え?この私が異世界に転生されたんだけど?

ムロヒ

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10話

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<森林ダンジョン>

「うりゃー」

”ドシュ“

「体が軽い相手の動きが遅く見える
すごいウゥルカーヌス様に作ってもらったこの聖剣
一撃で倒せる」

「そりゃそうよ
それに短剣に変化したり長剣にも変化する業物よ
地形に合った戦い方ができる
周りが狭い時は短剣に変化させると良いわ
敵が多かったりデケェ奴は長くして戦える!
それに戦いの神に修行してもらった成果ね
勇者様の動きに無駄がない」

「この武器も試していいか?」

「いいわよ銀弓ね火をまとい魔法壁も貫通する」

“ピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコンピョコン”

「でやがったフォルスこいつだ俺こいつに苦戦して一日中戦ってた」

「勇者様すごいわね
これほどの数を1人で?」

「ああ!前回よりも多い
でも今は違うこの銀弓で!
くらえ!!」

“ドシュドシュドシュドシュドシュドシュドシュ”

「凄すぎるこれほどとは…
素早い魔獣もこうも一瞬で倒せた」

「やったね勇者様ここの森林ダンジョンの魔獣は楽勝ね!結構稼いだし今日は宴じゃ!」

「でも…最初に使った炎を纏った聖剣…
体力の消耗が激しい…
気が緩むと意識が飛ぶ…これを毎回使うのか…」

「そうねまだ慣れてないみたいね
今のレベルに身体が追いついてない
この剣を試してみて」

「まだあるのか…」

「あるよ!忘れたの?
クリスタルで作ってもらった三日月形の刀剣
まずはこの剣を使いこなして通常はこの三日月形の刀剣を使って慣れるといいわ」

「かっこいい…試してみたい…けど…」

「ダメそうね意識が朦朧としてるわ
今日はこれくらいにしておきましょ!」

「分かった…
いくら強い武器入れたとしてもまだ使いこなせてない…
まだまだこれからだな…」

「ちょっと勇者様ここで気絶しないでよ」


“勇者様の装備
銀弓・盾炎・炎聖剣・三日月形刀剣を手に入れた”






<冒険者ギルド>

「おはようございますフォルス様
今からダンジョン行かれるんですか?」

「いいえもう帰って来たところ」

「もうですか?勇者様もお帰りなさいませ」

「ああこれギルドカード…
レベルどれくらい上がってるか見てくれないか?
今結構倒して来たんだ
魔石も金に変えてくれ」

「こんなに…
200個はありますね
100個で銀貨1枚です計銀貨2枚になります」

「おお~俺が稼いだ金だテンション上がるぜ!」

「レベルはえええええええ?
勇者様のレベルが20!たった3日でこれほどに成長を…」


【ギルドカード】
種族:人間
職業: 冒険者
ギルドレベル:20
国名:帝都ロマ国

ステータスレベル:20
攻撃力:50
防御力:50
スピード:45
魔力:1
身体能力:35
運: 20
(レベルに応じて弱魔物を倒すとクリスタル魔石が手に入る)

属性:火属性

魔物討伐数:250匹

○魔法取得スキル
・なし
・なし
・なし
・なし

○特殊スキル
・なし
・なし
・なし
・なし

○情報
・持ち金
金貨0枚
銀貨2枚
銅貨0枚
・持ち物
青魔石:一個銅貨200枚
赤魔石:一個銀貨0枚
クリスタル魔石:一個金貨0枚

「おおおお~自分でもびっくりだ」

「偽造はしてなさそうですね」

「おいおい疑うなよ!ちゃんと鍛錬したんだぜ」

「よかったね勇者様
これで洞窟ダンジョンに行けるね!」

「そうだなまだまだ色々試したいことあるし」

「あの~今回フォルス様にお願いしたい依頼がありまして…」

「なになに?何でも言って!」

「よかったフォルス様のその治癒魔法が頼りなんです
この町の奥にある家なのですが
女の子とおじいちゃんが住んでてそのおじいちゃんの病気を治して欲しいと依頼が」

「ちょっとそれくらいならこの町にも治癒魔法使える人間はいるでしょ!」

「いえ…
フォルス様以上の方がいらっしゃらなくてどんな治癒魔法も効かなかったんです」

「治癒魔法が効かない?
分かったは報酬はどれくらいなの?報酬次第ね」

「銅貨1枚です…」

「銅貨1枚ですって?!どうかしてる!
金貨稼げる私が銅貨1枚で依頼受けるわけないでしょ!」

「そうですか…そうですよね…」

「おいおいフォルス!
依頼受けてやってくれよ俺も一緒に行くから!」

「嫌よ!めんどくさい銅貨1枚よ!」

「そこをフォルス様どうかお願いします!」

「フォルス忘れたのか?
魔王の運命から人々の幸せにする運命に書き換えただろ?その運命から逃れられないぜ!
この依頼もきっとフォルスの運命だよ」

「くっ…
もう分かったわよ!行くわ
ねぇ肉食べてから行かない?」

「ダメだ!」




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