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オセロにあんちょび2
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オリビアは、スマホを覗き込むとそこには大きな金槌を持つ女の子とガチャのメニューが。
「その中の一番、安いやつだからな」
俺はオリビアに高い方を選ばないように念を押す。
それにキャッシュカードで使える額も、もう限界のはずだ。
「くそっ、この期に及んでせこい男だなっ!」
罵倒を吐いたオリビアはメニューの中からひとつをタップした。
―――――――――――――――――――――――――――
★伝説の武器防具
【1回通常ガチャ】 ¥ 1,000
―――――――――――――――――――――――――――
ピロリーン♪
すると、一度、画面が真っ黒になった。
と思うと、再びパっと明るくなり先ほど映っていた女の子が。
そして、持っていた大きなハンマーを後ろに大きく振りかぶってからのまるで液晶画面が砕け散るような演出へ。
代わりに画面に映し出されたものは、歯車がいくつもあるメカメカしい機械とベルトコンベヤー。
右側の方には、レバーのようなものがあり、引いて下げろとばかりに矢印が点滅する。
すると、オリビアは迷いなくそのレバーを下げた。
画面内の機械が稲妻を放ちながら色を変える。
〔青〕 → 〔緑〕 → 〔赤〕 → 〔紫〕 → 〔〔虹〕〕
機械は、ベルトコンベヤーを稼働させて円盤型のコマを1枚だけ排出した。
1枚目 : 黒コマ = 《インビジブル・アルティメット・アーマー》
『こっ、こっ、こここ、これは、まっ、まさか、でっ、伝説のっ?!!!』
その時、悪魔(女神)が酷く動揺した声を発した。
「その中の一番、安いやつだからな」
俺はオリビアに高い方を選ばないように念を押す。
それにキャッシュカードで使える額も、もう限界のはずだ。
「くそっ、この期に及んでせこい男だなっ!」
罵倒を吐いたオリビアはメニューの中からひとつをタップした。
―――――――――――――――――――――――――――
★伝説の武器防具
【1回通常ガチャ】 ¥ 1,000
―――――――――――――――――――――――――――
ピロリーン♪
すると、一度、画面が真っ黒になった。
と思うと、再びパっと明るくなり先ほど映っていた女の子が。
そして、持っていた大きなハンマーを後ろに大きく振りかぶってからのまるで液晶画面が砕け散るような演出へ。
代わりに画面に映し出されたものは、歯車がいくつもあるメカメカしい機械とベルトコンベヤー。
右側の方には、レバーのようなものがあり、引いて下げろとばかりに矢印が点滅する。
すると、オリビアは迷いなくそのレバーを下げた。
画面内の機械が稲妻を放ちながら色を変える。
〔青〕 → 〔緑〕 → 〔赤〕 → 〔紫〕 → 〔〔虹〕〕
機械は、ベルトコンベヤーを稼働させて円盤型のコマを1枚だけ排出した。
1枚目 : 黒コマ = 《インビジブル・アルティメット・アーマー》
『こっ、こっ、こここ、これは、まっ、まさか、でっ、伝説のっ?!!!』
その時、悪魔(女神)が酷く動揺した声を発した。
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