エドって一歩引いてみると本当に凄いつーか、そりゃモテる訳だよな。
いやさ、何かにつけてハイスペックなのは知ってたし本人も気の良い奴だけど、でもあいつ俺に対しては少々悪ふざけが過ぎるトコとかあるからなぁ……。
「えー、でもイオリさんがエドさんと付き合ってないならもう一つ噂の方のお相手って誰なんだろう」
アンラが腕を組んで首をかしげると、シリトと同じ蜜柑色のおさげ髪が揺れる。
「もう一つの噂って?」
「はい、エドさんが本命さんを伴侶にするために沢山いた彼女さんと別れたって噂です! 私はてっきり本命はイオリさんだと思ってたんですが……イオリさんは何か聞いてないんですか?」
「いや、俺は何も……。でも確かに彼女全員と別れたって話は聞いたな、あと試験が終わったら何か話があるとも言われてる」
俺が答えると、アンラはポカンと口を開けたまま停止した。
「アンラ?」
名前を呼ぶと、アンラはじわじわと口角を上げ意味ありげに俺をみる。
「えっ、何? 変な顔になってるぞ」
「ふわぁぁぁお! じゃあ本当にエドさんはどなたかを伴侶にされる気なんですね! 良いなぁエドさんに選ばれるなんて幸せな人ですね~!」
言いながら俺の両手を掴んでぶんぶん上下に振り「いや~めでたい」と、アンラはどこぞのおっちゃんの様に「めでたい」を連呼する。
俺はきゃっきゃっとはしゃぐアンラに腕を振り回されながら思い出していた。
そう言えば、故郷の話が出た時も伴侶がどうとか言っていたから、もしかしたらエドは結婚する為に故郷に帰る気なのかもしれないな……。
「あっカナトとルーイが戻って来たっス!」
途中からアンラに会話の進行を任せ、おとなしくブランケットにくるまりお腹を温めていたシリトが嬉しそうな顔を向けた方を見やれば、カナトとルーイが小走りでこちらに戻ってくるところだった。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ!
ファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります。
※(2025/4/20)第一章終わりました。少しお休みして、プロットが出来上がりましたらまた再開しますね。お付き合い頂き、本当にありがとうございました!
えちち話(セルフ二次創作)も反応ありがとうございます。少しお休みするのもあるので、このまま読めるようにしておきますね。
※♡、ブクマ、エールありがとうございます!すごく嬉しいです!
※表紙作りました!絵は描いた。ロゴをスコシプラス様に作って頂きました。可愛すぎてにこにこです♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが…
受→レイナード
和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる