51 / 281
1学年 前期
第51話
しおりを挟む
「夏休み中悪いね」
「お気になさらず」
夏休みに入って1週間経ち、柊家の仕事を手伝わせてもらうことになっていた伸は、当主の俊夫に魔物魔物退治に参加して欲しいといわれた。
それに了承した伸は、学園寮付近で迎えに来た車に拾われた。
車内に乗り込むと俊夫から感謝の言葉をかけられたが、伸としても小遣い稼ぎをさせてもらうために頼んだ側なので、恐縮したように返答した。
「おぉ! 海だ!」
車は高速を走り、そのまま八郷地区の東に位置する谷津代州へとやってきた。
窓から見える景色に、伸は思わず声をあげてしまう。
海に囲まれた大和皇国といっても、伸が住んでいた花紡州はかなり離れた内陸地位置であり、しかも山奥に住んでいた伸は、海に来るなんて初めてのことだったからだ。
「やっぱり夏は谷津代州だよな……」
谷津代州は海と山があり、夏には学生や家族に人気の高い州だ。
海で海水浴もできるし、山でキャンプもできる。
海の幸や山の幸どちらも豊富で、人気店も多いという恵まれた地だ。
「こんな所に魔物が出たの?」
「あぁ」
俊夫の対面の席に座り同乗する綾愛も窓の外の海に目を奪われているようだったが、この地に来た理由を思いだしたのか、真剣な表情で父の俊夫へと問いかけた。
伸だけでなく、綾愛も一緒に魔物の討伐に参加することになっていた。
恐らく、娘を溺愛する自分だと心配で指導できない俊夫は、綾愛の訓練を伸に任せるのが狙いのようだ。
魔人を倒すような伸ならば、危険なことが起きても大丈夫だと思っているのかもしれない。
「今回は何の魔物ですか?」
前回は、初心者向けに虫の魔物の討伐を綾愛にさせるのが目的だったが、今回はどんな魔物を相手にするのか気になった伸は、あらかじめ聞いておこうと俊夫へと問いかけた。
今回には綾愛だけでなく、伸の向かい側に座っている杉山奈津希も一緒だと言っていた。
そのことを考えると、それ程危険な魔物ではないような気がする。
「君たちには人里付近に現れた一角兎の魔物を相手してもらおうと思っている」
「そうですか。じゃあ大丈夫そうですね」
今回の対象を聞いて、伸は安心したように呟く。
一角兎とは、その名の通り頭に1本の角が生えた中型犬ほどの大きさをした兎の魔物だ。
角による攻撃に注意すれば比較的安全に倒せる魔物なので、まだ魔物との戦闘経験の浅い綾愛と奈津希にはもってこいといえるだろう。
「お父さんたちは?」
「猪の魔物だ」
綾愛たちの相手するのは一角兎だが、俊夫たちは違う魔物の相手をする。
それが猪の魔物のようだ。
普通の猪と同様に、一直線に突き進むというイメージがあるが、俊敏性もあるので気を付けなければならない相手だ。
得意の体当たりが直撃でもすれば、プロの魔術師でも内臓破裂で死ぬこともあり得る。
「一角兎もそのせいですか?」
「あぁ、そうだね」
一角兎はたいして強くない魔物で、訓練を積んでいればプロの魔術師でなくても倒せる。
そのため、一角兎は他の魔物だけでなく人からも隠れるように生息している。
その一角兎が人里付近に姿を現しているということは敵から逃れるためで、そうしなければならなくなったのは俊夫たちが相手にする猪の魔物によるものだろう。
そう予想して伸が問いかけると、俊夫は正解と言うように頷きを返した。
「猪の魔物がどれだけ出現しているのか分からないが、今回は魔人が出るなんてことないだろう。だから君は綾愛たちの訓練に専念してくれ」
「分かりました」
魔人と遭遇することなんてそう滅多にあることではない。
2体現れただけでも稀な話だ。
1年に何度も魔人が出現するようなら、高位魔術師たちによる特別部隊でも作らないと対処できないだろう。
今回の魔物は、そこまで大量に出現している訳でもないので、魔人が出現することはまずないだろう。
そのため、伸には綾愛たちの訓練に集中してもらいたい。
俊夫の言葉に安堵した伸は、了承するように頷いた。
「魔物の討伐が済めば、猪肉や兎肉のバーベキューをするのもいいかもな」
「それは楽しみですね」
倒した魔物の肉は、解体すれば食材として利用できる。
猪や兎の肉なんて、ジビエ料理として有名だ。
斯く言う伸も、一角兎は実家付近の山で食料として密かに狩ったりしていたものだ。
ちょっと遠出し過ぎて、誘拐事件に出くわしたこともある。
育ち盛りの高校生男子としては、肉料理は楽しみで仕方がないところだ。
「私はお肉よりも海に入りたいわ……」
「私もです」
肉に喜ぶ伸と違い、綾愛と奈津希は海の方が気になるようだ。
山の方での魔物退治とは言っても、海が近い。
綾愛たちも滅多なことでは海に来ることなんてできないのだから、この機会に海を楽しみたいと思っているのだろう。
「魔物退治に4泊する予定だから、討伐完了が早く終われば海水浴もできるんじゃないか?」
「えっ? 本当?」
「あぁ」
猪の魔物が散らばっている可能性もあるため、俊夫は部下に言って少し多めに宿泊するように手配していた。
魔物による被害のことを考えれば、早く終わるに越したことはない。
仕事が早く終われば、後の時間は娘の機嫌取りに使ってもいいだろう。
魔物の討伐が済めばすぐに帰ると思っていたのか、綾愛は俊夫の言葉に反応した。
楽しみができて嬉しそうだ。
「そうと決まれば、魔物を狩りまくるわよ! 奈津希!」
「うん!」
「……意気込み過ぎないようにな」
やる気になったのはいいが、相手は魔物。
一角兎とは言っても、危険であることは変わりない。
あまり張り切り過ぎて注意がおろそかになっては、思わぬ怪我を負いかねない。
娘を溺愛するあまり心配な俊夫は、2人に注意する。
「もう着く。あの山だ」
海水浴場からは少し離れ、進行方向に山が見えてきた。
俊夫はその山を指差したので、どうやら目的の山に到着したようだ。
「荷物は他の者がホテルへ運んでくれるから、魔物と戦うために必要なものだけ持って降りてくれ」
「「「はい」」」
ホテルに寄らずにそのまま目的地へと来たので、着替えなどの入ったバッグは車のトランクの中だ。
しかし、この付近の民家に被害が及ばないように、すぐに魔物退治を開始しなければならない。
さすが柊家というか、荷物を運んでくれる人も手配しているらしい。
俊夫に指示され、伸たち3人は武器と少しの荷物を手に車から降りたのだった。
「お気になさらず」
夏休みに入って1週間経ち、柊家の仕事を手伝わせてもらうことになっていた伸は、当主の俊夫に魔物魔物退治に参加して欲しいといわれた。
それに了承した伸は、学園寮付近で迎えに来た車に拾われた。
車内に乗り込むと俊夫から感謝の言葉をかけられたが、伸としても小遣い稼ぎをさせてもらうために頼んだ側なので、恐縮したように返答した。
「おぉ! 海だ!」
車は高速を走り、そのまま八郷地区の東に位置する谷津代州へとやってきた。
窓から見える景色に、伸は思わず声をあげてしまう。
海に囲まれた大和皇国といっても、伸が住んでいた花紡州はかなり離れた内陸地位置であり、しかも山奥に住んでいた伸は、海に来るなんて初めてのことだったからだ。
「やっぱり夏は谷津代州だよな……」
谷津代州は海と山があり、夏には学生や家族に人気の高い州だ。
海で海水浴もできるし、山でキャンプもできる。
海の幸や山の幸どちらも豊富で、人気店も多いという恵まれた地だ。
「こんな所に魔物が出たの?」
「あぁ」
俊夫の対面の席に座り同乗する綾愛も窓の外の海に目を奪われているようだったが、この地に来た理由を思いだしたのか、真剣な表情で父の俊夫へと問いかけた。
伸だけでなく、綾愛も一緒に魔物の討伐に参加することになっていた。
恐らく、娘を溺愛する自分だと心配で指導できない俊夫は、綾愛の訓練を伸に任せるのが狙いのようだ。
魔人を倒すような伸ならば、危険なことが起きても大丈夫だと思っているのかもしれない。
「今回は何の魔物ですか?」
前回は、初心者向けに虫の魔物の討伐を綾愛にさせるのが目的だったが、今回はどんな魔物を相手にするのか気になった伸は、あらかじめ聞いておこうと俊夫へと問いかけた。
今回には綾愛だけでなく、伸の向かい側に座っている杉山奈津希も一緒だと言っていた。
そのことを考えると、それ程危険な魔物ではないような気がする。
「君たちには人里付近に現れた一角兎の魔物を相手してもらおうと思っている」
「そうですか。じゃあ大丈夫そうですね」
今回の対象を聞いて、伸は安心したように呟く。
一角兎とは、その名の通り頭に1本の角が生えた中型犬ほどの大きさをした兎の魔物だ。
角による攻撃に注意すれば比較的安全に倒せる魔物なので、まだ魔物との戦闘経験の浅い綾愛と奈津希にはもってこいといえるだろう。
「お父さんたちは?」
「猪の魔物だ」
綾愛たちの相手するのは一角兎だが、俊夫たちは違う魔物の相手をする。
それが猪の魔物のようだ。
普通の猪と同様に、一直線に突き進むというイメージがあるが、俊敏性もあるので気を付けなければならない相手だ。
得意の体当たりが直撃でもすれば、プロの魔術師でも内臓破裂で死ぬこともあり得る。
「一角兎もそのせいですか?」
