28 / 66
第一章 契約の側室編
狂気の復讐
しおりを挟む
アルフレートは、鎖を引かれながら銀髪の女の前に引き据えられる。
「ヴェロニカは……無事なのか!?」
必死の問いに、銀髪の女は扇を軽く揺らし、唇に笑みを浮かべた。
「それは――あなた次第よ」
不穏な答えを残し、彼女は歩き出す。
連行された先は、広大な闘技場。砂の匂いが鼻を刺し、観客席は沈黙の闇に包まれていた。
やがて、重い扉が開く。
すると、おぞましい魔物が姿を現した。
膨れ上がった肉塊に不気味な目が幾つも散らばり、牙の生えた口が幾重にも裂けている。
地響きとともに這い寄るその怪物に、アルフレートは目を見開いた。
その時——
カラン、と音を立てて、何かが落とされた。
一本の剣だった。
「この魔物を倒せば、ヴェロニカは解放してあげる。」
そう告げると、銀髪の女は騎士にアルフレートの鎖を外させ、観客席の最上段へと悠然と上がった。
その傍らには、白いフードを深く被った男が、影のように寄り添っている。
「…やるしかない…!」
アルフレートは剣を握り、魔物へと突撃した。
牙を避け、剣で斬撃を放ち、肉を裂いていく。
「…なんだ?この魔物は‥‥。」
アルフレートは息を切らしながら呟いた。
図体は大きいが、動きは鈍く、攻撃も単調だった。
まるで——戦い方を知らない者が、ただ暴れているだけのように。
違和感を抱きながらも、アルフレートは攻撃の手を止めない。戦闘中は一瞬の油断が命取りになるのだ。気を緩める訳にはいかない。この魔物を倒せば、ヴェロニカを助けることができるのだから――!
最後に心臓を貫いた。
巨体が崩れ落ち、闘技場の砂が舞い上がった。
アルフレートは息を整えながら、倒れた魔物を見下ろした。
だが、そのとき――
血と砂の中に転がった魔物の首元から、煌めくアクセサリーがのぞいた。
見覚えのある、大粒のルビーとダイヤモンドのペンダント。
「まさか……ヴェロニカ……?」
蒼白になるアルフレートを見下ろし、銀髪の女が愉悦に満ちた声を響かせた。
「そうよ……愛する女を、あなた自身の手で殺させてあげたの。簡単に、ね。これ以上の屈辱があるかしら?」
狂気に満ちた笑い声が闘技場に響き渡る。復讐の完遂に酔いしれる彼女の瞳には、もはや人間らしい感情は残っていなかった。
「この…、魔女め! お前に人の心はないのか!」
アルフレートの声が震える。
「ああああああっ!!」
アルフレートは獣のような叫びを上げ、剣を握りしめて銀髪の女に斬りかかる。しかし、女が手を振ると、黒い靄が彼の行く手を阻んだ。
「うっ!」
苦しそうに呻き声をあげて、地面に膝をつくアルフレート。
「フフッ、無力ね。アルフレート。ねえ、今どんな気持ち?」
「お前は…、お前は悪魔だ!人の姿をした悪魔だ!」
憎悪に歪んだ顔で女を睨みつける。
「貴様は…、貴様だけは…!絶対に…許さん…!」
絞り出すような声は、もはや呪詛に近かった。
「フフッ、その顔が見たかったのよ。ねえ、悔しい?苦しい?私が憎いかしら?」
アルフレートを騎士たちが押さえつける。そんな彼に女は愉快そうに笑い、
「安心して?ヴェロニカのようにあなたは殺さないわ。私の奴隷として可愛がってあげる。あなたは憎くて憎くて堪らない私の奴隷として生きるしかないの。」
「この、魔女め!地獄に堕ちろ!」
怒号を浴びせるアルフレートに、銀髪の女はさらに笑い声を高めた。
その笑いは、まるで深淵から響く呪詛のように、闘技場に木霊し続けた――。
女が手を振ると、騎士たちがアルフレートを引き立てる。
喚き散らす声は、やがて闘技場の闇に消えていった。
銀髪の女にフードの男が歩み寄った。
「どうだ?今の気分は?」
「最高よ!」
振り返った銀髪の女の顔には、狂気に満ちた笑みが浮かんでいる。
「あの男の心に、一生消えることのない傷を刻んでやったわ。愛する女を自分の手で殺した絶望……。それは永遠に彼を苛み続ける。」
「ふむ。……完璧な復讐だな。」
「彼の心は今、私への憎しみで満たされているでしょうね。でも、それでいいの。たとえ憎しみであっても……私という存在を、彼の魂に永遠に刻み込むことができたのだから。私を忘れることは、もう二度とできない。」
女の瞳が異様に輝いた。
「私は満足よ。彼がこの先どんなに幸せになろうとしても、あの瞬間の記憶が彼を蝕み続ける。私を忘れることは、もう二度とできない。」
「お前の復讐への執念は、実に見事だった。」
フードの男は低く笑った。暗闇の中で、その瞳だけが赤く光っている。
そこで視界が揺らぎ、すべてが闇に溶けた。
「大変です!アルフレートが…、自決していました。見張りが少し目を離した隙に…!」
「…何ですって?」
女の唇が震える。
女が牢に行くと、血溜まりの中、喉を突いて息絶えたアルフレートが倒れていた。
(殿下……!)
リリアーヌは顔を青褪め、口元を手で覆う。
「…そう…。最後まで、あなたは私を拒むのね…。」
そう呟き、銀髪の女は虚ろな足取りでその場を去った。
また、場面が切り替わる。
「きゃあああ!」
侍女の叫び声がした。
ハッとリリアーヌが顔を上げると、そこは大きな部屋だった。
ボタ、ボタ——
床に血溜まりが広がり、血が滴り落ちている。
見上げれば、天井から首を吊った女の死体が。
銀髪の長い髪がその顔を覆い隠している。
「ッ——!」
リリアーヌは声にならない悲鳴を上げた。
突然、視界が歪む。
世界が溶けるように、崩れていく。
遠くで、何かが燃える音がした。
パチパチと木の爆ぜる音。
燃え盛る炎。
その炎の前に、フードの男が一人、佇んでいた。
「フフッ、いいぞ……。憎しみに満ちた魂ほど、力となる。やはり、あの女を選んで正解だった。しかし、惜しいことをしたものだ。まさか、あんなにもあっさりと自ら命を断つとはな。あれほどの魔力を持つ人間はなかなかいないというのに。」
口ではそう残念がりながらも、男はさして気にしていない口ぶりだった。
まるで、盤上の駒がひとつ欠けただけとでも言いたげに。
「まあ、いい。もう目的は果たしたのだ。」
男はそう呟くと、
「それにしても、人間とは何と愚かで滑稽なことか!」
男は高らかに笑った。
「脆くて、弱い!だが、それがいい。‥‥まさか、巫女がいないだけで、こうも簡単に事が運ぶとはな!」
赤い瞳が、炎を映して妖しく輝く。
「あの忌まわしき巫女の一族は根絶やしにした。もう、運命を変える者など…いない!」
男は両手を広げ、夜空を仰いだ。
「もうすぐだ‥‥!もうすぐ、彼の方が復活する!」
男は両手を広げ、夜空を仰いだ。
炎が、まるで応えるかのように激しく燃え上がる。
その光景を見下ろしながら、男は静かに笑った。
人のものではない、禍々しい笑みを——。
「ヴェロニカは……無事なのか!?」
必死の問いに、銀髪の女は扇を軽く揺らし、唇に笑みを浮かべた。
「それは――あなた次第よ」
不穏な答えを残し、彼女は歩き出す。
連行された先は、広大な闘技場。砂の匂いが鼻を刺し、観客席は沈黙の闇に包まれていた。
やがて、重い扉が開く。
すると、おぞましい魔物が姿を現した。
膨れ上がった肉塊に不気味な目が幾つも散らばり、牙の生えた口が幾重にも裂けている。
地響きとともに這い寄るその怪物に、アルフレートは目を見開いた。
その時——
カラン、と音を立てて、何かが落とされた。
一本の剣だった。
「この魔物を倒せば、ヴェロニカは解放してあげる。」
そう告げると、銀髪の女は騎士にアルフレートの鎖を外させ、観客席の最上段へと悠然と上がった。
その傍らには、白いフードを深く被った男が、影のように寄り添っている。
「…やるしかない…!」
アルフレートは剣を握り、魔物へと突撃した。
牙を避け、剣で斬撃を放ち、肉を裂いていく。
「…なんだ?この魔物は‥‥。」
アルフレートは息を切らしながら呟いた。
図体は大きいが、動きは鈍く、攻撃も単調だった。
まるで——戦い方を知らない者が、ただ暴れているだけのように。
違和感を抱きながらも、アルフレートは攻撃の手を止めない。戦闘中は一瞬の油断が命取りになるのだ。気を緩める訳にはいかない。この魔物を倒せば、ヴェロニカを助けることができるのだから――!
