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第6章
浩介の高校時代
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浩介は高校に入学すると予定通りサッカー部に入った。やはりレベルが高い。力のある選手が集まっているのだ。ここでのレギュラー争いは厳しくなりそうだ。しかも、勉強も頑張らなければ、勉強の成績も一定程度より上でなければ部活を退部させられてしまうという厳しさもあった。
浩介が高校1年生の時は亜稀は大学3年生。ある程度大学の単位は取っていて、あとは就職を考える時期だ。亜稀にとって、あと1つ頑張ることと言えば、浩介の応援だ。
浩介は中学生時代より筋力トレーニングを行い、体がひとまわり大きくなったように見える。しかし、ここでは実力者が多く、1年生でレギュラーを奪うことは出来ない。1年間試合に出ることは無かった。
浩介が高校2年生に進級してからフォワードで交替で起用されることがあった。やはり大会には亜稀は会場へ足を運んだ。
大会の結果は地区大会ベスト4入り。全国大会への出場権は得られなかった。浩介個人としてはレギュラーを掴めなかったことで悔しい思いをした。あと1年間しかこの学校でサッカーをすることが出来ない。
ある日、浩介が夜にジョギングをしていると公園でサッカーをしている少年数人がいた。決して広くはない場所で球技用ではない照明灯が1基あるだけの公園だった。公園には柵があり、出入口の所をゴールに見立ててプレーしているようだ。
浩介は走りを緩めながらそこに近づいていく。
(サッカーを楽しむっていいなぁ。俺も以前は楽しんでたはずなのに、その気持ちがどこかに行っちゃったな。)
そんなことを考えながら、歩いた。
少年達はその出入口のゴールにボールを転がした。
「ゴール!!」
蹴った少年はそう言い、背を向けて走り去る。守っていた少年はボールを追いかけ、道路に出る。浩介はその光景を一部始終見ていた。
(あっ、不味い!!)
「ダメだ!止まれ!」
少年の耳には届かない。浩介は全速力で少年に近づく。猛スピードでクラクションを鳴らしながら近づいた車は急ブレーキをかけた。
キキキーッ!!
ドンッ!
浩介は間に合わず、浩介の数メートル先で少年は車に轢かれた。
通行人によりすぐに救急車が呼ばれ、少年は運ばれて行った。浩介の脳裏には事故の瞬間から少年が倒れるまでの様子が深く刻まれた。ボールを追う。クラクションが響く。ぶつかる音が聞こえ、血を流して倒れ込む。
この事故に遭った少年は風の噂では命に別状は無かったと聞く。
浩介は放課後、いつも通り部活をしていた。浩介は主に攻撃をする選手であり1つのボールを追い、守備側の選手とぶつかり合うことはサッカーでは当たり前にあることだ。そこで問題が起きた。
浩介にパスが出され、そのボールを浩介が追う。そして守備側の選手がボールを奪うために体をぶつけてきた。体が強く当たった瞬間、浩介はその場に倒れ、叫んだ。
「あぁぁー」
チームメイトは、
「おい、大丈夫か?」
と近づいた。いつもぶつかる程度で、怪我をするようなプレーにはとても見えなかった。実際に2人とも怪我をした様子はない。しかし、浩介は頭を抱えている。
「浩介、どうした?」
倒れた浩介に手を貸して立たせた。
「あ、あぁ、何でもない。」
「ならいいんだけど。さぁ、プレーを続けよう。」
そうして、練習を続けたが、浩介にパスを出しても浩介はボールを追わなくなった。いや、追えなくなった。
「浩介、どうした?いつもなら何の問題もないだろ?」
とチームメイトは言うが、問題は浩介の心の中にあった。
『ボールを追う』その行為が事故の恐怖を思い出してしまう。自分が痛い目に遭った訳ではないが、映像として残った恐怖が思い出されてしまい、ボールを追えなくなった。
次の日から浩介は部活を休んだ。その事は姉の亜稀にも知られたくなかった。浩介は時間を潰すために街をフラフラした。
いつもの時間になって浩介は帰宅した。亜稀が声をかける。
「浩ちゃん、お帰り。今日、練習は出なかったの?」
「え?何で?」
「何でって?そんなの浩ちゃんの顔を見ればわかるに決まってるじゃない。」
「何言ってるんだよ。練習してきたよ。」
「何かあったの?」
「何にも無いって。」
「嘘。私には分かるんだから。汗の臭いとか、制汗剤の匂いとか、あれだったら洗濯物見ればすぐに分かるわ。」
「いいじゃん、別に!」
浩介は自室に入った。浩介がサッカーの練習を休むなんて、今まで1度も無かった。怪我をした時もグラウンドの外から声出しをしていたぐらいだった。
コンコンッ
亜稀が浩介の部屋のドアをノックする。浩介は応えない。
「入るわよ。」
鍵が締まっていない部屋のドアが開き、亜稀は部屋に入った。
「浩ちゃんが練習を休むなんて、余程の事がなければ有り得ない事だから。ねぇ、話してくれる?」
「…」
「話せないかな?」
浩介はベッドに横になって、壁側を向いて、亜稀に背を向けている。
ズルズルッ…
鼻を啜る音が聞こえた。浩介が涙を流している。
亜稀はベッドの端に座った。
「浩ちゃん、こっちおいで。」
と自分の太ももを軽く叩いた。浩介は亜稀に従い、膝枕の状態で亜稀の太ももに頭を乗せた。
「…」
ズルッ、ズルッ…
浩介が鼻を啜る。そして、涙が亜稀の太ももに流れ落ちた。亜稀は浩介の肩や腕を優しく撫でた。
「浩ちゃん、いつも頑張ってるから…」
「…」
「男だってね、悲しい時、悔しい時、泣きたければ思いっきり泣けばいいのよ。浩ちゃんのことなら、私が受け止めるから。」
「うん、うん。ズルッ…」
亜稀もベッドに横になり、胸に浩介の頭を抱いた。
その後、浩介は部活に参加するが相変わらずパスを出されても追うことが出来ず、足が止まってしまう。そうなると、チームメイトからパスが出なくなってしまう。受け取れない相手には出さないという流れになってしまっていた。浩介はサッカーが出来る状態ではなくなってしまった。
数日後、浩介はサッカー部を辞めた。学校も時々休むようになってしまった。
亜稀は大学4年生。既にデパートに就職が決まっている。大学を卒業と同時にいつかはしてみたかった一人暮らしをすることになっている。特に親子の仲が悪いわけでもなかったが、自立したいと思っていた。ところが浩介がこんな状態になってしまって、心配はある。そのため、あまり遠くには行かず、何かあれば浩介も来られる場所に住むことに決めた。
亜稀は大学を卒業した3月の中旬に引っ越しをした。場所は東京の月島だ。月島駅から徒歩圏内のアパートの1階。道路から1番離れた部屋だから、とても静かだ。
合鍵は親に1つ、浩介に1つ渡した。引っ越しをしたのに浩介とは週1回は会っている。浩介が亜稀の部屋を訪ねるのだ。亜稀が休みの日は平日でも昼間に行く。浩介はとにかく自分の居場所を求めている。1番落ち着く場所は自宅の自室ではなく、亜稀の住まいであるアパートになった。亜稀と抱き合っている時が1番幸せを感じていた。
浩介は時々学校をサボると亜稀のアパートに来ていた。浩介は亜稀を強く抱き締める。
「痛いよ。そんなに強くしないで。」
「あ、ごめん。」
「ねぇ、亜稀ちゃん、俺のこと好き?」
「うん、好きよ。」
浩介は笑顔になる。
「亜稀ちゃん、今日もしごいてほしいな。」
「うん。いいよ。私で気持ち良くなれるなら。」
「もちろん、いつも気持ちいいよ。」
浩介は全裸になり、ベッドに横になる。浩介のペニスがすぐに大きく硬くなり、亜稀はそれを優しく握る。そして、それをしごく。
「亜稀ちゃん、気持ちいいよ。俺も舐めたい。」
「ダメ。手で我慢して。」
「なんで?」
「姉弟なんだから、エスカレートしちゃうでしょ?」
「シックスナインでそれ以上はしないから。」
「ダメよ。我慢して。」
そう言いながらも亜稀はおまんこからスケベ汁が溢れ、潤う。
「あんっ、んんん…」
亜稀は下半身がビクンとなる。浩介も亜稀にしゃぶってもらい、ペニスをビクンビクンと動かしてしまう。本当はもっとしたい。2人には同じ想いがあった。浩介は何度同じ事を言おうと思ったか。なのに1度も口に出して言ったことはない。
『セックスしてみたい』
と。ただ、それだけは言ってはいけない。なぜなら姉弟だから。
亜稀が実家にいる時は声を出すことは我慢しなければならなかったが、アパートで少しなら声を出すことが出来た。またその喘ぎ声が相手を興奮させる。
「んんんっ、亜稀ちゃん、気持ちいいよ!」
シコシコシコシコシコ…
「もう、イキそう!」
更に握りを強くする。
「あっ、あぁぁ… イクッ!」
ビュッ、ビュッ、ビュッ…
亜稀は発射直前に亀頭に口を被せて、喉の奥で精液を受けた。
「うぅ、気持ち良かった。」
「うん、うん。良かったね。」
ある日、また浩介が学校をサボって亜稀の休みの日にアパートで会った時のこと。いつものように手コキをしていた。
「ねぇ、亜稀ちゃん。セックスしたことある?」
「ないよ。付き合ったことないの、浩ちゃん知ってるでしょ。」
「うん、まぁ。セックスって、やり方わかる?」
「んー、まぁ、知らないってことはないかな。」
「そうだよね。スマタって分かる?」
「スマタ?」
「そう、スマタ。入れないけど、入れてるフリって言うか、お互いの性器を擦り合うっていうか。セックスする形をしながら入れないって言うか。」
「あ、そうなの。なるほどね。」
「それ、やらせてよ。」
「ダメよ。」
「きっと興奮するし、気持ち良くなれるよ。」
「そんなのダメ。」
「大丈夫だよ。」
「手で我慢して。」
「うん。分かったよ。」
亜稀は浩介が手コキだけでは不満なのが分かっていた。それはそうだ。こんなことをしていれば誰だって挿入したくなる。
「亜稀ちゃん、おっぱい揉ませて。」
「うん、いいよ。」
亜稀も全裸になる。浩介はDカップのおっぱいをしばらく眺めた後、優しく揉む。
ムニュムニュ…
「あんっ、いい…」
乳首を摘まむ。
「うんっ」
亜稀は感じながらも手を止めない。
「おぉぉ…」
「亜稀ちゃん、気持ちいい。イキそうだよ。」
「うん。出していいよ。」
「亜稀ちゃん、イクよ!」
「うん、いっぱい出して。」
「あっ、んっ、んんっ!」
ビュビュ、ビュビュビュッ!!
いつものように亜稀は口を被せて喉の奥で精液を受け止めた。
お互いに会わない時もお互いを想ってオナニーしていた。アダルト動画を見てオナニーすることも多いが、俳優はお互いの顔に置き換えて見ていた。本当ならずっとくっついていたかった。一時も離れたくなかった。お互いに体温を感じていたかった。
浩介ははじめの頃は亜稀に連絡をしてから訪問していたが、だんだんと気が向いたらフラッと訪ねることも増えた。居なければ合鍵で部屋に入り、そこで亜稀を想いながらオナニーをしていた。妄想をしているだけでは物足りなくなり、亜稀の下着を漁るようになった。タンスから下着を出して、広げて、亜稀の身体を想いながら、しごく。これはかなり興奮する。自分でしているのに、すぐにイッてしまう。
「亜稀ちゃん…」
下着を元の位置に戻して、浩介は1人寂しく帰る。
浩介が高校1年生の時は亜稀は大学3年生。ある程度大学の単位は取っていて、あとは就職を考える時期だ。亜稀にとって、あと1つ頑張ることと言えば、浩介の応援だ。
浩介は中学生時代より筋力トレーニングを行い、体がひとまわり大きくなったように見える。しかし、ここでは実力者が多く、1年生でレギュラーを奪うことは出来ない。1年間試合に出ることは無かった。
浩介が高校2年生に進級してからフォワードで交替で起用されることがあった。やはり大会には亜稀は会場へ足を運んだ。
大会の結果は地区大会ベスト4入り。全国大会への出場権は得られなかった。浩介個人としてはレギュラーを掴めなかったことで悔しい思いをした。あと1年間しかこの学校でサッカーをすることが出来ない。
ある日、浩介が夜にジョギングをしていると公園でサッカーをしている少年数人がいた。決して広くはない場所で球技用ではない照明灯が1基あるだけの公園だった。公園には柵があり、出入口の所をゴールに見立ててプレーしているようだ。
浩介は走りを緩めながらそこに近づいていく。
(サッカーを楽しむっていいなぁ。俺も以前は楽しんでたはずなのに、その気持ちがどこかに行っちゃったな。)
そんなことを考えながら、歩いた。
少年達はその出入口のゴールにボールを転がした。
「ゴール!!」
蹴った少年はそう言い、背を向けて走り去る。守っていた少年はボールを追いかけ、道路に出る。浩介はその光景を一部始終見ていた。
(あっ、不味い!!)
「ダメだ!止まれ!」
少年の耳には届かない。浩介は全速力で少年に近づく。猛スピードでクラクションを鳴らしながら近づいた車は急ブレーキをかけた。
キキキーッ!!
ドンッ!
浩介は間に合わず、浩介の数メートル先で少年は車に轢かれた。
通行人によりすぐに救急車が呼ばれ、少年は運ばれて行った。浩介の脳裏には事故の瞬間から少年が倒れるまでの様子が深く刻まれた。ボールを追う。クラクションが響く。ぶつかる音が聞こえ、血を流して倒れ込む。
この事故に遭った少年は風の噂では命に別状は無かったと聞く。
浩介は放課後、いつも通り部活をしていた。浩介は主に攻撃をする選手であり1つのボールを追い、守備側の選手とぶつかり合うことはサッカーでは当たり前にあることだ。そこで問題が起きた。
浩介にパスが出され、そのボールを浩介が追う。そして守備側の選手がボールを奪うために体をぶつけてきた。体が強く当たった瞬間、浩介はその場に倒れ、叫んだ。
「あぁぁー」
チームメイトは、
「おい、大丈夫か?」
と近づいた。いつもぶつかる程度で、怪我をするようなプレーにはとても見えなかった。実際に2人とも怪我をした様子はない。しかし、浩介は頭を抱えている。
「浩介、どうした?」
倒れた浩介に手を貸して立たせた。
「あ、あぁ、何でもない。」
「ならいいんだけど。さぁ、プレーを続けよう。」
そうして、練習を続けたが、浩介にパスを出しても浩介はボールを追わなくなった。いや、追えなくなった。
「浩介、どうした?いつもなら何の問題もないだろ?」
とチームメイトは言うが、問題は浩介の心の中にあった。
『ボールを追う』その行為が事故の恐怖を思い出してしまう。自分が痛い目に遭った訳ではないが、映像として残った恐怖が思い出されてしまい、ボールを追えなくなった。
次の日から浩介は部活を休んだ。その事は姉の亜稀にも知られたくなかった。浩介は時間を潰すために街をフラフラした。
いつもの時間になって浩介は帰宅した。亜稀が声をかける。
「浩ちゃん、お帰り。今日、練習は出なかったの?」
「え?何で?」
「何でって?そんなの浩ちゃんの顔を見ればわかるに決まってるじゃない。」
「何言ってるんだよ。練習してきたよ。」
「何かあったの?」
「何にも無いって。」
「嘘。私には分かるんだから。汗の臭いとか、制汗剤の匂いとか、あれだったら洗濯物見ればすぐに分かるわ。」
「いいじゃん、別に!」
浩介は自室に入った。浩介がサッカーの練習を休むなんて、今まで1度も無かった。怪我をした時もグラウンドの外から声出しをしていたぐらいだった。
コンコンッ
亜稀が浩介の部屋のドアをノックする。浩介は応えない。
「入るわよ。」
鍵が締まっていない部屋のドアが開き、亜稀は部屋に入った。
「浩ちゃんが練習を休むなんて、余程の事がなければ有り得ない事だから。ねぇ、話してくれる?」
「…」
「話せないかな?」
浩介はベッドに横になって、壁側を向いて、亜稀に背を向けている。
ズルズルッ…
鼻を啜る音が聞こえた。浩介が涙を流している。
亜稀はベッドの端に座った。
「浩ちゃん、こっちおいで。」
と自分の太ももを軽く叩いた。浩介は亜稀に従い、膝枕の状態で亜稀の太ももに頭を乗せた。
「…」
ズルッ、ズルッ…
浩介が鼻を啜る。そして、涙が亜稀の太ももに流れ落ちた。亜稀は浩介の肩や腕を優しく撫でた。
「浩ちゃん、いつも頑張ってるから…」
「…」
「男だってね、悲しい時、悔しい時、泣きたければ思いっきり泣けばいいのよ。浩ちゃんのことなら、私が受け止めるから。」
「うん、うん。ズルッ…」
亜稀もベッドに横になり、胸に浩介の頭を抱いた。
その後、浩介は部活に参加するが相変わらずパスを出されても追うことが出来ず、足が止まってしまう。そうなると、チームメイトからパスが出なくなってしまう。受け取れない相手には出さないという流れになってしまっていた。浩介はサッカーが出来る状態ではなくなってしまった。
数日後、浩介はサッカー部を辞めた。学校も時々休むようになってしまった。
亜稀は大学4年生。既にデパートに就職が決まっている。大学を卒業と同時にいつかはしてみたかった一人暮らしをすることになっている。特に親子の仲が悪いわけでもなかったが、自立したいと思っていた。ところが浩介がこんな状態になってしまって、心配はある。そのため、あまり遠くには行かず、何かあれば浩介も来られる場所に住むことに決めた。
亜稀は大学を卒業した3月の中旬に引っ越しをした。場所は東京の月島だ。月島駅から徒歩圏内のアパートの1階。道路から1番離れた部屋だから、とても静かだ。
合鍵は親に1つ、浩介に1つ渡した。引っ越しをしたのに浩介とは週1回は会っている。浩介が亜稀の部屋を訪ねるのだ。亜稀が休みの日は平日でも昼間に行く。浩介はとにかく自分の居場所を求めている。1番落ち着く場所は自宅の自室ではなく、亜稀の住まいであるアパートになった。亜稀と抱き合っている時が1番幸せを感じていた。
浩介は時々学校をサボると亜稀のアパートに来ていた。浩介は亜稀を強く抱き締める。
「痛いよ。そんなに強くしないで。」
「あ、ごめん。」
「ねぇ、亜稀ちゃん、俺のこと好き?」
「うん、好きよ。」
浩介は笑顔になる。
「亜稀ちゃん、今日もしごいてほしいな。」
「うん。いいよ。私で気持ち良くなれるなら。」
「もちろん、いつも気持ちいいよ。」
浩介は全裸になり、ベッドに横になる。浩介のペニスがすぐに大きく硬くなり、亜稀はそれを優しく握る。そして、それをしごく。
「亜稀ちゃん、気持ちいいよ。俺も舐めたい。」
「ダメ。手で我慢して。」
「なんで?」
「姉弟なんだから、エスカレートしちゃうでしょ?」
「シックスナインでそれ以上はしないから。」
「ダメよ。我慢して。」
そう言いながらも亜稀はおまんこからスケベ汁が溢れ、潤う。
「あんっ、んんん…」
亜稀は下半身がビクンとなる。浩介も亜稀にしゃぶってもらい、ペニスをビクンビクンと動かしてしまう。本当はもっとしたい。2人には同じ想いがあった。浩介は何度同じ事を言おうと思ったか。なのに1度も口に出して言ったことはない。
『セックスしてみたい』
と。ただ、それだけは言ってはいけない。なぜなら姉弟だから。
亜稀が実家にいる時は声を出すことは我慢しなければならなかったが、アパートで少しなら声を出すことが出来た。またその喘ぎ声が相手を興奮させる。
「んんんっ、亜稀ちゃん、気持ちいいよ!」
シコシコシコシコシコ…
「もう、イキそう!」
更に握りを強くする。
「あっ、あぁぁ… イクッ!」
ビュッ、ビュッ、ビュッ…
亜稀は発射直前に亀頭に口を被せて、喉の奥で精液を受けた。
「うぅ、気持ち良かった。」
「うん、うん。良かったね。」
ある日、また浩介が学校をサボって亜稀の休みの日にアパートで会った時のこと。いつものように手コキをしていた。
「ねぇ、亜稀ちゃん。セックスしたことある?」
「ないよ。付き合ったことないの、浩ちゃん知ってるでしょ。」
「うん、まぁ。セックスって、やり方わかる?」
「んー、まぁ、知らないってことはないかな。」
「そうだよね。スマタって分かる?」
「スマタ?」
「そう、スマタ。入れないけど、入れてるフリって言うか、お互いの性器を擦り合うっていうか。セックスする形をしながら入れないって言うか。」
「あ、そうなの。なるほどね。」
「それ、やらせてよ。」
「ダメよ。」
「きっと興奮するし、気持ち良くなれるよ。」
「そんなのダメ。」
「大丈夫だよ。」
「手で我慢して。」
「うん。分かったよ。」
亜稀は浩介が手コキだけでは不満なのが分かっていた。それはそうだ。こんなことをしていれば誰だって挿入したくなる。
「亜稀ちゃん、おっぱい揉ませて。」
「うん、いいよ。」
亜稀も全裸になる。浩介はDカップのおっぱいをしばらく眺めた後、優しく揉む。
ムニュムニュ…
「あんっ、いい…」
乳首を摘まむ。
「うんっ」
亜稀は感じながらも手を止めない。
「おぉぉ…」
「亜稀ちゃん、気持ちいい。イキそうだよ。」
「うん。出していいよ。」
「亜稀ちゃん、イクよ!」
「うん、いっぱい出して。」
「あっ、んっ、んんっ!」
ビュビュ、ビュビュビュッ!!
いつものように亜稀は口を被せて喉の奥で精液を受け止めた。
お互いに会わない時もお互いを想ってオナニーしていた。アダルト動画を見てオナニーすることも多いが、俳優はお互いの顔に置き換えて見ていた。本当ならずっとくっついていたかった。一時も離れたくなかった。お互いに体温を感じていたかった。
浩介ははじめの頃は亜稀に連絡をしてから訪問していたが、だんだんと気が向いたらフラッと訪ねることも増えた。居なければ合鍵で部屋に入り、そこで亜稀を想いながらオナニーをしていた。妄想をしているだけでは物足りなくなり、亜稀の下着を漁るようになった。タンスから下着を出して、広げて、亜稀の身体を想いながら、しごく。これはかなり興奮する。自分でしているのに、すぐにイッてしまう。
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