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頼ってくれたら良いのに
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帰り道では特に姫乃さんの気分が悪くなることもなく順調に帰ることができた。
お店では泥酔していたように見えたから、姫乃さんのアパートに着くまでは気分が悪くないか何度か聞いた。
意外と姫乃さんはお酒に強い?ようで、少し夜道を歩きながら雑談をしていると大分酔いも覚めたようだった。
そうこうしているうちに、姫乃さんのアパートに到着した。
「岩倉先輩、送っていただいてありがとうございます」
笑顔でそういってペコッっと少し頭を下げる姫乃さん
「気にしないで、私の家もこの通りをもう少しだけ行ったところだから」
「わかりました。それにしても今日はとっても楽しかったでした!」
「そう?そんな風にいってもらえると嬉しいよ」
ここで恋愛相談の件を話したらまた姫乃さんのご機嫌がわくるなってしまうかな?
とりあえず言わないでおこう。
「でも、私の下らない話に付き合ってくれてゴメンね?退屈だったでしょう?」
「いえいえ!そんなことはあり得ません!普段は話してくれない先輩のことが知れたので私は大満足ですよ!」
ここまで良い笑顔で言うんだからきっと本心なんだろう。
でも不思議だなそんなに面白い事いったかなぁ?
心の中で首を傾げる。
「肌寒い中、先輩をあんまり引き止めるのも悪いですので、大変残念ですがここいらで解散しますか」
「そうだね、最近寒くなってきたからあったかくして寝なね?」
「はい分かってますよ」
「じゃあまた来週ね~」
笑顔で手を振る姫乃さんに背を向けてそそくさと自分の家へと向かう
*
何事もなく家に着いて一息つく
「ラーメン~ラーメン~」
先ほどの飲み会では締めのご飯を食べ損なったので常備しているはずのカップラーメンを探す
何味が残ってたかな?豚骨かな?でも塩もいいなぁ!王道の醤油か~!
ラーメンの歌を歌いながらラーメンを探す
…あれ?おかしい、いったいどう言う事だ。
いくつもの棚を開いても常備しているはずのカップラーメンがない…
なぜだ?
…そういえば昨日の夜もカップラーメン食べたような気がする。
そしてそのラーメンが最後のラーメンだったような気がする。
どうしようかなぁ。今から外に出るのはめっちゃ面倒だな~
でもなぁ~私のお口はラーメンスタンバイ状態だしな~
はぁ~。…コンビニ行くか。
まぁコンビニまで徒歩5~6分だしね、酔い覚ましだと思って行くか。
そしてコンビニまでの道中を、今日のサシのみでの姫乃さんの言動を思い出しながら歩いて行く。
姫乃さんって、会社では逆の意味で猫を被っていたんだな。
会社では落ち着いて、とっても素直な後輩って感じだったのに、さっきの姫乃さんはめちゃくちゃ私に甘えてくる可愛らしさがフルパワーだった。
これまで会社の人がやけに姫乃さんの事を食事に誘っていたけど、あんな風に甘えらえれたらそりゃ嬉しいよね。
そんなことを考えながらコンビニに着いたら、一目散にカップラーメンの棚に向かってラーメンを吟味する。
「う~ん、今の気分は塩、醤油…塩!」
名店の味を再現している美味しそうな塩ラーメンを手に取り、会計を済ませ意気揚揚とコンビニをでた。
帰りの道中で、先ほど買ったラーメンがどんな味なのか夢想していると、道の向こうから肩を落とした姫乃さんが歩いてきたいるのが見えた。
どうしたんだろ?なんだか落ち込んでいるようだけど…
少し小走りになって姫乃さんに近づく。
「どうしたの姫乃さん、こんな所で?」
「えっ!岩倉先輩!先輩こそどうしたんですか?」
「私はちょっと…ラーメンが食べたくなって」
客観的にみるといい年した女性が、こんな時間にラーメンを喜んで食べようとしている。
これはマズいのでは?と思い、少し小さな声ラーメンを食べようとしていることを告げる。
「もう、こんな時間にラーメンだなんて。お肌に悪いですよ?」
案の定心配されてしまった。だけどその心配する声にもどことなく先ほど別れた時よりも元気がないような気がする。
「それこそ姫乃さんはこんな所でどうしたの?」
「えっと私は…。少しコンビニに用があって」
「コンビニに?」
「まぁ…はい」
あんまり歯切れは良くない。でもプライベートな事だったら悪いしなぁ。
「そうなんだ?まぁ時間も遅いし気をつけてね?」
「はい。心配してくれてありがとうございます」
そう言って姫乃さんはコンビニのほうに歩いて行った
なんだかどこか違和感を感じるんだけど、それが何かわからないまま私も家に向かって歩き出した。
家に着くと、湯沸かしケトルのスイッチをいれ、お湯を沸かし、ラーメンにお湯を注ぎ、5分待って、ラーメンを食べ始める。
いつもならラーメン美味しい~って思いながら堪能するのだが、先ほどの姫乃さんのことが頭から離れずラーメンに集中できない。
「なんか違和感あるんだよなぁ~」
どこかおかしかった気がするんだがハッキリとしない。モヤモヤするので姫乃さんに連絡を取ろうかどうしようかと携帯をカバンから取りだしてあることに気づく。
「あっ分かったカバンだ!」
そうだ先ほど姫乃さんは家の前で別れたのに、先ほどはワザワザ会社に持ってくる大きめのカバンを持っていた。
そうすると更に謎が深まる。なんで会社用の鞄を持ったままコンビニまで行っていたのだろう?なんで肩を落として歩いていたのだろう?
なんでを繰り返すと嫌な予想が頭を埋め尽くしてしまう。
「…もうラーメンなんか落ち着いて食べていられないじゃない」
途中で食べるのをやめて、財布と携帯だけ持ってコンビニまで走る。
こんなに走るのはいつぶりだろう…うぅお腹が痛くなってきた。
コンビニまであとちょっとだと自分を励ましつつ、走り続けコンビニにたどり着く。
すると何故か、煌々と光るコンビニの前で姫乃さんが壁に背を預けて下を向いていたスマホをいじっていた。
やっぱり。内心でそう思いながら乱れ切った息を整えながら姫乃さんに近づく。
「姫乃さんどうしたのこんな所で?」
「へっ!岩倉先輩どうしたんですか!買い忘れでもあったんですか?」
「私のことはどうでもいいの。姫乃さんはどうしてこんな所にいるの?まだコンビニに用があるの?」
「うぅ~。コンビニには用はありません」
「じゃあどうして?」
ちょっと踏み込みすぎだろうか?でもきっと姫乃さんはここまで言ってあげないと自分からは言えないはず
「…」
それでも黙り込んでしまう姫乃さん、面倒になったのでもう自分から聞くことにする。
「もしかして…家の鍵でもなくしちゃったの?」
「っ!なんで分かったんですか!?」
「会社用のカバンを持ってて、落ち込んで歩いていたから。もしかして家に入れなかったんじゃないかと思って」
「はい…その通りです」
「なんでさっき私に言わなかったの?」
「こんなこと言うと迷惑かなって思って、それに家族と電話が繋がったら解決するかと思って」
「ご家族と連絡は取れたの?」
「いえ…。この時間だともしかしたら寝てるのかもしれません」
まったく、飲み屋では大分仲良くなれたと思ったのに、やっぱりまだまだ私に遠慮しているようだ。
理由を話してくれたら一日ぐらい家に泊めてあげるのに。
「もう、しょうがない子ね。今日は私の家に泊まりなさい」
「いえいえ!そんな申し訳ないです。もう少し家族に鬼電したら気がついてくれると思うので」
「そんなこと言って。まだ連絡つかないんでしょ?」
「そうですけど…」
「それに明るいとは言っても、こんな時間に女の子1人でいるもんじゃないでしょ」
「でも…」
あぁ~なんでそんなに遠慮するんだろう?私の事が信用ならないってわけじゃないと思うけど…
というかこんな時間に押し問答してもしょうがない。とっとと私の家に連れて帰ってしまおう。
「きゃっ!」
姫乃さんの手首を掴んで強引に私の家の方向に歩いて行く
「いいから着いてきなさい。あなたみたいな可愛い子が、こんな所でずっと突っ立てたら気になって眠れないでしょ」
「はっはひ!」
しばらく静かな夜道を歩いているととても恥ずかしそうに姫乃さんが話しかけてきた。
「先輩。わざわざ私のためにコンビニまで戻ってきてくれてありがとうございます。」
「良いって」
「私のことをこんなに気にかけてもらっていると思うと本当に嬉しいです」
「もう良いって!」
「…ふふっ。先輩ありがとうございますね」
あんまりにも感謝の言葉を投げかけてくるもんだから恥ずかくてしょうがない。
最後のお礼には思わず手首をギュッと掴んで返事をした。
そして強く握った手首の脈はとても早かった。
お店では泥酔していたように見えたから、姫乃さんのアパートに着くまでは気分が悪くないか何度か聞いた。
意外と姫乃さんはお酒に強い?ようで、少し夜道を歩きながら雑談をしていると大分酔いも覚めたようだった。
そうこうしているうちに、姫乃さんのアパートに到着した。
「岩倉先輩、送っていただいてありがとうございます」
笑顔でそういってペコッっと少し頭を下げる姫乃さん
「気にしないで、私の家もこの通りをもう少しだけ行ったところだから」
「わかりました。それにしても今日はとっても楽しかったでした!」
「そう?そんな風にいってもらえると嬉しいよ」
ここで恋愛相談の件を話したらまた姫乃さんのご機嫌がわくるなってしまうかな?
とりあえず言わないでおこう。
「でも、私の下らない話に付き合ってくれてゴメンね?退屈だったでしょう?」
「いえいえ!そんなことはあり得ません!普段は話してくれない先輩のことが知れたので私は大満足ですよ!」
ここまで良い笑顔で言うんだからきっと本心なんだろう。
でも不思議だなそんなに面白い事いったかなぁ?
心の中で首を傾げる。
「肌寒い中、先輩をあんまり引き止めるのも悪いですので、大変残念ですがここいらで解散しますか」
「そうだね、最近寒くなってきたからあったかくして寝なね?」
「はい分かってますよ」
「じゃあまた来週ね~」
笑顔で手を振る姫乃さんに背を向けてそそくさと自分の家へと向かう
*
何事もなく家に着いて一息つく
「ラーメン~ラーメン~」
先ほどの飲み会では締めのご飯を食べ損なったので常備しているはずのカップラーメンを探す
何味が残ってたかな?豚骨かな?でも塩もいいなぁ!王道の醤油か~!
ラーメンの歌を歌いながらラーメンを探す
…あれ?おかしい、いったいどう言う事だ。
いくつもの棚を開いても常備しているはずのカップラーメンがない…
なぜだ?
…そういえば昨日の夜もカップラーメン食べたような気がする。
そしてそのラーメンが最後のラーメンだったような気がする。
どうしようかなぁ。今から外に出るのはめっちゃ面倒だな~
でもなぁ~私のお口はラーメンスタンバイ状態だしな~
はぁ~。…コンビニ行くか。
まぁコンビニまで徒歩5~6分だしね、酔い覚ましだと思って行くか。
そしてコンビニまでの道中を、今日のサシのみでの姫乃さんの言動を思い出しながら歩いて行く。
姫乃さんって、会社では逆の意味で猫を被っていたんだな。
会社では落ち着いて、とっても素直な後輩って感じだったのに、さっきの姫乃さんはめちゃくちゃ私に甘えてくる可愛らしさがフルパワーだった。
これまで会社の人がやけに姫乃さんの事を食事に誘っていたけど、あんな風に甘えらえれたらそりゃ嬉しいよね。
そんなことを考えながらコンビニに着いたら、一目散にカップラーメンの棚に向かってラーメンを吟味する。
「う~ん、今の気分は塩、醤油…塩!」
名店の味を再現している美味しそうな塩ラーメンを手に取り、会計を済ませ意気揚揚とコンビニをでた。
帰りの道中で、先ほど買ったラーメンがどんな味なのか夢想していると、道の向こうから肩を落とした姫乃さんが歩いてきたいるのが見えた。
どうしたんだろ?なんだか落ち込んでいるようだけど…
少し小走りになって姫乃さんに近づく。
「どうしたの姫乃さん、こんな所で?」
「えっ!岩倉先輩!先輩こそどうしたんですか?」
「私はちょっと…ラーメンが食べたくなって」
客観的にみるといい年した女性が、こんな時間にラーメンを喜んで食べようとしている。
これはマズいのでは?と思い、少し小さな声ラーメンを食べようとしていることを告げる。
「もう、こんな時間にラーメンだなんて。お肌に悪いですよ?」
案の定心配されてしまった。だけどその心配する声にもどことなく先ほど別れた時よりも元気がないような気がする。
「それこそ姫乃さんはこんな所でどうしたの?」
「えっと私は…。少しコンビニに用があって」
「コンビニに?」
「まぁ…はい」
あんまり歯切れは良くない。でもプライベートな事だったら悪いしなぁ。
「そうなんだ?まぁ時間も遅いし気をつけてね?」
「はい。心配してくれてありがとうございます」
そう言って姫乃さんはコンビニのほうに歩いて行った
なんだかどこか違和感を感じるんだけど、それが何かわからないまま私も家に向かって歩き出した。
家に着くと、湯沸かしケトルのスイッチをいれ、お湯を沸かし、ラーメンにお湯を注ぎ、5分待って、ラーメンを食べ始める。
いつもならラーメン美味しい~って思いながら堪能するのだが、先ほどの姫乃さんのことが頭から離れずラーメンに集中できない。
「なんか違和感あるんだよなぁ~」
どこかおかしかった気がするんだがハッキリとしない。モヤモヤするので姫乃さんに連絡を取ろうかどうしようかと携帯をカバンから取りだしてあることに気づく。
「あっ分かったカバンだ!」
そうだ先ほど姫乃さんは家の前で別れたのに、先ほどはワザワザ会社に持ってくる大きめのカバンを持っていた。
そうすると更に謎が深まる。なんで会社用の鞄を持ったままコンビニまで行っていたのだろう?なんで肩を落として歩いていたのだろう?
なんでを繰り返すと嫌な予想が頭を埋め尽くしてしまう。
「…もうラーメンなんか落ち着いて食べていられないじゃない」
途中で食べるのをやめて、財布と携帯だけ持ってコンビニまで走る。
こんなに走るのはいつぶりだろう…うぅお腹が痛くなってきた。
コンビニまであとちょっとだと自分を励ましつつ、走り続けコンビニにたどり着く。
すると何故か、煌々と光るコンビニの前で姫乃さんが壁に背を預けて下を向いていたスマホをいじっていた。
やっぱり。内心でそう思いながら乱れ切った息を整えながら姫乃さんに近づく。
「姫乃さんどうしたのこんな所で?」
「へっ!岩倉先輩どうしたんですか!買い忘れでもあったんですか?」
「私のことはどうでもいいの。姫乃さんはどうしてこんな所にいるの?まだコンビニに用があるの?」
「うぅ~。コンビニには用はありません」
「じゃあどうして?」
ちょっと踏み込みすぎだろうか?でもきっと姫乃さんはここまで言ってあげないと自分からは言えないはず
「…」
それでも黙り込んでしまう姫乃さん、面倒になったのでもう自分から聞くことにする。
「もしかして…家の鍵でもなくしちゃったの?」
「っ!なんで分かったんですか!?」
「会社用のカバンを持ってて、落ち込んで歩いていたから。もしかして家に入れなかったんじゃないかと思って」
「はい…その通りです」
「なんでさっき私に言わなかったの?」
「こんなこと言うと迷惑かなって思って、それに家族と電話が繋がったら解決するかと思って」
「ご家族と連絡は取れたの?」
「いえ…。この時間だともしかしたら寝てるのかもしれません」
まったく、飲み屋では大分仲良くなれたと思ったのに、やっぱりまだまだ私に遠慮しているようだ。
理由を話してくれたら一日ぐらい家に泊めてあげるのに。
「もう、しょうがない子ね。今日は私の家に泊まりなさい」
「いえいえ!そんな申し訳ないです。もう少し家族に鬼電したら気がついてくれると思うので」
「そんなこと言って。まだ連絡つかないんでしょ?」
「そうですけど…」
「それに明るいとは言っても、こんな時間に女の子1人でいるもんじゃないでしょ」
「でも…」
あぁ~なんでそんなに遠慮するんだろう?私の事が信用ならないってわけじゃないと思うけど…
というかこんな時間に押し問答してもしょうがない。とっとと私の家に連れて帰ってしまおう。
「きゃっ!」
姫乃さんの手首を掴んで強引に私の家の方向に歩いて行く
「いいから着いてきなさい。あなたみたいな可愛い子が、こんな所でずっと突っ立てたら気になって眠れないでしょ」
「はっはひ!」
しばらく静かな夜道を歩いているととても恥ずかしそうに姫乃さんが話しかけてきた。
「先輩。わざわざ私のためにコンビニまで戻ってきてくれてありがとうございます。」
「良いって」
「私のことをこんなに気にかけてもらっていると思うと本当に嬉しいです」
「もう良いって!」
「…ふふっ。先輩ありがとうございますね」
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