不屈の葵

ヌマサン

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第3章 流転輪廻の章

第37話 三河忩劇、勃発

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 大久保新八郎ら蟹江七本槍の奮戦もあり、蟹江湊を制圧し、蟹江城を陥落させた駿河今川氏。これを機に、今川軍は伊勢湾の制海権を侵略しつつあった。

 着実に尾張へと勢力を伸ばしつつあり、順調かに見えた今川氏の三河経略。だが、天文二十四年九月、奥三河において綻びが生じんとしていた。

「奥三河にて足助鱸氏が当家を離反し、加茂郡広瀬城主・三宅高貞も同調したとな」

「はい。さらには、先の蟹江攻めにも参陣いたした大給松平家の松平和泉守親乗も反旗を翻したとのこと。足助鱸氏を支援しているのは美濃国の両遠山氏との報せも入っておりますれば」

 今川治部太輔義元が駿府館にも岡崎城代らより奥三河での変事を知らせる早馬があった。

 それを受け、今川治部太輔義元は軍師・太原崇孚を呼び寄せ、対応の協議へ入ったというわけである。

「ここは遠江衆を動員し、松平和泉守討伐に向かわせるがよろしいかと」

「うむ、予も同意見じゃ。ならば、ただちに大給松平の討伐へ向かわせるとする」

 その後も義元は太原崇孚とともに奥三河での叛乱への対処について話しあった。しかし、彼らの思惑通りに事は運ばず、大給松平氏討伐へ向かわせた軍勢は撃退。かえって、反乱分子を勢いづかせる結果に終わってしまった。

 これを受け、とある人物までもが今川氏を離反する事態となってしまうのである――

「ま、まことに決行するのか?」

「はい。今川治部太輔が好きにさせてはなりませぬ。吉良家に代わる三河の支配者は己であると誇示するかのような増上慢、見過ごせませぬ!」

「いかにも!今こそ今川を見限る時!水野下野守より吉良三郎様が今川を離反した暁にはただちに援軍を送る用意があると申してきてもおります。ここは時流に乗るべきにございましょう!」

 ここは三河国西条城。六年前に今川の武力を前に屈服し、今川の部将として軍役に服していた吉良三郎義安。義元も彼に対し、松平竹千代が元服した折には理髪役を務めさせるなど、融和的態度を取っていた。

 さらに、三河への帰国まで認められるほどに信用を回復させていたのである。そんな吉良三郎義安に対し、家臣の大河内・富永両氏より離反の進言を受けていた。

「い、嫌じゃ!確かに今川治部太輔が態度には腹も立つ。されど、ようやく三河へ帰国することができた今、本領にて平穏無事に暮らしていくことができることに満足しておるのじゃ」

「おおっ!皆の衆、聞いたか!吉良三郎様が今川治部太輔が態度に腹を立てておると申されたぞ!」

「よし、そうと決まれば今川を離反し、一戦交えてくれようぞ!ただちに緒川城の水野下野が元へ使者を走らせよ!」

「ま、待つのじゃ!わしは今川と敵対するとは申しておらぬ――」

 もはや吉良三郎義安の言葉は大河内・富永両氏はおろか、奉公衆らにも届いていなかった。六年前の借りを返すと息まく家臣らは戦支度に取りかかっていくのだ。

 もはや吉良三郎義安は大河内・富永両氏に担がれる神輿同然であった。神輿に自由意志などなく、担ぎ手が進む方へと向かわざる得ない。なんとも不憫な立場である。

 こうして、吉良三郎義安が今川氏を離反。水野下野守信元に手配された緒川水野の軍勢が西尾城に引き入れられ、今川への反旗を翻したのである。

 そのことは続々と駿府館へ注進されるも、吉良三郎義安が家臣らに擁されたと知らせが入ることはなかった。まるで、吉良三郎義安自らの意思で離反したかのように見えてしまうのも辛いものである。

 ただ、今川義元にとっての救いは吉良義安の勢力でも荒川・幡豆・糟塚・形原の諸城はこれに同調せず、今川氏への恭順を維持したことであった。

「よもや吉良三郎までもが離反するとは思わなんだ……!三河への帰国まで許してやったというに、恩を仇で返しよったわ!ええい、誰ぞ太原崇孚を呼んで参れ!」

「た、太守様!」

「おおっ、関口刑部少輔ではないか。いかがした!」

「はっ、たった今走って参った侍僧が申すことによれば、崇孚和尚が病に倒れられ、薬師の見立てではもう長くないと……!」

 今川義元にとっての師父たる太原崇孚。此度の吉良攻めについて相談しようと思った矢先、彼が病に倒れたというのだ。さすがの今川義元とて数秒間口を開けたまま棒のように突っ立ったまま体を動かすこともできなかった。

「今すぐに見舞いに向かいたいところではあるが、まずは吉良攻めのことよ」

「た、太守様。三河衆を先鋒として、遠江衆を動員するで良いのでは……」

「うむ、それでよかろう。ただちに西条城を攻め、吉良三郎義安めをひっ捕らえて駿府まで連行して参れとも厳命せよ」

「しょ、承知いたしました!ただちに手配いたします!」

 慌ただしく関口刑部少輔氏純が退出していくと、今川義元が頭を痛めたのは病に倒れたという太原崇孚の容態のことであった。

 自分が僧として修業していた頃からの学問の師。彼も齢六十。限界が来たといえばそれまでだが、それでも彼が死ぬなど考えたこともなかった義元の心に、深い影を落としていた。

「見舞いに行きたいところであるが、今は駿府館を離れてもおれぬ。尊敬する師を見舞うこともできぬとは、当主とはなんと辛いものであることか……」

 秋が深まり、外を風に吹かれて舞う落ち葉を眺める今川治部太輔。彼もまた、三十七の年である。自らもまた、老境に差し掛かろうとしている――

 太原崇孚が病に倒れたという知らせは今川義元にとって、今後の今川家をいかにしていくか。改めて考える良き機会となっていた。

 そして、太原崇孚の侍僧は駿府館の次に向かったのは少将之宮の町。松平次郎三郎元信が屋敷であった。

「と、殿!一大事にございます!」

「いかがした、彦右衛門尉。そのように血相を変えて」

「今、崇孚和尚の侍僧が申すには、お、和尚が病に倒れられ、薬師の見立てでは余命いくばくもないとのこと……!」

「なんじゃと!」

 元信にとって、竹千代の名乗りの頃より学問を教わった師・太原崇孚。義元ほど付き合いが長くはなかったが、駿府での人質生活を送る中で実に様々なことを教わった。太原崇孚なくして今の松平次郎三郎元信はない。それほど、大切な恩師であった。

「ただちにお見舞いに参上いたしたい。その旨、侍僧に伝えて参れ。わしは今すぐ服をめし替え、支度を整えるゆえな」

「ははっ、その旨しかと取り次ぎまする!」

 鳥居彦右衛門尉元忠が廊下を慌ただしく走り去ろうとするのと、元信が衣替えせんとするのがほぼ同時であった。

 鳥居彦右衛門尉とのやり取りを聞いていた平岩七之助は気を利かせて、厩に繋いである元信が栗毛の馬を引いて門前まで移動。元信が一刻も早く太原崇孚の元へ向かいたいであろうことを察しての、細やかな気配りであった。

 そうして支度を整えた松平次郎三郎元信は一足先に寺へ戻ったという侍僧を追いかけるように馬を走らせる。途中で追いつき、詳しい話を聞くや、「ご免!」と言い捨てて侍僧を置いてけぼりに長慶寺へと馬を急がせていく。

 服や手につく紅葉した落ち葉など気にも留めず、ただひたすらに馬を走らせ、門前に馬をつないで寺の内へ。元信を出迎えた侍僧の案内で、本堂を抜けて太原崇孚が休む部屋へと向かった。

「松平次郎三郎元信にございます」

「……おお、次郎三郎どのか」

「はいっ!」

「……うむ、そのまま枕辺へ参られよ」

 屏風の向こうから聞こえる、以前とはまったく別人のように枯れた声。応答も普段よりも少々遅れがみられる。今のやり取りだけでも感じられる衰弱ぶりに元信はひどく心を痛めていた。

「御病気と伺いましたが、いかがでござりまする」

「……もはや長くはなかろう。じゃが、死というものは自然が成されること。人の身ではいかんともしがたい摂理じゃ」

「はい。そのこと、元信もよう分かっておりまする。さ、されど、和尚にはまだまだ多くのことを学びとうございますっ……!」

「……これ、元服した立派な武士が涙など見せてはなりませぬぞ」

 衰弱した恩師と言葉をかわすうちに瞳から幾つもの水滴が一つ、また一つと零れていく。これもまた、松平元信という人の身ではいかんともしがたいものであった。

「……良いか、次郎三郎どの。自然に四季は移り行く。同じく、人の一生もまた四季があることを忘れてはなりませぬぞ」

「つまり、和尚には冬が訪れた。かように申したいのでございますな」

「いかにも。そして、次郎三郎どのは春じゃ」

「春……」

 元信の繰り返す「春」という言葉に、老いた執権は木彫りのような表情で深く頷いて見せる。

「温かな春から激動の夏へ、夏から実りの秋へ、死期迫る冬じゃ」

「では、これから元信の運命は激動の夏へ向かってゆくと仰せで……?」

「うむ。次郎三郎どもだけではない、五郎さまも同じく。そして、太守様も晩秋に差し掛かっておられる。そう遠くないうちに冬へ突入することとなろう」

 元信は残り少ない太原崇孚とのひとときに全神経を研ぎ澄ます。今川義元という少年を海道一の弓取りにまで育て上げた御仁が今、自分に何を伝えようとしているのか。

 ――これを学び取らなければならぬ。

 そのような想いで一言一句聞き漏らしてなるものかと、ますます耳を傾けていく。こうして元信が太原崇孚よりの教えをその身にしかと刻み込んだ数日後の十月二十三日。

 松平元信がこの乱世に生を受けてより初めてとなる改元が行われた。これにて天文二十四年より弘治元年となったのである。

 そして、弘治元年閏十月十日。太原崇孚寂す。享年六十。

 今川義元の右腕として手腕を発揮し、今川氏の発展に大きく寄与したことから「黒衣の宰相」「名補佐役」「軍師」「執権」などと今日では評価される太原雪斎の死は今川軍の士気を大きく低下させ、年内の今川軍の動きは停止してしまう事態となる。

「松平次郎三郎、ついに逝ってしまったのう」

「はい、まことに惜しい方を亡くしました」

「うむ。甲斐の武田、相模の北条との同盟が成せた今、三河統治を盤石なものとし、尾張制圧へと動こうかという時に、予は片腕を失ってしもうた」

 弘治元年の秋も深まる駿府館には数日前の太原崇孚の死を悼む今川治部太輔義元、松平次郎三郎元信という二人の武将の姿があった。暗く沈んだ心はそう易々と浮き上がるものではなく、回復まで相当の時間を要しそうなものである。

 そこへ、今川五郎氏真が北条助五郎を伴い、傷心中の父を訪ねてきた。

「父上、お久しゅうございます」

「五郎か。助五郎もよくぞ参った。して、何用ぞ。しばらく一人にしてくれと申しておいたであろう」

「はい、父上のお耳に入れたき儀があり、まかり出ました」

 義元は興味深そうに氏真の言葉に反応を示した。無論、同じ部屋で控える元信とて無反応であるはずもなかった。

「我が叔父、武田大膳大夫晴信殿が長尾弾正少弼景虎と犀川を挟んで二百日余に及び対陣しておるとの由にございます」

「ほほう、武田と長尾の両氏がまたもや川中島で対陣とな」

 氏真よりの報告に、義元は少々考える素振りを見せる。それに合わせ、元信もまた義元が一体何を考えているのかを推測しようと躍起になっていた。

「これは奥三河の鎮定に利用できるやもしれぬな。次郎三郎、何ゆえか分かるか」

「いえ、皆目見当もつきませぬ……」

 皆目見当もつかない。これは元信の紛れもない本心であった。北信濃で武田と長尾が対峙している状況が何ゆえに奥三河と結びつくのか……?

「五郎と助五郎も分からぬ様子だの。よろしい、ならば予が考えた方策を聞かせてやるとしようぞ」

 今川治部太輔義元が考えついた案は元信、氏真、助五郎の三人にとって目から鱗が落ちる内容であった。義元が成そうとしたのは武田・長尾の和睦を仲介すること。

 長尾景虎と直接敵対関係にあるわけではない今川氏だからこそ成せる和睦仲介という一手。これで、膠着状態にある長尾景虎との戦いを終わらせることで、武田の眼を南信濃・東美濃へと向けさせる。

「次郎三郎、奥三河の叛乱と東美濃にはつながりがあったの」

「はっ!たしか、足助鱸氏を支援しているのは美濃国の両遠山氏であったかと」

「うむ、武田に東美濃の遠山一族の統制を担わせる。さすれば、武田の同盟先である当家へ叛乱を起こす者らへ支援することなどできまい」

 これこそ、義元が利用できるといった言葉の核心にあるものであった。これほどまでに広い視野を持つ事が叶わなければ、大国の主とはなれぬ。元信にとって、それを印象づける瞬間となったのであった――
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