「あぁ、そうだね」
一角兎はたいして強くない魔物で、訓練を積んでいればプロの魔術師でなくても倒せる。
そのため、一角兎は他の魔物だけでなく人からも隠れるように生息している。
その一角兎が人里付近に姿を現しているということは敵から逃れるためで、そうしなければならなくなったのは俊夫たちが相手にする猪の魔物によるものだろう。
そう予想して伸が問いかけると、俊夫は正解と言うように頷きを返した。
「猪の魔物がどれだけ出現しているのか分からないが、今回は魔人が出るなんてことないだろう。だから君は綾愛たちの訓練に専念してくれ」
「分かりました」
魔人と遭遇することなんてそう滅多にあることではない。
2体現れただけでも稀な話だ。
1年に何度も魔人が出現するようなら、高位魔術師たちによる特別部隊でも作らないと対処できないだろう。
今回の魔物は、そこまで大量に出現している訳でもないので、魔人が出現することはまずないだろう。
そのため、伸には綾愛たちの訓練に集中してもらいたい。
俊夫の言葉に安堵した伸は、了承するように頷いた。
「魔物の討伐が済めば、猪肉や兎肉のバーベキューをするのもいいかもな」
「それは楽しみですね」
倒した魔物の肉は、解体すれば食材として利用できる。
猪や兎の肉なんて、ジビエ料理として有名だ。
斯く言う伸も、一角兎は実家付近の山で食料として密かに狩ったりしていたものだ。
ちょっと遠出し過ぎて、誘拐事件に出くわしたこともある。
育ち盛りの高校生男子としては、肉料理は楽しみで仕方がないところだ。
「私はお肉よりも海に入りたいわ……」
「私もです」
肉に喜ぶ伸と違い、綾愛と奈津希は海の方が気になるようだ。
山の方での魔物退治とは言っても、海が近い。
綾愛たちも滅多なことでは海に来ることなんてできないのだから、この機会に海を楽しみたいと思っているのだろう。
「魔物退治に4泊する予定だから、討伐完了が早く終われば海水浴もできるんじゃないか?」
「えっ? 本当?」
「あぁ」
猪の魔物が散らばっている可能性もあるため、俊夫は部下に言って少し多めに宿泊するように手配していた。
魔物による被害のことを考えれば、早く終わるに越したことはない。
仕事が早く終われば、後の時間は娘の機嫌取りに使ってもいいだろう。
魔物の討伐が済めばすぐに帰ると思っていたのか、綾愛は俊夫の言葉に反応した。
楽しみができて嬉しそうだ。
「そうと決まれば、魔物を狩りまくるわよ! 奈津希!」
「うん!」
「……意気込み過ぎないようにな」
やる気になったのはいいが、相手は魔物。
一角兎とは言っても、危険であることは変わりない。
あまり張り切り過ぎて注意がおろそかになっては、思わぬ怪我を負いかねない。
娘を溺愛するあまり心配な俊夫は、2人に注意する。
「もう着く。あの山だ」
海水浴場からは少し離れ、進行方向に山が見えてきた。
俊夫はその山を指差したので、どうやら目的の山に到着したようだ。
「荷物は他の者がホテルへ運んでくれるから、魔物と戦うために必要なものだけ持って降りてくれ」
「「「はい」」」
ホテルに寄らずにそのまま目的地へと来たので、着替えなどの入ったバッグは車のトランクの中だ。
しかし、この付近の民家に被害が及ばないように、すぐに魔物退治を開始しなければならない。
さすが柊家というか、荷物を運んでくれる人も手配しているらしい。
俊夫に指示され、伸たち3人は武器と少しの荷物を手に車から降りたのだった。
1
あなたにおすすめの小説
プライベート・スペクタル
点一
ファンタジー
【星】(スターズ)。それは山河を変えるほどの膂力、千里を駆ける脚力、そして異形の術や能力を有する超人・怪人達。
この物語はそんな連中のひどく…ひどく個人的な物語群。
その中の一部、『龍王』と呼ばれた一人の男に焦点を当てたお話。
(※基本 隔週土曜日に更新予定)
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
神は激怒した
まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。
めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。
ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m
世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる