ハイスぺ男子は私のおもちゃ ~聖人君子な彼の秘めた執着愛~

幸村真桜

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私のおもちゃよ、永遠に

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 自然と唇が重なり、互いの舌を絡める。首に手を回すと、彼が腰をぐっと押しつけてきた。 

 少しずつ、熱い肉棒が狭い場所を押し広げるように入ってくる。引き攣れるような感覚に、璃湖は思わず息を詰めた。

「んっ、璃湖⋯⋯力、抜いて。ほら、もっと、舌絡めて」

「んん、ふうぅ⋯⋯」

 夢中になって彼の舌に応えていると、頭がジンジンと痺れてくる。福永とのキスは好きだ。徐々に身体から力が抜けていき、その隙に福永が腰を押し進めてくる。緩い抽挿を繰り返しながら、やがて切っ先が最奥に達した。

「ん、はあ⋯⋯全部、入った」

 これでついに処女ではなくなったのだ。その相手が福永なことが嬉しくて、璃湖はポロリと涙をこぼした。

「たくさん慣らしたけど、やっぱり狭いね。ああ……璃湖の中、あったかくて気持ちいい。璃湖とこうして繋がれるなんて、泣きそうになるくらい幸せだ」

「んんっ……私も、嬉しい」

 目が合って、どちらからともなく唇を重ねる。舌を絡め合うと、璃湖の中の福永がピクピクと反応した。それに釣られるように璃湖の膣壁も蠢いた。小さく呻いた福永の頬に汗が伝う。

「痛くない?」

 優しく頬を撫でられて、彼が璃湖の身体を気遣ってくれていることにようやく気がついた。それが嬉しくて、彼への愛おしさが募る。

「平気です。だから……動いてください」

「んっ……最初は、ゆっくり動くね」

 はあっと熱い息を漏らした福永が、ゆっくりと動き出した。陰茎が抜き差しされる度に小さな痛みが身体に走るが、やがてその中に快感の芽のようなものを感じ始める。

 それが徐々に大きくなって、璃湖の声に甘さが滲み始めた。福永も気づいたのだろう。腰の動きが徐々に激しくなっていく。

「あっ……あん、ああっ……ひゃうぅっ」

 突然、耳朶を舐められて、璃湖はビクリと震えた。

「んっ⋯⋯中、締まった。耳も弱いんだ。璃湖はどこもかしこも敏感でかわいいね」

 舌先が耳の穴を撫でる。ぴちゃぴちゃと音をたてながらそこを舐められながら秘奥を肉棒でごりごりと刺激されると、甘い痺れが全身を包む。慣れ親しんだこの感覚は紛れもなく快楽だ。

 初めてなのにこんなに感じてしまうなんて、開発に勤しんできた成果だろうか。いや、福永がたっぷりと前戯に時間をかけたからだろう。達しすぎて気が狂うかと思ったが、感謝すべきことな気がしてきた。

 頬にキスをした福永が唇を塞ぐ。お互いの唾液が混じり合うような濃厚なキスに、璃湖はうっとりとしてしまう。同時に乳首を指で擦られて、秘奥がキュンキュンと疼いて彼のものを締めつけた。

「はあ⋯⋯気持ちいい。あぁ、まだイきたくないのに……」

「あ、あんんっ……ど、して? イって、いいのに……」

「今日は、一回しかできないから。少しでも長く繋がってたいんだよ」

 緩く抽挿を繰り返しながら、眉を寄せた感じ入るように目を瞑る。その様子が色っぽくて、じわりと蜜が溢れた。己の欲望より璃湖の身体のことを優先してくれる福永は本当に優しい人だ。

「私……大丈夫です。初めてなのに……こんなこと、はしたないって分かってるんですけど……たくさんしてほしい……」

 モジモジしながらそう言うと、璃湖の中に埋まった肉棒がぐんと質量を増した。ビクリと震える璃湖を見下ろして、髪をかき上げた福永が笑みを浮かべる。

「本当に璃湖は……。こっちは必死で耐えてるっていうのに。煽ったのは璃湖だからな、後悔するなよ」

 一度限界まで自身を引き抜いた福永が、璃湖の中を一気に貫いた。その衝撃に背中を仰け反らせる璃湖の身体を抱きしめて、福永がガツガツと奥を穿つ。

「ああ、ひぁっ、はぁ⋯⋯激し⋯⋯」

「璃湖が煽ったんだろ? ほら、俺の、全部を、受け止めて」

「ひああぁっ、あ、い⋯⋯ああっ」

 乳首に吸いつかれて、福永の陰茎にかき出された愛液がシーツを濡らしていく。それを同時にされると、驚くほど良くて、きゅうっと子宮が疼いた。

「中、うねってる。乳首舐められながら奥ズンズンされるの好き?」

「ああっ、あっ、ん、好き。気持ちいいっ、あっ、ああっ」

 ずちゅずちゅという水音と、肉のぶつかり合う音がしばらく部屋に響き渡る。絶え間なく乳首をレロレロと舐められて、璃湖は口をハクハクさせた。

「……っぁ……あ、そこ、ダメェ、んにゃあぁっ」

「ふふ、いいの間違いでしょ? 璃湖のいいところ、たくさん擦ってあげるからね」

 傘の張った部分で下腹部の裏側を抉られると、目の前に星が飛ぶ。同時に最奥を何度も突かれて、下腹部に熱が溜まっていく。陰茎をぎゅうぎゅうと締めつけられて、福永はたまらず熱い息を漏らした。

「ああ……気持ちいい……ダメだ、もう」

「⋯⋯っ、あっ、ふあ、ああああぁっ」

 一際強く奥を穿たれ、璃湖の熱が弾けた。感じたことのない深い絶頂に痙攣する璃湖の腰を掴み、福永が低い呻き声をあげながら数回腰を打ちつけた。それから彼のものがどくどくと脈打ったと思うと、腹の奥にじんわりとした熱い液体が注がれる。

「⋯⋯うっ、くっ、⋯⋯はあっ」

 身体をぶるりと震わせながら、福永はしばし絶頂の余韻を噛みしめた。それからうねる肉壁に後ろ髪を引かれながら、璃湖の中から陰茎を引き抜く。自身の放ったものが膣からコポリをあふれてくるのを見て、恍惚とした笑みを浮かんだ。

 それを指ですくい、璃湖の陰核に塗りつけた。花弁や溝にも、愛液と混ぜるように擦りつける。これはマーキングだ。この女は自分のものなのだと、全世界に叫びたい気持ちだった。

「……少し血が出てる。痛い?」

「ん、平気です。あの……ごめんなさい。ベッド……汚してしまって」

 赤くなりながらそう言う璃湖に福永は笑みを浮かべる。潮を吹いてしまったことを気にしてるのだろう。感じやすい彼女ならいつかこうなると予想して防水シーツを用意しておいたが、正解だった。

「気にしないで。たくさん気持ち良くなってくれて嬉しい。ドロドロだから⋯⋯お風呂に行こうか」

 璃湖は平気だと言っていたが、さすがにこれ以上は酷だろう。少量ではあるが血が出ているし、無理はさせたくない。

 一度放ったというのに福永の陰茎は硬さを保ったままだが、後で自己処理すればいい。

「⋯⋯もう、しないの?」

 そう考えていた福永は、璃湖の言葉にピタリと動きを止めた。彼女の視線が硬さを保ったままの肉棒に注がれていることに気がついて、苦笑いをする。

「そりゃあ、したいけど。俺のことは気にしないでいいから」

 そう言うと、ノロノロと起き上がった璃湖が福永に抱き着いてきた。そして頬を染めてじっと顔を見つめてくる。

「もう一回だけ⋯⋯したい。ダメ?」

 思わず口からぐふっという変な声が漏れた。惚れた女にこんな風にかわいく誘惑されて、抗える男がいるのだろうか。いや、いないだろう。少なくとも福永には無理だ。

 低く呻いて、彼女のことを押し倒す。そして身体の向きを変えて、後ろから自身を突き立てた。そして彼女の最奥を抉るように腰を打ち付ける。

「ああっ、これ、深い⋯⋯あ、ああ、ああっ」

 奥を突く度に璃湖の口から艶めかしい声が漏れる。初めてでこれだけ乱れるのは、きっとこれまでの開発の成果だろう。彼女のいい所を擦ると、膣壁が蠢いてヒダが陰茎に絡みついてくる。絞り取られるような感覚に、福永は小さく喘いだ。

「あぁ⋯⋯璃湖、気持ちいい?」

「あ、いい。あ、そこ⋯⋯ふうぅ⋯⋯ああっ、イ、イっちゃうぅ」

「はあ、いいよ。ここ、好きだもんね。いっぱい、擦ってあげる。ああ、璃湖のお尻、まぁるくてかわいい」

 本当にどこもかしこも自分好みだ。顔は見えないが、愛らしい尻を眺められるこの体位も悪くない。正常位より深いところに届くせいか、璃湖の反応も良好だ。

 じわりと漏れた愛液と先ほど放った精子が混ざり合う様子に目を細める。それを泡立てるように、肉棒で中をかき回した。

「はあああんっ、い、くぅ⋯⋯ああっ!」

 ビクビクと身体を震わせた璃湖が力が抜けたようにベッドに崩れ落ちた。その腰を持ち上げて、ガツガツと奥を穿つ。肉のぶつかりあう音と、璃湖の喘ぎ声が部屋に響いた。

 ピストンする度に達しているのか、璃湖の内部がグネグネと蠢いて福永の陰茎を締めつける。あまりの快楽に、恍惚とした笑みが浮かんだ。良すぎて死にそうだ。

 福永はきっと璃湖に出会うために生まれてきたのだ。そしてEDになったのも、彼女と今日という日を迎えるためだった。そう思ったらすべてが意味のあったことのように思えた。彼女が愛おしくてたまらない、狂おしいほどに。

「ああ、璃湖、璃湖、好きだ、愛してる、愛してるよ」

 何度も愛の言葉を囁きながら、すべてをぶつけるように本能のまま腰を打ち付ける。そしてそのまま彼女の中に熱い欲望をぶちまけた。精子を搾り取るように絡みつくヒダに、ぶるりと腰が震える。彼女のすべてをしっかり感じてから、福永は自身を彼女の中から引き抜いた。

 ヒクヒクと震える膣口から、トロリと精液が溢れる。綺麗なピンク色をしたそこを自身の欲望が汚している光景は、なんとも淫靡だ。その様子に興奮を覚え、再び陰茎がムクリと勃ち上がる。

 射精したあの日から薄々気づいていたが、福永は恐らく性欲が強い。あれから何度、璃湖のことを妄想しながら自慰に耽ったか……彼女が聞いたらさすがに驚くかもしれない。

 そのおかげで璃湖の要求に応えることができるのだから、ふたりの相性はぴったりなのだ。今度、何度できるかぜひチャレンジしてみたい。ぐったりとベッドに身を沈める璃湖のことを抱きしめてキスをすると、小さく震えた彼女が目を開いた。

「璃湖、愛してるよ」

「私も⋯⋯愛しています」

 そう言って微笑んだ彼女があまりにも綺麗で、福永はなんだか泣きそうになった。たまらずキスをすると、彼女が首に手を回してくる。それがとても幸せで、福永は今日という日をきっと一生忘れないだろうと思う。

 絶対に一生離さないし、離れない。早く彼女を本当の意味で自分のものにしなくては。璃湖の柔らかい舌を堪能しながら、福永の頭の中は璃湖との未来でいっぱいだった。
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