最後に心臓を貫いた。
巨体が崩れ落ち、闘技場の砂が舞い上がった。
アルフレートは息を整えながら、倒れた魔物を見下ろした。
だが、そのとき――
血と砂の中に転がった魔物の首元から、煌めくアクセサリーがのぞいた。
見覚えのある、大粒のルビーとダイヤモンドのペンダント。
「まさか……ヴェロニカ……?」
蒼白になるアルフレートを見下ろし、銀髪の女が愉悦に満ちた声を響かせた。
「そうよ……愛する女を、あなた自身の手で殺させてあげたの。簡単に、ね。これ以上の屈辱があるかしら?」
狂気に満ちた笑い声が闘技場に響き渡る。復讐の完遂に酔いしれる彼女の瞳には、もはや人間らしい感情は残っていなかった。
「この…、魔女め! お前に人の心はないのか!」
アルフレートの声が震える。
「ああああああっ!!」
アルフレートは獣のような叫びを上げ、剣を握りしめて銀髪の女に斬りかかる。しかし、女が手を振ると、黒い靄が彼の行く手を阻んだ。
「うっ!」
苦しそうに呻き声をあげて、地面に膝をつくアルフレート。
「フフッ、無力ね。アルフレート。ねえ、今どんな気持ち?」
「お前は…、お前は悪魔だ!人の姿をした悪魔だ!」
憎悪に歪んだ顔で女を睨みつける。
「貴様は…、貴様だけは…!絶対に…許さん…!」
絞り出すような声は、もはや呪詛に近かった。
「フフッ、その顔が見たかったのよ。ねえ、悔しい?苦しい?私が憎いかしら?」
アルフレートを騎士たちが押さえつける。そんな彼に女は愉快そうに笑い、
「安心して?ヴェロニカのようにあなたは殺さないわ。私の奴隷として可愛がってあげる。あなたは憎くて憎くて堪らない私の奴隷として生きるしかないの。」
「この、魔女め!地獄に堕ちろ!」
怒号を浴びせるアルフレートに、銀髪の女はさらに笑い声を高めた。
その笑いは、まるで深淵から響く呪詛のように、闘技場に木霊し続けた――。
女が手を振ると、騎士たちがアルフレートを引き立てる。
喚き散らす声は、やがて闘技場の闇に消えていった。
銀髪の女にフードの男が歩み寄った。
「どうだ?今の気分は?」
「最高よ!」
振り返った銀髪の女の顔には、狂気に満ちた笑みが浮かんでいる。
「あの男の心に、一生消えることのない傷を刻んでやったわ。愛する女を自分の手で殺した絶望……。それは永遠に彼を苛み続ける。」
「ふむ。……完璧な復讐だな。」
「彼の心は今、私への憎しみで満たされているでしょうね。でも、それでいいの。たとえ憎しみであっても……私という存在を、彼の魂に永遠に刻み込むことができたのだから。私を忘れることは、もう二度とできない。」
女の瞳が異様に輝いた。
「私は満足よ。彼がこの先どんなに幸せになろうとしても、あの瞬間の記憶が彼を蝕み続ける。私を忘れることは、もう二度とできない。」
「お前の復讐への執念は、実に見事だった。」
フードの男は低く笑った。暗闇の中で、その瞳だけが赤く光っている。
そこで視界が揺らぎ、すべてが闇に溶けた。
「大変です!アルフレートが…、自決していました。見張りが少し目を離した隙に…!」
「…何ですって?」
女の唇が震える。
女が牢に行くと、血溜まりの中、喉を突いて息絶えたアルフレートが倒れていた。
(殿下……!)
