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第1章 幼少期
お披露目パーティー 4話
しおりを挟む『やっぱり転生者だったんだ』
声に出すとレオンがとまどったように口を開いた。
『"やっぱり"ということは殿下たちも?』
『うん、そうだよ』
俺の変わりにシュンが口を開いた。
『あ、そうだ。俺たちにあんまり堅苦しい言葉は使わなくていいよ』
ふと思い立ち口を開いた。
『『『 はい!? 』』』
俺の言葉に3人は予想していた通り驚きの声をあげる。
唯一、シュンは俺の言い出す台詞に予想がついていたのか、ニコニコと笑っていた。
『そうだね、前世が同じ日本人なのにあんまり堅苦しい言葉使われると悲しいな…』
…かわいい。
もちろん意図はしていないだろうが。
その言葉をとどめに3人は う、と声をこぼした。
これ言われたらもうするしかないだろう。
これに一番最初に反応したのはアルフレートだった。
『わかった!よろしく!おれはアルフレート。前世は有賀レイト(あるが れいと)って名前だった!』
…、、?有賀レイトってたしか。
『有賀レイト?たしかスポーツ雑誌で特集組まれてた人もそんな名前だったような…もしかして…』
あぁ!そうだ、なにかて見たか聞いたかしたことがあると思った。
『?うん、そうだね、それ俺だよ。知ってる?』
そういうシュンの問いにアルフレートは元気良く答えた。
『やっぱりそうなんだ。うん、知ってるよ、ハルと一緒に見たからね』
『へ~』
『『ハル?』』
今まで俺達の会話を静かに見ているだけだったレオンとウィリアムが口を開いた。
『あぁ、自己紹介をまず始めにしておけば良かったか。俺はレイハルト。前世の名前は清水春(しみず はる)だった』
『僕はシュレイン。前世の名前は清水春(しみず しゅん)だったよ』
俺のあとに続きシュンが自己紹介をすると3人がとても驚いた顔をした。
なんで?
『え…清水ハルと清水シュンって…、、』
『あの有名双子デザイナーの?モデルもやってた…』
『マジ!?俺でも聞いたことあるんだけど!?』
…、、俺達ってそんなに有名だったのか?
『僕達そんなに有名だったの?』
俺の思ったことをシュンがそのまま口にする。
『有名であった自覚がないんですか!?』
ウィリアムが俺とシュンに詰め寄ってきた。
『あ、えと、うん。そんな自覚はなかったかな』
シュンが戸惑いながらも答える。
『俺もなかったな』
それに続けて俺も答えた。
少しの間黙っていたウィリアムは、少し冷静になったのかふぅと、ひと息ついて口を開いた。
『申し訳ありません。お見苦しいところをお見せしてしまいました。ボクの名前はウィリアムです。前世の名前は宇内リア(うだい りあ)です。女っぽい名前ですが決して女ではありませんよ?』
…最後の一文は驚くほどの笑顔だったけど雰囲気がとても笑顔と合っていない。
でも、宇内リア…
『先に言いますね、モデルやってました』
お~、やっぱり。
『俺知ってる~、CMとドラマにも出てなかったっけ?』
アルフレートがウィリアムのまだ少し怖い雰囲気を物ともせずに聞く。
『はい。出てましたよ』
『よし!当たってた!』
…ふたりの温度差が凄い。
『それじゃあ最後は僕ですね。名前はレオン。前世の名前は西谷玲央(にしたに れお)でした。』
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