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一年生編 第一章 オルエイ入学
第二十七話 休日
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入学初日の放課後。
意味のない狩り滅茶苦茶させられる。
二日目。
十二キロ走らされた挙句、魔力を枯渇させられ、しかも二時間近く剣術の練習。
三日目。
昨日と同じく十二キロ走らされ、魔力を枯渇。その後は一生筋トレ。
四日目。
走らされる距離が十三キロに増え、魔力の枯渇はなし。しかし、剣術を一時間させられた挙句、最後にもう十キロ走らされた。
五日目。
最初に魔力を枯渇させられ、その後十二キロ走らされた。一時間半剣術をし、最後には再び魔力を枯渇。もう魔力なんてほどんど残っていないというのに。
そして六日目、入学後初の休み。
この学校は日曜から金曜まで学校があり、土曜日が唯一の休みになっている。
俺達新入生は、皆体を休ませていた。
「地獄かッ!」
朝日がさす部屋の中、俺は布団の上でひとりでに叫んだ。
隣にはナルキ、同じ部屋にはヨロとミナクールが俺と同じようにベッドの上でくつろいでいた。
「ふっ、どうかしたのかい? エスタ。まさか、僕のビューティフルな顔に惚れてしまったのかい?」
「うるせえ、誰がお前なんかに惚れるか変体ナルシスト。ちがう、そうじゃない。地獄かよ! この学校ッ!」
俺が頭を抱えていると、ナルキが死んだような目でこちらを見つめてくる。
「何を言っているんだエスタ。これくらい普通じゃないか。先輩はいつも倍の特訓をしているんだよ? 大丈夫。まだ大丈夫。はは、はははは。」
そういいながらも、彼の体は液体になって溶けそうになっている。
目は完全に死んでいた。
一週間前はあんなに目を輝かせていたというのに、もう見る影もない。
「まずい、ナルキがぶっ壊れ始めてる。」
「はは、ははははははははははは。」
もうだめそうだ。
奇妙な声で笑い始めた。
止められそうにない。
全く、こんなの続けてたら誰かしらつぶれるぞ…
俺は彼から目を逸らして、なんとなく二段ベッドの上にいる、一言も喋らないヨロの方を見る。
彼は、教科書を手に持って仰向けに読書していた。
休日の朝だというのに勉強をしている姿を見て、素直に感心する。
「ていうかヨロ、朝から勉強か。頭のいいやつは意識が高いな。」
そう言うと、
「い、いや、これくらいなんでもないですよ。ぼ、僕なんて、長距離走の時はいつも最下位ですし。」
褒められて恥ずかしかったのか、彼は顔を赤らめてそっぽを向きながら、ベッドから降りてきた。
「さ、さて、もう時間も経つので、皆さんもそろそろ起きましょう。」
ヨロが皆に対してそう言うと、俺は重い腰を上げて立ち上がった。
「…まあ、確かにいつまでもぐったりしているわけにはいかないな。貯金も一昨日尽きて、学食も食えねえし、生活必需品なんて尚更買えない。早いとこ狩りして金稼がないと。」
月曜日に狩りをしてお金稼ぎをした後、俺は一度も狩りには行っていなかった。というより体の疲労がきつすぎていけなかった。
お金は一昨日で尽きた。
昨日は昼も食べられていない。
明後日からは、朝夜の分の食費も自分で稼がなければいけなくなる。
とても今日一日狩りをしたところで足りるとは思えない。
「さぁ、ナルキ、ミナクール、起きて朝飯食いに行こうぜ。」
体は重いが、俺は意識を切り替えて、2人にそう声をかけた。
しかし…
「ははははは、はははははははは。」
「僕は丁重にお断りする。ミラクルミミチップを探しに行かなければならないのさッ!」
ナルキは気持ち悪い笑いを続けて、ミナクールは意味の分からない事を言い残して二度寝に入っていった。
てかなんなんだよミラクルミミチップって。
動く様子を微塵も見せない二人を横目に俺達は呟いた。
「駄目そうだな。」
「そ、そうですね。」
俺は、二人を部屋に残し、ヨロと一緒にご飯を食べに行くことにした。
★☆★☆★
午前八時、俺達はロビーにて朝ごはんを食べる。
休日の朝飯にはちょうどよさそうな時間帯だったので、沢山人がいると思いきや案外少なめだった。
先輩が数人いるだけで、同級生は誰もいない。
早く起きる人はもっと朝早いし、それ以外の人は疲れすぎてまだ眠っているのだ。
ご飯を食べる上で、人が少ないのは俺にとってかなり好条件だ。
ゆっくり食べられるし、何より落ち着いていられる。
俺は食事中は、リラックスしたい派なのだ。
だから、この空間は居心地が良かった。
俺達はささっとご飯を食べ終えると、ゆっくり準備して、狩りへと向かった。
これから一週間分の食事代を集めるためだ。
毎日あんな地獄みたいな訓練させられていれば、狩りなんてやってられる余裕なんかない。
お金なんか稼げず、すぐに餓死してしまう。
出来るだけ休日の動ける時に金稼ぎしなければ。
俺は沢山魔物を狩るぞと、心の中で意気込んでいた。
道中、俺はヨロに話しかける。
「そう言えば、ヨロは今持ち金何エルなんだ?」
「ぼ、僕の持ち金ですか? 200くらいです。」
「俺とほぼ同じか。じゃあ、お前も学食食えない状態なんだな。」
「そ、そうですね。二日前から昼飯抜きの状態ですね。」
ヨロは俺以上に体力がない。
午後訓練の後に狩りなんて、俺以上に無理だろう。
そもそも昼飯抜きというのが大分きつかったりする。
午前中の授業でもかなりカロリーを使うから、午後に体力なんて残っていない。
しかも空腹状態であのスパルタ訓練をしなければならないと来た。
地獄だ。
「なるべくたくさん狩って、昼飯抜きを回避しないといけないな。」
俺は自分に言い聞かせるようにそう言い放った。
「そ、そうですね。」
そう返事する彼は、なんだか元気なさげだった。
まだ、体力が回復しきっていないのか?
俺はそんなヨロをじっと見つめる。
不意に首元が気になったので質問してみた。
「そういえばヨロ、お前喧嘩でもしたのか?」
「え? どどど、どうしてですか?」
彼は急にきょどり始めた。
元気なさげなのが一転なんか焦っているように見え始めた。
「いや、首元。」
そう言って俺はヨロに伝えるように首の付け根のあたりを指さした。
彼は何かに気づいたかのように、指摘された場所を手で覆い隠す。
そこには、青黒い大きめのあざが広がっていた。
普通、どこかにぶつかったくらいじゃ、首にあんなサイズのあざなんてできない。
喧嘩で殴られたとか、そんなんじゃなければ。
だからあんな質問をしたのだが、なんだか彼の反応が胡散臭かった。
「なんで隠すんだよ。」
「い、いや、何でもないんです。ただ………そう、剣術の訓練の時にミスって殴られちゃったんですよ。相手がドジだったので、、、はは、ははは。」
なんか滅茶苦茶怪しい動作だった。
別に怪我一つ隠す必要もなかろうに。
何をそんなに焦っているのだろうか。
俺は少しヨロの反応が気になったが、本人は触れられて欲しくなさげにしていたので無視することにした。
物凄く気になるが…!
「まあ、いいや。とっとと狩りをしに行こう。」
「そ、そうですね。」
俺達はほんの少し歩くスピードを早めた。
意味のない狩り滅茶苦茶させられる。
二日目。
十二キロ走らされた挙句、魔力を枯渇させられ、しかも二時間近く剣術の練習。
三日目。
昨日と同じく十二キロ走らされ、魔力を枯渇。その後は一生筋トレ。
四日目。
走らされる距離が十三キロに増え、魔力の枯渇はなし。しかし、剣術を一時間させられた挙句、最後にもう十キロ走らされた。
五日目。
最初に魔力を枯渇させられ、その後十二キロ走らされた。一時間半剣術をし、最後には再び魔力を枯渇。もう魔力なんてほどんど残っていないというのに。
そして六日目、入学後初の休み。
この学校は日曜から金曜まで学校があり、土曜日が唯一の休みになっている。
俺達新入生は、皆体を休ませていた。
「地獄かッ!」
朝日がさす部屋の中、俺は布団の上でひとりでに叫んだ。
隣にはナルキ、同じ部屋にはヨロとミナクールが俺と同じようにベッドの上でくつろいでいた。
「ふっ、どうかしたのかい? エスタ。まさか、僕のビューティフルな顔に惚れてしまったのかい?」
「うるせえ、誰がお前なんかに惚れるか変体ナルシスト。ちがう、そうじゃない。地獄かよ! この学校ッ!」
俺が頭を抱えていると、ナルキが死んだような目でこちらを見つめてくる。
「何を言っているんだエスタ。これくらい普通じゃないか。先輩はいつも倍の特訓をしているんだよ? 大丈夫。まだ大丈夫。はは、はははは。」
そういいながらも、彼の体は液体になって溶けそうになっている。
目は完全に死んでいた。
一週間前はあんなに目を輝かせていたというのに、もう見る影もない。
「まずい、ナルキがぶっ壊れ始めてる。」
「はは、ははははははははははは。」
もうだめそうだ。
奇妙な声で笑い始めた。
止められそうにない。
全く、こんなの続けてたら誰かしらつぶれるぞ…
俺は彼から目を逸らして、なんとなく二段ベッドの上にいる、一言も喋らないヨロの方を見る。
彼は、教科書を手に持って仰向けに読書していた。
休日の朝だというのに勉強をしている姿を見て、素直に感心する。
「ていうかヨロ、朝から勉強か。頭のいいやつは意識が高いな。」
そう言うと、
「い、いや、これくらいなんでもないですよ。ぼ、僕なんて、長距離走の時はいつも最下位ですし。」
褒められて恥ずかしかったのか、彼は顔を赤らめてそっぽを向きながら、ベッドから降りてきた。
「さ、さて、もう時間も経つので、皆さんもそろそろ起きましょう。」
ヨロが皆に対してそう言うと、俺は重い腰を上げて立ち上がった。
「…まあ、確かにいつまでもぐったりしているわけにはいかないな。貯金も一昨日尽きて、学食も食えねえし、生活必需品なんて尚更買えない。早いとこ狩りして金稼がないと。」
月曜日に狩りをしてお金稼ぎをした後、俺は一度も狩りには行っていなかった。というより体の疲労がきつすぎていけなかった。
お金は一昨日で尽きた。
昨日は昼も食べられていない。
明後日からは、朝夜の分の食費も自分で稼がなければいけなくなる。
とても今日一日狩りをしたところで足りるとは思えない。
「さぁ、ナルキ、ミナクール、起きて朝飯食いに行こうぜ。」
体は重いが、俺は意識を切り替えて、2人にそう声をかけた。
しかし…
「ははははは、はははははははは。」
「僕は丁重にお断りする。ミラクルミミチップを探しに行かなければならないのさッ!」
ナルキは気持ち悪い笑いを続けて、ミナクールは意味の分からない事を言い残して二度寝に入っていった。
てかなんなんだよミラクルミミチップって。
動く様子を微塵も見せない二人を横目に俺達は呟いた。
「駄目そうだな。」
「そ、そうですね。」
俺は、二人を部屋に残し、ヨロと一緒にご飯を食べに行くことにした。
★☆★☆★
午前八時、俺達はロビーにて朝ごはんを食べる。
休日の朝飯にはちょうどよさそうな時間帯だったので、沢山人がいると思いきや案外少なめだった。
先輩が数人いるだけで、同級生は誰もいない。
早く起きる人はもっと朝早いし、それ以外の人は疲れすぎてまだ眠っているのだ。
ご飯を食べる上で、人が少ないのは俺にとってかなり好条件だ。
ゆっくり食べられるし、何より落ち着いていられる。
俺は食事中は、リラックスしたい派なのだ。
だから、この空間は居心地が良かった。
俺達はささっとご飯を食べ終えると、ゆっくり準備して、狩りへと向かった。
これから一週間分の食事代を集めるためだ。
毎日あんな地獄みたいな訓練させられていれば、狩りなんてやってられる余裕なんかない。
お金なんか稼げず、すぐに餓死してしまう。
出来るだけ休日の動ける時に金稼ぎしなければ。
俺は沢山魔物を狩るぞと、心の中で意気込んでいた。
道中、俺はヨロに話しかける。
「そう言えば、ヨロは今持ち金何エルなんだ?」
「ぼ、僕の持ち金ですか? 200くらいです。」
「俺とほぼ同じか。じゃあ、お前も学食食えない状態なんだな。」
「そ、そうですね。二日前から昼飯抜きの状態ですね。」
ヨロは俺以上に体力がない。
午後訓練の後に狩りなんて、俺以上に無理だろう。
そもそも昼飯抜きというのが大分きつかったりする。
午前中の授業でもかなりカロリーを使うから、午後に体力なんて残っていない。
しかも空腹状態であのスパルタ訓練をしなければならないと来た。
地獄だ。
「なるべくたくさん狩って、昼飯抜きを回避しないといけないな。」
俺は自分に言い聞かせるようにそう言い放った。
「そ、そうですね。」
そう返事する彼は、なんだか元気なさげだった。
まだ、体力が回復しきっていないのか?
俺はそんなヨロをじっと見つめる。
不意に首元が気になったので質問してみた。
「そういえばヨロ、お前喧嘩でもしたのか?」
「え? どどど、どうしてですか?」
彼は急にきょどり始めた。
元気なさげなのが一転なんか焦っているように見え始めた。
「いや、首元。」
そう言って俺はヨロに伝えるように首の付け根のあたりを指さした。
彼は何かに気づいたかのように、指摘された場所を手で覆い隠す。
そこには、青黒い大きめのあざが広がっていた。
普通、どこかにぶつかったくらいじゃ、首にあんなサイズのあざなんてできない。
喧嘩で殴られたとか、そんなんじゃなければ。
だからあんな質問をしたのだが、なんだか彼の反応が胡散臭かった。
「なんで隠すんだよ。」
「い、いや、何でもないんです。ただ………そう、剣術の訓練の時にミスって殴られちゃったんですよ。相手がドジだったので、、、はは、ははは。」
なんか滅茶苦茶怪しい動作だった。
別に怪我一つ隠す必要もなかろうに。
何をそんなに焦っているのだろうか。
俺は少しヨロの反応が気になったが、本人は触れられて欲しくなさげにしていたので無視することにした。
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