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安東君の学校祭2日目1
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学校祭2日目。
朝から教室は異様な空気に包まれた。
ムサイ男たちのノースリーブにタイトミニスカート姿。
嫌な匂いが立ち込めそうだ。
「ほら!安東これも!」
山形が真っ赤なTバックを僕の目の前に突き出した。
「後でちゃんと履くよ。」
僕は山形からTバックを奪うようにして取った。
うわ、なんかレースのフリルまで付いてる。
「お前のが1番高いやつだからな!」
自慢げに言ってるが、それがどうしたってんだよ。
僕はポケットにTバックを押し込んだ。
「次はカツラだなぁ。」
山形がカツラをいくつか差し出して来た。
「ワンレンじゃなくて、ショートボブだなやっぱり。
僕は体格がそれほど大きくないから、ワンレンだと恐怖映画の幽霊みたいに見えるって。」
「確かにな。
じゃあ、黒、金髪、茶のどれにする?」
そんな話しをしてると、準備中の教室に久瀬が入って来た。
「おはようございます。
安東部長、山形先輩。」
「おはよう。久瀬君。」
「おはよう、久瀬。
どうだ?カツラで悩んでんだけど…。
ショートボブってとこまで決まったんだけど。
色はどんなのがいい?」
そうだ。久瀬の好みを聞いてみよう。
イケメンが選ぶとどうなるかな?
朝から教室は異様な空気に包まれた。
ムサイ男たちのノースリーブにタイトミニスカート姿。
嫌な匂いが立ち込めそうだ。
「ほら!安東これも!」
山形が真っ赤なTバックを僕の目の前に突き出した。
「後でちゃんと履くよ。」
僕は山形からTバックを奪うようにして取った。
うわ、なんかレースのフリルまで付いてる。
「お前のが1番高いやつだからな!」
自慢げに言ってるが、それがどうしたってんだよ。
僕はポケットにTバックを押し込んだ。
「次はカツラだなぁ。」
山形がカツラをいくつか差し出して来た。
「ワンレンじゃなくて、ショートボブだなやっぱり。
僕は体格がそれほど大きくないから、ワンレンだと恐怖映画の幽霊みたいに見えるって。」
「確かにな。
じゃあ、黒、金髪、茶のどれにする?」
そんな話しをしてると、準備中の教室に久瀬が入って来た。
「おはようございます。
安東部長、山形先輩。」
「おはよう。久瀬君。」
「おはよう、久瀬。
どうだ?カツラで悩んでんだけど…。
ショートボブってとこまで決まったんだけど。
色はどんなのがいい?」
そうだ。久瀬の好みを聞いてみよう。
イケメンが選ぶとどうなるかな?
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