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幼児期
お披露目会4 次期当主?
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ーー翌朝
「グリム、グラン、お披露目会が終わったらステータスを家族に見せるのが貴族の仕来りだ。まず、一人で見て将来やりたい事を考えろ。クルセイド家は、アレンが継ぐしな。二人は、好きな事をしろ。」
父さんが俺とグリム兄さんに言ってきた。
「待って下さい。
何故あの下級貴族の娘の子供が、クルセイド家の次期当主なのですか?
グリムの方が相応しいに決まっています。
考え直して下さい。」
このメリダ母さんの発言でどんどん父さんの顔が険しくなっていく。
「これは、当主の俺が決めた事だ。アレンは、確かに武芸には疎いが領地についてよく分かっているし、領民からも慕われている。
それにグリムは全く領地に居なかったろ。
シルド領の事も知らないグリムが治められる訳が無い。
シルド領は、帝国との国境にあるんだぞ。領主が舐められては帝国が領内に侵攻しる。
メリダ分かったな。
次期当主はアレンだ。」
父さんが珍しく真面目な事を言った。ただの戦闘狂の脳筋かと思ってた。
将来か。
この世界は、魔物もいるみたいだし冒険者になろう!
こんなチートな能力は、世の中の為に使わないとね!!
「グリム、グラン、お披露目会が終わったらステータスを家族に見せるのが貴族の仕来りだ。まず、一人で見て将来やりたい事を考えろ。クルセイド家は、アレンが継ぐしな。二人は、好きな事をしろ。」
父さんが俺とグリム兄さんに言ってきた。
「待って下さい。
何故あの下級貴族の娘の子供が、クルセイド家の次期当主なのですか?
グリムの方が相応しいに決まっています。
考え直して下さい。」
このメリダ母さんの発言でどんどん父さんの顔が険しくなっていく。
「これは、当主の俺が決めた事だ。アレンは、確かに武芸には疎いが領地についてよく分かっているし、領民からも慕われている。
それにグリムは全く領地に居なかったろ。
シルド領の事も知らないグリムが治められる訳が無い。
シルド領は、帝国との国境にあるんだぞ。領主が舐められては帝国が領内に侵攻しる。
メリダ分かったな。
次期当主はアレンだ。」
父さんが珍しく真面目な事を言った。ただの戦闘狂の脳筋かと思ってた。
将来か。
この世界は、魔物もいるみたいだし冒険者になろう!
こんなチートな能力は、世の中の為に使わないとね!!
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