8 / 191
少年達失踪の都市伝説
第7話
しおりを挟む
「ありがとうございます。梶さん。
そうそう、彼女は鈴。
知的障害がありますが、私の助手をさせています。」
「あ…!」
知的障害…なるほど…通りで変な奴と…ん?
彼女…?女?
この、小汚い奴が??
俺が見てきた女と呼ばれる生物とは似ても似つかないぞ!
「汚くない。シャワーは浴びてる。」
ボソボソとした声で鈴は言った。
「言ってないぞ!考えただけで…って、あ!
すいません。」
謝る俺の肩をポンと叩き、相楽教授はソファに座るように促してくれた。
「気にしないで下さい。
彼女は興味ない事に関しては大雑把なんですよ。
どうぞ。」
「お忙しい中、すいません。
これ、つまらないものですが。」
デパ地下で購入したどら焼きを、差し出した。
「ほう、これは今川屋のどら焼きですね。」
どら焼きを覗き込んだ相楽教授の横から鈴がブツブツと呟きだした。
「老舗和菓子店……洋菓子とのコラボレーション…人気がある…甘さ控え目のどら焼き。
オススメ…マロン生クリーム。」
「解説、ありがとう鈴。
君も好きなのを頂きなさい。
ちょうど糖分時間だよ。」
相楽教授がそう言った途端、ガバッと両手両ポケットにどら焼きを持って奥へ消えて行った。
「知的障害ですか?小柄ですが…成人ですか?」
「知的障害と言ったのは説明が面倒だからです。
個性が強すぎるんですよ。
年齢はもう25歳ですよ。
彼女の意識は別な世界と繋がってるんでね。
精神年齢は幼い方かもしれません。」
「はぁ?まぁ、いいです。
要件は、天外博士の事なので。」
そうだよ。
何で、あんなブサイクチンクシャ女の話しになったんだ?
気にならないと言えば嘘になるほど、個性的なのは認めるが、そんな話しをしに、わざわざきた訳じゃない!
「天外博士のしていた研究とは何ですか?
山間にあんな施設まで作って。」
俺は直球で相楽教授に質問した。
相楽教授は俺の分の紅茶と自分の紅茶を入れながら、ゆっくりと語り出した。
そうそう、彼女は鈴。
知的障害がありますが、私の助手をさせています。」
「あ…!」
知的障害…なるほど…通りで変な奴と…ん?
彼女…?女?
この、小汚い奴が??
俺が見てきた女と呼ばれる生物とは似ても似つかないぞ!
「汚くない。シャワーは浴びてる。」
ボソボソとした声で鈴は言った。
「言ってないぞ!考えただけで…って、あ!
すいません。」
謝る俺の肩をポンと叩き、相楽教授はソファに座るように促してくれた。
「気にしないで下さい。
彼女は興味ない事に関しては大雑把なんですよ。
どうぞ。」
「お忙しい中、すいません。
これ、つまらないものですが。」
デパ地下で購入したどら焼きを、差し出した。
「ほう、これは今川屋のどら焼きですね。」
どら焼きを覗き込んだ相楽教授の横から鈴がブツブツと呟きだした。
「老舗和菓子店……洋菓子とのコラボレーション…人気がある…甘さ控え目のどら焼き。
オススメ…マロン生クリーム。」
「解説、ありがとう鈴。
君も好きなのを頂きなさい。
ちょうど糖分時間だよ。」
相楽教授がそう言った途端、ガバッと両手両ポケットにどら焼きを持って奥へ消えて行った。
「知的障害ですか?小柄ですが…成人ですか?」
「知的障害と言ったのは説明が面倒だからです。
個性が強すぎるんですよ。
年齢はもう25歳ですよ。
彼女の意識は別な世界と繋がってるんでね。
精神年齢は幼い方かもしれません。」
「はぁ?まぁ、いいです。
要件は、天外博士の事なので。」
そうだよ。
何で、あんなブサイクチンクシャ女の話しになったんだ?
気にならないと言えば嘘になるほど、個性的なのは認めるが、そんな話しをしに、わざわざきた訳じゃない!
「天外博士のしていた研究とは何ですか?
山間にあんな施設まで作って。」
俺は直球で相楽教授に質問した。
相楽教授は俺の分の紅茶と自分の紅茶を入れながら、ゆっくりと語り出した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】限界離婚
仲 奈華 (nakanaka)
ミステリー
もう限界だ。
「離婚してください」
丸田広一は妻にそう告げた。妻は激怒し、言い争いになる。広一は頭に鈍器で殴られたような衝撃を受け床に倒れ伏せた。振り返るとそこには妻がいた。広一はそのまま意識を失った。
丸田広一の息子の嫁、鈴奈はもう耐える事ができなかった。体調を崩し病院へ行く。医師に告げられた言葉にショックを受け、夫に連絡しようとするが、SNSが既読にならず、電話も繋がらない。もう諦め離婚届だけを置いて実家に帰った。
丸田広一の妻、京香は手足の違和感を感じていた。自分が家族から嫌われている事は知っている。高齢な姑、離婚を仄めかす夫、可愛くない嫁、誰かが私を害そうとしている気がする。渡されていた離婚届に署名をして役所に提出した。もう私は自由の身だ。あの人の所へ向かった。
広一の母、文は途方にくれた。大事な物が無くなっていく。今日は通帳が無くなった。いくら探しても見つからない。まさかとは思うが最近様子が可笑しいあの女が盗んだのかもしれない。衰えた体を動かして、家の中を探し回った。
出張からかえってきた広一の息子、良は家につき愕然とした。信じていた安心できる場所がガラガラと崩れ落ちる。後始末に追われ、いなくなった妻の元へ向かう。妻に頭を下げて別れたくないと懇願した。
平和だった丸田家に襲い掛かる不幸。どんどん倒れる家族。
信じていた家族の形が崩れていく。
倒されたのは誰のせい?
倒れた達磨は再び起き上がる。
丸田家の危機と、それを克服するまでの物語。
丸田 広一…65歳。定年退職したばかり。
丸田 京香…66歳。半年前に退職した。
丸田 良…38歳。営業職。出張が多い。
丸田 鈴奈…33歳。
丸田 勇太…3歳。
丸田 文…82歳。専業主婦。
麗奈…広一が定期的に会っている女。
※7月13日初回完結
※7月14日深夜 忘れたはずの思い~エピローグまでを加筆修正して投稿しました。話数も増やしています。
※7月15日【裏】登場人物紹介追記しました。
2026年1月ジャンルを大衆文学→ミステリーに変更しています。
7月は男子校の探偵少女
金時るるの
ミステリー
孤児院暮らしから一転、女であるにも関わらずなぜか全寮制の名門男子校に入学する事になったユーリ。
性別を隠しながらも初めての学園生活を満喫していたのもつかの間、とある出来事をきっかけに、ルームメイトに目を付けられて、厄介ごとを押し付けられる。
顔の塗りつぶされた肖像画。
完成しない彫刻作品。
ユーリが遭遇する謎の数々とその真相とは。
19世紀末。ヨーロッパのとある国を舞台にした日常系ミステリー。
(タイトルに※マークのついているエピソードは他キャラ視点です)
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる