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本編5
58陛下と僕の初対面2
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やはり陛下はエドワード王子の事で僕と話したかったんだ。
できればこの機会に王子の詳しい情報を陛下から教えて貰えないだろうか……
「有難うございます。この度入学できました事を心より嬉しく思っております。この学校の生徒としての誇りを胸に精一杯学業に励みながら、充実した学生生活を送れる様に精進したいと思います」
「うむ。良い学校生活が送れる様に私も祈っているよ」
「はい。有難うございます」
僕は失礼の無いお礼の言葉を伝える事が出来た。よしっ!!今が王子の事を聞けるチャンスだ!!
「あの陛下……私から王子について質問しても宜しいでしょうか?」
僕は勇気を振り絞って陛下に聞いてみた。すると
「良いが……君からエドワードの質問をされても私は何も答えられないだろう。ただ1つ言える事はエドワードの留学中は君はそのまま婚約者だという事だ」
「えっあ……」
僕が王子の事を聞こうと質問したら、陛下が先回りして王子について何も答えられないだろうと言われてしまった……そして僕は婚約者のままだという……。
そんな……せめて……
「へ、陛下、せ、せめてエドワード王子がお元気かどうかだけでも教えて頂け無いでしょうか?
王子も突然の留学で誰とも連絡を取らないとは異国の地で大変なご苦労をされていらっしゃるかもしれません。
せめて元気でいらっしゃると分かれば、僕はこの国で王子のご無事をお祈りしながら生活していきたいと思っております」
ほんのつい最近まであんなに王子を身近に感じていたのに、今では王子の事を何一つ教えて貰えず、王子の行方も分からない状態なのに僕は婚約者のままでいるというのだ。
じゃあ……せめて王子がお元気かどうかくらい教えて貰えても良いじゃ無いかっ!!
思いきって陛下にそう訴えてみたけれど、陛下は少し黙ったまま何もお答えにはならなかった。
そして、
「私も君に聞きたい事があるのだが……最近何かを飼い始めたり、一緒に生活し始めた者は侯爵家におるか?」
「えっ……?」
何かを飼い始めたかだって……!?
僕は今迄、エディを飼う迄は生き物なんて飼った事は無かった。
本当にたまたまエディを見つけて……可愛くて勢いで飼う事になったのだけれど、陛下は何故、僕がエディを飼い始めた滅多に無いタイミングでそんな質問をするのだろうか……!!
「はい。最近飼い始めた生き物がおりますが……陛下は何故僕が生き物を飼い始めたのを知っていらっしゃるのですか?」
陛下に返事をしてから僕が逆に質問を返すと、陛下が一瞬とても驚いた表情をした後、またいつもの陛下に戻った。だけどフーッと静かに息を殺して吐いている??
「そうか……そうか。いや……たまたま侯爵家には所有している馬以外の生き物はいるのか聞いただけだ。して、その生き物は元気か?」
えっ陛下がエディに興味を持っている??何故??
何だか分からないけれど、とにかく返事をしなければ……
「はい。とても元気です。
僕が飼い始めたのは黒猫なんですが、僕に懐いてとても可愛く賢い子です。
家にいる時はいつも一緒に過ごしております。
ずっと僕からくっついて離れないので一緒にシャワーを浴びたり、寝る時も毎日一緒に寝て過ごしております。
朝には目覚まし時計の様に毎日唇をペロペロ舐めて、僕を起こしてくれる優しい子です。
……えあっ!!陛下……!!
僕の飼っている生き物の話ばかりしてしまい、大変申し訳ありませんでした!!」
いくら陛下からエディの事を聞かれたからって、エディの事を思い出しながらついつい楽しくエディの事を長く語ってしまった。
そのせいで微笑んでいた陛下が途中から急に片手で顔を覆って項垂れてしまった。ああ……僕は喋り過ぎちゃった。
エディの詳しい話迄は必要なかったみたいだ……。
できればこの機会に王子の詳しい情報を陛下から教えて貰えないだろうか……
「有難うございます。この度入学できました事を心より嬉しく思っております。この学校の生徒としての誇りを胸に精一杯学業に励みながら、充実した学生生活を送れる様に精進したいと思います」
「うむ。良い学校生活が送れる様に私も祈っているよ」
「はい。有難うございます」
僕は失礼の無いお礼の言葉を伝える事が出来た。よしっ!!今が王子の事を聞けるチャンスだ!!
「あの陛下……私から王子について質問しても宜しいでしょうか?」
僕は勇気を振り絞って陛下に聞いてみた。すると
「良いが……君からエドワードの質問をされても私は何も答えられないだろう。ただ1つ言える事はエドワードの留学中は君はそのまま婚約者だという事だ」
「えっあ……」
僕が王子の事を聞こうと質問したら、陛下が先回りして王子について何も答えられないだろうと言われてしまった……そして僕は婚約者のままだという……。
そんな……せめて……
「へ、陛下、せ、せめてエドワード王子がお元気かどうかだけでも教えて頂け無いでしょうか?
王子も突然の留学で誰とも連絡を取らないとは異国の地で大変なご苦労をされていらっしゃるかもしれません。
せめて元気でいらっしゃると分かれば、僕はこの国で王子のご無事をお祈りしながら生活していきたいと思っております」
ほんのつい最近まであんなに王子を身近に感じていたのに、今では王子の事を何一つ教えて貰えず、王子の行方も分からない状態なのに僕は婚約者のままでいるというのだ。
じゃあ……せめて王子がお元気かどうかくらい教えて貰えても良いじゃ無いかっ!!
思いきって陛下にそう訴えてみたけれど、陛下は少し黙ったまま何もお答えにはならなかった。
そして、
「私も君に聞きたい事があるのだが……最近何かを飼い始めたり、一緒に生活し始めた者は侯爵家におるか?」
「えっ……?」
何かを飼い始めたかだって……!?
僕は今迄、エディを飼う迄は生き物なんて飼った事は無かった。
本当にたまたまエディを見つけて……可愛くて勢いで飼う事になったのだけれど、陛下は何故、僕がエディを飼い始めた滅多に無いタイミングでそんな質問をするのだろうか……!!
「はい。最近飼い始めた生き物がおりますが……陛下は何故僕が生き物を飼い始めたのを知っていらっしゃるのですか?」
陛下に返事をしてから僕が逆に質問を返すと、陛下が一瞬とても驚いた表情をした後、またいつもの陛下に戻った。だけどフーッと静かに息を殺して吐いている??
「そうか……そうか。いや……たまたま侯爵家には所有している馬以外の生き物はいるのか聞いただけだ。して、その生き物は元気か?」
えっ陛下がエディに興味を持っている??何故??
何だか分からないけれど、とにかく返事をしなければ……
「はい。とても元気です。
僕が飼い始めたのは黒猫なんですが、僕に懐いてとても可愛く賢い子です。
家にいる時はいつも一緒に過ごしております。
ずっと僕からくっついて離れないので一緒にシャワーを浴びたり、寝る時も毎日一緒に寝て過ごしております。
朝には目覚まし時計の様に毎日唇をペロペロ舐めて、僕を起こしてくれる優しい子です。
……えあっ!!陛下……!!
僕の飼っている生き物の話ばかりしてしまい、大変申し訳ありませんでした!!」
いくら陛下からエディの事を聞かれたからって、エディの事を思い出しながらついつい楽しくエディの事を長く語ってしまった。
そのせいで微笑んでいた陛下が途中から急に片手で顔を覆って項垂れてしまった。ああ……僕は喋り過ぎちゃった。
エディの詳しい話迄は必要なかったみたいだ……。
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