元双子、生まれ変わって愛されることを知る

みお

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第2章  学園

学園編 4話

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そう思い腰を浮かすとシュンに腕をつかまれた。

「…どこ行くの?」

さっきまで普段通りだった俺をつかむ手が小さく震えている。
その手を包み微笑む。

「どこにも行かないよ。ずっと一緒にいる」

そう伝えるとシュンが安心したような笑顔を見せた。

可愛い…

「うわっ、ハル!?」

思わず飛び付いてしまうくらいに。

「これからもずっと一緒にいるよ」

先程よりも力を込めて言う。

「…うん、」

シュンがそう返して俺の背中に手を回してぎゅっと力を込めた。

しばらくそうしていると耳元で寝息が聞こえてきた。

床に座る形で抱き合っていたので、シュンを抱き上げ、ソファに寝かせる。

頭は俺の膝の上だ。

いわゆる膝枕。

シュンの頭をそっと撫でるとシュンの表情が緩む。

隈はないけど今まで気を張り詰めていたのだろう。
思い返すと俺といるときよくうつらうつらしてたな。
たまに寝てたし。

そう思いながら部屋の外に居るであろうメイドに毛布をもってくるように声をかけた。

声をかけて一分ほどで毛布が届けられた。

ここのメイドは動きが洗練されている上に仕事が早いのだ。バタバタするわけでもなく。

礼を言ってから部屋を出ているように言う。

…手持ち無沙汰だ。



、、、、、、

「レ…ト…ハル、、レイハルト」

…誰か呼んでる?

目を開けると目の前に父上がいた。

血だらけで。

…いつの間に寝てたのか。

「父上…その血は…?」

まず、そこに突っ込みたかった。

まぁ、予想はつくけど。

「ん?あぁ、返り血だ」

ほら、やっぱり。

「シュンが起きる前に洗い流してきてください」

その姿をシュンに見せて怖がられても良いのかと暗に問う。

「そうだな、少し待ってろ」

そういって立ち去る父上にハレンが慌ててついていく。

ハレンも血だらけだったな…

殺したのだろうか。

いや、シュンが殺さないでと言ってたし瀕死か四肢のどこかしらの欠損だろう。
…多分。

シュンは…

まだ寝てる。

かわいー。

そうしてしばらくシュンを眺めていると父上が戻ってきた。今日はもう公務はやらないのかラフな格好をしていた。

「早かったですね」

「そうか?まぁ、風呂場で魔法を使って血を流しただけだからな。」

「そうですか」

その会話の間に父上は俺たちが座っている(寝ている)ソファの向かいに腰を下ろした。

「父上、殺したんですか?」

ずっと聞きたかったことを口にする。

まぁ、俺としては死んでいてほしいんだけど。

シュンを傷つけた奴に生きている価値なんてないだろ。

「いや、殺してはいない。ただまあ、手足の何本かは斬ってきたが、死んではいないだろう」

「…そうですか」

チィッ

心のなかで舌を打つ。

殺されれば良かったものを。

「処罰は後日言い渡すつもりだ。それまでは謹慎扱いだろうな」

「そうですか」

「それより、シュレインは…」

そう言って父上がシュンに視線を移す。

「眠っているだけですよ。多分、気を張っていて今までぐっすり眠れていなかったのだと思います」

「…そうか」


「…ん」




















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