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街
93ごめん
しおりを挟む俺、俺は……ランズの事が好きだけど、でもまだ女の子が好きな気持ちが残っていて……ごめんランズ
「俺は……ランズの事が好きだけど、女の子にまだ憧れを持っているんだ。俺はまだ童貞のままだけど、今お金が潤っているから娼館の綺麗なねーちゃんに相手をして貰って童貞を捨てて来るよ。だから……ごめんランズ」
ランズは童貞だったけど、これだけカッコよくて聖騎士だっだし、モテモテだったんだろうな。それに今は超お金持ちが確定していると言っていい。
俺が女の子ならこんなランズからの告白に天にも上る気持ちになるのに、……でも俺だってランズ程じゃ無いけど童貞を拗らせているんだ!!
俺も童貞を卒業したい。
「…………そうか……」
多分だけど……ランズはこれまで告白した事もなくて振られた事もなかったと思う。
かなりショックを受けた顔をしたランズはその場から離れて静かに部屋を出ていってしまった。
俺は引き止めたかったけど、俺の今の身体でどうすればいいかわからなかった。それに呼び止めて……それからどうするんだ??
何もランズにはしてやれないんだ。
とにかく俺の肉棒を見るともう約束の呪文は解除されていて、刺青みたいな模様は綺麗さっぱり無くなっているし、俺の身体が復活したら娼館に行ってさっさと童貞を捨ててやる!!
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