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【1】
しおりを挟む今の私は、あなたなしでは生きられない。
私には、どうしてもあなたが必要なの。
あぁ。
どうして、私はこんなにもあなたを欲してしまうのだろう。
気づいた時には、あなたはいつも私の側にいた。
時にはやさしく微笑みかけてくれたり――
時には抱きしめてくれたり――
時には涙をふいてくれたり――
私が望むことは、なんだってしてくれた。
――朝。
私は朝が早い。
『早く起きて』とおねだりする私に、嫌な顔一つせず、あなたはニッコリ微笑んでくれる。
あなたは料理が上手。
いつも、簡単に素早く作ってくれる。
今日の朝食は、クリームチーズリゾット。
私の好きな物を、あなたはちゃんと覚えてくれている。
私の口についたご飯粒を、あなたは笑いながら自分の口に運ぶ。
私は朝が好き。
太陽が微笑む晴れた日も、
グレーの雲が涙を流す雨の日も、
私は朝が大好きだ。
あなたがいるから大好きだ。
おはよう。
今日も楽しい朝が来た。
楽しい楽しい朝が来た。
そう言って、微笑むあなたが側にいる。
だから、私は朝が好き。
私は、朝が大好きだ。
でも、これだけは分かっている。
生きられない
あなたなしでは生きられない
どんなに素晴らしい朝が来ても
今の私は、あなたなしでは生きられない
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