詩集 カツオ節

解説・１～３ （詩じゃない）

私がどうゆう意図で作ったのかというのを私自身書きたかったので書きます。
本当に意図の無い物もありますのでご注意を。文章力に劣りますので、分かりにくい部分が在るかと思われます。

（逃げ出したい　放り投げたい）
この詩はある意味、私が詩を書いていく上での大事にしている事が詰まっています。人間の無力さ、絶望から生まれる欲望。逆境、矛盾、ストーリー性等を重視して普段書かせて頂いているので、その原点です。
リズム感を頭で考えながら毎回書かせて頂いています。
考えている事と行動は如何しても矛盾しがちで、行動もしないのに私は願っている。逃げ出したいこの場から、投げ出したい役目。自暴自棄というか、有る意味隠している思い、ストーリーが無くて素直な詩だと思っています。自分に向けての詩ですね。

（毒のある林檎　既婚者）
男性目線の堕落（不倫）という感じです。これの女性側の視点の「毒のある林檎　寝とり女」もあります。
言い訳の様に自分に言い聞かせ、止まれなくなっている男の様子を表したかったです。
何故林檎なのか？というのにはキチンとした理由があります。
一つ目、椎名林檎が好き（俄です。）。
二つ目、地元の特産品。
三つ目、白雪姫では毒、神話では知恵を与えるものだがアダムとイヴは罰を与えられる。昔から林檎には、人を魅せつける力が在る。いけないと分かっていても手を出してしまう魅惑の様なモノを表現したく、林檎にしました。
ちなみに一口というのは、行為の段階。個数は、抱いた女の人数です。
（フィクションですよ！！）

（くうき）
この詩は全体が比喩表現という感じです。悪口、言葉というのをテーマにおいている詩です。
皆、口を開けば愚痴ばかり。そんな汚い言葉しか出さないくせに一丁前にため息ついたり、愚痴を言っていた相手に助けを求めたり。田舎も都会も心の汚さは一緒なんだよ。どんなに取り繕っても頭から抜けない。といったメッセージです。
やっぱり自分に向けてかな。馬鹿な自分への戒め、そして周りの友への詩でもあります。