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26話
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私フォルス、土の精霊を呼び起こすといきなり先がとんがった土を数十個も飛ばしてきた絶体絶命。
今度は気性の荒い精霊が…勘弁して…
「………………………!
………………!」
「『風魔法イージス!スィエテトラ!』と
おっしゃっております」
「こんな状況でよく通訳したわ!
えらい!真面目ね!」
「わたくしたちの周りに風が舞あげっています」
「解説ありがとう!」
「くっ!風魔法だと!
あの一瞬で良く吹き飛ばしたな!
何者だ?殺す!」
「ちょっと待ってよ私はフォルス!運命の女神よ!争う気は無いわよ!
助けて欲しくて呼んだのよ!
”最強の土の精霊“ピグミド様ね?」
「最強?私が?」
「そうよ!最強で可愛くて頼りになるって聞いたの!」
「可愛い?頼り?」
「そうよあの伝説級の精霊ピグミド様とお話がしたくて呼んだのよ」
「伝説級?まぁそうだなそこまで言うなら少しだけ話を聞いてやっても良いぞ」
「ふっ!ちょろいわね…」
「ん?何か言ったか?」
「いいえ!言ってないわ何でもない!」
「それでは改めて自己紹介致します
わたくしは水の精霊ディナです
こちらは”風の精霊シル“ですわ
恥ずかしがり屋さんで声が小さいからわたくしが通訳担当をさせてもらっています
わたくしには微かに声が聞こえますので」
「俺はピグミドだ!土の精霊!ご存知の通り最強だ」
「見た目は可愛い女の子なのに?ヒゲが…
失礼ながら聞いて良いかしら?女の子?男の子?」
「これか?これは250年生きてたら生えてきた
俺に性別はない」
「精霊にヒゲが生えるのか…剃りましょ!
まずはそこからね可愛い顔が台無しよ!
見た目は女の子に見えるから髭を剃って格好も可愛くしましょ!」
「フォルスと言ったな!俺に指図するのか?」
「違うわよ!もっと可愛い姿のピグミド様がみたいの!」
「………………………………………!」
「『私は見たくないどうでも良い!』とおっしゃっております」
「ディナちゃん…悪口ぽい事は通訳しなくて良いのよ!ここは話を合わせて!」
「そうでしたか失礼しました
わたくしも可愛いピグミド様がみたいです」
「そうか可愛い俺を見たいのか!そうか!そうか!良いだろ!好きにしろ!」
「………っ!」
「『ふふっ!』と小馬鹿にした感じで笑っております」
「辞めろ!もう言わなくていい!
マジで殺されるぞ!」
「お姉ちゃんただいま!」
「ただいまなのだ!」
「誰だ?死ね!
土丹魔法: シルト!
突き刺され!」
”ドンッドンッドンッドンッドン“
「おい!ちょっと待て!」
「え?ちょっと!
火炎弾: 劫火ヒマリ」
”ボシュボシュボシュボシュボシュ“
「何!火で俺の土魔法を打ち消した…
こんな小さい子に俺は…最強何かじゃないのか…
なら最上級魔法で
”全ての土 裂け 大地 滅び 全てを呑み込め“」
「わ~!ちょっと詠唱初めてんじゃねぇ!
仲間だ仲間!」
「何?仲間?こんな小さい子が?」
「お姉ちゃん誰?この人?」
「そだ!そだ!この危険なバカは誰なのだ!」
「この精霊はピグミド様よ!
サラちゃんバカって言わないの!」
「わぁ~仲間だぁピグ姉ちゃんね!」
「ガキ!ピグ姉ちゃんだと!」
「まぁまぁピグミド様落ち着いて
相手は子供なんだから!」
「…………………………………………………?」
「『そんな事より何で私を呼んだのか目的は何かしら?』とおっしゃっております
わたくしも目的を聞きたいですわ」
「そうだよ本来の目的を忘れるところだった…
ここまでごちゃごちゃしすぎてるわ…
私の仲間になって欲しいの!
仲間になって魔王を一緒に倒して欲しい!
四大精霊様達の力を借りたい」
「………!!」
「わたくしもイヤですわ!!」
「無理なのだ!!」
「愚問!言うまでもない!!」
「貴様ら!!ここまで来て否定だと
そうか!そうか!良いぞ敵になればじゃ私がまともて運命を書き換えてあげようか?
村人A 村人B 村人C 村人Dに!魔法も使えなくしてやる!」
「ちょっと待ってよお姉ちゃん!
ディナお姉ちゃん!サラ師匠!シルお姉ちゃん!
ピグお姉ちゃん!私を助けて下さい
大好きだった勇者様の仇を取りたいの…この勇者様の聖剣で…
お願いします力を貸して下さい…ううっ」
「………………!」
「可愛い…!
そうですわねなんて初々しいのでしょうか
泣きそうにならないで下さい」
「サラの1番弟子なのだ!良いのだ!
泣かす奴は殺すのだ!」
「言うまでもない!」
「私への態度と違くないか…?」
今度は気性の荒い精霊が…勘弁して…
「………………………!
………………!」
「『風魔法イージス!スィエテトラ!』と
おっしゃっております」
「こんな状況でよく通訳したわ!
えらい!真面目ね!」
「わたくしたちの周りに風が舞あげっています」
「解説ありがとう!」
「くっ!風魔法だと!
あの一瞬で良く吹き飛ばしたな!
何者だ?殺す!」
「ちょっと待ってよ私はフォルス!運命の女神よ!争う気は無いわよ!
助けて欲しくて呼んだのよ!
”最強の土の精霊“ピグミド様ね?」
「最強?私が?」
「そうよ!最強で可愛くて頼りになるって聞いたの!」
「可愛い?頼り?」
「そうよあの伝説級の精霊ピグミド様とお話がしたくて呼んだのよ」
「伝説級?まぁそうだなそこまで言うなら少しだけ話を聞いてやっても良いぞ」
「ふっ!ちょろいわね…」
「ん?何か言ったか?」
「いいえ!言ってないわ何でもない!」
「それでは改めて自己紹介致します
わたくしは水の精霊ディナです
こちらは”風の精霊シル“ですわ
恥ずかしがり屋さんで声が小さいからわたくしが通訳担当をさせてもらっています
わたくしには微かに声が聞こえますので」
「俺はピグミドだ!土の精霊!ご存知の通り最強だ」
「見た目は可愛い女の子なのに?ヒゲが…
失礼ながら聞いて良いかしら?女の子?男の子?」
「これか?これは250年生きてたら生えてきた
俺に性別はない」
「精霊にヒゲが生えるのか…剃りましょ!
まずはそこからね可愛い顔が台無しよ!
見た目は女の子に見えるから髭を剃って格好も可愛くしましょ!」
「フォルスと言ったな!俺に指図するのか?」
「違うわよ!もっと可愛い姿のピグミド様がみたいの!」
「………………………………………!」
「『私は見たくないどうでも良い!』とおっしゃっております」
「ディナちゃん…悪口ぽい事は通訳しなくて良いのよ!ここは話を合わせて!」
「そうでしたか失礼しました
わたくしも可愛いピグミド様がみたいです」
「そうか可愛い俺を見たいのか!そうか!そうか!良いだろ!好きにしろ!」
「………っ!」
「『ふふっ!』と小馬鹿にした感じで笑っております」
「辞めろ!もう言わなくていい!
マジで殺されるぞ!」
「お姉ちゃんただいま!」
「ただいまなのだ!」
「誰だ?死ね!
土丹魔法: シルト!
突き刺され!」
”ドンッドンッドンッドンッドン“
「おい!ちょっと待て!」
「え?ちょっと!
火炎弾: 劫火ヒマリ」
”ボシュボシュボシュボシュボシュ“
「何!火で俺の土魔法を打ち消した…
こんな小さい子に俺は…最強何かじゃないのか…
なら最上級魔法で
”全ての土 裂け 大地 滅び 全てを呑み込め“」
「わ~!ちょっと詠唱初めてんじゃねぇ!
仲間だ仲間!」
「何?仲間?こんな小さい子が?」
「お姉ちゃん誰?この人?」
「そだ!そだ!この危険なバカは誰なのだ!」
「この精霊はピグミド様よ!
サラちゃんバカって言わないの!」
「わぁ~仲間だぁピグ姉ちゃんね!」
「ガキ!ピグ姉ちゃんだと!」
「まぁまぁピグミド様落ち着いて
相手は子供なんだから!」
「…………………………………………………?」
「『そんな事より何で私を呼んだのか目的は何かしら?』とおっしゃっております
わたくしも目的を聞きたいですわ」
「そうだよ本来の目的を忘れるところだった…
ここまでごちゃごちゃしすぎてるわ…
私の仲間になって欲しいの!
仲間になって魔王を一緒に倒して欲しい!
四大精霊様達の力を借りたい」
「………!!」
「わたくしもイヤですわ!!」
「無理なのだ!!」
「愚問!言うまでもない!!」
「貴様ら!!ここまで来て否定だと
そうか!そうか!良いぞ敵になればじゃ私がまともて運命を書き換えてあげようか?
村人A 村人B 村人C 村人Dに!魔法も使えなくしてやる!」
「ちょっと待ってよお姉ちゃん!
ディナお姉ちゃん!サラ師匠!シルお姉ちゃん!
ピグお姉ちゃん!私を助けて下さい
大好きだった勇者様の仇を取りたいの…この勇者様の聖剣で…
お願いします力を貸して下さい…ううっ」
「………………!」
「可愛い…!
そうですわねなんて初々しいのでしょうか
泣きそうにならないで下さい」
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泣かす奴は殺すのだ!」
「言うまでもない!」
「私への態度と違くないか…?」
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