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街
96ショッピング
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1人だと逆に目立つかなぁと思ったけれど、ボロの服を着ていない身綺麗な格好をしているせいか、冒険者達は俺を旅行者だと勘違いしているみたいで、チームへのお誘いなどで声はかけられない。
それどころか冒険者達は素敵な笑顔を振り撒きながら、俺に向かって紳士的に「良き旅を」なんて優しく声をかけてくる。
見かけだけでこんなに態度が変わるものなのか……
ただまぁ、俺は魔法使いだから外を出歩く時はフード付きのローブで過ごす事が多かったので、冒険者らしい日焼けはしておらず肌の色も白い方だからなのかも。
そういえばこの大きな街は治安もとても良いから夜でも沢山の店が建ち並び、宝飾店や高級服店やレストランなんかも夜遅くまで開いている。
俺は今まで自分には縁の無い建物だと思っていたけれど初めて興味が湧き、そのような建ち並ぶ店を見ているだけで楽しくてついつい夢中になってウインドウショッピングをしてしまっていた。
それに、今までの俺ならこんな高級そうなお店に近寄るだけで店員に睨まれたり、「冷やかしならご遠慮下さい」と言われたりしていたのに、今日は「良かったら店の中に入ってゆっくりご覧下さい」なんて優しく言われる。
俺は優しそうな店員に促され、高級小物や雑貨が揃っているお店に入ってしまった。
それどころか冒険者達は素敵な笑顔を振り撒きながら、俺に向かって紳士的に「良き旅を」なんて優しく声をかけてくる。
見かけだけでこんなに態度が変わるものなのか……
ただまぁ、俺は魔法使いだから外を出歩く時はフード付きのローブで過ごす事が多かったので、冒険者らしい日焼けはしておらず肌の色も白い方だからなのかも。
そういえばこの大きな街は治安もとても良いから夜でも沢山の店が建ち並び、宝飾店や高級服店やレストランなんかも夜遅くまで開いている。
俺は今まで自分には縁の無い建物だと思っていたけれど初めて興味が湧き、そのような建ち並ぶ店を見ているだけで楽しくてついつい夢中になってウインドウショッピングをしてしまっていた。
それに、今までの俺ならこんな高級そうなお店に近寄るだけで店員に睨まれたり、「冷やかしならご遠慮下さい」と言われたりしていたのに、今日は「良かったら店の中に入ってゆっくりご覧下さい」なんて優しく言われる。
俺は優しそうな店員に促され、高級小物や雑貨が揃っているお店に入ってしまった。
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