81 / 281
1学年 後期
第81話
しおりを挟む
「金井選手とセコンドの方。入場口までお願いします」
「「はい!」」
試合会場に入り、選手控室でウォーミングアップを終えた了。
選手控室に設置されたモニターには、終了した前の試合の選手たちが舞台から降りるのが映し出されていた。
それを眺めていた伸と了の所へ、大会関係者の腕章を付けた人が呼びに来てくれた。
「オッシャー!! やったるぜ!!」
「……朝の緊張は何だったんだ?」
ウォーミングアップによるものなのか、了はテンション高く声を上げる。
その様子を見た伸は、呆れるように呟いた。
朝起きた時は緊張で固まっていたというのに、今はそれを楽しんでいるように見えたからだ。
【次の試合、東口から八郷学園1年生の金井了選手の入場です!!】
「「「「「ワーーー!!」」」」」
『すげえ数だな……』
会場のアナウンスと共に了が入場すると、観客席から大きな声が上がる。
観客席は満員に近い。
人気が高い大会とはいえここまでだとは思っていなかったため、伸は内心で改めて感心していた。
【西口からは、洪武学園1年生の内藤幸司選手の入場です!!】
「「「「「ワーーー!!」」」」」
了の相手の選手が入場してきて、またも観客から歓声が上がった。
両者とも特に名門家の人間ではないが、それでもこの歓声となると、決勝はどんなことになるのか心配になってくる。
『まぁ、いくら了でも決勝は難しいかな……』
伸が夏に一時操ってから、了はかなり成長している。
しかし、それでも上の学年の選手を相手にして勝てるかは微妙なところだ。
なので、決勝がどんな雰囲気だろうと、関係ないので気にするのをやめた。
「相手は同じ1年。得意な形に持って行けば勝てるはずだ」
「了解!」
試合用の舞台に上がった了に、伸は試合前のアドバイスを送る。
言葉通り、初めて相手選手を見て魔力量なんかを計ってみたが、了とは大差はないように思える。
了の得意な接近戦に持ち込めば何とかなるはずだ。
伸のそのアドバイスに、了は元気に返事をする。
観客の前に出たら、また緊張するのではないかと心配していたが、その考えは杞憂だったようだ。
これなら実力を出し切ることができそうだ。
両者ある程度の距離を取って武器を構えると、審判が開始の合図を待つ。
試合のルールは学園の選考会の時とほぼ同様で、武器は基本木製の物で魔術は何でもあり、相手を降参させるか、セコンドのタオル投入、審判が勝負ありと認めた時に勝敗が決する。
当然、相手を死に至らしめたり、危険な目に遭わせるような攻撃を意図して行った場合は失格。
違う所といえば、舞台から出た場合、20秒以内に戻らなければ敗北するというルールが付いただけだ。
「それでは……始め!」
「ハッ!!」
「っ!?」
試合開始と共に動き出したのは了。
やはり緊張が解けていたのが良かったのか、開始早々伸の言う通り自分の得意な近接戦へと持ち込もうとする。
それに対し、内藤は少し反応が鈍い。
表情には出ていなかったが、もしかしたら緊張しているのかもしれない。
「セイッ!!」
「おわっ!!」
距離を詰めた了は、冗談に構えた木刀を振り下ろす。
開始早々襲い掛かってきた了に、内藤は慌ててその場から跳び退く。
少し大振りになってしまったせいか、了は少しバランスを崩す。
「了!! 逃がすな!!」
「おうよ!!」
あまりうるさくするのは注意されるが、セコンドのアドバイスは禁止されてはいない。
そのため、舞台下で試合を見ている伸は、セコンドとして了へとアドバイスを送る。
そのアドバイスを受けた了は、分かっていると言うかのように返事をし、距離を取ろうとする内藤を追いかけた。
「クッ!!」
追いかけてくる了に対し、内藤は左手を前に突き出して魔術を放つ。
左手から出た野球ボール大の火の玉が、了へと飛んで行く。
「っと!!」
飛んできた火の玉を躱し、了はまたも距離を詰めようと内藤へと向かって地を蹴った。
「ハッ!!」
「フッ!!」
『まるで追いかけっこだな……』
了が距離を詰めれば、内藤が魔術を放って距離を取ろうと動く。
そう言った構図の戦いになっていた。
まるで追いかけっこをしているように見え、伸は思わず笑ってしまいそうになった。
「逃げるな!!」
「う、うるさい!!」
追いかけっこも、ジワジワと変化が起きてくる。
内藤の魔術を放つタイミングが掴めてきたのか、了が少しずつ距離を詰められるようになってきた。
あと少し距離が縮められれば、了の木刀が届くだろう。
それが分かっているのか、あとちょっとが続くことに了がいら立ちの声を相手にかける。
止まれと言って止まる訳もなく、内藤は強めの口調で返事をして来た。
「いいぞ、了!」
内藤の動きを見ている限り、魔術の発動の速さはかなりのもの。
それから考えると、どうやら距離を取っての魔術戦闘が得意なのかもしれない。
『このままなら……了が勝てる!』
了の木刀が内藤選手の頬を掠める。
どうやら伸の思った通り、内藤は遠距離魔術タイプのようだ。
右手に木刀を持っているのにもかかわらず、防御の反応が鈍い。
「このっ!!」
「っ!?」
あと一歩という所でなかなか届かない。
その状況に、これまで身体強化だけで戦っていた了は初めて魔術を放つ。
属性変化をしないことで無駄な時間を削り、魔力をそのまま打ち出す。
それによって、内藤がまたも放とうとした魔術を阻止する。
「しまった!!」
左手目掛けて飛んできた相手選手の魔力球に、反射的に手を引っ込めてしまった。
そのため、内藤は了の足止めをできずに距離を詰められてしまう。
右手に持つ木刀で攻撃をしようとするが、魔術の実力で選手に選ばれた自分では基礎的な剣術しか訓練していない。
そのため、横に振った木刀をダッキングで躱され、あっという間に懐に入られてしまった。
「ハッ!!」
「…………くっ!! 参りました」
懐に入られたら、内藤にはどうしようもない。
しゃがみ込んだ状態から跳ね上がるようにして放たれた了の突きが、内藤の喉元へと迫り当たる寸前で止められた。
真剣なら完全に死んでいる。
それを理解した内藤は、悔しそうに降参の宣言をした。
「勝者! 金井!」
「「「「「ワーーー!!」」」」」
内藤の降参に、審判がすぐに反応する。
了の方を指差し、勝者の宣言をする。
それを聞いて、会場も一気に歓声が上がった。
「伸、やったぜ!」
「ナイスだ! 了!」
1年なら初戦突破するだけでも褒められたもの。
それができた了は、嬉しそうに伸へと駆け寄った。
そんな了を、伸は片手を上げて迎える。
“パンッ!!”
その意味を理解した了は、それに応えるように手を打ち付ける。
ハイタッチを交わして笑顔になった2人は、そのまま控室へと戻ていったのだった。
「「はい!」」
試合会場に入り、選手控室でウォーミングアップを終えた了。
選手控室に設置されたモニターには、終了した前の試合の選手たちが舞台から降りるのが映し出されていた。
それを眺めていた伸と了の所へ、大会関係者の腕章を付けた人が呼びに来てくれた。
「オッシャー!! やったるぜ!!」
「……朝の緊張は何だったんだ?」
ウォーミングアップによるものなのか、了はテンション高く声を上げる。
その様子を見た伸は、呆れるように呟いた。
朝起きた時は緊張で固まっていたというのに、今はそれを楽しんでいるように見えたからだ。
【次の試合、東口から八郷学園1年生の金井了選手の入場です!!】
「「「「「ワーーー!!」」」」」
『すげえ数だな……』
会場のアナウンスと共に了が入場すると、観客席から大きな声が上がる。
観客席は満員に近い。
人気が高い大会とはいえここまでだとは思っていなかったため、伸は内心で改めて感心していた。
【西口からは、洪武学園1年生の内藤幸司選手の入場です!!】
「「「「「ワーーー!!」」」」」
了の相手の選手が入場してきて、またも観客から歓声が上がった。
両者とも特に名門家の人間ではないが、それでもこの歓声となると、決勝はどんなことになるのか心配になってくる。
『まぁ、いくら了でも決勝は難しいかな……』
伸が夏に一時操ってから、了はかなり成長している。
しかし、それでも上の学年の選手を相手にして勝てるかは微妙なところだ。
なので、決勝がどんな雰囲気だろうと、関係ないので気にするのをやめた。
「相手は同じ1年。得意な形に持って行けば勝てるはずだ」
「了解!」
試合用の舞台に上がった了に、伸は試合前のアドバイスを送る。
言葉通り、初めて相手選手を見て魔力量なんかを計ってみたが、了とは大差はないように思える。
了の得意な接近戦に持ち込めば何とかなるはずだ。
伸のそのアドバイスに、了は元気に返事をする。
観客の前に出たら、また緊張するのではないかと心配していたが、その考えは杞憂だったようだ。
これなら実力を出し切ることができそうだ。
両者ある程度の距離を取って武器を構えると、審判が開始の合図を待つ。
試合のルールは学園の選考会の時とほぼ同様で、武器は基本木製の物で魔術は何でもあり、相手を降参させるか、セコンドのタオル投入、審判が勝負ありと認めた時に勝敗が決する。
当然、相手を死に至らしめたり、危険な目に遭わせるような攻撃を意図して行った場合は失格。
違う所といえば、舞台から出た場合、20秒以内に戻らなければ敗北するというルールが付いただけだ。
「それでは……始め!」
「ハッ!!」
「っ!?」
試合開始と共に動き出したのは了。
やはり緊張が解けていたのが良かったのか、開始早々伸の言う通り自分の得意な近接戦へと持ち込もうとする。
それに対し、内藤は少し反応が鈍い。
表情には出ていなかったが、もしかしたら緊張しているのかもしれない。
「セイッ!!」
「おわっ!!」
距離を詰めた了は、冗談に構えた木刀を振り下ろす。
開始早々襲い掛かってきた了に、内藤は慌ててその場から跳び退く。
少し大振りになってしまったせいか、了は少しバランスを崩す。
「了!! 逃がすな!!」
「おうよ!!」
あまりうるさくするのは注意されるが、セコンドのアドバイスは禁止されてはいない。
そのため、舞台下で試合を見ている伸は、セコンドとして了へとアドバイスを送る。
そのアドバイスを受けた了は、分かっていると言うかのように返事をし、距離を取ろうとする内藤を追いかけた。
「クッ!!」
追いかけてくる了に対し、内藤は左手を前に突き出して魔術を放つ。
左手から出た野球ボール大の火の玉が、了へと飛んで行く。
「っと!!」
飛んできた火の玉を躱し、了はまたも距離を詰めようと内藤へと向かって地を蹴った。
「ハッ!!」
「フッ!!」
『まるで追いかけっこだな……』
了が距離を詰めれば、内藤が魔術を放って距離を取ろうと動く。
そう言った構図の戦いになっていた。
まるで追いかけっこをしているように見え、伸は思わず笑ってしまいそうになった。
「逃げるな!!」
「う、うるさい!!」
追いかけっこも、ジワジワと変化が起きてくる。
内藤の魔術を放つタイミングが掴めてきたのか、了が少しずつ距離を詰められるようになってきた。
あと少し距離が縮められれば、了の木刀が届くだろう。
それが分かっているのか、あとちょっとが続くことに了がいら立ちの声を相手にかける。
止まれと言って止まる訳もなく、内藤は強めの口調で返事をして来た。
「いいぞ、了!」
内藤の動きを見ている限り、魔術の発動の速さはかなりのもの。
それから考えると、どうやら距離を取っての魔術戦闘が得意なのかもしれない。
『このままなら……了が勝てる!』
了の木刀が内藤選手の頬を掠める。
どうやら伸の思った通り、内藤は遠距離魔術タイプのようだ。
右手に木刀を持っているのにもかかわらず、防御の反応が鈍い。
「このっ!!」
「っ!?」
あと一歩という所でなかなか届かない。
その状況に、これまで身体強化だけで戦っていた了は初めて魔術を放つ。
属性変化をしないことで無駄な時間を削り、魔力をそのまま打ち出す。
それによって、内藤がまたも放とうとした魔術を阻止する。
「しまった!!」
左手目掛けて飛んできた相手選手の魔力球に、反射的に手を引っ込めてしまった。
そのため、内藤は了の足止めをできずに距離を詰められてしまう。
右手に持つ木刀で攻撃をしようとするが、魔術の実力で選手に選ばれた自分では基礎的な剣術しか訓練していない。
そのため、横に振った木刀をダッキングで躱され、あっという間に懐に入られてしまった。
「ハッ!!」
「…………くっ!! 参りました」
懐に入られたら、内藤にはどうしようもない。
しゃがみ込んだ状態から跳ね上がるようにして放たれた了の突きが、内藤の喉元へと迫り当たる寸前で止められた。
真剣なら完全に死んでいる。
それを理解した内藤は、悔しそうに降参の宣言をした。
「勝者! 金井!」
「「「「「ワーーー!!」」」」」
内藤の降参に、審判がすぐに反応する。
了の方を指差し、勝者の宣言をする。
それを聞いて、会場も一気に歓声が上がった。
「伸、やったぜ!」
「ナイスだ! 了!」
1年なら初戦突破するだけでも褒められたもの。
それができた了は、嬉しそうに伸へと駆け寄った。
そんな了を、伸は片手を上げて迎える。
“パンッ!!”
その意味を理解した了は、それに応えるように手を打ち付ける。
ハイタッチを交わして笑顔になった2人は、そのまま控室へと戻ていったのだった。
1
あなたにおすすめの小説
プライベート・スペクタル
点一
ファンタジー
【星】(スターズ)。それは山河を変えるほどの膂力、千里を駆ける脚力、そして異形の術や能力を有する超人・怪人達。
この物語はそんな連中のひどく…ひどく個人的な物語群。
その中の一部、『龍王』と呼ばれた一人の男に焦点を当てたお話。
(※基本 隔週土曜日に更新予定)
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
神は激怒した
まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。
めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。
ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m
世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる