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スパイ活動と保健室同盟(仮)
第13話
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3人は円を描くように椅子の位置を変えて、おたがいの顔がよく見えるようにしてから、お弁当を開いた。
「そこよね。
それに活動するも何も、コッソリひっそりやらなきゃならない。
まるで秘密結社!」
「ぷっ。フリー何とかじゃないんだからさぁ。
相変わらず、ぶっ飛んでる意見だな。」
神谷先輩は思わず、口を付けようとしたお弁当の箸を置いて、吹いた。
「あら、多少のぶっ飛びなんて若者の特権でしょう。
でね、とりあえず試しに、あの美少年の正体を…というか、写真を撮るつもりで今朝、音楽室に行ったんだけど…ハズレだったわ。
物音一つしやしない。
で、その美少年探しは辞めて…。」
「諦めというか…切り替え早いですね…。
土屋先輩…。」
僕の呟きに神谷先輩は、ご飯を口に頬張りながら頷いた。
そんな僕等を指差しならぬ、箸先を向けて土屋先輩は続けた。
「関係なくは無いんだけど、噂話を確かめて行こうかなぁなんてね。」
「噂話ですか…?」
「そう、結局私達がこうして弾かれたり、イジメられたりするのは何故か…有りもしない噂話で勝手に盛り上がって、人格を無視する。
そもそも、噂を丸々信じるってどんだけバカなの?
確証無しで何で真に受けるの?」
「土屋さん!土屋さん!
落ち着いて!
箸折れちゃうよ!」
力説のあまり、だんだんと箸を握る手に力が入っていた。
「コホン!
取り乱してごめんなさい。
まあ、簡単に言うと噂解明をする活動をしようかと思ったの。
初めは学園七不思議みたいなのとか、軽めのやつから。
探偵ごっこみたいで面白いし、目立つ活動じゃないでしょ。
別に失敗しようがしまいが、誰にも迷惑掛けないし。」
「探偵ごっこって…ギリ中2ならわかるけど、僕達高2だよ。
有村君は高1だけど…。」
いや…これは情報収集の理由付けに利用できるんじゃないか?
うんうん。
火の無いと所に煙は立たない、情報の無いところに噂は流れない。
僕の情報収集の隠れみのとしてはバッチリじゃないか。
保健室同盟(仮)と僕の情報収集がリンクする…。
なんだろ、今日はトントン拍子に自分に都合のいい方に世界が向いてる感じだ。
今日の運勢が良いのかもしれないな。
「あの…僕は賛成です。
噂解明をする中で、新たなイジメを事前に知る事も出来るかも知れないし。
その…森園先輩が戻って来るなら、尚の事必要になるんじゃないかなって。」
「さすが!有村君!
話がわかる~~!
神谷君も少しは行動的にならなきゃ。
控えめモブのままじゃ、そのうち女子のパシリにされるわよー!
女子のパシリは最低よ!
生理用品買ってこい~!なんて、無茶ぶりされたらどうすの?」
「せ…!生理用品!?
下品だよ~~!土屋さん!」
「あら、女子校なら当たり前らしいわよー。」
ソレ、女子校であって…うちは共学なんだけど。
神谷先輩は赤くなりながら、ため息をついた。
「まあ、良いや。
土屋さんには借りがあるし。」
「えっ?神谷先輩、土屋先輩と何かあったんですか?」
「いやあ…。
恥ずかしいんだけど、助けてもらってるんだ。
土屋さん、ほら…弾かれてるけど強い人だろ。
だから、この前…イジメられそうな時に、教室から連れ出してくれて。」
「ええっ!土屋先輩やりますね!」
「だってぇ!ムカッ腹立つのよ!
集団での弱いものイジメ!
1人じゃ何も出来ない癖に!」
「…確かに土屋先輩は1人で何でもやっちゃいますもんね。あははは。」
「でも、そのせいで僕と土屋さんが付き合ってるだの何だのって噂をバラ撒かれてるんだ。
ごめん、迷惑かけてるよね。」
「くだらないじゃない!そんなの!
さっきも言ったけど、噂なんて勝手に盛り上がって確証もないのに広まってるだけでしょ!
ま、でも私と付き合ってるって噂のおかげで、神谷君をイジメてる女の子達は下手に手を出せなくなったのよねー。
言わせとけばいいのよ!」
「…男前だぁ。土屋先輩!
カッコいいです!尊敬します!」
「ちょっと、男前はさすがに失礼よ!」
「よし…!土屋さんの為にひと肌脱ぐか!
同盟の活動内容は噂の実情を暴く!…だな!
噂解明やったろうじゃん!」
神谷先輩のテンションも、土屋先輩につられるように上がって行った。
「そこよね。
それに活動するも何も、コッソリひっそりやらなきゃならない。
まるで秘密結社!」
「ぷっ。フリー何とかじゃないんだからさぁ。
相変わらず、ぶっ飛んでる意見だな。」
神谷先輩は思わず、口を付けようとしたお弁当の箸を置いて、吹いた。
「あら、多少のぶっ飛びなんて若者の特権でしょう。
でね、とりあえず試しに、あの美少年の正体を…というか、写真を撮るつもりで今朝、音楽室に行ったんだけど…ハズレだったわ。
物音一つしやしない。
で、その美少年探しは辞めて…。」
「諦めというか…切り替え早いですね…。
土屋先輩…。」
僕の呟きに神谷先輩は、ご飯を口に頬張りながら頷いた。
そんな僕等を指差しならぬ、箸先を向けて土屋先輩は続けた。
「関係なくは無いんだけど、噂話を確かめて行こうかなぁなんてね。」
「噂話ですか…?」
「そう、結局私達がこうして弾かれたり、イジメられたりするのは何故か…有りもしない噂話で勝手に盛り上がって、人格を無視する。
そもそも、噂を丸々信じるってどんだけバカなの?
確証無しで何で真に受けるの?」
「土屋さん!土屋さん!
落ち着いて!
箸折れちゃうよ!」
力説のあまり、だんだんと箸を握る手に力が入っていた。
「コホン!
取り乱してごめんなさい。
まあ、簡単に言うと噂解明をする活動をしようかと思ったの。
初めは学園七不思議みたいなのとか、軽めのやつから。
探偵ごっこみたいで面白いし、目立つ活動じゃないでしょ。
別に失敗しようがしまいが、誰にも迷惑掛けないし。」
「探偵ごっこって…ギリ中2ならわかるけど、僕達高2だよ。
有村君は高1だけど…。」
いや…これは情報収集の理由付けに利用できるんじゃないか?
うんうん。
火の無いと所に煙は立たない、情報の無いところに噂は流れない。
僕の情報収集の隠れみのとしてはバッチリじゃないか。
保健室同盟(仮)と僕の情報収集がリンクする…。
なんだろ、今日はトントン拍子に自分に都合のいい方に世界が向いてる感じだ。
今日の運勢が良いのかもしれないな。
「あの…僕は賛成です。
噂解明をする中で、新たなイジメを事前に知る事も出来るかも知れないし。
その…森園先輩が戻って来るなら、尚の事必要になるんじゃないかなって。」
「さすが!有村君!
話がわかる~~!
神谷君も少しは行動的にならなきゃ。
控えめモブのままじゃ、そのうち女子のパシリにされるわよー!
女子のパシリは最低よ!
生理用品買ってこい~!なんて、無茶ぶりされたらどうすの?」
「せ…!生理用品!?
下品だよ~~!土屋さん!」
「あら、女子校なら当たり前らしいわよー。」
ソレ、女子校であって…うちは共学なんだけど。
神谷先輩は赤くなりながら、ため息をついた。
「まあ、良いや。
土屋さんには借りがあるし。」
「えっ?神谷先輩、土屋先輩と何かあったんですか?」
「いやあ…。
恥ずかしいんだけど、助けてもらってるんだ。
土屋さん、ほら…弾かれてるけど強い人だろ。
だから、この前…イジメられそうな時に、教室から連れ出してくれて。」
「ええっ!土屋先輩やりますね!」
「だってぇ!ムカッ腹立つのよ!
集団での弱いものイジメ!
1人じゃ何も出来ない癖に!」
「…確かに土屋先輩は1人で何でもやっちゃいますもんね。あははは。」
「でも、そのせいで僕と土屋さんが付き合ってるだの何だのって噂をバラ撒かれてるんだ。
ごめん、迷惑かけてるよね。」
「くだらないじゃない!そんなの!
さっきも言ったけど、噂なんて勝手に盛り上がって確証もないのに広まってるだけでしょ!
ま、でも私と付き合ってるって噂のおかげで、神谷君をイジメてる女の子達は下手に手を出せなくなったのよねー。
言わせとけばいいのよ!」
「…男前だぁ。土屋先輩!
カッコいいです!尊敬します!」
「ちょっと、男前はさすがに失礼よ!」
「よし…!土屋さんの為にひと肌脱ぐか!
同盟の活動内容は噂の実情を暴く!…だな!
噂解明やったろうじゃん!」
神谷先輩のテンションも、土屋先輩につられるように上がって行った。
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