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【2】
しおりを挟む――昼。
私は昼が大好きだ。
車に乗って、あなたとお出かけ。
会話なんかなくてもいい。
色んな景色を眺めながら、あなたと2人で同じ空間を共有していることに私はすごく満足する。
時には、眠ることもある。
でも、眩しい日差しに起こされたり、
激しい雨音で目を覚ますこともある。
でも、あなたが側にいる。
『楽しいよ』
『きみと一緒にいると楽しいよ』
そう言って、微笑むあなたが側にいる。
あなたと素敵な時間を分かち合える、
そんな午後の一時が、
大事な大事な宝物。
フワフワ泳ぐ白い雲。
チュンチュンじゃれあう小鳥たち。
そして、あなたが側にいる。
だから、私は昼が好き。
私は昼が大好きだ。
でも、これだけは分かっている。
そんなお昼も、あなたがいないと意味がない。
生きられない
もう、今の私は生きられない
あなたなしでは、生きられない
――夜。
あれは、一緒にベッドで寝ていた時。
夜中に眠れなくなって、ボーッと天井を見上げていた時。
あなたは『大丈夫だよ、ずっと側にいるから』と言って私を抱きしめてくれた。
恐くない
夜の暗闇も
あなたと一緒なら
私は、何も恐くない
さあ、腕の中でゆっくりお休み。
朝まで、きみの隣にいるから。
素晴らしい夢の世界に行こうじゃないか。
そう言って、微笑むあなたが側にいる。
だから、私は夜が好き。
私は、夜が大好きだ。
月が隠れた悲しい夜も、
星たちのダンスが見えない寂しい夜も、
あなたが側にいるのなら、
私の側にいるのなら、
私は、夜が大好きだ。
すごくすごく大好きだ。
でも、これだけは分かっている。
生きられない。
あなたなしでは生きられない。
今の私は
あなたなしでは生きられない
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