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第2章
第51話 夜討ち
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「昨夜はすまなかったな。奴にはちゃんと罰を与えるんで勘弁してくれ」
一時的にだが人間を魔物化させる薬を開発していた5人の研究員。
昨夜、限は彼らを捕まえることに動いたのだが、そこで1人の冒険者が勝手な行動を起こした。
それによって、研究員の1人が薬によって魔物化してしまい、捕縛をするのに数人が怪我をすることになった。
一般人には被害が及ばず、怪我をしたのが捕縛に加わった冒険者だけで済んだのはまだ良かったと言えるが、そもそも逃げようと外へ出た所を捕まえれば魔物化されずに済んだことだ。
Aランクの冒険者が建物内に乗り込んで捕まえることを指示したせいで、もしかしたら他の住民にも被害が及んでいた可能性があった。
そのことを考え、ギルマスは彼にかなりの金額の罰金を科したそうだ。
「そうか。他の3人は無事に捕まえたのだから気にしない」
ギルマスに謝られた限は、特に気にすることなく返答する。
研究員の1人がいなくなり、他の4人もこの町から移動を開始しようとしていた。
先に出てきた女性2人ともう1人の男は、他の冒険者によって安全に捕縛することが成功していたことからも分かるように、建物内に侵入して捕まえるようなことをしなくても、出てきた所を捕まえれば済む話だった。
勝手に指示を出したAランクの冒険者によって、一般人に危険が及ぶことになりかけたのだから、色々と文句を言いたいところだが、目的である研究員たちを逃さずに済んだのだから、限としてはひとまず良しとした。
「これから捕まえた4人の尋問を開始することになる。君には1番に聞いた内容を知らせるので、また明日にでも来てくれるか?」
「……分かった」
尋問をするなら自分も聞きたいことがあるので関わりたい。
しかし、聞き出したことは教えてくれるということなので、限はひとまずギルドに任せてみることにした。
「尋問が終わってからでいいんだが、できれば4人と話がしたい。その機会を作ってくれるか?」
「あぁ、それなら大丈夫だ。任せておけ」
恐らくギルドの尋問内容は、薬を作ったことと、それを隣町で暴れた人間に酒場で渡した研究員が誰なのかということだろう。
隣町では、彼らの作った薬によって多くの冒険者が死傷している。
犯人に薬を渡した人間も同罪として裁くつもりなのかもしれない。
限としては、彼らにはオリアーナを始めとしたアデマス王国の研究所で働いていた人間が今どこにいるのかということを聞かなけらばならない。
そのため、ギルマスに4人と接触する機会を設けてもらうことにした。
隣町のことも含めてこの事件の解明に尽力した限の頼みのため、ギルマスもその程度のことならとすぐに了承した。
「では、明日また来る」
「あぁ」
彼らから他の研究員の情報が得られるなら慌てる必要もない。
そう考えた限は、今日の所はレラたちが待っている宿に帰ることにした。
◆◆◆◆◆
「っ!?」
「どうしました? 限様……」
夜、宿屋で寝ていたところ、限はベッドから飛び起きる。
隣で寝ていたレラも、そのいきなりの反応に驚き目を覚ましてしまった。
「ギルドの方で殺気を感じた。なんか嫌な予感がする」
ベッドから出た限は、レラに対して返答をしながらすぐに外に出る準備に入る。
その表情は真剣のため、レラは何かあったのだと察した。
「私はどうしましょうか?」
「殺気の感覚から言って相手は結構な手練れだ。念のためここにいてくれ」
「了解しました」
感じた感覚は覚えのあるものだった。
もしも自分の考えが正しかったら、レラを連れて行くのは危険かもしれない。
そのため、限はレラをこの場に置いて行くことにした。
相手のことは分からないが、レラは限の足手まといになりたくはないため、その指示に素直に従うことにした。
「アルバとニールもレラと一緒にいてくれ」
「ワフッ!」「キュッ!」
従魔である白狼のアルバと亀のニール。
2匹は戦力として申し分ないが、相手が限の思った通りの相手だったとしたら微妙なところだ。
先のことを見据えると、そんな不確定な差で2匹を失うわけにはいかない。
そのため、限は2匹もこの場に置いて行くことにした。
付いて行けないことを残念そうな表情をしたが、2匹は限の指示に従う返事をした。
「行って来る」
「はい。ご無事のご帰還お待ちしております」
準備のできた限は、他の宿泊客などに気付かれないようにと窓を開け、レラへと言葉をかける。
その言葉に恭しく答えながら、レラは限を静かに見送った。
「これは……?」
「おぉっ! 限! 来てくれたのか!?」
宿屋の窓から飛び出した限は、すぐさま殺気を感じたギルドの建物へと向かった。
建物に着くと、建物が数か所崩れており、数人の冒険者がボロボロの状態で倒れていて、見ただけで死んでいると判断できるほど無残な状態の者たちもいる。
どうやら何者かの襲撃を受けたような状態だ。
ギルドの建物付近では、ギルマスがその襲撃犯らしきものと戦っている所のようだ。
そのギルマスも所々に怪我を負っている状況から想像するに、相手は相当の手練れのようだ。
「これ以上の長居は無意味だ。ずらかるぞ!」
「あぁ!」
ギルドの建物内から敵がもう1人出てきた。
どうやら敵は2人組だったようだ。
出てきた男の指示を受け、ギルマスと対峙していた相手は距離を取るように後退する。
そして、そのまま踵を返し、2人はこの場から立ち去って行った。
「ぐう……」
「大丈夫か? ……奴らは何が狙いだったんだ?」
敵が去り安心したのか、ギルマスはその場に膝をつく。
限はそのギルマスに駆け寄り、何があったのかを問いかけた。
「すまん……。地下に捕縛していた研究員が始末された」
「何っ!?」
限の問いに対し、ギルマスは申し訳なさそうに返答する。
ギルマスが言うには、昨夜限たちが捕まえた者たちへの尋問が済んだところで、突如2人組がギルド内に侵入してきたと言うことだった。
見張りをしていた冒険者たちが牢に入っている者たちを守ろうと応戦したが、敵たちの強さは半端じゃなかったため抑えきれず、捕まえた研究員たちは殺されてしまったそうだ。
せっかく他の研究員たちを見つける手立てを見つけたというのに、それを失ってしまった。
「くそっ!」
「おいっ! 奴らは危険だ! 追うな!」
せっかくの手立てを潰され、限は怒りで歯を食いしばる。
そして、ギルマスが止めるのを無視して、逃げた敵へ向けて走り出したのだった。
一時的にだが人間を魔物化させる薬を開発していた5人の研究員。
昨夜、限は彼らを捕まえることに動いたのだが、そこで1人の冒険者が勝手な行動を起こした。
それによって、研究員の1人が薬によって魔物化してしまい、捕縛をするのに数人が怪我をすることになった。
一般人には被害が及ばず、怪我をしたのが捕縛に加わった冒険者だけで済んだのはまだ良かったと言えるが、そもそも逃げようと外へ出た所を捕まえれば魔物化されずに済んだことだ。
Aランクの冒険者が建物内に乗り込んで捕まえることを指示したせいで、もしかしたら他の住民にも被害が及んでいた可能性があった。
そのことを考え、ギルマスは彼にかなりの金額の罰金を科したそうだ。
「そうか。他の3人は無事に捕まえたのだから気にしない」
ギルマスに謝られた限は、特に気にすることなく返答する。
研究員の1人がいなくなり、他の4人もこの町から移動を開始しようとしていた。
先に出てきた女性2人ともう1人の男は、他の冒険者によって安全に捕縛することが成功していたことからも分かるように、建物内に侵入して捕まえるようなことをしなくても、出てきた所を捕まえれば済む話だった。
勝手に指示を出したAランクの冒険者によって、一般人に危険が及ぶことになりかけたのだから、色々と文句を言いたいところだが、目的である研究員たちを逃さずに済んだのだから、限としてはひとまず良しとした。
「これから捕まえた4人の尋問を開始することになる。君には1番に聞いた内容を知らせるので、また明日にでも来てくれるか?」
「……分かった」
尋問をするなら自分も聞きたいことがあるので関わりたい。
しかし、聞き出したことは教えてくれるということなので、限はひとまずギルドに任せてみることにした。
「尋問が終わってからでいいんだが、できれば4人と話がしたい。その機会を作ってくれるか?」
「あぁ、それなら大丈夫だ。任せておけ」
恐らくギルドの尋問内容は、薬を作ったことと、それを隣町で暴れた人間に酒場で渡した研究員が誰なのかということだろう。
隣町では、彼らの作った薬によって多くの冒険者が死傷している。
犯人に薬を渡した人間も同罪として裁くつもりなのかもしれない。
限としては、彼らにはオリアーナを始めとしたアデマス王国の研究所で働いていた人間が今どこにいるのかということを聞かなけらばならない。
そのため、ギルマスに4人と接触する機会を設けてもらうことにした。
隣町のことも含めてこの事件の解明に尽力した限の頼みのため、ギルマスもその程度のことならとすぐに了承した。
「では、明日また来る」
「あぁ」
彼らから他の研究員の情報が得られるなら慌てる必要もない。
そう考えた限は、今日の所はレラたちが待っている宿に帰ることにした。
◆◆◆◆◆
「っ!?」
「どうしました? 限様……」
夜、宿屋で寝ていたところ、限はベッドから飛び起きる。
隣で寝ていたレラも、そのいきなりの反応に驚き目を覚ましてしまった。
「ギルドの方で殺気を感じた。なんか嫌な予感がする」
ベッドから出た限は、レラに対して返答をしながらすぐに外に出る準備に入る。
その表情は真剣のため、レラは何かあったのだと察した。
「私はどうしましょうか?」
「殺気の感覚から言って相手は結構な手練れだ。念のためここにいてくれ」
「了解しました」
感じた感覚は覚えのあるものだった。
もしも自分の考えが正しかったら、レラを連れて行くのは危険かもしれない。
そのため、限はレラをこの場に置いて行くことにした。
相手のことは分からないが、レラは限の足手まといになりたくはないため、その指示に素直に従うことにした。
「アルバとニールもレラと一緒にいてくれ」
「ワフッ!」「キュッ!」
従魔である白狼のアルバと亀のニール。
2匹は戦力として申し分ないが、相手が限の思った通りの相手だったとしたら微妙なところだ。
先のことを見据えると、そんな不確定な差で2匹を失うわけにはいかない。
そのため、限は2匹もこの場に置いて行くことにした。
付いて行けないことを残念そうな表情をしたが、2匹は限の指示に従う返事をした。
「行って来る」
「はい。ご無事のご帰還お待ちしております」
準備のできた限は、他の宿泊客などに気付かれないようにと窓を開け、レラへと言葉をかける。
その言葉に恭しく答えながら、レラは限を静かに見送った。
「これは……?」
「おぉっ! 限! 来てくれたのか!?」
宿屋の窓から飛び出した限は、すぐさま殺気を感じたギルドの建物へと向かった。
建物に着くと、建物が数か所崩れており、数人の冒険者がボロボロの状態で倒れていて、見ただけで死んでいると判断できるほど無残な状態の者たちもいる。
どうやら何者かの襲撃を受けたような状態だ。
ギルドの建物付近では、ギルマスがその襲撃犯らしきものと戦っている所のようだ。
そのギルマスも所々に怪我を負っている状況から想像するに、相手は相当の手練れのようだ。
「これ以上の長居は無意味だ。ずらかるぞ!」
「あぁ!」
ギルドの建物内から敵がもう1人出てきた。
どうやら敵は2人組だったようだ。
出てきた男の指示を受け、ギルマスと対峙していた相手は距離を取るように後退する。
そして、そのまま踵を返し、2人はこの場から立ち去って行った。
「ぐう……」
「大丈夫か? ……奴らは何が狙いだったんだ?」
敵が去り安心したのか、ギルマスはその場に膝をつく。
限はそのギルマスに駆け寄り、何があったのかを問いかけた。
「すまん……。地下に捕縛していた研究員が始末された」
「何っ!?」
限の問いに対し、ギルマスは申し訳なさそうに返答する。
ギルマスが言うには、昨夜限たちが捕まえた者たちへの尋問が済んだところで、突如2人組がギルド内に侵入してきたと言うことだった。
見張りをしていた冒険者たちが牢に入っている者たちを守ろうと応戦したが、敵たちの強さは半端じゃなかったため抑えきれず、捕まえた研究員たちは殺されてしまったそうだ。
せっかく他の研究員たちを見つける手立てを見つけたというのに、それを失ってしまった。
「くそっ!」
「おいっ! 奴らは危険だ! 追うな!」
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そして、ギルマスが止めるのを無視して、逃げた敵へ向けて走り出したのだった。
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