リリアーヌは顔を青褪め、口元を手で覆う。
「…そう…。最後まで、あなたは私を拒むのね…。」
そう呟き、銀髪の女は虚ろな足取りでその場を去った。
また、場面が切り替わる。
「きゃあああ!」
侍女の叫び声がした。
ハッとリリアーヌが顔を上げると、そこは大きな部屋だった。
ボタ、ボタ——
床に血溜まりが広がり、血が滴り落ちている。
見上げれば、天井から首を吊った女の死体が。
銀髪の長い髪がその顔を覆い隠している。
「ッ——!」
リリアーヌは声にならない悲鳴を上げた。
突然、視界が歪む。
世界が溶けるように、崩れていく。
遠くで、何かが燃える音がした。
パチパチと木の爆ぜる音。
燃え盛る炎。
その炎の前に、フードの男が一人、佇んでいた。
「フフッ、いいぞ……。憎しみに満ちた魂ほど、力となる。やはり、あの女を選んで正解だった。しかし、惜しいことをしたものだ。まさか、あんなにもあっさりと自ら命を断つとはな。あれほどの魔力を持つ人間はなかなかいないというのに。」
口ではそう残念がりながらも、男はさして気にしていない口ぶりだった。
まるで、盤上の駒がひとつ欠けただけとでも言いたげに。
「まあ、いい。もう目的は果たしたのだ。」
男はそう呟くと、
「それにしても、人間とは何と愚かで滑稽なことか!」
男は高らかに笑った。
「脆くて、弱い!だが、それがいい。‥‥まさか、巫女がいないだけで、こうも簡単に事が運ぶとはな!」
赤い瞳が、炎を映して妖しく輝く。
「あの忌まわしき巫女の一族は根絶やしにした。もう、運命を変える者など…いない!」
男は両手を広げ、夜空を仰いだ。
「もうすぐだ‥‥!もうすぐ、彼の方が復活する!」
男は両手を広げ、夜空を仰いだ。
炎が、まるで応えるかのように激しく燃え上がる。
その光景を見下ろしながら、男は静かに笑った。
人のものではない、禍々しい笑みを——。
2
あなたにおすすめの小説
幼馴染の勇者に「魔王を倒して帰ってきたら何でもしてあげる」と言った結果
景華
恋愛
平和な村で毎日を過ごす村娘ステラ。
ある日ステラの長年の想い人である幼馴染であるリードが勇者として選ばれ、聖女、女剣士、女魔術師と共に魔王討伐に向かうことになる。
「俺……ステラと離れたくない」
そんなリードに、ステラは思わずこう告げる。
「そうだ‼ リードが帰ってきたら、私がリードのお願い、一つだけなんでも叶えてあげる‼」
そんなとっさにステラから飛び出た約束を胸に、リードは村を旅立つ。
それから半年、毎日リードの無事を祈り続けるステラのもとに、リードの史上最速での魔王城攻略の知らせが届く。
勇者一行はこれからたくさんの祝勝パーティに参加した後、故郷に凱旋するというが、それと同時に、パーティメンバーである聖女と女剣士、そして女魔術師の話も耳にすることになる。
戦いの昂りを鎮める役割も担うという三人は、戦いの後全員が重婚の認められた勇者の嫁になるということを知ったステラは思いを諦めようとするが、突然現れたリードは彼女に『ステラの身体《約束のお願い》』を迫って来て──?
誰がどう見ても両片思いな二人がお願いをきっかけに結ばれるまで──。
世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない
二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。
ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。
当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。
だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。
――君の××××、触らせてもらえないだろうか?
