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現在ーーーー藍野唯羅視点
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夏休み5日目
あの日振られてから家を出ていない。
そろそろ出ないとなぁと思い、服を着替え
向かう先は学校だ。あんま行きたくないけど。
図書室で宿題をしなくては家では集中できない
藍「いってきます。」そう言って私は
この蒸し暑いなか学校へと歩いた。
ダラダラと学校までの坂を登る。荷物が重い。
藍「なんでこんな暑いのよ……。」
まるで何かが起きそうな不気味な暑さだった。
学校へ着き図書室へと向かう。鍵はしまって
いた。
最悪だ。不幸なことばかり私をおそう。
藍「なんで私だけ……。」呟いたそのとき、
?「あれ?唯羅じゃなんか。」振り返ると、
幼馴染の高坂風馬がいた。チャラ男だ。
高「なにしてんのー?こんなとこで。」
藍「それはこっちのセリフよ。」すると、
風馬は突然真面目な顔つきになって、
高「告白どうだった?」と聞いてきた。
やっぱりなんだかんだで心配してくれる良い
やつだ。
藍「ハハ…無理だったよ。振られた。」
作り笑いはやっぱりバレて、抱きしめられた。
高「泣いていいんだよ。俺の前では。」
そんなん言われたらさ、涙出ちゃうじゃんか。
藍「ヒックッ……うわーん…あぁぁ……ぐすっ…」
一通り泣き終わり風馬から離れる。
藍「ありがとね。風馬。」久しぶりに呼んだ。
高「おう!またいつでも頼れよな!幼馴染!」
こういうときだけかっこいいなぁこいつは。
藍「ありがと(ボソッ)。」私は再び職員室へと
向かった。
あの日振られてから家を出ていない。
そろそろ出ないとなぁと思い、服を着替え
向かう先は学校だ。あんま行きたくないけど。
図書室で宿題をしなくては家では集中できない
藍「いってきます。」そう言って私は
この蒸し暑いなか学校へと歩いた。
ダラダラと学校までの坂を登る。荷物が重い。
藍「なんでこんな暑いのよ……。」
まるで何かが起きそうな不気味な暑さだった。
学校へ着き図書室へと向かう。鍵はしまって
いた。
最悪だ。不幸なことばかり私をおそう。
藍「なんで私だけ……。」呟いたそのとき、
?「あれ?唯羅じゃなんか。」振り返ると、
幼馴染の高坂風馬がいた。チャラ男だ。
高「なにしてんのー?こんなとこで。」
藍「それはこっちのセリフよ。」すると、
風馬は突然真面目な顔つきになって、
高「告白どうだった?」と聞いてきた。
やっぱりなんだかんだで心配してくれる良い
やつだ。
藍「ハハ…無理だったよ。振られた。」
作り笑いはやっぱりバレて、抱きしめられた。
高「泣いていいんだよ。俺の前では。」
そんなん言われたらさ、涙出ちゃうじゃんか。
藍「ヒックッ……うわーん…あぁぁ……ぐすっ…」
一通り泣き終わり風馬から離れる。
藍「ありがとね。風馬。」久しぶりに呼んだ。
高「おう!またいつでも頼れよな!幼馴染!」
こういうときだけかっこいいなぁこいつは。
藍「ありがと(ボソッ)。」私は再び職員室へと
向かった。
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