契約結婚のススメ
文月 蓮
恋愛
研究一筋に生きてきた魔導士のレティシアは、研究を続けるために父に命じられた結婚をしかたなく承諾する。相手は社交界の独身女性憧れの的であるヴィラール侯爵アロイス。だが、アロイスもまた結婚を望んでいなかったことを知り、契約結婚を提案する。互いの思惑が一致して始まった愛のない結婚だったが、王の婚約者の護衛任務を受けることになったレティシアとアロイスの距離は徐々に縮まってきて……。シリアスと見せかけて、コメディです。「ムーンライトノベルズ」にも投稿しています。
敵将を捕虜にしたら夫になって、気づけば家族までできていました
蜂蜜あやね
恋愛
戦場で幾度も刃を交えてきた二人――
“赤い鷲”の女将軍イサナと、
“青狼”と恐れられたザンザの将軍ソウガ。
最後の戦いで、ソウガはイサナの軍に捕らえられる。
死を覚悟したその瞬間――
イサナは思わず、矢面に立っていた。
「その者は殺させない。命は……私が引き受けます」
理由などなかった。
ただ、目の前の男を失いたくなかった。
その報告を受けた皇帝エンジュは、
静かに、しかし飄々とした口調で告げる。
「庇いたいというのなら――夫として下げ渡そう」
「ただし、子を成すこと。それが条件だ」
敵国の将を“夫”として迎えるという前代未聞の処置。
拒否権はない。
こうしてソウガは、捕虜でありながら
《イサナの夫》としてアマツキ邸に下げ渡される。
武でも策でも互角に戦ってきた男が、
今は同じ屋根の下にいる。
捕虜として――そして夫として。
反発から始まった奇妙な同居生活。
だが、戦場では知り得なかった互いの素顔と静かな温度が、
じわじわと二人の距離を変えていく
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
発情王女の夫選び
山田ランチ
恋愛
〈あらすじ〉
王家熱を発症した者が女王になれる国、テーレフルミ王国の第一王女サンドラは、よりにもよってたまたま通りすがった騎士団長ジュール・ベルナールの前で王家熱を発症してしまう。王家熱を発症するとより多くの子孫を残そうと発情してしまうという厄介な体質になってしまったサンドラは、抗えない衝動によってジュールを襲い後悔する。その日は丁度、功績を上げた褒美としてジュールが騎士団長になり、侯爵という高位の爵位を賜った日でもあった。
女王になれば複数の愛妾を持つ定めのサンドラは、ジュールに惹かれていく気持ちになんとか蓋をしようとする。そんな中、二人を引き裂くようにサンドラの夫候補としてグランテーレ王国から第三王子のアレシュがやってくる。そしてサンドラはアレシュの前で発情してしまい……。
〈登場人物〉
テーレフルミ王国
サンドラ・フルミ 第一王女 17歳
ジュール・ベルナール ベルナール侯爵、騎士団長、26歳。
シルヴィオ・フルミ 第一王子 22歳
シルビア・フルミ 第二王女 8歳
レア・フルミ 女王、53歳
シュバリエ 女王の愛妾 55歳
シレンヌ・ベル 宰相、ベル伯爵、53歳
アレッサ・シャスール シャスール子爵家の長男、騎士団副隊長、28歳。
シェイラ・シャスール シャスール子爵家の長女で、アレッサの双子の妹。ジュールの元婚約者。
グランテーレ王国
アレシュ 第三王子 18歳
【完結】体目的でもいいですか?
ユユ
恋愛
王太子殿下の婚約者候補だったルーナは
冤罪をかけられて断罪された。
顔に火傷を負った狂乱の戦士に
嫁がされることになった。
ルーナは内向的な令嬢だった。
冤罪という声も届かず罪人のように嫁ぎ先へ。
だが、護送中に巨大な熊に襲われ 馬車が暴走。
ルーナは瀕死の重症を負った。
というか一度死んだ。
神の悪戯か、日本で死んだ私がルーナとなって蘇った。
* 作り話です
* 完結保証付きです
* R18
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる